矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

TM NETWORK【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第162回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第162回目の今日はTM NETWORKです。

 

TM NETWORKという名前は、カタカナにするとティーエム・ネットワークと、

、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

人名なら5〜8文字程度の中に5つの母音が入るという希少価値もあるのですが、グループ名は長い名前になればなるほど確率が高くなるので、人名のロイヤルネームほどの希少価値はありません。

グループ名で大事になるのは最初と最後の文字です。この2箇所の母音が同じだとグループ存続期間が長くなる“リターンネーム”になるのですが、残念ながら最初の「ティ」と最後の「ク」の母音が違います。

活動期間後期はTMNと名義変更しましたが、これも最後が「ヌ」なのでリターンネームにはなりません。

そのせいかシンセサイザーを駆使した当時最先端のテクノポップユニットとして活躍したものの、大ヒットしたと言えるのはGet Wildだけで、活動終了後に小室サウンドブームが訪れた事からも「早過ぎたバンド」と呼ばれました。

 

以下紹介する各メンバーの名前は全て本名です。

 

まずボーカルの宇都宮隆(うつのみやたかし)さん。

お名前をローマ字で書くと、

UTSUNOMIYA TAKASHIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

なめらかネームは男性歌手向きの名前です。特にロックなどの激しい歌を唄うのに適しています。 

宇都宮隆さんは楽器を持たずに唄うスタイルの分、バンドのボーカルとしては珍しいくらいダンスをしながら唄っていました。なめらかネームのバンドのボーカリストは昔から世良公則さんの様に派手なアクションで唄う方が多かったのです。その系統が80年代後半にはダンスに変わっていったという事でしょう。セクシーなダンスと歌声は多くのファンを惹きつけました。

TMN活動期間中にソロとしても活動しましたが、その時の名義はT.UTUティー・ウツ)だったんですねぇ。後に宇都宮隆名義に戻すのですが、それなら最初からそうしておいたほうがまだ良かったのではないか、と思えます。どちらにせよバンドのボーカリストがソロでも成功する“ワンモアネーム”ではないんですけどね。

 

続いてはリーダーの小室哲哉(こむろてつや)さん。

この方がTM NETWORKの核であり、作曲だけでなく楽器もほぼ全てを担当、プロデュースまで担当していました。

ローマ字で書くと=KOMURO TETSUYAとなり、

苗字の最後の文字「ろ」と、下の名前の最初の文字「て」

フルネームの最初の文字「こ」と、最後の文字「や」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

ノーペアネームは一言で言うと“安定しない”名前です。

 

また歌手向きの名前ではないので、ボーカルは宇都宮隆さんに任せてコーラスで参加する程度でした。

ソロとして自分で唄った曲もありましたが、残念ながらこの方の声はお世辞にも良い声とは言えません。おそらくその事はご自身でも自覚はあったでしょう。

だからTM NETWORK時代から小室サウンドブームの時代まで、ほぼ一貫して「他の人に唄わせていた」と思われるのです。

この方についてはまだまだ語り尽くせないのですが、今回はあくまでもTM NETWORKについての話なのでこの辺にしておきましょう。

 

続いて、主にギターを担当していた木根尚登(きねなおと)さん。

ローマ字で書くとKINE NAOTOとなり、

苗字の最後の文字「ね」と、下の名前の最初の文字「な」

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「と」の母音が違います。

小室哲哉さんと同じ“ノーペアネーム”ですね。

 

やはり歌手向きの名前ではないので、ボーカルはコーラスで参加する程度でした。

TMN活動期間中にソロとしても活動しましたが、大きなヒットは残せていません。

またこの方が1番小説家やラジオDJNHK教育テレビへの出演など、本業以外にあれこれ手を出している気がします。ノーペアネームはやはり安定しないのです。

挙げ句の果てにはTMN活動休止から20年の時を経て衝撃の告白をしました。

何と「Get Wild」がヒットしていた時、エレキギターを弾けなくて「弾いているフリ」をしていたと言うのです。

そもそも小室さんから「アコースティックギターが弾けるならエレキギターも弾けるだろう」と安易に言われてしまった為で、実際には(木根さん曰く)全然違うので弾けなかったそうです。

私に言わせれば音楽センスが高くなる“リターンネーム”じゃなかったから、という事になるのですが、後になって「あの場(バラエティー番組)ではそう言ったほうが面白いと思ったから」と釈明していました。

しかし演出だとしたら20年以上も経ってからそんな事言いますかね?どこまでちゃんと演奏していたのか怪しい限りです。

 

さてこれでTM NETWORKのメンバー全員の分析は終わり、と言いたいところですが、実はまだ1人大事な方が残っていました。

それはほとんどの曲の作詞を担当した小室みつ子さんです。

小室哲哉さんと同姓の為、よく姉か妹と誤解されましたが血縁関係はありません。

ローマ字で書くとKOMURO MITSUKOとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

“リターンネーム”は女性歌手(特に作詞・作曲もするシンガーソングライター)向きの名前で、音楽センスが高くなる性質があります。

ただリターンネームの奥ゆかしさからか、自身でも歌手として活動していながらほとんどメディアに登場する事はありませんでした。

これをご覧になっている方も、今そのお顔が浮かんでいない方がほとんどではないでしょうか?それぐらいリターンネームは奥ゆかしい方が多いという事なのです。

 

