矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ヒット曲歌詞考察・斉藤由貴の「卒業」は母親目線の歌だった!?

今回はヒット曲の歌詞を検証・考察する特別企画です。

以前に雑記Weekの一環として、たま「さよなら人類」DA PUMP「U.S.A.」などの歌詞を考察する企画をお送りしていましたが、

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今回はそれらに続く第3弾として、この時期になるとテレビからもよく流れてくるあの歌を検証・考察していきたいと思います。

 

『いやぁ〜春だなぁ〜。』

「卒業シーズンですねぇ。」

『「卒業」と言えば斉藤由貴(さいとうゆき)の「卒業」だな。』

「やっぱりその世代ですか。」

『今日は「3月9日」だけど、俺たちにとっちゃレミオロメンより斉藤由貴だよ。』

「私も学生時代の1985年に斉藤由貴さんがこの歌でデビューしたのでほぼドンピシャの世代なんですけど、当時から何かこの歌には違和感を感じていたんですよ。」

『違和感ってなにが?』

「歌詞は卒業式当日や、卒業を目前に控えた男女の“あるある”が散りばめられているんですけど、主人公の女性が学生にしては大人過ぎるというか、悟りすぎてるというか・・・。」

『悟り過ぎてる?』

「はい、私も当時男性(主人公のおそらく彼氏)側の立場からこの歌詞に感情移入しようとしたんですけど、彼女にしては将来の事が予測出来過ぎてるんですよ。しかも少し冷めたドライな部分もあって冷静過ぎるし、目線もかなり客観的と言うか一歩下がって見てる感じなんですよね。」

『何が言いたいんだ?』

「要はこの歌の主人公、男性の彼女じゃなくて母親なんじゃないかと・・・」

『そんな馬鹿な!俺はずっと彼女目線の歌だと思って生きてきたんだぞ!』

「私も最初はそう思ってたんですけど、それだとどうも腑に落ちない点が多過ぎるんですよ。それに一昔前だったら特に思春期は母親に反抗する男子が多かったですけど、最近は仲の良い母子が多いって言うじゃないですか。まるでデート感覚で一緒に買い物に行ったりする様な・・・。」

『確かに俺が若い頃は「お母さん大好き!」なんて思いもしなかったもんな。』

「だから私が感じていた違和感も、昔の母親と男の子には当てはまらなかった為で、この歌は時代を先取りして最近の母子の関係を描いていたんじゃないかと思ったんです。」

 

そこでこんな仮説を立ててみました。

斉藤由貴の「卒業」は母親目線の歌だった!です。

 

『こんな大胆に言い切っちゃっていいのか?』

「あくまで仮説ですよ。この歌の主人公が彼女じゃなく母親だと仮定すると辻褄が合ってくるんです。」

 

ではその歌詞を検証してみましょう。

作詞は希代のヒットメーカー、松本隆(まつもとたかし)さんです。

制服の胸のボタンを 下級生たちにねだられ 

頭かきながら逃げるのね 本当は嬉しいくせして

まず唄い出しのこの部分、今はもう少なくなったのかも知れませんが、当時は制服の胸のボタンを女子からねだられるのがモテる男子のあるあるでしたね。

これはまさしく卒業式当日の様子なんですが、もし自分の彼氏あるいは意中の同級生だとしたら、下級生からボタンをねだられてるのを見て「本当は嬉しいくせして」って余裕があり過ぎるんですよ。

この歌の主人公が彼女か同級生だとしたら、まず一番に「私が欲しい」ってなると思うんです。

『相場は心臓(ハート)に一番近いって事で第二ボタンだったな。』

そう、その第二ボタンが下級生に取られそうになってるのに、その様子をやや遠目から余裕で見ているんです。彼女か同級生だと到底不自然に思える描写なんですが、これが母親だとしたら遠目から余裕で見ているのも納得出来るんですよ。

まずここがひとつです。次の部分は・・・

人気ない午後の教室で 机にイニシャル掘るあなた 

やめて想い出を刻むのは 心だけにしてとつぶやいた

これは私の想像ですけど、卒業式が終わって一緒に帰る約束をしていた息子が「ちょっと待って。」と教室に戻り、自分の机にイニシャルを掘った。教室に入るのを躊躇った母親は窓の外からその様子を見てつぶやいたのではないかと思います。

『これは同級生でも不自然じゃないだろ。』

いや同級生だったら一緒に教室に入れますし、なんだったら「私もやろう」って自分も机にイニシャル掘るんじゃないかと。

『そんなハッピーな娘じゃなくて、きっと悲観的(ネガティブ)な娘なんだよ。』

だとしても同級生なら直接「やめて」って言えると思うんですよね。この主人公は直接言わずに一人でつぶやいてる。しかもイニシャルを掘るのがあまり意味のない事だと、まるで自分の経験上でわかっているかの様なんです。これも母親だとしたら辻褄が合う。

そして次の部分、

離れても電話するよと 小指差し出して言うけど 

守れそうにない約束はしない方がいい ごめんね

ここで私は更に想像を膨らませて考えてみました。この小指を差し出しているのは息子の同級生の女子で、(この後の歌詞にある通り)彼が東京へ行く事を知っているので「離れても電話するよ」と約束をしようとしている。ところがそれを見ていた母親が間に割って入り、その女子に「ごめんね」と言ったのではないかと。

『どういう状況?』

つまり母親は息子が東京へ出て有名な大学へ進学する事がわかっている。勉強で忙しくなるだろうから、もし本当に電話してきたらおそらく長話になって勉強の邪魔になるだろうから「ごめんね」と。

『いや小指を差し出してるのは男(彼氏)で、「ごめんね」と言ってるのが女子(彼女)だろう。』

いえいえ、これも卒業する当事者(若い学生)同士なら、「うん、絶対電話するよ!」ってなると思うんですけど、そんな約束は「守れそうにない」とドライなんですよ。

まるで、私も自分の卒業式の時はその場の雰囲気でそんな約束したけど、実際には電話なんてした事ないなぁなんて、これも自分の経験上でわかっているかの様なんです。これも母親目線だとしたら辻褄が合う。

『強引に母親目線の歌にしようとしてないか?』

「そう解釈したほうがこの後の歌詞も自然なんですよ。」

歌詞はこう続きます。

セーラーの薄いスカーフで 止まった時間を結びたい 

だけど東京で変わってく あなたの未来は縛れない

『「セーラーの薄いスカーフで」つってんだから、これはどう見ても彼女目線だろう?』

「待ってください、何も“自分の”スカーフとは言ってないですよね?」

『はぁ?』

「卒業生たちの誰かから借りてでも結びたいって事かも知れないし、何だったらタンスの奥にしまってある自分の学生時代のスカーフ引っ張り出して来てでも・・・」

『やめてくれ、歌のイメージが壊れる・・・』

そもそも止まった時間を結ぶなんて不可能な事を言っている詩的な表現ですから、明確でなく誰のスカーフでもいいんですよ。ただこの時間を止められるアイテムがあるとしたら、セーラー服のスカーフしかないんじゃないかと思っている訳です。

でもきっと東京で変わってくあなた(息子)の未来までは縛れないと・・・

そしてサビの部分、

あぁ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう 

でももっと哀しい瞬間に 涙は取っておきたいの

『卒業式で泣くのは当事者の学生達だけだろう。』

「いやいや、これも私達世代とは事情が違うんです。」

Z世代と言われる25歳以下(およそ1997年以降生まれ)を対象に「卒業式のあるある」を聞いたアンケートでは「親が泣く」が7位に入っていました。

つまり最近は卒業式に参加して、子供の成長した姿に感極まり(そこまで育ててきた苦労も思い返しながら)涙を流す親が増えているんです。

『俺の高校の卒業式なんて、母ちゃん見に来もしなかったぞ!』

私の時も何人か見に来ていた親がいたかも知れませんが、ごく少数だったと思います。

でも今はあるあるで「親が泣く」が7位に入るほど、親が卒業式に参加するのが当たり前になってきているんです。

だから母親も「卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう」なんです!

