矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

スガシカオ・山崎まさよし・槇原敬之の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

スガシカオ山崎まさよし槇原敬之

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回は男性アーティスト編です。

 

山崎まさよしはこの前も出ただろ?』

「はい、確かに2度目ですねぇ。」

『それに槇原敬之は出しちゃ駄目だろ?』

「まぁ確かに出しにくいんですけど、このクイズ成立させる為に止むなくです。(何だかんだでこのブログに結構出てますけどね)」

 

ヒント1:いつもならローマ字に変換する所ですが、今回はスガシカオさんに合わせてカナにしてみましょう。

 

 スガシカオ

 山崎(やまざき)まさよ

 槇原敬之(まきはらのりゆき)

 

『これってひょっとして、スガシカオの濁点取るってパターンじゃねぇのか?』

「そうです。“ガ”の濁点を取って“スカシカオ”にしてください。」

『分かった!“ワンモアネーム”だろ!?』

「その通り!!」

 

それぞれ、

 スガシカオ=ス

 山崎(やざき)さよし

 槇原敬之(まはらのりゆ)

と、同じ文字が2つ入ります。

この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。

 

『何だよもう正解出ちゃったよ。悪りいなこんなに早く終わっちゃって。』

「・・・ですが〜、」

『ナニ!?クイズ番組でよくあるパターンじゃないか!』

「もう1つの共通点は何でしょうか?というのが、今日の本当の問題です。」

『シンガーソングライターって事だろ?』

「それはもう最初から分かってるじゃないですか。」

『あと何があんだよ?「カ」や「キ」が入ってるって事か?』

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「あ、その方向に持っていくのだけは止めてください。」

 

ヒント2:この3人の名前以外の共通点ですよ。自身で唄った曲以外にもヒット曲ありますよね?

 

ほら、皆さんもう分かってきたでしょう?

では正解を発表しましょう。

 

正解は、SMAPに楽曲提供した方々という事ですね。

 

スガシカオさんは夜空ノムコウの作詞、

山崎まさよしさんは「セロリ」の作詞・作曲、

槇原敬之さんは世界に一つだけの花の作詞・作曲

と、3人ともSMAPの代表曲と言えるヒット曲を書き下ろしています。

ご自身でもそれぞれヒット曲がありますので、正に“ワンモア”な活躍と言えますね。

 

『その3人がたまたまワンモアネームだったって事だけだろ?単なる偶然じゃねぇか?』

「いや私もそう思ってたんですが、つい最近ある事に気付きまして・・・。」

『ある事って何?』

「らいおんハート」を作詞した人って、誰だったか覚えてますか?」

『えーと、確か脚本家の・・・』

「そう、野島伸司さんですね。」

『そうって俺、脚本家としか言ってないけど・・・。』

「では「BANG!BANG!バカンス!」を作詞したのは?」

『あ、もう次いってるのね。それは分かるぞ、クドカンだろ?』

「そう、宮藤官九郎さんですね。はい、ではこのお二人の名前もカナにしてみましょう。」

 

 野島伸司(のましん)

 宮藤官九郎(どうかんろう)

 

分かりますか?野島伸司さんは「じ」が2つ、宮藤官九郎さんは「く」が2つ入っています。

つまりこのお二人もワンモアネームなんですよ!

しかも本来はお二人とも脚本家なので、作詞のオファーが来る事自体珍しいのですが、それがSMAPからですから。これはもう名前の運が引き寄せたとしか考えられませんね。

『ハァー、そんなもんかねぇ。』

 

その他にも

「$10」林田健司(はやだけん)さん、

「がんばりましょう」(他多数)は小倉(おら)さん(作詞家)、

「朝日を見に行こうよ」安田信二(やすだ)さん、

DEAR WOMAN麻生哲朗(あそてつろ)さん(コピーライター)、

などが作詞、あるいは作詞・作曲の両方を担当しています。

 

SMAPが唄うという事はヒットが約束されている様なものでしたから、当然売り上げに応じた印税収入も見込める訳で、そう考えるとワンモアネームは「ライター運」の様なものがあるのではないかと思えるのです。

 