実際の活動期間は10年程度だったTM NETWORK

“TM”の由来はTime Machineの略とされていましたが、活動終了間際になって本当は東京の多摩地区のTaMaから取ったものだと明かされました。

これも木根尚登さんのエアギター疑惑と同じくらい「知らないほうが良かった」かもしれません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

TUBE【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第161回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第161回目の今日はTUBEです。

 

今週は久しぶりにグループ(バンド)特集です。

夏も近い(もう来ている?)という事でまずはTUBEからいきましょう。

 

デビュー当初は“The”が付いてThe TUBEという名前でしたが、姓名判断で「画数が悪い」と指摘され、TUBEに変更しました。

1985年のデビュー曲「ベストセラー・サマー」はCMソングにも起用されいきなりのヒットとなりましたが、2ndシングルでは大きく順位を落としてしまいます。姓名判断は正しかったのかも知れません。

「名前の法則」的に見てもThe TUBEのままだと最初と最後の母音が違いますが、“The”を取ってチューブになった事で“リターンネーム”(母音が「ウ」だけなので“ストレートネーム”)になり、長く愛されるバンドになったのではないかと思われます。

 

TUBEとなって最初のシングルシーズン・イン・ザ・サンは作詞:亜蘭知子(あらんともこ)さん・作曲:織田哲郎(おだてつろう)さんのコンビによる楽曲で、以降も「SUMMER DREAM」「Beach Time」と“夏ウタ”のヒットが続き、夏と言えばTUBEと言われるほどバンドのイメージを定着させました。

 

以下紹介する各メンバーの名前は全て本名です。

まずはボーカルの前田亘輝(まえだのぶてる)さん。

“夏ウタ”にピッタリの伸びやかなボーカルはTUBEの代名詞ですが、下の名前が読みにくい事もあり、以外とフルネームで認識している方は少ないのではないでしょうか。

ローマ字で書くと=MAEDA NOBUTERUとなり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「の」

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

ロック歌手向きのなめらかネームではないので、唄い方は比較的おとなし目(大友康平さんの様にマイクスタンド振り回したりはしないという意味)です。

ソロでもシングル・アルバムを出すなど活動してきましたが、バンドのメインボーカルがソロ歌手としても成功する“ワンモアネーム”(同じ文字が2つ入る名前)ではない為か、誰もが知っていると言える程のヒット曲はありません。

(“ワンモアネーム”の鈴木雅之さんの様に「ガラス越しに消えた夏」「もう涙はいらない」「恋人」などの誰もが知っている様なヒット曲がないという意味です。)

※このブログはかなり高いレベルの話をしています。ファンの間では有名な曲、は該当しませんのでご了承下さい。

やはりリターンネームのTUBEという名義で発表した曲に、前田亘輝というノーペアネームで発表した曲では勝てないという事でしょうか。同じボーカルでもこういう事があるんですね。

 

続いてギターの春畑道哉(はるはたみちや)さん、

ローマ字で書くと HARUHATA MICHIYAとなり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

“リターンネーム”の男性は音楽センスが高くなる性質があります。

 

1989年以降は作詞・作曲家に頼らず、メンバー内で作った歌で勝負する様になるのですが、主に作曲を担当したのは春畑道哉さんでした。

90年代前半に3作連続オリコン1位を獲得した夏を待ちきれなくて」「だって夏じゃない」「夏を抱きしめても春畑さんの作曲によるものです。(作詞は前田亘輝さん)

TUBEとしての活動ではリターンネームの奥ゆかしさからか、前に出てきて目立つ様な事はほとんどありません。(布袋寅泰さんの様に前に出てきたりはしないという意味)

 

ただ「は」という文字が2つ入る “ワンモアネーム”でもあるので、ギタリストとしては珍しいソロ活動もしているのです。

フジテレビの野球中継で流れるJaguarは何度かアレンジを加えながら20年近くも使用され定番曲となっています。

ソロアルバムの枚数も10枚と、前田亘輝さんの7枚を今のところ上回っているんですねぇ。こちらもリターンネームのほうが上、という感じです。

 

ドラムの松本玲二(まつもとりょうじ)さんは

ローマ字で書くとMATSUMOTO RYOJIとなり、運動能力が発達しやすい“なめらかネーム”です。

ドラマーというだけでも体力が必要な仕事ですが、音楽以外にレーシングドライバーとしても活動していました。何度かレースでの優勝経験もある程かなりの腕前の様です。

ドラマーとレーサーの両立、なめらかネームの成せる業ですよ。

 

最後になりましたがベースの角野秀行(かくのひでゆき)さん。

ローマ字で書くと=KAKUNO HIDEYUKIとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「ひ」

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「き」の母音が違います。

同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですが、

全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

ロイヤルネームの方がグループにいた場合はリーダーになるか、非常に目立つ存在になる確率が高いのですが、バンド人気が絶頂となりかけた1988年、プライベートで交通事故を起こしてしまい、TUBEは一旦活動休止に追い込まれました。