もしこの部分の歌詞が当事者である卒業生の心境だとしたら、女子は特に大半が泣いているのに一人だけ泣いてなかったら、冷たい人と言われるよりもポツンとなりますよ。それでいて「もっと哀しい瞬間に涙は取っておきたい」って冷静過ぎやしませんか。

まるで卒業の別れ以上に哀しい別れがある事を知っているかの様で、大人の考えとしか思えないのです。

『人前でうまく感情表現が出来ないから泣けないのかも知れないぞ。』

「まだ納得していない様ですね。では2番の歌詞も分析してみましょうか。」

 

席順が変わりあなたの 隣の娘にさえ妬(や)いたわ 

いたずらに髪をひっぱられ 怒ってる裏ではしゃいだ

おそらくこの部分の描写だけなんですが、主人公は卒業式当日ではなくそれまでの日々を回想しています。

『席替えの後で隣になった娘に嫉妬してるんだから、これは間違いなく彼女目線だろう。』

「いやこれも母親目線に当てはめられます。何故なら、母親は授業参観に何度か来ていたんです。」

最近では息子と仲が良いどころか“溺愛”する母親もいる様で、息子の隣になった娘に嫉妬していたとしても不思議ではありません。

『百歩譲ってそうだとしてもよぉ、いたずらに髪をひっぱられて怒ってるんだぜ。いくら仲が良くても授業参観に来た母親の髪はひっぱらねぇよな。』

「確かにこの部分、そのままでは母親目線に置き換えるのは無理がありますね。」

『だろ?』

「でも、こうも考えられませんか?」

ひとつは、授業参観に来た母親が自分の学生時代の記憶を思い出している。

『まぁ考えられなくもないけどなぁ。』

そしてもうひとつ、松本隆さんが倒置法を使った可能性があります。

『倒置法?』

「後半部分を“娘(こ)”の前に持ってくると全く意味の違う文章になるんです。」

実際にやってみましょう。

席順が変わりあなたの隣の いたずらに髪をひっぱられ 怒ってる裏ではしゃいだ 娘にさえ妬いたわ

これで髪をひっぱられたのは当人ではなく、隣の娘だという事になります。

『でも「怒ってる裏ではしゃいだ」は当人の感情だろ?』

「もう!〇〇君たらー!」なんて言いながらもはしゃいでる娘の様子が見てとれたのかも知れませんよ。

ただこの順序だとどうしてもメロディーに乗せにくい。だから倒置法を使ったんじゃないかと。

『発想が飛躍し過ぎじゃねぇか?』

「あくまでそういう解釈も出来ますよという話ですから。」

 

歌詞も終盤に入ってきました。いよいよ確信的な部分が見られます。

駅までの遠い道のりを はじめて黙って歩いたね 

反対のホームに立つ二人 時の電車が今引き裂いた

「はいここ!おかしいですよね?」

『どこがよ?』

もし彼女か友達だとしたら、何度も駅まで一緒に帰るチャンスはあった筈でしょう。三年間も一緒に過ごしてきて、卒業式の日に初めて一緒に帰るってあり得ないでしょ。

『いつもは二人で喋りながら帰ってたけど、黙って歩いたのが初めてだったって事じゃないの?』

「いつもは喋っていた?うまく感情表現が出来ない娘がですか?」

『いや、そういう感情とまた違ってだなぁ。』

「ここも母親なら辻褄が合うんです!」

駅までの道のりをはじめて歩いたのなら、授業参観の時は先に帰ったけど、卒業式で初めて息子と一緒に帰る母親のほうが理に叶っている。だからここも母親の目線なんですよ。

『でも親子で反対のホームに立つって、帰る方向が違うのおかしいだろ?』

「母親はこの後パートに行くんでしょう。」

『ホントかよ!?』

息子を東京の大学に通わせる為、かなりの学費が必要になるんです。

『父親は何の仕事してるんだよ?』

「旦那さんとは2年前に離婚しています。」

『複雑な事情!・・・いやそんな設定聞いてなかったぞ!』

「あれ?言ってませんでしたっけ?授業参観は午後からだったので先に帰らないといけなかったけど、卒業式は午前中で終わるから駅までは一緒に帰れる。でも一旦家に帰るほどの余裕はないからパート先へ直行するって。」

『細か過ぎるわ!』

「この歌詞からそこまで読み取らないと。」

 

そしていよいよ2番のサビです。

あぁ卒業しても友だちね それは嘘ではないけれど 

でも過ぎる季節に流されて 逢えない事も知っている

ここでは息子に同級生の女子が「卒業しても友だちね」と話しかけている。確かに嘘ではないけれど、逢えない事も知っていると・・・

『うんうん・・・』

「知っている」んですよ!

『うわービックリした!急にデカい声出すなよ!』

「これでもう確定ですよね?」

『なにが?』

これがもし彼女の心情だとしたら「逢えないかも知れない」という仮定の表現になる筈です。だって未来の事なんですから。

『まぁはっきりとは言い切れないわな。』

でもこの主人公は逢えない事も“知っている”と言っています。これは自分が高校を卒業した後、社会へ出てから学生時代の友達とは逢えなくなったという実体験がないと“知っている”とは言えません。

それを“知っている”と言えるのは何故か?

そう、この歌の主人公が母親だから、なのです。

 

これで斉藤由貴さんの「卒業」の歌詞に秘められた謎はすべて解けました。

『謎じゃないのよ、お前が勝手に謎を解いたみたいに言ってるだけで。』

皆さんもこの歌を母親目線の歌だと仮定して聞き直してみてください。

今までとはまた違った歌に聞こえてくる、筈です。

 

今回の内容は載っていませんが、まだまだ絶賛発売中のこちらの本もよろしくお願いします。

ではまた次回をお楽しみにー。

“令和”新世代アーティスト名クイズ「これを何と読む?」

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『おう!ブログ復帰第2弾か。』

「2ヶ月休んでた間に、復帰したらこんなの書こうとかあんなの書こうとか考えてはいましたからね。」

『で、何やんの?』

「久しぶりにクイズやろうかと思ったんですけど、名前の共通点ではなく(前回の「“空想”紅白令和編」に時間かかり過ぎたのもあって)今回は簡単なクイズにしました。」

『ホントに簡単なんだろうな?』

「はい、めちゃめちゃ簡単です。だって文字を読むだけでいいんですから。」

 

題して「“令和”新世代アーティスト名クイズ、これを何と読む?」です。

 

『また“令和”ってついてるな。』

「はい。(若い読者層の食いつきを狙ってるんで)「“空想”紅白令和編」に登場させられなかったアーティストがまだまだいたものですから。」

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『読むだけでいいんなら簡単じゃねぇか。全問正解してやるよ。』

「おっ、自信ありそうですね。じゃあ早速いきますよ・・・

 

第1問、ジャージャン!

まずは昨年オリンピックの閉会式で歌った事も話題になった女性シンガー、

miletさん。さてこれを何と読む?

ピンポーン!

『簡単だよ、ミレットだろ?』

ブッブー!

「あー!惜しいですねぇ。」

『え?じゃあマイレットか?』

「全然違います。」

 

正解は、ミレイさんです。

『ホワ〜イ!?ジャパニーズ・ピープル!』

「なんで厚切りジェイソンさんみたいになってるんですか?」

『“T”をイと読むなんておかしいだろ?』

「この場合はそう読むと思ってもらうしかないですね。」

『じゃあ“TT兄弟”は“イーイー兄弟”になるのか⁉︎』

「いやその場合は・・・。」

『イー!イイー!イッイッイイー!って、ショッカーみたいになるだろ!』

「(また若い読者がわからない事を)だからミレイさんの名前は特別な読み方なんですって。」

ネクスト!』

「(充分ツッコんだから満足したのかな?)いや私が仕切りますから。」

 

それでは第2問、ジャージャン!

続いてこちらも女性シンガーの名前です。アニメ「鬼滅の刃遊郭編」の主題歌「残響散歌」がヒット中のこの方、

Aimerさん。さてこれを何と読む?

 

『えっ?なに人(じん)なの?』

「(どこの国の人かを聞いてるのかな?)日本人ですよ。」

ピンポーン!

『わかった、合間(あいま)だろ?』

ブッブー!

「日本人だからって「どうも、合間です。」って言われてもピンと来ないでしょ。」

『じゃあアイマーか?』

「違います。」

 

正解は、エメさんです。

『ホワ〜イ!?ジャパニーズ・ピープル!』

「またジェイソンになってる。」

『“A”と“i”で、エと読むなんておかしいだろ?』

「この場合もそう読むと覚えてもらうしかないですね。」

『じゃあ「カブトムシ」の“aiko”は“エコ”になるのか⁉︎』

「いやその場合は・・・。」

「Story」「ハピネス」の“AI”は“えっ”になるのか⁉︎なんか聞き返されてるみたいになるだろ!』

「だからエメさんの名前も特別な読み方で・・・。ちなみにAimer(エメ)はフランス語で「愛する」や「好む」という意味の動詞だそうです。」

 

milet(ミレイ)さんもAimer(エメ)さんも短い名前ながら最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”なんですねぇ。リターンネームは女性歌手がつけるとヒット曲に恵まれる運がある名前なのです。

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ネクスト!』

「(充分ツッコんだら満足するみたいだな。)あれ?有作さん!どこへ行くんですか?」

 

『・・・ハァ、ハァ・・・。』

「どうしたんですか?息切らすほど走ってきて。」

『3問目取ってきたぞ!』

「取ってきた?・・・この封筒の中に問題が入ってるって事ですか?」

『いいから読んでくれ。』

「わかりましたよ・・・これを何と読む⁉︎」

 

ハズレ

 

『うわ〜っ!ハズレか〜っ!』

「また取りに行ってらっしゃい!って、これ「アメリカ横断ウルトラクイズ」のやつ!」

『お前が「これを何と読む⁉︎」って言うからついやりたくなっちゃって。』

「(若い読者がつかないのはこの人のせいだな)そんなのいいから次の問題いきますよ。」

 

それでは第3問、ジャージャン!

