矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

岩崎宏美さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第83回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第83回目の今日は岩崎宏美さんです。

このお名前は本名で、結婚後は姓が今(こん)になりました。

 

ローマ字で書くとIWASAKI  HIROMIとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり岩崎宏美さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。

 

まず“リターンネーム”の特徴は、女性の場合歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

岩崎宏美さんはオーディション番組「スター誕生!」で合格して1975年にデビューしました。当時既に大人気だった山口百恵さん・桜田淳子さん・森昌子さんと同学年だった事もあり、アイドル路線での売り出しも試みられましたが、2枚目のシングル「ロマンス」が大ヒットした事で歌唱力が評価され、ただのアイドルでは無い本格派の歌手として認められる様になります。その後も「センチメンタル」「未来」「熱帯魚」「思秋期」など、10代の内に多くのヒット曲を生み出しました。

 

10代で人気が出た女性歌手によくある事ですが、20歳を過ぎて大人になるに連れセールスが下降し、女優やタレントへ転身するか、もしくは引退していくという傾向があります。しかし岩崎宏美さんは違いました。22歳で発表した「すみれ色の涙」がヒットして「ザ・ベストテン」に返り咲くと、翌年には「火曜サスペンス劇場」の主題歌「聖母(マドンナ)たちのララバイ」が大ヒットし、2度目のピークを迎えるのです。

もちろん実力があったからこそですが、ほぼ歌手業一筋で続けていた事も要因でしょう。ポップな曲調のアイドルソングを唄える方は他に沢山いましたが、サスペンスのエンディングに相応しい大人の曲を唄える方は少なかったのです。

 

◉シンデレラ・ハネムーンの悲劇

 

芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。一昨日からの流れを汲む訳ではありませんが、岩崎宏美さんも芸能人でモノマネをする方が現れました。

コロッケさんです。モノマネタレントの中でも特に誇張(デフォルメ)の激しい事で知られる方ですが、何故かその白羽の矢が岩崎宏美さんに向けられてしまいました。

曲は「シンデレラ・ハネムーン」が使われます。当時殺虫剤のCMで「飛んでれら、死んでれら」というコピーが流行っていて、おそらく語感が似ていて面白いからという理由で選ばれたのでしょう。まぁそんな理由はさておき、そのモノマネがアゴを突き出して変顔を作り、首を左右・上下に激しく振るという、似てる似てないを度外視した面白さ優先の悪質なものだったのです。

しかし生憎それがウケてしまった為、岩崎宏美さんがコンサートで「シンデレラ・ハネムーン」を唄おうとすると、客席からクスクスと笑い声がおこる様になってしまいました。遂には唄いづらくなり、一時期コンサートのセットリストから止むなく外していたそうです。

やがてコロッケさんも反省して控える様になり、ここ数年は封印を解いて唄っていましたが、またこの曲を別の形で唄う方が現れました。

高橋真麻(たかはしまあさ)さんです。

この方本職はアナウンサーなのにやたら唄いたがる悪い癖(?)があり、上手い人が唄うと気持ち良くなる曲なのか分かりませんが、何故か「シンデレラ・ハネムーン」を我が物顔で唄うのです。それもモノマネではなくただ唄いたいだけで。

もう視聴者は岩崎宏美さんの歌だと知らない世代も多く、高橋真麻さんの歌だと勘違いする人もいたでしょう。これはもう曲の宣伝とかカヴァーとかでもなくパクリに近い行為です。

こうしてこの曲は悪質なモノマネと悪質な行為に弄ばれたのですが、岩崎宏美さんの数あるヒット曲の中の1つだったから良かったようなものでしょう。

誤解のない様にもう一度言いますが、「シンデレラ・ハネムーン」は高橋真麻さんの歌じゃありませんよ。あと「かもめが翔んだ日」も・・・。

 

◉同姓同名?女優の出現

 

岩崎宏美さんが盗まれた(?)物がもう1つあります。それは名前です。

1度目の結婚で姓が“益田”に変わった後、芸名も益田宏美(ますだひろみ)に改名したのですが、丁度その頃子役から芸能界入りしていた岩崎ひろみさんが本格的に女優として活動を始めました。岩崎ひろみさんも本名とは言え、本来なら別の芸名を名乗るべきなのでしょうが、岩崎宏美さんが益田宏美に改名したならと本名のまま続けたそうです。しかし婚姻生活は7年ほどで破綻し、また岩崎宏美に戻す事になりました。