という訳で私も最近発見したばかりのワンモアネーム、まだまだ色んな有名人、色んな法則が見つかるかも知れませんよ。

『それでは最後に1曲聴いてください。「コロナノムコウ」』

「あぁ、やっぱり唄わないと終われないんですね。」

『🎵あれから〜僕たちは〜政府を信じてこれたかなぁ?』

「いやあんまりそういう政治批判的な事は言わないほうが・・・」

『🎵全てが〜思うほど〜上手くはいかないみたいだ〜、』

「まぁ政治家の方々も頑張ってるんでしょうけどねぇ。」

(中略・・・)

『🎵君が何か掴まそうと〜2枚送ったマスクは〜、』

「“アベノマスク”の事かな?」

『🎵ゴミやカビなど〜問題だけで〜から回りしつづける〜、』

「あ、歌詞は多少前後してますんで。」

『🎵このまま〜どこまでも〜自粛は続いていくのかなぁ?』

「そんな事ないです、もう少しの辛抱ですよ。」

『🎵窓をそっと開けてみる〜外の風のにおいがした〜、』

「空気を入れ替えて換気しないとねぇ。」

『🎵安倍から〜僕たちは〜何かを貰ってこれたかなぁ?』

「そう言えばまだ貰ってないなぁ。」

『🎵コロナの〜ムコウには〜もう夏が〜待っている〜、』

「うーん、5月31日過ぎればもう夏ですねぇ。」

 

『🎵BABY,BANG!BANG!BANG!裸足でgo now、政府の命令に逆らって〜!』

「いやまだ外出ちゃ駄目ですよ!」

『最後のはクドカンへのエールだよ!コロナに負けるな!ってな。』

「届きますかね?そのエール。」

『そんな事より、ヒヤヒヤしたぜぇ。』

「何がですか?」

『いやスガシカオが今夜(8日)のMステのゲストで、自宅からリモートで唄うっていうからよぉ、』

「えっ?それで・・・?」

『“コロナノムコウ”先に唄われたらどうしようかと思って。』

「あ、そんな心配要らないです。」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

“ワンモアネーム”は載っていませんが、こちらの本も参考にして下さい。

『普通に「Progress」唄ってたぜ?歌詞もそのままで。』

「それでいいんですよ!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

寺尾聰さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第135回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第135回目の今日は寺尾聰さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとTERAO  AKIRAとなり、

苗字の最後の文字「お」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「て」と、最後の文字「ら」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし文字で見ると「ら」が2つ入っています。

この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。 

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寺尾聰さんは若い頃いくつかのグループを渡り歩いていて、ザ・サベージというグループでも活動していました。

「いつまでも いつまでも」「この手のひらに愛を」の2曲がヒットするも、寺尾聰さんはすぐに脱退して別のグループ、ザ・ホワイトキックに加入します。しかしそのグループもシングル1枚を出しただけで解散と、実に不安定な日々を送っていたのです。

ザ・サベージもザ・ホワイトキックスも“リターンネーム”でなかった上に、寺尾聰さん自身もノーペアネームだった為に安定しなかったのですね。

しかしその後すぐに、石原裕次郎(いしはらゆうじろう)さん製作・主演の映画「黒部の太陽」で俳優デビューしました。

これをきっかけに石原裕次郎門下(俗に言う石原軍団)の若手有望株としてテレビドラマを中心に活躍するようになります。

当初は三枚目の役を演じる事もありましたが、「大都会PARTⅢ」や「西部警察」などではサングラスを掛けてニヒルな刑事役を演じ、二枚目路線に転向しました。

 

◉3曲集中ヒット

 

寺尾聰さんはザ・ホワイトキックス解散後もソロ歌手としてシングルをポツポツと(3〜4年に1枚くらい)リリースしていましたがヒットには至りませんでした。

しかし「西部警察」出演中はここぞとばかりにシングル3枚を連続リリースします。

そして連続リリース第3弾となったルビーの指環が大ヒットし、「ザ・ベストテン」では12週連続1位の新記録まで打ち立てたのです。

するとあまり売れていなかった第1弾の「SHADOW CITY」や第2弾の「出航 SASURAI」まで相乗効果でヒットし、3曲同時にベストテン入りした週もありました。

ルビーの指環」はその年の「レコード大賞」も受賞し、その後の歌手活動も華々しいものになるかと思われましたが、次の曲がリリースされた頃には「西部警察」も終了していたせいか、予想をはるかに下回る売れ行きとなってしまいました。