ここからはK−POPグループの名前から出題します。

まずは韓国で大人気となり日本デビューも果たした女性グループ、

ITZY。さてこれを何と読む?

ピンポーン!

『わかった。“いつじ”だろ?』

ブッブー!

「それは板尾(いたお)さんの下の名前、創路(いつじ)ですね。」

『じゃあ“いつじぃ”か?』

「それはお爺さんのご近所内での愛称です。」

 

正解はイッチです。

『ホワ〜イ!?コリアン・ピープル!』

「あっ、そこは変えてきた。」

『“イッチ”は“1”でいいだろ?』

「いや数字の1じゃないです。」

『1人なのか?』

「いや5人グループです。」

『1(イッチ)でも5人・・・?いっぽんでもニンジンみたいな事か?』

「(また若い読者がわからない事を)だから数字の1じゃないですって。」

『なぎらけんいちの“いち”は棒一本の“一”じゃなくて難しいほうの“壱”だぞ。間違えるなよ。』

「何の話してんですか?次いきますよ。」

 

それでは第4問、ジャージャン!

“第2のTWICE”との呼び声も高い、日中韓の9人組グローバルガールズグループ、

Kep1er。さてこれを何と読む?

ピンポーン!

『これは“ケプイッチャー”だろ?』

ブッブー!

「やっぱり“イッチ”って読んでます?」

『これはどう見ても数字の“1”じゃねぇか!』

「確かに“1”なんですけど、小文字の“l (エル)”にも見えるでしょ。」

 

正解はケプラーです。

『ホワ〜イ!?コリアン・ピープル!』

「また始まった。」

『“ケプラー”なら“l (エル)”でいいだろ?』

「“1つになり最高になる”っていう意味で“1”にしたらしいです。今年1月に韓国デビューしたばかりですけど、デビュー曲「WA DA DA」のダンスが日本でもTikTokで流行ってるみたいです。」

『あぁそれなら知ってるよ。🎵踊らにゃ損、踊らにゃ損です!ってやつだろ?』

「確かにTikTokで流行りましたけど、それは“和田のダンス”だわ。」

『えっ?和田アキ子「YONA YONA DANCE」じゃないの?』

「私が言ってるのは“和田のダンス”じゃなくて「WA DA DA」のダンスです。」

和田アキ子と一緒で1人なのか?』

「いや9人グループですって。」

『5人なのに1(イッチ)とか、9人なのに1erとか、ややこしいだろ?』

「だから人数を現してるんじゃないですって。」

『いったい韓国はどうなってるんだ⁉︎』

「文句が多いなぁ。じゃあ次は日本のグループにしますよ。」

 

それでは最後の問題です。第5問、ジャージャン!

昨年公開の映画「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング「勿忘」がヒットした、

『もの忘れ?』

「“うしへん”ついてないでしょ!もの忘れじゃなく「勿忘(わすれな)」です。勿忘草(わすれなぐさ)の事ですよ。」

『なんで“草”取るんだよ?』

「いやそこ問題じゃないんですよ、問題はこちら!」

Awesome City Club、さてこれを何と読む?

ピンポーン!

『アウェ、アウェイ、ソメ・・・』

「苦しいなぁ。(さてはボケが浮かばないな?)」

『アウェソメシティクラブ?』

ブッブー!

残念、正解はオーサムシティクラブです。

『お、お・・・、』

「あれ?どうしました?」

『お、おさ、お〜さむ、お〜さむちゃん、でぇ〜す!

「やっぱり若い読者つかむのは無理だーっ!」

 

えーいかがだったでしょうか。新世代のアーティストたちの名前、少しでも憶えられたでしょうか?

(あの人のように)間違った読み方をして若い人から笑われないよう注意しましょうね。

あと、昭和から平成のアーティスト名についてはこちらを参考にしてください。

 

『🎵潮来(いたこ)の伊太郎(いたろう)、ちょっと見なれば〜、』

「まだやってる・・・。」

『あり〜っ?』

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

帰ってきた“空想”紅白歌合戦(なるべく令和編)

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「えー皆さん、大変ご無沙汰しております。恥ずかしながら帰って参りました・・・」

🎵帰ってきたぞ、帰ってきたぞ〜、有作(ゆうさく)さ〜ん!』

「(自分でさん付けて恥ずかしくないのかな?)久しぶりですね、有作さん。」

『みんな!このブログ、もう終わったと思ってたんじゃなーい!?』

「そう思われても仕方ないくらい間隔空いちゃいましたからねぇ。」

『「お名前診断」の小田和正(おだかずまさ)を最後に更新がなかったから、「🎵もう終わりだね〜」とか「🎵さよなら〜」っていう意味だったのかって思ってたんじゃな〜い!?』

「なんか口調があの人みたいだなぁ。」

『どうも〜!あきらめ100%で〜す!』

アキラ100%さんね。あきらめ100%はもう完全に諦めた人でしょ。」

『よう!元気だったのか?てっきりオロナミン株にやられたのかと思ってたぜ。』

「そんな元気ハツラツになりそうな株じゃなくてオミクロンでしょ。」

『てか、お前が2ヶ月もブログサボってたからこんな前置きしなきゃいけないんだろが!』

「いや去年の年末から忙しくてねぇ。THE WM−1辺りから、特番の連続で・・・。」

『忙しいって、テレビ見るのが忙しかったって事かよ!?』

「テレビ録画用のHDDに空きが少なくなってたんで、容量を確保する為に1年以上前に録ってた番組を慌てて見たりですねぇ。」

『その為に俺は待たされてたっていうか、干されてたのか?』

「で、やっと落ち着いてきたなぁって頃に北京オリンピック始まっちゃったんで・・・。有作さんもオリンピックは見てたでしょ?」

『あぁ、感動したなぁ。銀メダル獲ったカーリング女子日本代表のソコ・スワーレな。』

「ソコ・スワーレじゃなくてロコ・ソラーレです。」

『ちっちゃい事気にするな。それにしても2ヶ月は空き過ぎだろ?』

「いやもちろん他にも母親の面倒見たりとか、ここ2年ほどブログ優先にしてた為にほとんどやってなかった年末の大掃除的な事もやったりとか、いろいろ用事があったんですよ。」

『掃除なんて適当にやっときゃいいだろ?』

「それが年末年始の忙しい時にガス器具の点検だとか、ネットと電話の会社乗り換えた為にアンテナや配線の工事とかもあって、生半可な掃除では済ませられなかったんですよ。」

『そう〜大変だったわねぇ〜。いやそんな個人的な話もういいわ!今回はブログの再開を祝してパーティーをやるぞ!』

「パーティーって、このブログ内でやる事じゃないでしょ。」

『そこはそれ、このブログのメイン企画「空想紅白歌合戦」で盛り上げようって事だよ。』

「このブログのメインではないですけどね。私も実は去年の年末に、本家の紅白のタイミングに合わせて記事を上げようかと思ってたんですけど、忙しくてなかなかブログの事を考える余裕も無くて。」

空想紅白なら俺に任せてくれりゃ良かったじゃないか?」

「いや今までこのブログは比較的高い年齢層をターゲットにしてきたので、そろそろ若い人にも見てもらえるように令和編を考えてたんですよ。」

『令和編ならますます俺にピッタリじゃないか。』

「冗談でしょ?だって有作さん、頭の中の半分は昭和歌謡で出来てる人じゃないですか。」

『何言ってんだよ、最近サブスクにも通(かよ)ったんだぜ。』

サブスクリプションですか?入ったならわかるんですけど通ったってのは・・・?」

サブスクリプションじゃねえよ。サブちゃんスクールだよ。』

「えっ?北島三郎(きたじまさぶろう)さんの学校に通ったって事ですか?絶体最近の歌なんて教えてもらえないでしょう。」

『大丈夫だって。ちゃんと去年の大晦日は「ガキ使」がなかったから本家の紅白見てたし、正月は「ドレミファドン!」も見て最近の歌覚えたから。』

「あれってイントロだけですよね。あれじゃ歌覚えられないでしょ。」

『正解出た後に何秒かサビんとこ流れるだろ。あれで充分なんだよ。』

「はぁスゴイですねぇ(あやしいなぁ。)じゃあ「名前タイプ」はどれで行きます?」

『今回はパーティーだから、名前タイプの縛りは無しだ。本家の紅白でも紅(あか)白わけへだてなくカラフルって言ってたし、とにかく最近流行った歌って事で。』

「なんかゆるい気もするけど、今のアーティストは苗字と下の名前があるちゃんとした名前を名乗ってる人が少ないから仕方ないか。」

『よし、決まりだな。それじゃあ俺が会場へ案内するぜ。』

「それでは第11回になるのかな?空想紅白歌合戦令和編スタートです。」

 