結果“歌手の”岩崎宏美、“女優の”岩崎ひろみという冠詞が必要になってしまったのですが、まるで留守にしていた隙に空き巣に入られた様な話ですね。

まぁそれも岩崎ひろみさんのご両親が、岩崎宏美さんにあやかって“ひろみ”と名付けたのがそもそものきっかけなので、人気を裏付けるエピソードという事にしておきましょう。

名前の「音」で見れば全く同じなので困った事例なのですが、岩崎宏美さんはリターンネームの歌手運を、岩崎ひろみさんはなめらかネームの女優運を活かしたという事で納得して頂きたいと思います。

でも全く同じ名前は二番煎じ感(パクリ感)が出るので本当は良くないですよ。加勢大周(かせたいしゅう)騒動みたいな事にもなりかねませんから。

 

2009年に2度目の結婚をされた後は改名せず元の芸名を貫いています。今年デビュー45周年を迎え、記念のコンサートも控えているようですが、ドラマやバラエティーにもほとんど出演せず歌手業一筋に活動してこられた偉業は敬服に値します。

これからも“歌手”岩崎宏美を貫いていって欲しいですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

芦田愛菜さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第82回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第82回目の今日は芦田愛菜さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとASHIDA  MANAとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「ア」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり芦田愛菜さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。

 

芦田愛菜さんは3歳の頃お母さんに勧められて芸能界に入り、6歳になった2010年にドラマ「Mother」に出演します。母親から虐待される少女を演じて注目を集めると、翌年には大河ドラマの出演を経て、「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演を果たします。

ここまででも子役として好調過ぎる程の滑り出しですが、それだけでは留まらずそのドラマの主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を鈴木福(すずきふく)さんと一緒に歌って大ヒットしました。更にはソロでもデビューして紅白にも出場と、7歳にして女優と歌手の名誉を早くも手に入れてしまうのです。

なめらかネームの女優運、リターンネームの歌手運が両方発揮されたのでしょう。

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まだまだ止まりません。翌年にはブルーリボン新人賞を史上最年少で受賞、その翌年には映画「パシフィック・リム」でハリウッド・デビュー、そのまた翌年には連続ドラマと映画に単独での主演と、スター街道を突き進みます。

これだけ芸能活動が忙しいと、さぞかしお勉強のほうがおろそかになっているかと思いきや、たった半年ほど受験勉強に専念しただけで名門私立中学に複数合格、その中から芸能活動に理解のある慶應義塾中等部に入学したのです。

こればっかりは運ではどうにもなりませんから、芝居が出来る頭の良さと、勉強が出来る頭の良さを兼ね備えていたんですねぇ。只々感心させられるばかりです。

 

◉モノマネされる強み

 

昨日と同じ小見出しになってしまいますが、芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。芦田愛菜さんも、芸能人でモノマネをする方が現れました。

やしろ優(ゆう)さんです。

歌マネではなく声マネなので曲の宣伝効果はありませんが「芦田愛菜だよ。」と名前を毎回言うので知名度が上がる効果はあるでしょう。しかも一般の方でも出来る初級編のモノマネなので巷にも浸透し、芦田愛菜さんのマネではなく、芦田愛菜さんのマネをしているやしろ優さんのモノマネが世間で横行する様になりました。もう似てる似てないに関係無く「芦田愛菜だよ。」と言うだけで何となく成立するレベルまで来たのです。

そうなると芦田愛菜さんの名前が何度も重ね塗りされ、絶対忘れないものになります。芸能人の名前、特にフルネームをはっきり覚えて貰える様になるまでには相当活躍しないと難しいですが、芦田愛菜さんは本人の活躍+モノマネの効果で、今や誰もがフルネームをはっきりと言えるのではないでしょうか。芸能人にとってこれ程有り難い事はない、と思います。

 

◉“A”のフォーカード

 

まだ15歳の芦田愛菜さんですが、女優・歌手として既に欲しい物を手に入れ、声の仕事(アニメ・洋画の吹き替えやナレーション)やCM、番組の司会に至るまで、その活躍は留まる所を知りません。 

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神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんを紹介した時に、“ロイヤルネーム”だから「子役は大成しない」というジンクスを破ったと申し上げましたが、トランプ(ポーカー)の役で言えばロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュに次いで3番目に強いのがフォーカードです。

しかも芦田愛菜さんは上記のローマ字の綴りでも分かる通り、ポイントとなる文字の母音が全て「ア」、つまり“A”(エース)のフォーカードなのです。

昨日紹介した松浦亜弥(まつうらあや)さんや、

男性では明石家(あかしや)さんまさんに匹敵する強い名前です。

だから「子役は大成しない」というジンクスも打ち破りつつあるのでしょう。まだ15歳なので完全に打ち破ったと言うには早過ぎるかも知れませんが、今年も主演映画「星の子」の公開が決定しています。