もしあの事故が無ければもっと目立つ存在になっていただろう、というのは私の推測に過ぎません。

 

こうしてメンバー4人の名前を見ると、なめらかネーム、リターンネーム、ノーペアネーム、ロイヤルネームと、「名前の法則」の主要4タイプが揃っているんですねぇ。バンド名が存続期間が長くなるリターン(ストレート)ネーム以外に、メンバーの個性も上手い具合に散らばっているのでチームワークがとれ、長続きする要因となっているのかも知れません。

 

もう活動期間が35年以上となるTUBE。

かつて夏の定番と言われた時代も、今から30年近く前の話です。

若い世代は最早TUBEという存在さえ知らない人も多いようですが、40代・50代の方にとってはまだまだ「夏と言えばTUBE」ですよね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

大坂なおみ・滝沢カレン・丸山桂里奈の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『さぁ!今日もクイズを出すか。』

「いや今日こそ私が・・・」

『まだ昨日の続きがあったんだよ。』

「昨日の続き?」

『まぁ見とけば分かるって。』

 

では早速クイズです

大坂なおみ滝沢カレン丸山桂里奈

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

「ジャンルがバラバラじゃないですか。」

『でも昨日の女子アナの“フリ”が効いてるんだよ。』

 

ヒント1:それぞれの名前をローマ字にしてみるぜ。

 

大坂なおみ=OSAKA NAOMI

滝沢カレン=TAKIZAWA KAREN

丸山桂里奈=MARUYAMA KARINA

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してくれ。

 

「えー皆さんにお知らせがあります。今回はいつもより早く終了すると思われます。予めご了承下さい。」

『何言ってんだよ、そんな事やってみなきゃ分かんねぇだろ!』

「だってもう答え見えてるじゃないですか、“なめらかネーム”でしょ?」

 

さぁもうみんな分かったよな。

 

では正解を発表するぜ。

 

正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じになっている点だ。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」んだな。

この様な名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼ぶんだぜ。

 

「やっぱりそうだったんだ。」

『こっから、こっからの解説が大事なんだよ。』

「じゃあ言ってみて下さいよ。」

『いいか?昨日の女子アナはアナウンサーとしてニュースの原稿を読んだり、番組に出て台本を読んだり、決まった文章を読む事が多い。それは女優が決められたセリフを読むのと同じだな。だからなめらかネームが多かったんだ。』

「まぁアナウンサーと女優、全く違う仕事に見えてもその点は共通してますかね。」

『逆に言うとアドリブやフリートークには弱い。喋る事を本業にしているアナウンサーはともかく、他のジャンルでなめらかネームの女子がいた場合は喋りが下手なんじゃないか?そう思って探してみたらこの3人の名前が出てきたって訳だ。』

 

つまりこの3人の共通点は、喋りが下手過ぎて面白いってとこだ。

 

「いや他の2人はまだしも、大坂なおみさんはアメリカに住んでた期間が長かったから日本語に慣れてないだけで・・・。」

『なんか、チョット・・・疲れた。』

「いや大坂なおみさん風に言わなくていいです!」

『カツカレー、食べたーい。』

「そのセリフ、チョイスします?」

『あんな普通の事言ってるのに面白いのは、喋りが下手だからだろ?』

「下手っていうのとまた違うんですけどねぇ。ところで滝沢カレンさんて本名なんですか?」

『そういうの調べるの、お前の仕事だろ?』

「なんで私が調べなきゃいけないんですか?」

『いいから調べて来いって。その間俺が繋いどいてやるから。』

「わかりましたよ、調べりゃいいんでしょ?」

 

それではその間を歌で繋ぎたいと思います。

滝沢カレン作詞・作曲で「形の概念」

『🎵おにぎりって〜何で三角じゃなきゃ〜ダメなの?』

(メロディーは適当に唄ってください)

 

「分かりましたよ!どうやら芸名らしいですね。本名は公表していませんが、お母さんの姓が宮沢なので宮沢カレンか、宮沢まりなっていう説もあるらしいです。」

『ほら!いずれにせよなめらかネームじゃないか。』

「まぁ偶然でしょうけどねぇ。」

『だから料理のレポートで、下ごしらえの事を「前日からの用意が果てしない」とか、フライパンで炒められてる食材を見て「踏んだり蹴ったりです」とか言うんだよ。』

「元々モデルなんでトークが下手でも差し支えないはずなんですけど、面白さを引き出されちゃいましたからね。でも丸山桂里奈さんは話し上手のリターンネームでもあるじゃないですか?」

『それはあれだよ、ツーペアやフォーカードはどっちかの特性に寄る場合もあるっていう・・・ほら、中田ヤスタカがリターンネーム寄りでほぼ裏方(プロデューサー)にまわってるのとおんなじで・・・。』