以降もヒットが続かず、寺尾聰さんは音楽活動を休止して俳優に専念するのですが、この著しい不安定さはやはりノーペアネームの性質がそうさせたのでしょうか。

 

◉父から受け継いだ縁

 

1つ言い忘れていましたが、この方も「二世タレント」にあたります。

お父さんは宇野重吉(うのじゅうきち)さんという俳優で、舞台・映画・ドラマと幅広く活躍された方でした。

石原裕次郎さんとも映画で共演するなど親交があり、その縁で寺尾聰さんを「黒部の太陽」の出演者に選んだのでしょう。その縁が無ければ俳優・寺尾聰は誕生していなかったかも知れず、「ルビーの指環」もヒットしていなかったかも知れません。

実際、レコード化の前に石原プロの社長であった裕次郎さんと専務に聴いてもらった所、専務が「こんな(お経みたいな)曲売れる訳がない」と言ったのに対し、裕次郎さんが「いいんじゃないの」と言ってくれたお陰でレコード化が決まったそうです。

寺尾聰さんの芸能人生は父である宇野重吉さんと、昭和の大スター・石原裕次郎さんに支えられていたんですね。

 

近年は再び俳優として存在感を放ち、2001年の映画「雨あがる」と、2005年の「半落ち」で2度のアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しました。その後現在までもドラマで重厚な役を演じています。

歌手ではグループからソロでワンモア、俳優ではアカデミー賞をワンモアと、このワンモアネームの特性を活かしきっている方ですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

堺正章さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第134回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第134回目の今日は堺正章さんです。

本名は栗原正章といいます。

 

ローマ字で書くSAKAI  MASAAKIとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「ま」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし文字で見ると「さ」が2つ入っています。

この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。

 

堺正章さんはザ・スパイダースというグループで活動していました。

井上順(いのうえじゅん)さんやかまやつひろしさんも在籍していた人気グループで、「夕陽が泣いている」「バン・バン・バン」などのヒット曲で1960年代後半のグループサウンズ・ブームを牽引しました。

堺正章さんはその中でボーカルとしてアイドル的な人気(その当時の日本にまだアイドルという言葉が浸透していませんでしたが)を誇っていたのです。

ただ、ザ・スパイダースという名前が“リターンネーム”でなかった為か、個人の人気が先にたってしまい、1970年に解散しました。

その頃既に堺正章さんはドラマ「時間ですよ」に出演してお茶の間の人気者になっていました。ザ・スパイダース解散後はソロで音楽活動を継続、デビュー曲となった「さらば恋人」はいきなりのヒットを飛ばします。ここまででも充分ワンモアな活躍ですね。

他にも「街の灯り」や「NHKみんなのうた」の「北風小僧の寒太郎」など、歌手活動も盛んに行っていました。

俳優としては「西遊記」で主役の孫悟空を演じ、「時間ですよ」以来のヒットドラマとなります。また「新春かくし芸大会」においては毎年のように磨き上げた個人芸を披露してエンターテイナーぶりを発揮し、“テーブルクロス引き”は堺正章さんの代名詞になりました。

また司会者としても「紅白歌のベストテン」→「ザ・トップテン」や、「カックラキン大放送!!」(司会と言うよりはコントの主役)などの人気番組を支えました。

歌手・俳優・司会者・エンターテイナー(コメディアン)と、芸能界における肩書きをいくつも手に入れ、正に八面六臂の活躍をするのです。

 

◉苦労知らず?芸能界の超エリート

 

もう1つ肩書きを付けるとするなら「二世タレント」でしょうか。

お父さんは堺駿二(さかいしゅんじ)という喜劇俳優で、戦中・戦後と舞台、映画などで活躍された方でした。

その次男に生まれた正章少年は、撮影所に連れられていった事がきっかけで映画に出演し、5歳の時すでに芸能界デビューを果たしていたのです。

ザ・スパイダースに加入したのも16歳(高校在学中)で、そこからは前述の通りスター街道まっしぐらですから苦労らしい苦労は見えません。

子供の頃から裕福な暮らしを送り、芸能界でも一線を走り続ける。こんな方はなかなかいませんよ。

 