普通はこれから芸能界に入るという年齢で、既に10年以上のキャリアと輝かしい経歴を手にしている芦田愛菜さん。言葉は良くないかも知れませんが、末恐ろしい存在です。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

松浦亜弥さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第81回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第81回目の今日は松浦亜弥さんです。

このお名前は本名で、結婚後は姓が橘(たちばな)になりました。

 

ローマ字で書くとMATSUURA  AYAとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「ア」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり松浦亜弥さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前をトランプの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。

 

松浦亜弥さんは2001年にデビューしましたが、当時はモーニング娘。全盛時代で、グループのアイドルが主流になっていくだろうと言われていました。実際、モーニング娘。を排出したオーディションで優勝した平家(へいけ)みちよさんはソロ歌手としてデビューしたもののセールスが振るわず、ソロのアイドルはもう通用しないと思われていたのです。

 

しかし松浦亜弥さんはそんな風潮を吹き飛ばし、瞬く間に人気アイドルとなりました。

その要因はもちろん松浦亜弥さんの魅力にあった訳ですが、このブログはあくまでも「名前の法則」で診断するものですので、名前で要因を検証しなければなりません。

なめらかネームはフルネームで呼ぶ時に言いやすいので、人気が出やすい名前です。

また下の名前が“あや”ですので、苗字の“まつうら”を伸ばすとそのまま続けて言えるので特に言いやすく、語感的には“まつうらーや”と言ってる様な感じになります。これはもうなめらかネームの中でも特上のなめらかさです。

 

更に名前に「まつ」が付くのですが、日本では古来、物の価値を松・竹・梅の3段階で評価していました。これは英語で言うGood・Better・Bestと同じで、その中で「松」はBest、最上級の物を表す言葉だったのです。

その影響か日本人は「松」という文字を見たり、「まつ」という音を聞いたりすると潜在的に高級感を感じてしまうようで、名前に松が付く有名人を集めてみると、単なる人気とか憧れという次元を超え「崇拝」されているといった感すらある、いわばカリスマ的存在の方々が多いのです。

男性では永遠の名優・松田優作(まつだゆうさく)さんや、北海道のスーパースター・松山千春(まつやまちはる)さん、お笑い界のカリスマ・松本人志(まつもとひとし)さんなど……。

そして女性では松嶋菜々子(まつしまななこ)さんや松たか子さんの様に“美人”の代名詞的存在にまでなってしまう女優陣に加え、永遠のアイドル松田聖子(まつだせいこ)さんや、いまも根強い人気を誇る「ユーミン」こと松任谷由実(まつとうやゆみ)さんなど、ファンにとっては神様のような存在の方ばかりなのです。

 

特上のなめらかネームにリターンネームがプラスされ、その上「松」のトッピングも乗っているゴージャスな名前だからこそ、ソロでもモーニング娘。と渡り合えるアイドルになれたのでしょう。先週まで紹介してきた“ロイヤルネーム”にも負けないほど強い名前なのです。

そして“リターンネーム”の特徴は、女性の場合歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

松浦亜弥さんも類に違わず「LOVE涙色」「♡桃色片想い♡」「Yeah!めっちゃホリディ」「ね〜え?」など、ヒット曲を連発しました。

女優運の強いなめらかネームでもある松浦亜弥さんですが、女優業では特筆するほどの活躍はありません。それは歌手業で大成功したので、女優業にまで手を広げる必要も無かったからなのです。

 

◉モノマネされる強み

 

芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。

昔で言えば森進一さんやアグネス・チャンさんなどはよく歌マネをされていましたし、ピンクレディーが一大ブームとなったのも、当時振りマネが大流行したからでしょう。昨今のAKBグループなどにも繋がる大事な要素です。

松浦亜弥さんは一般の方はもちろん、芸能人でもモノマネをする方が現れました。

まず前田健(まえだけん)さん、名前からも分かる通り男性で、見た目も本人とは似ても似つかない顔と体型でしたが、振りを完コピしていたのが面白く映り、CMでも共演を果たしました。

更に本人の新曲リリースが年に1曲ペースと落ち着きかけた頃、その代わりとばかりに当て振りをする方が現れました。はるな愛さんです。

この方も一応男性なのですがニューハーフの利点(?)を活かし、ショーパブで培った様なきわどいモノマネ“エアあやや”でブレイクしました。

芸能人がマネをする時は当然本人のヒット曲が流れる訳で、言わば本人がいない所で宣伝効果が上がるのです。増してやはるな愛さんはコンサートのMCの様子までマネしていましたので、本物見たさにコンサートのDVDなどを買った方もいらしたのではないでしょうか。