「あぁ、そんな話しましたねぇ。」

『だから丸山桂里奈もサッカーやってる内になめらかネーム寄りになったって事だよ。』

「否定しようかと思いましたけどあの人の場合は納得です。」

『うどんは噛んじゃいけないって言うんだぜ。』

「何でですか?」

『噛むとうどんが二度死ぬから、だって。訳分かんねぇよな?』

「まぁ理由にならないかも知れないですけど、ずっとサッカーやってたからって事にしときましょう。」

 

・・・という訳で、アナウンサー以外のなめらかネームの女子は、喋りが下手でも仕方ないので許してあげましょうって話でした。

 

「えっ!?長々とトークで誤魔化しましたけど、結局3人しか名前出てないじゃないですか!?」

『あとはお前が先週みたいにもうひとネタやってくれれば良いし。』

「そんな都合良く用意してないですよ!」

『じゃあもう今週はこれで終わりにしよう。なんか、チョット・・・疲れた。』

「もうあなたには任せません。」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『とんかつ、食べたーい。』

 

「来週こそちゃんとした記事にします。」

 

 ではまた次回をお楽しみにー。 

 

人気女子アナの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『さぁ!今週もクイズの時間だな。』

「いや今週は私が・・・」

『今晩は、滝川クリスタルです。』

「え?何で滝川さん?」

『まぁ見とけば分かるって。』

 

では早速クイズです。

高島彩水卜麻美大橋未歩

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

「3人ともアナウンサーじゃないですか。」

『だから滝川クリスタルキングなんだよ。』

 

今回は“人気女子アナ”編・・・

 

「いや女子アナをタレント扱いするのは、私あんまり好きじゃなくて・・・」

『あれだけテレビ出てるんだからタレントみたいなもんだろ?』

「確かにタレントよりよく出てる人もいますけど、でもやっぱり・・・。」

『それならまたAV女優にするか?七海ティナは元・・・』

「いやそれだけは止めて下さい!」

『じゃあ女子アナでいいよな?』

 

ヒント1:それぞれの名前をローマ字にしてみるぜ。

 

高島彩 =TAKASHIMA YA

水卜麻美=MIURA ASAMI

大橋未歩=OHASHI MIHO

 

「あれ?何かおかしくないですか?」

『何が?』

高島彩さん、高島屋になってますよ。」

『何言ってんだよ、そんな事ある訳・・・あ、ホンマや!』

「ローマ字でもボケるか・・・。」

 

正しくはこうですね。

高島彩 =TAKASHIMA AYA

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してくれ。

 

「ところで大橋未歩さんて?」

『知らないのか?元テレビ東京のアナウンサーで、「やりすぎコージー」とかに出てた・・・。』

「私テレビ東京あんまり見ないんで。」

『今「5時に夢中!」のアシスタントもやってるから見ろ。』

「「5時に夢中!」ってどこのチャンネルでやってます?」

TOKYO MX。(東京メトロポリタンテレビジョン)』

「もっとマイナーなテレビ局じゃないですか!」

 

ヒント3:両端の文字にも注目してくれよ。

 

「本当に人気あるんですか?」

『前はあったんだよ。今は知らないけど。』

 

さぁもうみんな分かったよな。

 

では正解を発表するぜ。

 

正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じになっている点だ。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」んだな。

この様な名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼ぶんだぜ。

「まぁなめらかネームは人気運の強い名前ですからねぇ。」

『おっと!それだけじゃねぇぜ!』

苗字の最初と下の名前の最後の文字の母音も同じになっているんだな。

こういう名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼ぶんだ。

 

つまりこの3人は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当する。

このタイプの名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼ぶのさ。

高島彩に限っては4つのポイントが全て同じ母音の“フォーカードネーム”だな。

「フジテレビ時代は“アヤパン”なんて呼ばれてましたね。」

 

この3人は人気女子アナランキングでも長い間上位に入り、看板アナウンサーと呼ばれたんだ。

フリーになった高島彩は「サタデーステーション」のキャスター、

水卜麻美は「ヒルナンデス!」で人気を得て今は「スッキリ!」のキャスターに、

そして大橋未歩は「5時に夢中!」と、それぞれ活躍している。

 

「どうも大橋未歩さんだけ格が下がる気がするんですけど。」

テレビ東京出身というハンデを克服してここまで有名になったんだから大したもんだろう?ツーペアネームだったからこそだぞ。』

「そういうもんですかねぇ。」

 

他にも今人気の女子アナはやはり人気運の強いなめらかネームが多い。

 

テレビ朝日で今人気No.1と言われている弘中彩香(ひろなかあやか)や、

テレビ朝日で「NEWS 23」キャスターの小川彩佳(おがわあやか)、

NEWS ZERO」の岩本乃蒼(いわもとのあ)に、

元TBSの吉田明世(よしだあきよ)や、

NHK神田愛花(かんだあいか)、

SKE48柴田阿弥(しばたあや)もなめらかネームだな。

 

「「NEWS ZERO」の有働由美子(うどうゆみこ)さんはなめらかネームじゃないですよね?」

あんなオバ、・・・うどう ゆみこで「う」と「ゆ」だから同じ母音て事でいいだろ?』

「この場合の「う」は「ど」を伸ばしてる音だから母音は「オ」になるって散々言ってきたんで今さら無理です。」

 