◉“マチャアキ”から“巨匠”へ

 

この方には肩書きと並んでいくつもの愛称(別称)があります。

若い頃は正章をもじって“マチャアキ”と呼ばれ人気を博しました。これはおそらく周りから呼ばれた愛称だったでしょう。堺さんのキャラクターとも相まって世間にも浸透しやすかったのです。

40代頃には後輩タレントも増えてきて“堺先生”(読み方は“しゃかいしぇんしぇい”)と呼ばれるようになります。半ばおちょくっているかの様な呼び方ですが、それを許せるだけのキャリアと寛大な精神をお持ちだったのです。

そして50代になった頃には料理番組「チューボーですよ!」の司会を担当し“巨匠”と呼ばれるようになります。しかしこれはどうやら萩本欽一(はぎもときんいち)さんの“大将”やビートたけしさんの“殿”に匹敵する別称が欲しかったあまり、自分から「巨匠と呼びなさい」と言い出した事がきっかけだった様です。マチャアキなどの軽い感じではなく、威厳を保てる様な別称に憧れていたんでしょうね。

芸能人にとって名前がいくつもあるのは良い事です。ただこれだけ安定しないのはノーペアネームだからでしょうか。

 

◉伝統芸?ズッコケ

 

ここで本名の栗原正章というお名前も見てみましょう。

ローマ字で書くとKURIHARA  MASAAKIとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

堺正章さんは芸能生活60年近くになる大御所ですが、タレントが大勢集まる祭典的な番組で審査員を務める時に、わざわざ大道具さんに発注して壊れやすい材質にしてもらい、よき所でズッコケて机ごと倒れます。これが見た目にも派手なので大ウケするのですが、かなりの痛みを伴う(打ち所が悪いと負傷する事もある)危険な行為なのです。

何が言いたいかというと、老体にムチ打って高齢になってもひと笑いの為にそこまで身体を張る所に、なめらかネームの「身体が丈夫になる」特性が出ているのではないかという事です。

 

今や孫ほど年の離れた若い共演者たちの心を掴むにはてっとり早い手段なのでしょうが、70歳を過ぎてそれが出来る体力とサービス精神に、伊達に長く芸能界で君臨してきた訳ではないという心意気の様な物を感じずにはいられません。

昭和、平成、令和と時代は変わっても、人が「面白い」と感じる物はそう変わってはいないんだという事を、身をもって教えてくれている様な気さえするのです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

南こうせつさん(かぐや姫)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第133回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第133回目の今日は南こうせつさんです。

本名は漢字で南高節と書きます。

 

ローマ字で書くとMINAMI  KOSETUとなります。

 

苗字の最後の文字「み」と、下の名前の最初の文字「こ」、

フルネームの最初の文字「み」と、最後の文字「つ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし全体を見るとMINAMI  KOSETUと、、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

このロイヤルネームの方がグループ内にいた場合はリーダーになる確率が高く、南こうせつさんはかぐや姫というグループでリーダーを務めていました。

このかぐや姫にはメンバーチェンジ、名義変更などの変遷があり、

最初は南高節とかぐや姫でした。

南高節が“なんこうぶし”と間違われるなど、良い事がないまま1年程で解散。他二人のメンバーは一般の社会人になりました。

そして伊勢正三(いせしょうぞう)さんと山田(やまだ)パンダさんを迎え、

南こうせつかぐや姫(第二期)がスタートします。

山田パンダさんは南こうせつさんより年上でした。ロイヤルネームは年上をも引っ張る程のリーダーシップがあるんですね。

あの伊勢正三さんを迎えた事でグループはパワーアップし、シングル神田川の大ヒットに続いてアルバムもセールス1位を記録するなど、大人気グループとなりました。

“あの”って“どの?”なんて思ってませんか?あのなごり雪を作った伊勢正三さんですよ。

イルカさんのカヴァーがすっかり有名になりましたが、最初はかぐや姫のアルバムの中の1曲だったのです。これまで多くのアーティストにカヴァーされ、日本の歌謡史に残る名曲と言われていますよね。

 

◉更に改名して“かぐや姫”に

 

ここでグループのギャラ配分について少し話しますと、

南こうせつかぐや姫”名義の場合、単純計算で南こうせつさんに50%が入り、残りの50%がかぐや姫に入ります。それを伊勢正三さんと山田パンダさんで二等分するので25%ずつという事ですね。