まぁそんな面白モノマネを許容する度量も人気の秘密だったと思われます。

 

2013年にw-inds橘慶太(たちばなけいた)さんと結婚し、同年末から芸能活動を休止しています。

現在2人目のお子さんの子育てに奮闘中のようですが、復帰を待ち望む声も高まりつつあります。子育てが落ち着いたら本物の“あやや”がまた見られる日がくるのでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

MISIA・miwa・Superflyの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

MISIA・miwa・Superfly

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はアーティスト名義の女性歌手編です。

 

アーティスト名義では無く本名の共通点なんですが、本名非公開の方もいらっしゃるので今回は難しいですかね。

『あー歯が痛え〜。』

「えぇっ!?今度は虫歯ですか?」

『いや〜昨日貰ったチョコレート食い過ぎちゃったからかな?』

「昨日小石食ったからでしょ?」

(分からない方はこちらをご覧下さい。)

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『あ〜痛えぇぇ〜っ!・・・そうだ!こんな時には西野カナの歌を唄おう。』

「どういう事ですか?」

『🎵歯〜痛くて〜歯痛くて、ふ〜るえる!』

「会いたくて会いたくて、です!・・・怒られますよ!」

『大丈夫だよ、西野カナはもう引退したんだろ?』

「本人じゃなくてファンにです!それに引退じゃなくて活動休止ですからね!」

 

ヒント1:ではそれぞれの本名をローマ字にしてみましょう。

 

MISIA伊藤美咲)   =ITO MISAKI

miwa (名城美和)   =NASHIRO MIWA 

Superfly(越智志帆)=OCHI SHIHO

 

ヒント2:両端の文字に注目してください。

 

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

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このブログで今まで何度もお伝えしましたが、女性歌手で「歌が上手い」「ヒット曲に恵まれる」のはリターンネームの方が圧倒的に多かったのです。

最近は本名を隠してアーティスト名で活動されている方が多いので法則の証明が難しかったのですが、私のあくなき探究心で調べたところ、これだけ隠れリターンネームの方が見つかったのです。

『あ〜痛え〜、歯が痛くて硬いもん食えねぇなぁ。・・・そうだ!プリン作ってくれないか?』

「プリン?・・・自分で作った事ないですよ。」

『まず玉子の黄身を用意してだなぁ・・・。』

白身と黄身どうやって分けるんですか?」

『簡単だよ。玉子を半分に割って、片方の殻の中に・・・』

「ふむふむ・・・。」

『🎵白身〜落と〜して〜黄身を〜残〜すよ〜、そ〜れだ〜けで〜良い〜〜』

「それ、平井堅(ひらいけん)さんの“瞳をとじて”じゃないですか!結局替え歌唄いたいだけでしょ?」

『🎵ウ〜、ウ〜ウ〜・・・』

「ウ〜、ウ〜ウ〜じゃないですよ!・・・あ、皆さんこのブログ、料理ブログじゃないですからね。」

 

えー話を戻しましょう。今回ご紹介した3人はヒット曲をたくさんお持ちなのはもちろん、歌手の中でも特に「歌が上手い」事でも知られています。

「ヒット曲に恵まれる」運は芸名(アーティスト名)の影響があるとしても、「歌の上手さ」は持って生まれた本名の影響が大きいと思われます。

そこでこの「歌が上手い」事で知られる方々の本名がリターンネームという事は、名前が本人に与える「歌が上手くなる」影響があるのではないかと考えられるのです。

MISIAは確かに歌が上手いな!🎵YO〜A〜B〜C〜ってな!』

「You’re everything です。もう酔っ払いみたいになってる・・・。」

 

ただ今回は先程も申し上げた通りMISIAさんとmiwaさんは本名を非公開にされているので本来は載せるべきではなかったのですが、ネット上でほぼ間違いないと言われている名前を転用させて頂きました。いやぁギリギリまで迷ったんですが、法則の信憑性を上げる為とは言え、不確定要素を取り入れるのはやっぱり良くなかったですかねぇ。

ドゥンドゥン、ドゥンドゥンドゥンドゥン・・・

「あ!これは名曲“Stand By Me”のイントロだ!」

ドゥンドゥンドゥンドゥン、ドゥンドゥンドゥンドゥン・・・

「えぇ?一体どうなるんだー?」

『🎵良いんじゃな~い?』

「いや普通に言って下さいよ!何ですかたっぷり間ぁ取って・・・もう替え歌じゃなくて“空耳”みたいになってるし・・・。」

 