更に一昔前では女子アナブームの先駆けとなった

中井美穂(なかいみほ)や、

有賀(ありが)さつき

木佐彩子(きさあやこ)、

永井美奈子(ながいみなこ)、

大神(おおがみ)いずみ

なんかもなめらかネームだな。

 

「「グッディ」の安藤優子(あんどうゆうこ)さんはなめらかネームじゃないですよね?」

あんなオバ、・・・あんどう ゆうこで「う」と「ゆ」だから同じ母音て事でいいだろ?』

「この場合の「う」は「ど」を伸ばしてる音・・・さっき言ったでしょこれ!それにまたオバさんて言いかけてたし。」

『お前もこの前いとうあさこの事オバさんて言ってたぞ!』

「え?そうでしたっけ?」

『ほら、この時だよ。』 

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「まぁこれだけアナウンサーが居ればなめらかネームも居るでしょう。」

『(話変えてごまかしやがった!)何だよ、えらく否定的だな。』

「さっきも言いましたけど、女子アナをタレント扱いする最近の風潮が好きじゃないんですよね。ちょっと人気が出たら調子に乗って、アイドルみたいに歌まで出したりして・・・。」

『誰の事言ってんだ?』

「ほら昔あったじゃないですか。Mi-Keの二番煎じでDORAとか、NORAとか。」

『DORAは分かるけど、NORAなんてのもあったのか?』

「あと“ミタパン”や“カトパン”も歌出してたでしょ?」

『何だかんだで俺より詳しいなお前。当たり前の様にミタパン、カトパンて呼んでるし。』

小林麻耶(こばやしまや)さんもアイドルみたいな衣装着て唄ってたし、ああいうの見ると“やらされてる感”満載で見苦しいんですよね。」

小林麻耶はやらされてるどころか本人ノリノリだったけど、確かに見苦しかった。』

「所詮、歌は素人のマネ事レベルだから、大した事ないんですよ。」

『でも“リターンネーム”の高橋真麻(たかはしまあさ)は歌ウマいぞ。』

「当然ですよ、リターンネームは歌が上手くなる名前ですからね。」

『急に変わった!』

 

他にもフジテレビアナウンサーの石本沙織(いしもとさおり)さんも歌の上手さはプロ級です。

女性歌手に圧倒的に多いリターンネーム、歌が上手くなる特性があると思われます。

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『いや俺の話だったんだけど・・・。』

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 『まだ滝川クリスタルキング&プリンスっていうボケが残ってたんだけど・・・。』

 

 ではまた次回をお楽しみにー。 

 

ヒロミさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第160回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第160回目の今日はヒロミさんです。

本名は小園浩己といいます。

 

ローマ字で書くとHIROMIとなり、最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

また、苗字か下の名前のどちらかだけを芸名にしている場合は“ショートネーム”と区分しますので、ヒロミさんは“ショートネーム”の“リターンネーム”という事になります。

 

リターンネームは長さ(文字数の多さ)に関係なくバラエティー運の強い名前です。

 

大工職人の父のもとに生まれたヒロミさんは高校時代暴走族に入り、車で大事故を起こしたものの一命を取り留めた事で「好きな事をやろう」と、芸能界へ入ってお笑いタレントを目指そうと決意します。

アルバイト先のホストクラブで出会ったデビット伊東(いとう)さんとミスターちんさんに声を掛け、コントグループを結成しました。

新宿のショーパブのお客さんから紹介を受けた星セント・ルイス星セントさんに弟子入りし、B21スペシャという名前を貰います。

第二次大戦中のアメリカの爆撃機「B-29」と、ヒロミさんが21歳直前の時期に結成した事から名付けられたものでした。

新宿のショーパブからテレビに進出したB21スペシャルはダウンタウンウッチャンナンチャンらと共に、1998年頃から巻き起こったお笑い第三世代ブームに乗り、一躍人気グループとなりました。

 

ここでお笑いコンビ・グループ名についての検証をしておきましょう。

ダウンタウンウッチャンナンチャンは現在もコンビ揃って活躍中ですよね。

ところがB21スペシャルはヒロミさんだけが孤軍奮闘状態です。

ダウンタウンウッチャンナンチャンは同じ音が繰り返される“反復型”なので、漫才コンビでもやすし・きよしやオール阪神・巨人など、昔から良い名前とされてきました。

そこへいくとB21スペシャルは“反復型”でもなければ、ココリコやくりぃむしちゅーの様な“リターンネーム”でもありません。

なので同時期に人気者になった3組の中で、B21スペシャルだけが早々とヒロミさんの一人勝ち状態になったのではないかと考えられるのです。

 

ある番組の企画で大量の火薬を使った際に事故が発生し、ヒロミさんは重度の火傷を負いました。その時看病に駆けつけたのが松本伊代(まつもといよ)さんだった事から2人の交際が発覚し、(当時はまだお笑いタレントがアイドルと付き合うなどご法度とされていた時代でした。)