この後グループは改名して“かぐや姫”になるのですが、この名義になるとギャラは三等分になります。南こうせつさんの取り分は少なくなる訳ですが、それはおそらく南こうせつさんから二人への配慮だったと思われるのです。

実際、前述の「なごり雪」が収録されたアルバム「三階建の詩」制作時には南こうせつさんが「メンバー全員に平等に印税が入るように」と、伊勢正三さんと山田パンダさんに曲作りのノルマを課しています。「三階建の詩」というタイトルにも、三人で作り上げたアルバムという意味が込められていたのでしょう。メンバー全員が平等であるようにとグループをまとめるリーダーシップ、さすがロイヤルネームといった所ですね。

 

しかし改名後も“リターンネーム”でなかったせいか、(実際はレコード会社に勝手に次のシングルを決められるなど、メンバーの意向が無視されるようになった事が大きい)かぐや姫は解散を迎えます。

ここでもう1度南こうせつさんのお名前をよく調べる為、今度は全てひらがなにしてみましょう。

「みなみこうせつ」と「み」の文字が二つ入っていますね。

この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。 

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南こうせつさんはかぐや姫解散後、ソロ歌手としても「夢一夜」をヒットさせました。また日本人アーティストとして初めて日本武道館でワンマン公演を行った歌手でもあるのです。

伊勢正三さんはフォークデュオとして再スタートをきります。

「三階建の詩」に収録されていた22才の別れでデビューしてヒットしましたが、それ以降はヒットが続きませんでした。

なごり雪」や「22才の別れ」などのヒット曲を生み出しながら、伊勢正三さんの名前が今一つ知られていないのは、どちらもご自身の名義で発表した曲ではなかったからなのかも知れません。

あと山田パンダさんもソロ、グループと音楽活動を続けました。

この名前で見ると“フォーカードネーム”なので良い名前なのですが、明らかに芸名と分かりますよね。

本名は山田嗣人(やまだつぐと)というそうで、こちらはシンプルなノーペアネームになります。

だからグループ、ソロ、またグループと安定しなかったのでしょう。芸名も母音で見ると良いとは言え、あまりおふざけ感が出ると良くないのかも知れません。

 

そうそう、今回は南こうせつさんの話でした。71歳になった今も歌手として活動を続けられています。

「懐かしのヒット曲」などの番組では「神田川」や「妹」など、かぐや姫時代のヒット曲を要望される事も多いので、若い世代は南こうせつさんの歌だと思われる方も多いでしょう。まぁ実際メインボーカルで唄ってた訳ですし、ギャラを出来るだけ分配しようとしていたリーダーの役得ですかね。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

松山千春さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第132回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第132回目の今日は松山千春さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとMATSUYAMA  CHIHARUとなり、

 

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「ち」

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

“なめらかネーム”ほど目立ちたがりではなく、“リターンネーム”ほど話し好きでもない為か、デビュー当時はほとんどテレビに出ませんでした。

それでも「季節の中で」「恋」「長い夜」「大空と大地の中で」など多くのヒット曲を生み出し、一流アーティストの仲間入りを果たします。

 

母音で見るとあまり良くない名前ですが、最初に「まつ」という音があります。

日本では古来、物の価値を松・竹・梅の3段階で評価していました。

これは英語で言うGood・Better・Bestと同じで、その中で松はBest、最上級の物を表す言葉だったのです。

その影響か日本人は「松」という文字を見たり、「まつ」という音を聞いたりすると潜在的に高級感を感じてしまうようで、名前に松が付く有名人を集めてみると、単なる人気とか憧れという次元を超え「崇拝」されているといった感すらある、いわばカリスマ的存在の方が多いのです。

男性では永遠の名優・松田優作(まつだゆうさく)さんや、お笑い界のカリスマ・松本人志(まつもとひとし)さんなど・・・。

女性では松嶋菜々子(まつしまななこ)さんや松たか子さんの様に“美人”の代名詞的存在にまでなってしまう女優陣に加え、永遠のアイドル松田聖子(まつだせいこ)さんや、いまも根強い人気を誇る「ユーミン」こと松任谷由実(まつとうやゆみ)さんなど、ファンにとっては神様のような存在の方ばかりなのです。