えーこの他にも倖田來未(こうだくみ)さんの本名は最後に“子”が付いて神田來未子(こうだくみこ)となるリターンネームですし、

TRFYU−KIさんの本名は北村夕起(きたむらゆうき)さん、

E–girlsのメインボーカルは鷲尾伶菜(わしおれいな)さんと、ダンスが売りのユニットでボーカルを任されるという事は、メンバーの中でも1番「歌が上手い」のではないかと思われます。

 

なめらかネームの「身体の発育が促進される」効果と同様に、リターンネームの「歌が上手くなる」効果もあると見て間違いないでしょう。皆さんの周りの「歌が上手い」方も、下の名前を聞いてみたらリターンネームだ!ってなるかも知れませんよ。

 

『あ、何か分かんないけど、歯の痛みが消えてきたなぁ。』

「最初っから虫歯じゃ無かったんじゃないんですか?」

『よーし!痛みも無くなったし、退院祝いも兼ねて、あそこ行こうかな?』

ツンタカタカタカ、ツンタカタカタカ・・・

「あ!今度は“ネバーエンディングストーリーのテーマ”のイントロだ!(文字だと分かりにくいけど・・・)」

ツンタカツンタカツンタカツンタカ・・・

「えぇ?一体どうなるんだー?」

『🎵ソ~プラ~ンド、・・・』

「ダメーッ!」←(トムブラウン ツッコミ)

『あーっ!頭叩くから、また歯が痛くなったじゃないか!』

「自業自得です。」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『本当にソープランドって聴こえるんだって。』

「だから“空耳”ですって!“タモリ倶楽部”に投稿して下さい。」

『皆さんも“ネバーエンディングストーリーのテーマ”聴いてみて下さい。聴いた事あるよって人も今一度ぜひ・・・。』

「このブログは有名人の“名前の法則”を紹介するブログです、念のため。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

山本彩・白石麻衣・橋本環奈の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

山本彩白石麻衣・橋本環奈

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はアイドルグループ出身(在籍中)編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

山本彩 =YAMAMOTO SAYAKA

白石麻衣=SHIRAISHI MAI

橋本環奈=HASHIMOTO KANNA

 

ヒント2:両端の文字に注目してください。

 

『あー頭痛え〜。』

「有作さん、どうしたんですか?」

『いやこの1週間ずっと入院しててよ〜。』

「え?何の病気ですか?」

『えーっと?病名何だっけなぁ?・・・あ、乃木坂46の歌を唄ったら思い出せるかも知れない。』

「また替え歌じゃないでしょうね?」

『じゃあいくぞ。🎵ブンブンブン、ブンブンブン、ブンブンブン、ブンブンブン、インフルエンザー・・・あ!インフルエンザだ!』

「それが言いたかっただけでしょ?(替え歌っていうより“サ”に濁点付けただけだし・・・。)」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

以前、アイドルグループのセンターかリーダーになるのは前田敦子(まえだあつこ)さんや百田夏菜子(ももたかなこ)さんの様な“なめらかネーム”の方が多いという事をお伝えしましたが、80年代のソロアイドル全盛時代に強かったリターンネーム、実はグループ主流の現在でも強いんじゃないかというお話です。

『いやホント大変だったよ、入院中毎日アレでさ。』

「アレって何ですか?」

『えーっと?何だっけなぁ?・・・あ、AKBの歌を唄ったら思い出せるかも知れない。』

「またですか?」

『いくぞ。🎵エブリ、エブリ、エブリデー(WOO)、エブリ、エブリデー、オチューシャ・・・あ!注射だ!』

「唄わなくても“注射”は思い出せるでしょ!(また1文字“カ”を“オ”に替えただけだし・・・。)替え歌唄いたいだけで、本当は入院なんかしてなかったんじゃないんですか?」

『ホントに入院してたんだって!』

「いや普通インフルエンザで入院しないでしょう。・・・あ!まさか?例の病気じゃないですよね?」

『違うよバカ!・・・いやきっと違う・・・違うって信じてる。🎵信じてる、信じてる、僕は信じ〜てる〜』

「あ、今その歌唄う人、信じられないです・・・。」

 

えー話を戻しましょう。今回ご紹介した3人は大人数のグループの中で埋もれる事なく、特に多くの注目を浴びた方々です。

NMB48を牽引してきた山本彩さんは、AKB48を兼任してその中でもセンターに立ち、「365日の紙飛行機」で高い歌唱力を証明しました。そしてグループを卒業し、シンガーソングライターとしての道を歩み始めています。