 

『さあ着いたぜ、ここがパーティー会場だ。』

「えっ!ここ有作さんの家ですか?(意外と)立派な家に住んでたんですねぇ。」

『まぁねぇ〜!(ぼる塾風に)』

「いや左手が空振りしてますけど。・・・で、パーティーってなにをやるんですか?」

『決まってるだろ?鍋パーティーだよ!』

「(うーん、だいぶ暖かくなってきたから時期外れな気もするけど、鍋なら以前の紅白料理歌合戦みたいな失敗もしないだろうからいいか。)

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 鍋パーティーですか?いいですねー!」

『よし!じゃあお前はロコ・ソラーレ。』

「ここでソコ・スワーレでしょう!なんで入れ替わるんですか?」

『まずは白菜を入れないとな。冷蔵庫の野菜室から出して来てくれ。』

「結局座る間もないじゃないですか。・・・えーと、まずは芯を取りましょうかね。」

 

King&Prince「シンデレラ・ガール」

🎵君は〜芯取りたが〜る、』

「いや普通は白菜の芯取るでしょう。て言うか、King&Princeは2018(平成30)年デビューだから令和じゃないですけど。」

『ちっちゃい事は気にするなって。』

「じゃあ芯取ったんで、切っていきましょうか。」

 

BiSH「プロミスザスター」

🎵そうさ、切った後に塩〜を塗り込んでく〜、だから君は待って、待って〜、』

BiSHのこの歌も2017年リリースだから・・・まぁ去年の紅白で初出場だったからいいか。それより鍋に入れる前に塩塗り込む意味あんのかな?まぁいいや、しばらく待っとこう。・・・じゃあ塗り込み終わった分から鍋に入れていきますよ。」

 

Official髭男dismI LOVE…

🎵入れ〜るな〜!』

「わ〜ビックリした!どうしたんですか?」

🎵1人じゃな〜にひとつ、気づけなかっただろう〜こんなに、鮮やかな白菜に〜!』

「白菜の色鮮やかさに見とれている・・・。じゃあ白菜後回しにして他の具材入れましょうか。え〜っと冷凍庫の中には・・・ん?これ何ですか?」

 

H2O(エイチツーオー)◎特別出演「想い出がいっぱい」

🎵古い〜ある晩釣ったカニ〜、』

「いや思いっきり昭和の歌だし。」

『新しいファンを取り込むのも大事だけど、今までのファンも喜ばせとかないとな。』

「それより古いって言っちゃってますけど大丈夫ですか?」

『うん、冷凍してたから大丈夫だろう。よし、これも鍋に入れよう。このサワガニ2匹を洗ってくれ。』

「サワガニ2匹?(なんか意味があるのかな)そもそもサワガニって食用じゃないと思うんですけど。・・・あーっ、小さいから洗いにくいですよ、しかも2匹も。」

 

YOASOBI「夜に駆ける」

🎵サワガニ〜2匹、洗えない君に、思いつく限り厳しい罰を〜、』

「(こういう事だったのか)いや無理ですって!」

🎵果てな〜い井戸に落ちてゆ〜く前に、奥の手を使ってほら〜、』

「奥の手ってなに?てか、なんで井戸に落とされるほどの罰を受けなくちゃなんないんですか?」

 

NiziUTake a picture

🎵(わら)!笑(わら)!笑(わら)!、て〜か、ピッチャーない?て〜か、ピッチャーない?』

「人に罰与えるとか言っときながら、なに笑ってんすか?ピッチャーって、水筒みたいな容器ですよね?・・・これの事ですか。」

 

藤井 風(ふじいかぜ)「きらり」

🎵どこにあった〜の?探して〜たよ、冷めてぇって、つめてぇって〜、』

「冷蔵庫の中にありましたからね。茶色い液体が入ってる。なにかのダシみたいですけど、鍋に入れる用のダシじゃないんですか?」

 

あいみょん「愛を知るまでは」

🎵ア〜ジを煮るまでは〜、入れないダシなのだ〜、』

「鯵(あじ)を鍋に入れるんですね。えっ?さばかずにそのまま入れた!丸ごと食べるって事ですか?」

 

優里(ゆうり)ドライフラワー

🎵骨も〜皮も〜苦(にが)そうなとこも〜、全部〜全部〜嫌い〜じゃないの〜、』

「いや苦そうなとこはまだしも、骨まで全部は無理でしょ。それより白菜に見とれて置き去りのままだから野菜が入ってないですけど。」

『じゃあ腹も減ってきたし、これ入れよう!』

 

Foorin「パプリカ」

🎵パプリ〜カ、腹(はら)が空()いたら〜、茹()〜でた皮にタネ〜を巻こう、』

「これは審議が必要ですよ。」

『ここで言うタネとはキャベツなどの野菜をみじん切りにしてひき肉と混ぜ合わせた物で、餃子の餡をタネと言う人もいますね。』

「いやそこじゃなくて、パプリカの食べられる部分をと呼ぶのかも疑問ですし、この歌のリリースも2018年だから・・・。」

『何言ってんだよ、令和最初のレコード大賞受賞曲だぞ!それに米津玄師(よねづけんし)がセルフカバーしたのは令和に入ってからだからいいんだよ!』

「なんか強引にねじ込まれた気がするなぁ。そもそもパプリカって鍋に入れます?」

 

🎵えのき茸(だけ)煮えてきた〜、鶏(とり)の〜煮えも近い〜、』

「いつの間にえのきと鶏肉入れてたんだ?てかこれは完全に昭和の歌・・・まぁサザンは今も活動中だからいいか。」

 

『よし!次は玉ねぎ入れよう!お前が切ってくれ。』

「鍋に玉ねぎ?まぁいいでしょう、切りますよ。」

🎵泣いたのは〜僕だった〜、』

「それって中島美嘉(なかしまみか)さんの歌ですよね?これは平成の歌って言うか、替え歌にもなってないですけど。」

中島美嘉で「ONION」、聴いて頂きました〜。』

「替えたのはタイトルのほうだったか!いやONION(玉ねぎ)じゃなくてORIONです!玉ねぎ切って泣いたっていう歌じゃないですから。」

『ちっちゃい事は気にするなって。』

「(さっきからそれ言ってるけど、心の中では絶体『ワカチコ、ワカチコ〜!』って言ってるよなこの人。)まぁだいぶ鍋らしくなってきましたけど、なんか色味が足りないって言うか、緑色系の野菜がないですよね。」

『じゃあこれ入れるか?』

 

ひらめ「ポケットからきゅんです!」

🎵ポケットから〜春菊(しゅんぎく)!』

「どこから出してるんですか!あーぁ、ポケットに入れてたからヨレヨレになってるし。あっ!それもそのまま入れた!」

 

AKB48「根も葉もRumor

🎵好き〜になった〜ら、根も葉も美味(う〜ま〜)!』

「去年どえらいダンスAKBも再注目されましたね。てかコレ、私も根も葉も食べなきゃいけないのかなぁ?」

 

『うーん、鍋だけじゃなんか物足りないなぁ。よし!焼肉も食べよう!』

「えっ!豪勢ですねぇ。そんなに(お金)大丈夫なんですか?」

『心配いらねぇよ!ほら、ハラミちゃんと焼けよ!』

「ハラミちゃん?・・・あぁ、歌手じゃないから名前だけって事ね。他の部位は・・・?」

 

川崎鷹也(かわさきたかや)「魔法の絨毯」

🎵あら塩より〜砂糖を牛タンに振って〜、』

「牛タンに砂糖振るんですか?絶体塩のほうが良いと思うけどなぁ。あっ、でもなんか香ばしい良いニオイがしますね。」

 

高橋洋子(たかはしようこ)残酷な天使のテーゼ

🎵韓国のり巻いたせいね〜、』

「(もうカラオケで何年も前から唄われてますけど、これも去年の紅白出てたからいいか。)いつの間にか海苔巻いてたんですね。」

『で、皿に盛ったこの上に半熟玉子を乗せてと・・・』

「なんかビビンバ(ビビンパとも言う)みたいになってきましたね。」

 

Official髭男dism「115万キロのフィルム」

🎵ほら、ここで黄身が割れるシーンが見所な〜んだからさ、あ〜!』

ヒゲダン2曲目だけどいいか。あ、そんなに見せてくれなくても大丈夫です。」

『あ〜でもやっぱり・・・』

 

「守ってあげたい」

🎵牛丼、ハフハフ、も〜り、大盛り〜、ガツンと〜食べたい〜、』

「この上にまだ牛丼の出前頼むんですか?て言うかこれは松任谷由実(まつとうやゆみ)さんが今から40年も前に発表した、紛れもない昭和の歌でしょ!」

松本穂香(まつもとほのか)が2020年にカバーしてたからいいんだよ!』

「なんか腑に落ちないなぁ・・・。」

『鍋に焼肉に牛丼と・・・盛り上がってきたなぁ!よ〜し!パーッといくぜ〜!』

 