松山千春さんも実家が観光名所になっているほど、地元・北海道ではスーパースターとして崇められています。

 

また「ま」という文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

ワンモアネームはシンガーソングライターとして、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いのも特徴です。

ただこの方は「本当に作りたいと思った人にしか作らない」というこだわりが強かったのか、昨日紹介したさだまさしさんよりその数は少なく、1番知られているのは明石家さんまさんに頼まれて作った「ビックリ箱のうた」ではないでしょうか。

(実は「北の国から」の主題歌も、最初は北海道出身の千春さんに依頼が来たのを断った為に、さだまさしさんが担当する事になったという逸話があります。)

 

◉頭と共に明るくなった?

 

話を一旦母音の話に戻しましょう。

なめらかネームではない為、俳優としての仕事はほとんどしていません。皆無と言っていい程です。

ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。松山千春さんはデビュー当時から拒み続けていたテレビ出演を、ある時期から頻繁に行うようになりました。それは薄くなった頭をごまかす為にスキンヘッドにした頃からだったのですが、完全なキャラ変というか、もう若い頃の千春さんの姿はそこにはなく、開き直ったかのようによく喋るおじさんになっていました。

「不安定」という言葉の裏には、人気が高まっても長続きしにくいという意味もあります。千春さんの場合はカッコ良くて歌も上手くて、人を感動させる歌を唄っていた(髪もフサフサしていた)若い頃の人気と、テレビに出始めてから(スキンヘッドになってから)の「このおじさん面白いなぁ」という人気が全く別の物になってしまったのです。

 

それが証拠に、若い時の様に歌が売れなくなってしまいました。コンスタンスにシングルのリリースを続けていますが、もう何十年と大きなヒットに結びついていません。

かつてはスーパースターと持て囃された歌手でも、ノーペアネームだと不安定になってしまうのでしょうか。

それでも若い頃から応援し続けているファンは、コンサートツアーがあれば往年のヒット曲を生で聴きたいと足繁く通うようです。

聴きながら、思わず目を閉じちゃったりするんでしょうかね?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

さだまさしさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第131回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第131回目の今日はさだまさしさんです。

本名は漢字で佐田雅志と書きます。

 

ローマ字で書くとSADA  MASASHIとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また「さ」という文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。

さだまさしさんはソロ歌手になる前にグレープというフォークデュオで活動していた時期があり、精霊流し」「無縁坂」などの大ヒット曲でも知られています。

ただ、どちらも悲しい歌だった為に「グレープは暗い」というイメージが付いてしまい、このままでは自分たちがやりたい音楽が出来ないと感じ、僅か3年程で解散しました。

グレープ・・・“ドレミネーム”なので大ヒットを飛ばし、“リターンネーム”でもあるので存続期間が長くなる名前でもありますが、自分達で解散の道を選んだのなら仕方ないですね。

 

ちなみにデュオの相方は吉田正美(現:政美)さんという方で、こちらもなめらかネームですね。この方もグレープ解散後、音楽活動を続けていたようですが、成功とは言い難いものだったようです。

まぁグレープはさだまさしさんがメインで唄っていた事もありますし、茶坊主というバンドを組んでその一員になったという理由もあったでしょう。

しかし「名前の法則」で判断すると、さだまさしさんの様なワンモアネームじゃなかったから、という事になります。

 

一方のさだまさしさんはソロ歌手として大成功を収めます。

なめらかネームの男性歌手は「男らしい」歌を唄うのに適しています。

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今もさださんの代表曲として知られる「関白宣言」は、文字通り結婚前に相手の女性に対して、いかに自分が亭主関白になるかを宣言するという、現代では考えられない内容の歌詞ですが、非常に「男らしい」ですよね。

こんな「男らしい」歌を唄ってヒットさせる事が出来たのは、なめらかネームならではなのです。当時からさださんは眼鏡をかけた文学青年の様な風貌でしたので、こんな「男らしい」歌はイメージに合わなかったのですが、それでも大ヒットしたのは名前の効力があったからでしょう。例えが極端過ぎるかもしれませんが、もしリターンネームの美川憲一さんが「関白宣言」を唄っていたとしてもヒットしなかったでしょうからね。