モデルとしても活動する乃木坂46白石麻衣さんは写真集が記録的ヒットを飛ばし、CM出演本数でも(グループでの出演を合わせて)トップに立つなど、グループの顔となっています。

橋本環奈さんはRev.from DVLという地元福岡でしか知られていなかった様なグループの中にいながら、ネットに上げられた1枚の写真が話題となり、瞬く間に全国区のアイドルになりました。今や女優として大活躍されていますよね。

80年代の中森明菜さんや小泉今日子さんに荻野目洋子さん、

90年代の森高千里さん、2000年代の松浦亜弥さんなど、時代が変わっても名を残してきたリターンネームのアイドルは、やはり現在でもグループから抜きん出る強さを持っていたのです。

『なぁ信じてくれよ!俺たち“どんなときも”一緒だったじゃないか?』

「あ、その言葉を言う人も信じられないです。」

 

その他にもSKE48・AKB48を兼任する松井珠理奈(まついじゅりな)さんは10年目にして総選挙1位に輝きました。Wセンターやじゃんけん選抜ではない、堂々のセンターの座についたのです。

AKB48を卒業した川栄李奈(かわえいりな)さん(ツーペアネーム)はソロ活動を始めた途端、ドラマや映画、CMでも大活躍しています。

SUPER GIRLS浅川梨奈(あさかわなな)さん(フォーカードネーム)はなめらかネームの身体の発育が促進される特性が作用してかグラビアアイドルとしても活躍し、現在は女優への道を歩み始めています。

篠崎愛(しのざきあい)さんはAeLL.というグループからソロへと音楽活動も続ける一方、現役グラビアアイドルのなかでナンバー1と言われるほど、雑誌の表紙を飾ってきました。

他にも元AKB48の平嶋夏海(ひらじまなつみ)さんや永尾(ながお)まりやさん、元DREAM5大原優乃(おおはらゆうの)さんなどが現在グラビアアイドルとして活躍されています。

ただ可愛いだけでは大勢のグループのなかに埋もれてしまいそうな昨今、「女性アイドルはリターンネームがいい」という法則はここに生きていたのです。

『アイドルの話になると本当に長えなぁ。この記事の時も長かったし・・・。』 

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『そう言やあこの記事の時はなめらかネームがグループのセンターやリーダーになるって言ってなかったか?』

そうです。今日紹介したリターンネームの方々はグループにいた頃、必ずしもセンターに立ち続けた訳ではありません。

山本彩さん、白石麻衣さん、松井珠理奈さんはWセンターという形が多く、1人でセンターに立ったと言える曲は意外と少なかったのです。

他の方々も同様で、グループにいた頃はセンターになりきれなかった方が、卒業後に個人名が前に出た事によって大活躍されています。リターンネームはセンターには今ひとつ不向きでも、ソロのアイドルには向いている名前だという事は現在も変わっていないのです。

『あ!また頭痛が・・・』

「本当ですか?どうせ仮病でしょ?」

『ホントだよ!食欲も湧かないし・・・そうだ!おかゆ作ってくれないか?』

おかゆ?自分で作った事ないですけど・・・。」

『簡単だよ。🎵こ〜の米が煮込め〜るか〜い?』

「それ、B’zの“Calling”じゃないですか!結局替え歌唄いたいだけでしょ?」

 

えー白石麻衣さんは3月に乃木坂46を卒業されますし、松井珠理奈さんも先日SKE48からの卒業を発表されました。お二人とも今後更なる活躍が期待されますね。

ちなみに上に貼りつけた記事の中で欅坂46のセンター平手友梨奈(ひらてゆりな)さんはなめらかネームではないので本当はセンター向きでは無いと申し上げましたが、先日突然の“脱退”を発表されました。卒業ではなく脱退をされるという事は、乃木坂46時代の生駒里奈(いこまりな)さんの様に、かなり無理して気を張ってセンターを務めていたのではないかと思われます。

平手友梨奈さんも生駒里奈さんもノーペアネームなので、センターを務め続けるのは苦しかったんじゃないでしょうか?