「ちょっとあんた!!」

「うわっ!女の人はいって来た!」

『な、なんだ、いたのか?』

「もしかして彼女さん?これは今までにない展開だなぁ。」

「私の家で好き放題何やってんのよ!?」

「えっ!ここって有作さんの家じゃなかったんですか!?」

 

瑛人(えいと)「香水」 

🎵お腹に〜、いきなりさ〜、いつ働くの?ってパンチ〜、』

「あーっ!有作さんパンチくらってうずくまっちゃったよ。結構猟奇的な彼女だなぁ。そんな事より有作さんニートだったの?」

 

緑黄色社会「Mela!」

🎵いったいぜんた〜い、そんな〜にお金を、貯め込んでどこへ置くの?ねぇねぇ待って、僕にちょっと預けてみ〜ては〜?』

「どうやら彼女さんは自立してしっかり稼いでる人みたいですね。」

🎵こんな僕も、君のヒーモーになりたいのさ〜、』

「うわぁ〜最低な事言ってる。」

 

Ado「うっせぇわ」注:この歌のみ彼女さんのセリフです。

🎵はぁ〜?うっせぇ、うっぜぇ、だっせぇわ!』

「えらい言われようだけど、どれも的を得てる気がする。』

🎵あなたとは今日から絶交で〜す!』

「わぁー、有作さんフラれちゃった。」

 

DISH // 「猫〜THE FIRST TAKE ver.〜」

🎵耳が〜痛くなった日にも〜このどうしようもない気だるさも〜、心が折れるほどケンカして、倒れそうな僕は寝込んで〜、』

「きっと今までも耳が痛くなるほど小言いわれて、心が折れてたんでしょうね。」

🎵デコに貼ったんだよな〜君は、』

冷えピタみたいなものかな?」

🎵きつくフラッと頭〜揺れるほど、』

「ビンタするみたいに貼った、いや頭を張ったんでしょうね。」

🎵何げない日常(まいにち)を壊すのは〜、や〜め〜ておくれよ〜、』

「働きもせずヒモになろうとしてたからでしょ。」

 

『くっそ〜、終わりだ終わりだ!パーティーも紅白も、何もかも!』

「フラれてやけになってる。」

『お前が食った分の金は払って帰れよ!』

「そんな、(ヒモになり損なったからって)今日は全部有作さんの奢(おご)りじゃなかったんですか?」

 

和田アキ子YONA YONA DANCE

🎵奢れば損!おごればソンです!』

「結局最後はアッコさんか。まぁ昭和から令和まで股にかけてる人だからいいか・・・。」

 

えーという訳で第11回空想紅白歌合戦令和編、最後にアッコさんが出たのでやっぱり紅組の勝利という事で終わりにしたいと思います。

 

 

いやぁ復帰第1弾を空想紅白で飾ろうとしたんで、思いのほか時間が掛かってしまいました。これからは以前の様に毎日とはいかないまでも、週に一度ぐらいのペースで更新していきたいと思っていますので、読者の皆さんまたよろしくお願い致します。

 

あっ、こちらの本もまだまだ絶賛発売中ですのでよろしくお願いします。

 

「いやぁ最初はどうなる事かと思いましたけど、ほぼ令和の最近のヒット曲でまとまりましたね。」

『当たり前だよ。ちゃんとサブスク見てたからな。』

サブスクリプションですよね?始めたならわかるんですけど見てたってのは・・・?」

サブスクリプションじゃねえよ。サブちゃんのスクワット画像だよ!』

「サブちゃんのスクワットでサブスク・・・いやそっちのほうが気になるわ!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

小田和正さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第285回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第285回目の今日は小田和正さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとODA  KAZUMASAとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男性歌手運が強く、ヒット曲に恵まれやすいという特性があります。

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横浜出身の小田和正さんは、幼少時代バイオリンを習っていた経験から音楽に精通していました。小学3年生の時、中学受験の為に通っていた塾へ向かう電車の中で、後にオフコースの一員として苦楽を共にする鈴木康博(すずきやすひろ)さんと出会います。

鈴木康博さんとは中高一貫聖光学院に入学し、高校3年生の時の学園祭で他の2人を加えた4人で演奏したのが最初のきっかけでした。

小田さんとあと1人を除いてはそれぞれ違う大学へ進学した為離ればなれになりましたが、音楽活動はその後も続けられました。そこで初めてバンド名が付けられ、最初はジ・オフ・コースとなります。

1969年、アマチュアとしての活動にけじめをつける為に「ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト」に出場し、優勝して最後を飾るつもりで臨んだものの2位になってしまった為「このままじゃ終われない」と、プロの道へ進む決意をします。

そして70年にシングル「群衆の中で」でプロデビューしました。

ジ・オフ・コースという名前は最初と最後の母音が違うので“ノーリターンネーム”になります。ノーリターンネームのバンド(グループ)の特徴は、まず安定性が弱い為に長く続かず(解散しやすい)、テレビの歌番組などへの出演も少なくなるという点が挙げられます。

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3枚目のシングル発表時には既にオフ・コースと改名し、小田さんと鈴木さん以外のメンバーも入れ替わりが激しく安定せず、ヒット曲もなかなか出なかった為テレビ出演もありませんでした。

一時は小田さんと鈴木さんの2人だけになった事もありましたがなんとか活動を続け、新たに3人のメンバーを加えて5人体制となって(名義も「・」が取れてオフコースになる)からの79年12月に「さよなら」が大ヒットして、ようやくニューミュージック・バンドとして世間からも認められる様になります。

ここで小田さんと鈴木さんのお名前を文字で見てみましょう。

小田さんは小田和正(ずまさ) 、

鈴木さんは鈴木康博(すずやすひろ)と、

どちらも自分に厳しくなる“お・か・きネーム”なので、なかなか売れなくてもメンバーが2人だけになっても続けられたのでしょう。

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小田さんは特に「お」と「か」の2文字も入る為、より自分に厳しい方だと思われます。オフコースの楽曲のほとんどを作詞・作曲していたのも小田さんでした。

メジャーになってからも「YES−NO」「YES−YES−YES」「君が、嘘を、ついた」など数々のヒット曲を生み出しましたが、テレビの歌番組には全くと言っていいほど出演しませんでした。

「ジ」が取れてオフコースになっても最初と最後の母音が違うノーリターンネームだったので、テレビにはほとんど出演しなかったのです。

小田和正さん自身もお喋りが得意な“リターンネーム”ではないので、テレビに出演する事はほぼありませんでした。

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一度「笑っていいとも!」のテレホンショッキングのコーナーに明石家さんまさんが出演した時、どうせなら滅多にテレビに出ない人に繋ごうと、ダメ元で小田和正さんに電話したところ、渋々断わりきれずに出演する事となりました。

ところが先述の通りお喋りが得意ではない為に沈黙の時間が流れ、なんとか間を埋めたタモリさんが最後に「“いいとも”は英語で言うと“オフコース”という意味にもなりますので、私の呼びかけにオフコースと答えてもらえますか?」と半ば強引に誘導し、「次もまた(機会があれば)来てくれるかな?」と問われて「オフコース!」と照れながら答えていた印象があります。

それぐらい(さんまさんやタモリさんが無理矢理呼び出したり喋らせたりしないといけないぐらい)本業の音楽以外では人前に出るのが苦手な方だったのです。

 

83年には鈴木康博さんが脱退して4人体制となりました。

鈴木康博さんのお名前をローマ字で書くとSUZUKI YASUHIROとなり、同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”の為、安定を望まなかったと考えられます。

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苦楽を共にしてきた鈴木さんの脱退により、小田さんも一度は解散を考えて約1年間活動休止しますが、4人でまた続けていく決意をします。

結局89年にオフコースは解散となり、そこからソロ活動を本格化した小田和正さんは、91年にドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌となったラブ・ストーリーは突然にが250万枚を超える売り上げを記録し、キャリア最大のヒットとなりました。

名前的にはノーリターンネームの“オフコース”よりも、なめらかネームの“小田和正”のほうがヒット曲運が強かったと言えます。

生命保険のCMソングとしてロングヒットした「言葉にできない」オフコース時代にシングルとして発表していた曲でした。

もうオフコースとしての活動期間より、ソロ歌手小田和正としての活動期間のほうが遥かに長いのです。

 

◉グループでもソロでも成功したけれど

 

小田和正さんの名前をもう一度文字で見ると(おだかずまさ)と、グループでも成功してソロでも成功する“ワンモアネーム”ではありません。

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よって法則的には該当しない事になります。

ただこれは言い訳がましく聞こえるかも知れませんが、ここまでお読み頂いてお分かりの通り、オフコース時代から一応グループという形態をとっていただけで、ほぼ小田和正さんが一人で活動していた様なものなのです。