結婚してしまえば周りがどれだけ騒ごうとも、2人の仲を裂くことは出来ないと判断したヒロミさんはハワイで極秘の結婚式を挙げました。

思えば松本伊代さんと結婚した事も運命だったと言えるでしょう。いや馴れ初めが運命的だったとかいう意味ではなく、結婚後に家庭でのエピソードを話しただけで笑いが取れる奥さんをもらったという意味で。

 

結婚後は「モグモグGONBO」や「発掘!あるある大辞典」などMCを担当する番組が多くなり、ピーク時にはレギュラー番組が週10本を数え、月収は6000万を超える時もあったのではないかと言われています。

しかしある時期から急激にレギュラー番組が減り始め、週10本あった筈がゼロになったのです。

この原因については諸説あり、売れて天狗になっていたからテレビ局のスタッフに嫌われたからだとか、一緒にライブや番組をやっていた放送作家が病気で亡くなった為に気力を失ったからだとか、「発掘!あるある大辞典」のスタッフに「もっと違う番組のスタイルにしたい」と提案したところ猛反発に合い降板させられたとか(この説のせいで「堺正章(さかいまさあき)さんに干された」という誤った認識まである)など色々な説があり、ヒロミさん自身も番組で聞かれる度に違う理由を答える事もあるので、どれが真相なのかはよくわかりません。まぁどれも原因の一つなのでしょう。

 

当ブログではそこは重要ではないのです。重要なのはヒロミさんの本名です。

ヒロミさんの本名をもう一度振り返ってみましょう。

小園浩己というお名前でしたね。

ローマ字で書くと=KOZONO  HIROMIとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「こ」と、最後の文字「み」の母音が違います。

この様な名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は仕事や生活が不安定になりがちです。

あれだけテレビで活躍していたのに、突然消えたのですから不安定と言えるでしょう。

 

しかし苗字と下の名前で分けて考えると、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあるのです。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、芸能界での仕事が無くなった後のヒロミさんはトレーニングジムの経営に着手し、実業家に転向しました。

更には溶岩浴のサロンも経営するなど、年収はタレント時代のピークを超えていたとも言われています。

 

そんなテレビから離れた生活が10年ほど続いた後、しれーっと芸能界に復帰します。

一旦実業家にスライドし、またスライドして芸能界に復帰したという事でしょうか。

この復帰の理由についても諸説あり、中居正広(なかいまさひろ)さんに薦められたからだとか、有吉弘行(ありよしひろいき)さんと坂上忍(さかがみしのぶ)さんが司会者として活躍し出したのを見て“元祖毒舌家”として黙っていられなくなったからだとか、東京オリンピックのチケットを手に入れるのに、芸能人だと根回しが効くんじゃないかと思ったからだとか、これもヒロミさん自身が色々言っているので、どれが真相かはわかりません。まぁどれも理由の一つなのでしょう。

 

当ブログではそこは重要ではないのです。

重要なのは一度芸能界から遠ざかって、世間からも忘れられかけた頃に舞い戻ってきても、あっさりと一線に復帰出来るほど、リターンネームはバラエティー運の強い名前だという事です。

おそらく10年もブランクがあれば、共演者の顔ぶれも代わっていたでしょうし、自身も勘が鈍って若い世代と話が合わないなんて事もあったでしょう。

しかしそんな心配をよそに見事にカムバックし、トークだけでなく大工職人だった父から受け継いだ技術でリフォームの達人としても注目を集めました。

 

遂には第1期黄金時代同様、司会業にも進出します。

しかしリターンネームは司会者運がやや弱く、単独で司会を任される事が少ないのです。

 

「ウチのガヤがすみません!」では後藤輝基(ごとうてるもと)さん、

「東大王」では山里亮太(やまさとりょうた)さんとの共同司会で、

有吉ゼミ」ではコーナーレギュラー、

「バイキング」では曜日レギュラーと、

まだ単独司会と言える番組はありません。

火曜サプライズ」ではウエンツ瑛士(えいじ)さんに代わってメインの座につき、単独司会に見えますが山瀬(やませ)まみさんがいるので共同司会です。

 

それでもこれだけレギュラーがあれば充分ですよね。

(思えば第1期黄金時代も単独での司会は「小園総研」など深夜の30分番組が主だった気がします。)

 

松本伊代さんの“天然ボケ”を笑って許せる寛大さも人気の要因となり、今や理想の夫婦とも言われています。

息子の小園凌央(こぞのりょお)さんも俳優として芸能界入りし、読みは難しいですが母音で見る限りは良い名前です。

えっ?元相方のデビット伊東はともかく、ミスターちんもリターンネームになるんじゃないかって?