『友達がいなかったからじゃないか?』

「よくそんなデリカシーの無い事を・・・」

『だって友梨奈って字、友が梨(なし)って書くだろ。』

 

・・・えーまとめますと、個人名が前に出ないグループの中にいる時はやや控えめなリターンネームですが、元々アイドル性が高い方が多いので、グループから離れて個人で勝負するほうが向いているのではないかという事です。「名前の法則」の奥の深さを感じさせますね。

 『また無視(スルー)したな!』

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

『それでは皆さん、お別れにこの曲を聴いて下さい。BEGINで「恋しくて」。』

「何でまたその歌を?」

『🎵小石食って〜吐き出し〜た〜』

「結局替え歌かい!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

カズレーザーさん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第80回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第80回目の今日はカズレーザーさんです。

本名は金子和令といいます。

 

「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、

分かりやすくする為にローマ字にしてみます。

 

まず芸名のカズレーザーですが、苗字か下の名前のどちらかだけを芸名にされているか、そういった概念も無い言葉の場合は“ショートネーム”と呼びます。

ローマ字で書くと、KAZUREZAとなります。

(レーザーは英語表記では“LASER”ですが、これだと母音が分かりにくいので敢えてローマ字にしています。)

ショートネームでもヒロミさんや千秋さんの様に最初の母音に戻る“リターンネーム”の方が芸能界で活躍されているケースが多く、カズレーザーさんも

最初の文字「カ」と、最後の文字「ザ」の母音が同じなのでリターンネームという事になります。

 

本名の金子和令というお名前をローマ字で書くと、

 

KANEKO  KAZUNORIとなります。

 

全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。

ただ、それは芸名がロイヤルネームだった場合の話で、表に出ない本名がロイヤルネームではなかなか効力が発揮されません。

 

ピン芸人だったカズレーザーさんはお笑いのライブでネタを披露するも全くウケず、およそ6年間ほどスベり続けていた時代があったそうです。

リターンネームなのに何故売れなかったか?それはもちろん世間に名前が知られていなかったからですね。いくら良い名前でも、ある程度の知名度が無いと売れる筈はありません。

やがて先輩芸人から「このままスベり続けて死ぬ」か「コンビを組む」かどっちかにしろと言われ、死ぬよりはコンビを組むほうがマシと思って相方探しを始めたそうです。

その時丁度コンビ別れしたばかりの安藤(あんどう)なつさんに声を掛け、メイプル超合金が誕生しました。

ちなみに安藤なつさんは本名が安藤和代(かずよ)といい、芸名・本名とも“ノーペアネーム”です。

そのせいかカズレーザーさんと組む前にも2度コンビを解散していました。ピン芸人だった時代もあったそうで、やはりノーペアネームは安定しないのですね。 

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◉時代も味方する?大躍進

 

コンビ結成から約3年、「M−1グランプリ2015」で頭角を現したメイプル超合金は注目度が上がり、特にカズレーザーさんはバラエティーに引っ張りだこになりました。コンビ名のメイプル超合金がリターンネームではない為、早くもコンビ格差が生まれたのです。

また本名がロイヤルネームで特異な芸名という意味では昨日紹介したバカリズムさんと同じですが、芸名のカズレーザーがリターンネームだった分、知名度が上がると売れるまでが早かったのです。

トレードマークの真っ赤な衣装と金髪は漫画(アニメ)の「コブラ」の影響で、カズレーザーという芸名も本名の和令が“かずれい”とも読める事から、「仮面ライダーV3」に登場した怪人カニレーザーをもじって付けたのだそうです。

更にバイセクシャルである事も公表していて、一歩間違えると「オタクだ」「気持ち悪い」などと罵詈雑言を浴びせられてもおかしくないキャラクターですが、あまりにも堂々と公言しているのでかえって誹謗中傷が少ないのでしょう。

何より同志社大学出身のインテリである事が発言に説得力を増しているようで、クイズ番組では毎回好成績を残しています。

これまでにも高学歴を売りにする芸人はいましたが、やはり勉強に時間を費やしてきた分お笑いのセンスはやや劣る方が多く、ロザン宇治原史規(うじはらふみのり)さんの様にクイズ番組専門のタレントになるケースが多かったのです。(失礼?いや事実だからいいでしょう。)

しかしカズレーザーさんはお笑いのセンスも卓越していて、バラエティーでもクイズ番組でも大活躍しています。そこで本名の違いが出る訳ですよ。やはりロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」んですねぇ。

 

そして平成の終わりに新元号が発表された時、カズレーザーさんが一際注目を浴びました。

本名の和令が“令和”と並び違いのニアピンだったのです。そのお陰で“時代をひっくり返した男”などという新しいキャッチフレーズも生まれました。

まぁ偶然と言えばそれまでですが“運”が向いているとも言えるでしょう。

 

今お笑い芸人が番組MCの座につくのは40代になってからの方が多い中、32歳だった2017年頃からMCを担当する番組も多くなっています。

昨日のバカリズムさんもそうですが、表に出ない本名でも発揮されるロイヤルネームのMC運、侮るなかれです。 

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単に頭が良いだけではなく切り返しの早さやワードセンスも抜群で、「不幸から目を逸らす努力が必要」、「無駄を省ける人のほうが充実している」などの名言が派手な見た目とのギャップの効果も相まって、2020年度の理想の上司ランキングでは内村光良(うちむらてるよし)さんに次いで2位に選ばれています。