結成から解散までいたメンバーは小田さんだけであり、オフコースに小田さんが所属していたというより、小田和正さんにオフコースが付属していたと表現するほうが的確なのです。

だからワンモアネームでなくても辻褄が合うのです。

 

2000年代に入っても(年齢的には50代になっても)「キラキラ」「たしかなこと」などに代表されるヒット曲を次々と生み出し、シンガーソングライターとしての地位を確立しました。

現在は74歳となり、もうじき後期高齢者に該当する年齢です。

あまり身体が強そうなイメージはありませんが、なめらかネームの身体能力の高さが74歳になってもまだ現役で歌手を続けられるその体力に活かされているのでしょう。

2001年から毎年恒例の特番となった 「クリスマスの約束」が、今日24日の夜12時20分から(厳密には日付変わって25日の0時20分から)、昨年コロナ対策で中止になった為2年振りに放送されます。(一部地域を除く)

小田さんを慕う多くのアーティストがゲストとして参加するそうなので、時間のある方はあの美しい声とのハーモニーに癒されましょう。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな有名人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

令和のホームランバッターの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『🎵ドーン!と鳴った、花火がき〜れいだな!』

「あ〜びっくりした〜、なんですかいきなり?」

『🎵空いっぱ〜いに、広がった〜、』

「ちなみにこの歌は「花火」という題名の童謡で・・・」

『🎵し〜だれやなぎも、き〜れいだな!』

「・・・違うなコレ。大川興業が昔やってた、歌というかパフォーマンスのほうだな。(また若い読者置いてきぼりになるんじゃないか?)」

『ハイ!皆さんもご一緒に〜、それドーン!と鳴った、花火が・・・』

「もういい、もういい!(知ってる人はわかるけど、エンドレスに続くからコレ。)で、なんでその歌なんですか?」

『だって“打ち上げ”成功したんだからめでたいだろ?』

「あ〜!前澤友作(まえざわゆうさく)さんの話?いや花火の“打ち上げ”成功したんじゃなくて宇宙船の“打ち上げ”に成功したって話ですよ。花火打ち上げたぐらいであんなニュースにならないでしょ。」

『いやぁ〜大したもんだよなぁ。さすが俺の名前の元になった“ゆうさく”だけの事はあるよ。』

「そう言えば(不満)有作さんって、前澤友作さんにあやかって“ゆうさく”って名付けられたんでしたよね。(年代的には前澤さんのほうが若い筈だけど?・・・まぁその辺の細かい事は触れないほうがいいか。)」

『早く宇宙からカネばら撒いてくれねぇかなぁ。』

「結局お金の話ですか。(同じ“ゆうさく”でもエラい違いだ。)いや今日はそんな話じゃないんですよ。」

『わかってるよ。野球の話だろ?』

「えっ?わかってるじゃないですか。」

『当たり前だろ。野球でもフライ打った時に「打ち上げた〜!」って言うからな。』

「あっ!そこで“打ち上げ”につながるんですか?ちゃんと考えてたんですね(単なる偶然でしょうけど。)」

『この前の日本シリーズの回終わってからもお前が更新サボってたから、どんだけ「実況パワフルプロ野球」やったと思ってんだよ!』

「いやサボってたんじゃなくて、この“打ち上げ”つながりをやる為に前澤さんの“打ち上げ”成功を待ってたんですよ。ハハハハ・・・。」

 

という訳で、今回も野球関連の話題になります。野球ファン以外の方は置いてきぼりの企画ですので予めご了承ください。

「ところで有作さん、今年のセ・リーグのホームラン王が2人になったのは知ってましたか?」

『え?バース掛布(かけふ)か?』

「何年前の話してるんですか!違いますよ。今や巨人の不動の4番となった岡本和真選手と、日本シリーズでも活躍したヤクルトの若き4番、村上宗隆選手ですよ。」

『おおっ!確か2人とも39本で同時受賞だったな。』

「実はこの2人の名前に共通点を見つけたんです。」

 

こちらをご覧下さい。

岡本和真(おかもとかずま)     村上宗隆(むらかみむねたか)

 

『ん?ローマ字じゃなくひらがな書いてるって事は、母音じゃなく文字の共通点って事か?』

「その通り!」(←児玉清(こだまきよし)さん風に読むといっそう雰囲気が出るでしょう)

『わかった!どっちも“か”が入ってるから“お・か・きネーム”だろ?』

「・・・からの?」

『からの?・・・🎵ララララララ、ララララララ、ラ〜ラララララ〜、あワンツースリーフォー・・・』

「あ、そのKARAじゃないです。“か”が入ってるから“お・か・きネーム”は合ってるんですけど、そこから“さらに”です。」

『えー?季節はずれだけど仕方ないなぁ。🎵さくら〜吹雪の〜、』

「それはサライです。いや“お・か・きネーム”からさらにもう一声欲しいんですよ。」

『もう一声かぁ〜?(ボケが浮かばない・・・)あれ?ちゃんと考えようとしたらもう名前が見えなくなったぞ!』

「あなたがボケてるから遠くなっちゃったんでしょ!仕方ないからもう一回出しますね。」

 

岡本和真(おもとずま)     村上宗隆(むらみむねた)

 

「ほら!“か”が入ってるだけじゃなく、2つ入ってますよね。」

『おーおー!同じ文字が2つ入るってやつな。・・・で、“なにネーム”っつうんだっけ?(久しぶりだから忘れちゃったよ。)』

 

この様に同じ文字が2つ入る名前を「名前の法則」の世界では“ワンモアネーム”と呼びます。

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今年のセ・リーグのホームラン王を分けあった2人が“ワンモアネーム”だったという訳です。

このワンモアネームは芸能人の場合、グループ(コンビ)で成功してソロ(ピン)でも成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、昨年(2020年)岡本和真選手のいる巨人(読売ジャイアンツ)はチーム(グループ)でリーグ優勝し、岡本選手も個人(ソロ)でホームラン王と打点王の2冠に輝きました。

そして今年は村上宗隆選手が在籍するヤクルトスワローズがチームでリーグ優勝した上に日本一にもなり、村上選手も個人でホームラン王のタイトルも獲得するという、まさに“ワンモア”な活躍をしたのです。

『ほぉ〜なるほど。』

パ・リーグで2018年と2019年(令和元年)の2年連続でホームラン王に輝いた西武ライオンズ山川穂高(やまわほた)選手も“か”が2つ入るワンモアネームです。

2年連続でチームをリーグ優勝にも導きましたから“ワンモア”な活躍と言えますね。

「ホームランを打ったあとの“どすこいポーズ”のパフォーマンスもすっかりお馴染みですよね。」

『え?ゆりやんの「調子乗っちゃって。」じゃないの?』

「それは“どすこいポーズ”の前です。(アップデートしてください)」

 

令和元年で言えば2019年にホームラン40本を放って巨人(ジャイアンツ)をリーグ優勝に導いた坂本勇人(さかもはや)選手も“と”が2つ入るワンモアネームです。

守備力優先で打撃(バッティング)は二の次でいいとされる遊撃手(ショート)のポジションでホームラン40本も打つ選手がいたら、そりゃチームも強くなりますよね。

『でもワンモアネームじゃなくてもホームランよく打つバッターがいたらチームも優勝するんじゃねぇの?』

「いやいや、優勝争いしているチームほどホームランをよく打つバッターは警戒されてフォアボールで歩かされる(敬遠される)事も多いので、ホームラン王は意外と下位チームの助っ人外人が獲ったりするもんですよ。」

引き合いに出すのは申し訳ないですが、落合博満(おちあいひろみつ)さん(“なめらかネーム”ではあるがワンモアネームではない)は現役時代にパ・リーグ(ロッテ)で3回、セ・リーグ(中日)で2回の計5回もホームラン王を獲得しましたが、いずれの年もチームは優勝していないのです。

そう考えるとここ数年(特に令和に入ってから)のホームランバッターは、なめらかネームよりワンモアネームの時代に変わってきているのかも知れません。

 

他にも広島カープの4番、鈴木誠也(すずせいや)選手も2文字目に濁点がつくものの“す”が2つ入るワンモアネームですし、

『ずるくねぇか?“す”と“ず”はもう違う文字だろ?』

ヤクルトと最後まで優勝争いをした阪神タイガースで時々4番を打つ大山悠輔(おおやまゆうすけ)選手も“お”が2つ入るワンモアネームですし、

『大(おお)は“お”を伸ばしてるからカタカナだと“オー”になるからワンモアじゃないって、大泉洋(おおいずみよう)の回で言ってなかったか?』

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『それに“時々4番”って言っちゃってるし。』

今年パ・リーグでホームラン王に輝いたオリックスの“ラオウ”こと杉本裕太郎(すぎもとゆたろ)選手も“う”が2つ入るワンモアネームです。

『それも伸ばす音(長音)で、ローマ字だと“YU”と“RO”になるから違う音だって言ってただろ?』

「うるさいなぁ、細かい事気にし過ぎですよ。じゃあこの人の名前を出せば文句ないでしょう。」

 