うーん、最後に「ん」が付きますし、ミスターがカタカナなので母音で見ても「イ」から「い」になる気がしてリターンネームとは認めづらいですね。

まぁこれもリターンネームに入るか入らないか、諸説ありという事で。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

有吉弘行さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第159回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第159回目の今日は有吉弘行さんです。

このお名前は本名で、読みは「ひろゆき」ではなく「ひろいき」です。

 

ローマ字で書くとARIYOSHI  HIROIKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

高校生の頃、番組の企画でオール巨人(きょじん)さんの下へ弟子入りした有吉弘行さんは、兄弟弟子と喧嘩して怪我をさせ巨人師匠から謹慎を言い渡されます。

そのまま地元・広島で同級生だった森脇和成(もりわきかずなり)さんを誘って上京し、猿岩石(さるがんせき)というコンビを結成しました。

この奇妙なコンビ名は、2人の中学時代の同じクラスにいた女子のあだ名“猿女房”と“ほくろ岩石”の“猿”と“岩石”をくっつけて出来たものです。

猿岩石は「進め!電波少年」のユーラシア大陸ヒッチハイクで横断するという企画にだまされて参加し、過酷な旅に挑戦させられます。

その模様が放送される度に反響を呼び、人気と知名度はぐんぐん上昇していきました。

そしてゴール直後は大人気となり、テレビを含む各メディアで引っ張りだこになります。

藤井(ふじい)フミヤ・尚之(なおゆき)兄弟に「白い雲のように」という歌まで提供してもらい大ヒットするなど、時代の寵児となりました。

 

しかし所詮は一時的な世間の盛り上がりに過ぎず、ほとぼりが冷めた頃には人気もどんどん低下していきました。

由来はともかく、猿岩石というコンビ名がせめて最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”だったらもう少し長く続いたのに・・・というのは私の独り言です。

 

全国的な人気が嵐の様に過ぎ去ってからは地元・広島のローカルタレントとして活動を続けましたが、収入が激減した為に先輩芸人の上島竜兵(うえしまりゅうへい)さんらの世話になるなどして不遇の時代を耐え凌ぎます。

やがて芸人を続けたい有吉さんと役者・実業家志向の森脇さんとの間に溝ができ、2004年に猿岩石は解散してしまいました。

解散後ピン芸人となった有吉さんは「内村プロデュース」で久しぶりの全国ネットのバラエティーに出演します。

大ヒットした(?)DVD「リアクションの殿堂」ではダチョウ倶楽部出川哲郎(でがわてつろう)さんを相手に司会進行(イジり役)を務めるなど、徐々に仕事も増えていきました。

そして「アメトーーク!」で品川庄司品川祐(しながわひろし)さんを「おしゃべりクソ野郎」と揶揄した瞬間大爆笑が起こり、再ブレイクのきっかけを掴みます。

毒を交えながらも、言われた本人さえ思わず笑ってしまうようなあだ名を付けるネーミングセンスが、猿岩石を知らない若い世代にも受け入れられたのです。

そこからまた急激に仕事が増え、出演オファーが殺到します。その頃はひな壇からパネラー、司会に至るまで八面六臂の活躍を見せました。

普通は司会者のポジションまでつくと、パネラーなどの仕事は受けなくなるものですが、これ以上は身体が持たないという限界まで出演し続けました。

それは一度地獄を味わっているからなのです。仕事が無くなる苦痛を味わっているから、「仕事があるだけでありがたい」と思えたからなのです。

(この点が一昨日紹介した東野幸治さんと大きく違うところですね。)

 

なめらかネームは司会者向きの名前です。

再ブレイク後は並居る中堅芸人を追い抜き、一気に司会者のポジションに就きました。

現在、民放各局とNHKでも冠番組を持つなど、あまりにもMC担当の番組が多い為、中にはマツコ・デラックスさんや櫻井翔(さくらいしょう)さんと共同で司会をしている番組もありますが、「有吉反省会」や「有吉ゼミ」(水卜麻美(みうらあさみ)さんが隣にいますが、日本テレビのアナウンサーですのでこの場合はアシスタントとなり、共同司会には含まれません。)など1人で司会をしている番組も多いので、単独司会者向きのなめらかネームの面目を保っていると言えます。

(この点がリターンネームの今田耕司さんとは違うところです。)

  

えっ?元相方の森脇和成さんは何をしてるかって?

サラリーマンになったり、経営者になったり、ホストになったりと安定しない生活を送り、現在も一応フリーでYou Tubeなどの活動はしているそうですよ。

ローマ字で書くとMORIWAKI  KAZUNARIと、

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「か」

フルネームの最初の文字「も」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は生活が不安定になりがちなのです。

また、コンビのどちらかがなめらかネームの場合は、なめらかネームの方が本業(お笑い)を貫いて芸能界で生き残るというデータがあります。 

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その辺も2人の名前にちゃんと表れているんですよ。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

  

陣内智則さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第158回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第158回目の今日は陣内智則さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとJINNAI TOMONORI となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

高校の同級生と共にNSC大阪校の11期生として入学した陣内智則さんは、2人でリミテッドというコンビを結成しました。

「リミテッド(Limited)」という言葉の意味は「有限」や「わずかの」など、コンビ名としてはよろしくない意味ばかりです。なぜそんな名前を付けてしまったかというと、陣内さんが「限界」という意味の「リミット(Limit)」と間違って付けてしまったからなのです。

リミテッドは劇場公演のお客様アンケートにもはっきりと「リミテッドおもんない」と書かれる程評判が悪く、名前の通りわずか3年で解散しました。

意味はともかく、せめて最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”のコンビ名だったらもう少し長く続いたのに・・・というのは私の独り言です。