見た目といい、言動といい、正に新時代の芸人という感じですが、これからも世間の評価は伸びていきそうな気がします。あ、現場からは以上です。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

バカリズムさん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第79回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第79回目の今日はバカリズムさんです。

この名前は以前に組んでいたコンビ名をそのまま引き継いだもので、本名は升野英知といいます。

 

「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、分かりやすくする為にローマ字にしてみます。

 

まず芸名のバカリズムですが、苗字か下の名前のどちらかだけを芸名にされているか、そういった概念も無い言葉の場合は“ショートネーム”と呼びます。

ローマ字で書くと、BAKARIZUMUとなります。

ショートネームでもヒロミさんや千秋さんの様に最初の母音に戻る“リターンネーム”の方もいらっしゃいますが、バカリズムさんの場合は

最初の文字「バ」と、最後の文字「ム」の母音が違います。

つまりこのお名前はショートネームのノーリターンという事になります。

 

ショートネームはリターンネームの方が芸能界で活躍されているケースが多く、ノーリターンだと売れるまでに時間がかかり苦労する傾向があります。(コンビ名の場合も同じです。)

 

バカリズムというコンビとしては10年程の活動期間で日の目を見る事もなく、相方の松下敏宏(まつしたとしひろ)さんが30歳の節目に引退を決意して解散になりました。

そこから升野英知さんが芸能界に1人残って、コンビ名をそのまま個人の芸名として引き継いだのです。

ホンジャマカの回でもお伝えしましたが、母体のグループが解散しても芸能界に残る性質の名前タイプがあります。

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本名の升野英知というお名前をローマ字で書くと、

MASUNO  HIDETOMOとなります。

 

全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

そうです、ロイヤルネームの升野英知さんが芸能界に残り、

バカリズム=コンビ名から、バカリズム(本名:升野英知)となったのです。

 

このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。

ただ、それは芸名がロイヤルネームだった場合の話で、表に出ない本名がロイヤルネームではなかなか効力が発揮されません。しかしバカリズムさんはじわじわと名前の力を使い浮上していくのです。

 

ピン芸人となったバカリズムさんは「R−1グランプリ」に出場し、初出場ながら4位と健闘した事でネタ番組への出演が増えていきます。

ネタは「トツギーノ」などのフリップネタが多かったのですが、そこで持って生まれた絵の上手さが発揮されます。これは芸人になる前から持っていた才能ですね。

また文才もあったのか、ブログ上で架空のOLに成り済まして日記を綴っていたところ、後に書籍化されたばかりか、ドラマ化や映画化までされ、しかも何故か本人が主役のOL役まで演じています。演技力も持っていた才能ですかね。

ドラマの脚本の仕事も舞い込む様になり、竹野内豊(たけのうちゆたか)さんや船越英一郎(ふなこしえいいちろう)さんなど、有名俳優主演の連続ドラマの脚本まで任されるようになりました。

そんな多才ぶりが認められたお陰か音楽番組「バズリズム」の司会に起用され、ゲストのトークからお題を汲み取りイラストにするという、持ち前の画力を活かした技を毎回披露して評判を呼んでいます。

更にはそこそこ歌も上手いお陰で、同番組内の企画で秦基博(はたもとひろ)さんや大原櫻子(おおはらさくらこ)さんとコラボしたユニットで歌手活動もして、作詞も手掛けています。

もちろん本業のお笑いでも、1人コントではネタの着眼点が独創的だと高い評価を受けていますし、「IPPONグランプリ」の大喜利でも秀逸なワードセンスで最多優勝回数を誇っています。

絵の上手さ、文才、演技、歌、発想力、ワードセンスと、どれを取ってみても芸人になる前の升野英知さんが持っていた才能という気がします。芸名の運で売れたのではなく、本名の「何をやっても上手くいく」特性で売れたという事が言えるでしょう。

 

これだけ多方面で活躍していると、多忙で恋愛もする暇がないかと思いきや、アイドルグループでんぱ組.incの元メンバー夢眠(ゆめみ)ねむさんと先日結婚を発表しました。

昨日紹介した薬丸裕英さんのパートナー、石川秀美さんと比べると知名度は雲泥の差ですが、一応今の時代の人気(元)アイドルを射止めたという意味では、さすが恋愛運も強いロイヤルネームという所です。忙しくてもやる事はやっていたんですね。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。