今年メジャー・リーグで46本のホームランを放ち、“リアル二刀流”としても大活躍した大谷翔平(おおたにしょうへい)選手も“お”が2つ入るワンモアネームです。

『だからカタカナだと“オー”になるからワンモアじゃないって・・・』

「よく見てください。“しょうへい”はカタカナだと“ショーヘイ”になる。つまり“オー”も“ショー”も“お”を伸ばしている長音なので、カタカナだと“オタニショヘイ”と「ー」(伸ばし棒)が2つ入るタイプのワンモアネームだと、大泉洋さんの回でも言いましたよ!」

『うーん、それなら文句言えねぇ。』

 

要するに大谷翔平選手は、

ひらがなでは(おおたにしょうへい)と“お”が2つ入り、

カタカナだと(オタニショヘイ)と“ー”が2つ入る、

ひらがなとカタカナの“二刀流”ワンモアネームなのです。

『くそー、うまくまとめた気でいやがるな。』

 

という訳で今回は・・・

『待て!大事な人を忘れてないか?』

「まだ誰かいますかねぇ?」

『うーん、どうでしょ〜う?』

「いや自分から言い出しといて“どうでしょう”って・・・ん?もしかして?」

『“ミスター”こと長嶋茂雄(ながげお)もワンモアネームだろ!』

「あっ本当だ!」

『からの・・・🎵ララララララ、ララララララ、ラ〜ラララララ〜、あワンツースリーフォー・・・』

「今度は曲名が「ミスター」って事ね。」

『さっきのボケがここに繋がるんだ。これが“伏線回収”ってやつだよ。』

「いや流石ですねぇ。(単なる偶然でしょうけど)でもそれでいくと、息子の長嶋一茂(ながまかずげ)さんもワンモアネームになりますけど。」

『お笑いタレントとして成功してるから“ワンモア”だろ。』

「お笑いタレントではないです。(野球選手時代を知らない若い世代は勘違いしてる人もいるみたいですけど。)」

『それにもう一人、日本ハムの監督になっていま大注目の新庄剛志(んじょうつよ)もワンモアネームじゃないか!』

「あぁ確かに。母音で見ると(SHINJO TSUYOSHI)って、最初と最後が同じになる“リターンネーム”だからよく喋るんですね。」

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・・・という訳で、令和のプロ野球はワンモアネームの選手に(監督にも)注目すると面白くなるかもしれません。

 

「いやぁ前澤友作さんの話から始まって、最後に新庄剛志さんで終わるって、今年というか最近の話題をまとめたような(便乗したような)内容になってしまいましたね。」

『まぁ今年の俺たちの仕事(このブログ)もそろそろ終わりって事で、このあと“打ち上げ”に行くか!』(←これも伏線回収のつもり)

 

この様に画数ではなく母音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『あっ、あと前回の日本シリーズの回でも名前が出た、オリックスT−岡田(ティー・おかだ)の本名も岡田貴弘(おだたひろ)って、“か”が2つ入るワンモアネームだよ!』

「なんで今頃思い出したんですか?」

『全部思い出した。』

「それもいま話題の人だな!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

ヤクルト日本一おめでとう!特別(便乗)企画・日本シリーズで活躍した投手の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『え〜早速ですが、この歌を聴いてください。内山田洋(うちやまだひろし)クールファイブ「そして神戸」。』

「えっ?なんでその歌?」

『🎵こお〜お〜お〜べ〜え〜え〜え〜、』

前川清(まえかわきよし)さんだからって、ビブラート効かせ過ぎでしょ。」

『🎵泣いて胴上げした〜あ〜、』

「いや確かに神戸でヤクルトの選手がみんな泣きながら胴上げしてましたけど、歓喜の涙だから曲調が合わないでしょ!」

『そんな事より、日本シリーズ盛り上がったなぁ。』

「そうですねぇ。私もついブログ書く手が止まっちゃうくらいでしたよ。」

※今回は野球ファン以外の方、日本シリーズを観ていなかった方は置いてきぼりの企画ですので予めご了承ください。

『6試合中5試合が1点差の攻防だよ。白熱したいい試合ばっかりだったな。』

「ええ、いい名前ばっかりでしたねぇ。」

『いい名前ばっかり?』

「私は名前研究家である以上、つい選手の名前(フルネーム)に注目して観てしまっていたのですが、特に両チームの先発ピッチャーにいい名前の選手が多い事に気づいたのです。」

 

まずはこちらをご覧下さい。

 

     ヤクルト            オリックス

第1戦 奥川恭伸(おくがわやすのぶ)   山本由伸(やまもとよしのぶ)

第2戦 高橋奎二(たかはしけいじ)       宮城大弥(みやぎひろや)

第3戦 小川泰弘(おがわやすひろ)       田嶋大樹(たじまだいき)

第4戦 石川雅規(いしかわまさのり)   山﨑颯一郎(やまざきそういちろう)

第5戦 原 樹理(はら じゅり)                 山﨑福也(やまさきさちや)

第6戦 高梨裕稔(たかなしひろとし)   山本由伸(2回目)

 

「さて、これら選手の名前を見て何か気づきませんか?」

『うーん、ヤクルトは“川”が多くて、オリックスは“山”が多い。』

「はい?・・・あー確かに言われてみればそうですねぇ。いやそんなところじゃなくて、もっと他にあるでしょう、ほら!」

『うーん、オリックスは“山﨑”が2人いて、同じ漢字でも“やまざき”と“やまさき”に別れる。これ難しいんだよな、“やまさき”さんに“やまざき”さんって言うと若干ムッとされたりして・・・』

「もういいです!」

 

皆さんはもうお分かりですよね。

ヤクルトは6人中4人、オリックスは5人中3人が“なめらかネーム”なのです。

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こちらの記事をご覧頂くと分かる通り、今年引退した松坂大輔(まつざかだいすけ)さんをはじめ、球界でもレジェンドと呼ばれる様なピッチャーはなめらかネームが多いのです。

そしてシリーズ史上でも類を見ないほど連夜の接戦の末、4勝2敗でヤクルトが日本一に輝きました。

そうです!なめらかネームのピッチャーが多かったヤクルトが勝ったのです!

『ホントかよ?』

中でもヤクルトの小川泰弘投手と石川雅規投手は最初と最後の母音も同じになる“ツーペアネーム”です。

3戦目以降リリーフで好投した石山泰稚(いしやまたいち)投手もツーペアネームですね。

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『おい!』

小川泰弘投手はメジャーリーグノーラン・ライアンを彷彿させるダイナミックな投球フォームから“ライアン小川”とも呼ばれています。

『待てまて。』

石川雅規投手は41歳のベテランでスピードは無いながらも、安定したコントロールと投球術でオリックス打線を封じ込み、日本シリーズでは71年振りとなる40代での勝ち星を上げました。

“リターンネーム”のピッチャーは今季限りでソフトバンクの監督を退任した工藤公康(くどうきみやす)さんの様に選手生命が長くなる傾向があるので、石川雅規投手もリターンネームを兼ね備えていると考えれば納得ですね。

『いや、だから・・・』

一方のオリックスで第1戦と第6戦に2度先発した山本由伸投手は、今年の東京オリンピックでも2試合で先発し、今や日本のエースと呼ばれ・・・

止まんねぇなおい!(バイきんぐ小峠風に)野球の話となったらここぞとばかりにまくしたてやがって。野球ファン以外どころか、俺まで置いてきぼりじゃねぇか!』

「どうもスイマセンでした。(響(ひびき)風に)」(←分かるかなぁ?)