その他にも「案山子(かかし)「親父の一番長い日」「道化師のソネットなど多くのヒット曲を生み出しました。

ワンモアネームはシンガーソングライターとして、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いのも特徴です。

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山口百恵(やまぐちももえ)さんに提供した秋桜(コスモス)は大ヒットし、百恵さんの代表曲の1つにもなっています。

ヒットしたのは百恵さんの人気のお陰である事は間違いありませんが、当時の百恵さんから曲のオファーが来たという事は、それだけ世間からも認められていたという事でしょう。

有名な「北の国から」のテーマも、北国出身じゃないのにオファーが来たぐらいですから。

 

◉唯一の失敗?映画監督

 

上記の通り「関白宣言」などのヒットで多額の印税収入を手にしていたさださんは「映画を撮りたい」と思ってしまいます。

中国での大ロケーションを敢行したドキュメンタリー映画「長江」の撮影に挑み、自らメガホンを取りました。

興行的には決して悪くない結果だったのですが、何しろ制作費が掛かり過ぎた為に印税収入でもまかないきれず、さださんは莫大な借金を背負うハメになってしまいます。

そしてその借金を返済する為、年間100回以上ものコンサートを毎年行なうようになります。いや行なわざるを得なくなります。コンサートのMCでトークに力を入れるようになったのもこの頃からで、歌以外の魅力も磨かなければという強迫観念からくるものでした。話し上手なリターンネームではないさださんがあれだけお喋りになったのもそんな理由があったんですね。

2013年7月には日本武道館でソロ・コンサート通算4000回という記録を達成し、ようやく映画で抱えた借金を30年近くかけて完済したそうです。

文学青年の様な風貌でもさすがはなめらかネーム、年間100回以上ものコンサートを30年も続ける体力があったんですねぇ。

 

今年68歳になったさだまさしさんですが、歌手活動以外にもインスタグラムやYou Tubeなど精力的に取り組んでいます。新曲「緊急事態宣言」もSNS上での「さだまさしがそんな歌を唄うのでは?」という声に、頭にきて作ったそうです。

こんな時だからこそ、こういう元気なおじさん方のフットワークを見習いたいものですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

 

【クイズ】ミスチル・アジカン・ヒゲダンの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

 

Mr.Children

ASIAN KUNG-FU GENERATION

Official髭男dism

この3組の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はバンド編です。

 

『おっ!ホントにヒゲダン入ってるな。』

「私は言った事は守るタイプですから。」

『また他人の法則じゃないだろうな?』

「任せてください、今回はオリジナルの法則です。」

 

ヒント1:いつもならローマ字に変換する所ですが、今回はカタカナにしてみましょう。

 

Mr.Children(ミスター・チルドレン)

ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)

Official髭男dism(オフィシャル・ヒゲダンディズム)

 

『それにしても長い名前ばっかりだなぁ。略してミスチルとかヒゲダンで良いんじゃねぇのか?』

「それじゃ駄目なんです。」

『タイトルは略称使ってるじゃないか!?』

「略さないとタイトル長くなり過ぎるんで、仕方なくですよ。」

 

ヒント2:Mr.Childrenを「ミスチル」、Official髭男dismを「ヒゲダン」などと略さないでください。

 

『え?略しちゃ駄目なの?いちいちアジアン・カンフー・ジェネレーションって言わなきゃ駄目なのか?』

「はい、略すと共通点なくなっちゃうんで。」

『面倒くせーなぁ。もっと短い名前でいいんだよ、ゆずとかたまとかよぉ。』

「それはそれで短か過ぎますけど・・・。」

 

ではわからない方のためにもう少し例を追加しましょう。

FUNKY MONKEY BABYSファンキー・モンキー・ベイビーズ

[Alexandros](アレキサンドロス)

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTミッシェル・ガン・エレファント

『おい!“THE”の綴りが違うぞ!』

「いや、これで良いらしいんです。発音もしない黙字みたいなものらしいですよ。」

『何だよそれ?じゃあ付けんなよ紛らわしいなぁ!』

「私に言われても・・・。」

 

ちなみに[Alexandros]の以前の名前[Champagne](シャンペイン)は該当しません。

 