『そもそもお前巨人ファンじゃなかったのかよ?なんでそこまでヤクルトVSオリックス日本シリーズ観て、しかもヤクルトのピッチャーに詳しいんだよ?』

「(そうですよ、3・4・5戦は東京ドームだから巨人がやる筈だったのに・・・)いやチームを問わずいい名前のピッチャーは、つい経歴とかまで研究したくなっちゃうんですよ。」

奥川恭伸投手は(星稜)高校時代、甲子園で延長14回を1人で投げ抜いたあと準優勝までして、並の選手なら肘をこわしてもおかしくないのに、プロへ入ってから2年目でクライマックスシリーズ日本シリーズの第1戦の先発を任されるくらい、今やエースと言っていい程の存在になっています。これはもう松坂大輔さんや田中将大(たなかまさひろ)選手に匹敵する程の強靭な肘を持っていると言っても・・・

「あ、スイマセン。また読者の皆さんを置いてきぼりにしてマニアックな話しちゃいましたね。そろそろ終わりにしましょうか・・・」

『バッターは?』

「はい?」

『バッターはどうなんだ?って聞いてるんだよ!』

「え?まだ話続けていいんですか?」

『お前のその、アンジャッシュ渡部建(わたべけん)ばりの知識を活かした流暢な喋りを聞いてるうちに、ピッチャーだけじゃなくバッターの話も聞きたくなっちまったんだよ!』

「いや嬉しいなぁ。そうか、有作さんも野球ファンでしたもんね。」

『あぁ、今や野球ファンと言うよりお前のファンだよ!もっと続きを聞かせてくれよ!』

(バイきんぐのコント風にお送りしています。)

「じゃあバッターの話、いきますよ。」

『待ってました!』

東京オリンピックでも活躍したオリックス吉田正尚(よしだまさたか)選手は、ウェイトリフティングで鍛え上げた強靭な肉体を武器に、常にフルスイングで長打(ホームラン)を狙っています。

『フォーッ!!』

単に大振りするだけではなく、ミート(バットに当てる)技術も極めて高いので、オリックスではイチローさん以来となる2年連続の首位打者を獲得しました。

フーッ!たまんないねぇ。他には?』

「実は隠れなめらかネームの選手がいたんです。」

それはオリックスT−岡田(ティー・おかだ)選手です。

『🎵じれったい〜、』

「あ、私の話じれったいですか?」

『🎵お前の愛が〜、うざったいほど〜痛いよ〜、』

「あ、それはT−BOLANです。」

『T(ティー)!ティティー!ティッティッティティー!』

「もう最近チョコプラもそれやってないですよ。」

 

普段あまりプロ野球を観ない方で、今回の日本シリーズだけは観たという方はこの名前が気になったんじゃないかと思います。

T−岡田選手の本当の名前は岡田貴弘(おかだたかひろ)といって、なめらかネーム+リターンネームのツーペアで非常にいいお名前なんですねぇ。

登録名をT−岡田としたのは2010年に元阪神タイガース岡田彰布(おかだあきのぶ)さんが監督に就任した際、「同姓でややこしいから」との理由で下の名前のイニシャル“T”を頭につけたんです。

(豪快なバッティングと身長187cmの大きな身体が恐竜のティラノサウルスを連想させる事から、ティラノサウルスの学名T−Rexの「T−」という意味合いもあります。)

長年優勝から遠ざかっていたオリックス一筋16年、ホームラン王に輝いた実績もある和製大砲として打線を牽引し続け、今年ついに念願の日本シリーズ初出場を果たしました。

『だからタイムリー打ったあと、はしゃいでオーバーランしてタッチアウトになったのか。』

「あれははしゃいでた訳じゃなく、ランナーのホームインを助ける為にわざと自分が挟まれるっていう技術の一つですよ。(それをやる程きわどいタイミングでもなかったって解説者は言ってましたけど)」

『おーっ!いいねぇ。じゃあヤクルトのバッターは?』

「ヤクルトの若き4番、村上宗隆(むらかみむねたか)選手は母音で見るとなめらかネームではありませんが、また別のいい名前タイプに該当する事がわかっています。」

『おっ!どんな名前タイプなんだ?』

「村上選手だけじゃなく、最近のホームランバッター数人にも当てはまるタイプなので、それらをまとめてまた別の機会に紹介するという事で、今回の日本シリーズ特集はこの辺で終わりにしたいと思います。」

『えっ!終わり?なんだよ、もっと続けT(ティー)くれよ!』

「だからチョコプラももうやってないですって。」

 

・・・という訳で、次回もまた野球ファン以外の方を置いてきぼりの内容になるかもしれません。あしからずご了承ください。

 

この様に画数ではなく母音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『それでは今日はこの辺で、🎵オー!バイフォーナウ〜!

「いやまたT−BOLANになってる!」

ではまた次回をお楽しみにー。

松崎しげるさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第284回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第284回目の今日は松崎しげるさんです。

このお名前は芸名です。

 

ローマ字で書くとMATSUZAKI SHIGERUとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は男性歌手運が強く、ヒット曲に恵まれやすいという特性があります。

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本名は松崎茂幸(しげゆき)といいます。

“茂”の字は“しげる”と読める事から芸名をつけたと思われ、こちらも“なめらかネーム”ですね。生まれつきなめらかネームの方は体の発育に恵まれ、身体能力が高くなる傾向があります。

 

中学から高校まではなめらかネームの身体能力を活かして野球に打ち込んでいた松崎茂幸少年でしたが、肘と肩を負傷した為に野球を断念して音楽活動を始める様になりました。

大学時代はミルク(夏期はアイスミルク、冬期はホットミルクに名前が変わる)というバンドを組み、当時芸能プロダクションのマネージャーをしていた宇崎竜童(うざきりゅうどう)さんにスカウトされてプロデビューまで果たしたそうです。

バンドは長く続かずに解散した後、ソロ歌手としてビクター音楽産業のオーディションに合格し、1970年に「8760回のアイ・ラブ・ユー」という曲でデビューしました。

その後「グリコ・アーモンドチョコレート」のCMソングを何曲か担当するもののなかなかヒットにつながらず、実に14枚目のシングル(アーモンドチョコレートのCMソングとしては4曲目)愛のメモリーが77年に大ヒットして紅白歌合戦にも出場しました。

この1曲のヒットが、その後の人生を大きく変える事となります。

79年にはドラマ「噂の刑事・トミーとマツ」に出演すると、国広富之(くにひろとみゆき)さんとの名コンビ振りで人気を博し、すっかりお茶の間の人気者になりました。

なめらかネームは俳優運の強い名前でもあるのです。

また、それまでのクラウンライターから西武鉄道グループへ球団譲渡されて生まれ変わった西武ライオンズの球団歌「地平を駈ける獅子を見た」を担当し、西武ファンから長く愛される歌になりました。

一般的な歌謡曲を唄う歌手(俗に言う“流行”歌手)がプロ野球の球団歌を任される事は珍しく、そこには自身も野球少年だった経験と、「愛のメモリー」が春の選抜高校野球大会の入場行進曲に選ばれた事も関係していたと思われます。

入場行進曲を唄う歌手として高校野球(開会式)中継のゲストにも呼ばれ、違う形で少年時代の夢であった“甲子園出場”を果たしたのです。

 

一方で「クイズ・ダービー」にはゲスト回答者として、自らを“クイズの帝王”と称しつつ何度も出演して仕事の幅を拡げていきました。

81年にはアニメ映画「コブラ」で主人公・コブラの声優にも挑戦、その主題「DAYDREAM ROMANCE」を唄い、アニメファンからも一目置かれる存在になります。

ただ、歌手としては「愛のメモリー」を越えるヒットは出せず、歌番組への出演は減っていきます。

しかしこの方は歌番組に出なくても、ヒットが続かなくても、歌手として生きる術を見つけるのです。それはディナーショーでした。

何年からという明確なデータはありませんが、本人曰く20代の頃からディナーショーを開催し始め、多い時では年間200本近いステージを毎年の様にこなしてきました。

芸名を母音ではなく文字で見ると(まつざしげる)、本名の下の名前(しげゆ)にも「き」が入る“お・か・きネーム”なので自分に厳しく、一度やり始めた事は徹底的にやらないと満足出来なかったのでしょう。

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そういった功績があって自称か他称か定かではありませんが、ディナーショーキングという異名までとっています。

それもこれも、「愛のメモリー」の大ヒットがあったからなのです。

一部のネット上では、一度のディナーショーで「愛のメモリー」を何度も唄うという噂が・・・いやこの噂は信じないほうがいいでしょう。

 

最近は歌手よりも何よりも“色黒”の代名詞として真っ先に名前が挙がる様になりました。

元々地黒ではありましたが、ハワイなどで休暇をとる内に黒さに磨きがかかり、自身もキャラを守り続ける為か日焼けサロンにまで通い始めます。

そしてとうとう、事務所や自宅にまで日焼けマシーンを導入したのです。(この噂は信じていい噂です)

サクラクレパスからは“まつざきしげるいろ”の絵の具まで発売されました。(この噂も信じていい噂です)

夜道で松崎しげるさんに出会うと、白い歯しか見えないという噂もあります。(この噂は信じないほうがいいでしょう。)

 

デビュー45周年を迎えた2015年からは「黒フェス〜しげる祭り〜白黒歌合戦」と題したイベントを主催し、ももいろクローバーZたいめいけんのシェフ茂出木浩司(もでぎひろし)さんなどをゲストに迎えて毎年9月6日(9(く)6(ろ)の語呂合わせで松崎しげるの日)に音楽?ライブを行っています。

これはもう肌の黒さを利用した一大ビジネスなのです。

なめらかネームは身体で稼ぐタイプでもあるので(顔も身体の一部と考えると)身体でも稼いでなめらかネームの特性を活かしきっていると言えるでしょう。

それにしても「愛のメモリー」がチョコレートのCMソングだったとは言え、将来自分の肌がチョコレートみたいな色になるとは誰が予測出来たでしょう。

まさに1曲のヒットが、その後の人生を大きく変えたのです。

歌の力、恐るべし。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。