ヒント3:これまでこのブログで紹介してきたバンドの良い名前は、最初と最後の文字の母音が同じになる“リターンネーム”と濁音(または半濁音)の後にラ行が来る“ドレミネーム”のどちらかでしたが、他にも良い名前の条件ありましたよね。

blog.housoku.work

 

ではわからない方のためにもう少し例を追加しましょう。

 

ゲスの極み乙女。

キュウソネコカミ

マカロニえんぴつ

ポルカドットスティングレイ

04 Limited Sazabys(フォー・リミテッド・サザビーズ

UNISON SQUARE GARDEN(ユニゾン・スクエア・ガーデン)

THE ORAL CIGARETTES(ジ・オーラル・シガレッツ)

9mm Parabellum Bullet(9ミリ・パラベラム・バレット)

『出た!9ミリ・パラベラべラ、・・・9ミリ・パラボロビレ、・・・9ミリ・パランベッチョンモロバレ・・・』

「まだ言えないじゃないですか!前よりひどくなってる!」

『頼む、もうこの名前出すのヤメてくれ・・・。』

 

えー皆さんもう分かりましたかね。それでは正解を発表致しましょう。

 

正解は、5つの母音が全て入っているという点です。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

リターンネームやドレミネームに属さないグループを調べたらロイヤルネームがこれだけ見つかったという訳なんですよ。

 

見返して頂ければ分かると思いますが、どのバンドも、5つの母音が全て入っていますよね。

ミ(MI)ス(SU)タ(TA)ー・チルド(DO)レ(RE)ン

ア(A)ジ(JI)アン・カンフ(FU)ー・ジェ(JE)ネレーショ(SYO)ン

オ(O)フィ(FI)シャ(SYA)ル(RU)ヒゲ(GE)ダンディズム

と、こんな感じです。

『何だよ!他のバンドはこんな風にやらないのかよ!?』

「まぁ後はなんとなく母音5つ入ってるなぁって分かるじゃないですか?」

『確かにどれも文字数が多いからなぁ。』

 

そこなんですよ!ロイヤルネームはなぜ希少価値が高いかと言うと、人の名前だからなんです。

人の名前なんて大体6〜8文字ぐらいなのに、その中に5つの母音が全て入っているから珍しいんです。

ところが最近のバンドやグループ名は10文字を越えるような長い名前が多いので、5つの母音が全て入っていても不思議じゃないんですね。だから人名のロイヤルネームほどの効果はないと思われます。

 

実際、過去のバンドでも

YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)や

TM NETWORK(ティーエム・ネットワーク)は

高い音楽性を持ちながらも「早すぎたバンド」なんて言われましたし、

今回紹介したバンドの中には既に解散していたり、活動休止状態になっているバンドが多いのも事実です。ミスチルはドレミネームでもあるので長く続いてますけどね。

過去に存在したバンドとの重複を避ける為に名前がどんどん長くなっていくのは仕方ないので、これからもロイヤルネームのバンドは増えてくると思いますが、あまり有り難みは無いと思われます。

東京スカパラダイス・オーケストラなんて、こんだけ長けりゃ母音も5つ入るだろうって感じだもんな。』

「なので今回は参考までに頭に留めておいて頂く程度で結構です。」

 

やはりバンド名は存続期間が長くなるリターンネームか、爆発力のあるドレミネームが良いようですね。

 

「あれ?有作さん、今日は替え歌唄わないんですか?」

『だって今回出てきたバンド、俺ほとんど知らないもん・・・。』

「いや実は私もね、若い人達の間で大人気だって聞く割には、どんな歌を唄ってるのかほとんど知らないんですよ。」

ヒゲダンは昨日唄っちゃったしなぁ。あっ!でも[Alexandros]の「ワタリドリ」は知ってるぞ!』

「それ行っちゃいましょう!」

『🎵お〜湯かけて、戻すよ〜、』

「いや高野豆腐じゃないんだから!・・・って、こんな感じでどうですか?」

『このブログらしくなったな!ハッハッハッハ・・・』

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

TM NETWORKが該当するなら、電撃ネットワークも該当するよな?』

「あれはバンドじゃありません!って、いい感じですねぇ?」

『オチはこうでなくっちゃな!ハッハッハッハ・・・』

 

ではまた次回をお楽しみにー。