 

解散後に相方は芸能界を引退し、陣内智則さんはピン芸人として再スタートします。

陣内智則という個人名が前に出る事となったのですが、既に俳優の陣内孝則(じんないたかのり)さんが有名になっていたので間違われる事も多く(いまだに間違える人もいる)ネームバリューのある方と似た名前というのは、ある意味覚えてもらいやすいメリットはあるでしょう。しかし先人を越えるには相当な努力が必要です。

 

相方を失った陣内さんは方向性を見失い、しばらく迷走期間が続きました。

先輩芸人からも「ネタが作れない芸人は出るな」と厳しい言葉を受け、気落ちしていた時に偶然乗った電車の車内アナウンスが妙だった事にツッコミを入れると、周囲の乗客から笑いが起こり、その後のネタの原型を閃くきっかけとなったのです。

そして相方の代わりに、用意された映像にツッコミを入れるという新しいスタイルがウケて、徐々にテレビ番組への出演も増えていきました。

リターンネームはバラエティー運の強い名前です。

その頃出演した関西ローカルの深夜番組で、若手芸人が毎週交代で与えられた指令をクリアするという番組があり、陣内さんは「レシートすごろく」という回に当たりました。

街を歩く人からレシートを貰い、そのレシートの店に行くという単純なルールで、大阪の中心地難波にある高島屋に着いたらゴール、だったのです。

しかし偶然にも東京の店のレシートを貰ってしまい、1週では終われなくなってしまいました。その後も日本中を転々とし、毎週の様に陣内さんの「レシートすごろく」が放送されたのです。番組も他の回より圧倒的に「レシートすごろく」が注目され、陣内さんの知名度も上がっていきました。最終的には20回にも及ぶ壮大な企画となり、最後は高島屋に詰めかけた大勢の番組ファンに迎えられ感動のゴールとなりました。

その回に当たった運と東京のレシートを貰った運、ダブルでバラエティー運が発動したのですね。

もちろんネタの面白さも評価され、「爆笑オンエアバトル」や「エンタの神様!」にも出演して全国的な知名度も上昇していきました。

関西では有名タレントのなるみさんと2人で帯番組「なるトモ!」の司会に就くなどレギュラー番組も増え、多忙を極めるようになります。

 

◉運命の?出逢い

 

そんな中ドラマ出演の話が舞い込み、人気女優・藤原紀香(ふじわらのりか)さんと共演します。

最初は友人としての付き合いでしたが、同期芸人のケンドーコバヤシさんからデートに誘えとそそのかされ(どうせ失敗するだろうから笑い者にしてやろうと考えていた)、まさかの交際に発展して結婚にまで至ったのです。

藤原紀香さんは“超”が付く程有名だった上に、陣内さんも人気が上昇してきた矢先だったのでビッグカップルと称され、結婚式の模様はテレビ中継されて高視聴率を獲得しました。

 

多くの祝福を受け、幸せの骨頂に達したかと思われたのも束の間、陣内さんの浮気が発覚して2年と持たない内に離婚してしまいます。

慣れないピアノを一生懸命練習し、披露宴で弾き語りで唄ったコブクロ永遠にともにも縁起の悪い曲とされ、結婚式で唄われなくなりました。

陣内さんの好感度は一気に急降下し、嫌いな芸人ランキングの上位にもノミネートされる程になったのです。

 

しかしそこから人気を取り戻す為ネタ作りに励み、映像を駆使したネタは言葉の壁を越え、You Tubeを通して海外でも注目され始めます。

そして2011年には韓国で初の海外公演を開き、世界進出の足掛かりとします。

更に2014年にはラスベガスでも公演を行い、大成功を収めました。

リターンネームは海外進出運が強く、日本の芸能人でも海外で成功した方や移住までした方が多いのです。 

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英語が喋れなかった陣内さんに英語の指導をしたと思われる、帰国子女の松村未央(まつむらみお)アナウンサーと2017年に再婚し、翌年には第一子も誕生しました。

家庭を支える大黒柱となって仕事にも精を出し、司会業にも進出します。

しかしリターンネームは司会者運がやや弱く、単独で司会を任される事が少ないのです。 


「ネタパレ」では南原清隆(なんばらきよたか)さんとの共同司会で、

「スカッとジャパン」では内村光良(うちむらてるよし)さん、

「所ジャパン」では所ジョージさんのアシスタント的ポジションです。

ヒルナンデス!」や「ノンストップ!」でも曜日レギュラーと、

まだまだメインMCへの道は遠いようです。

 

また俳優運も弱い名前なのでドラマなどの出演は極めて少なく、主演もほとんどありません。藤原紀香さんとの出会いのきっかけがドラマでの共演だったので、結婚生活が続いていたら運が良かったと言えるのですが・・・。

 

それでも自身のネタで培った“ツッコミ”には磨きがかかり、バラエティーでは先輩タレントにもどんどん鋭いツッコミを入れ、笑いを広げています。

コンビ解散、離婚と2度も独り立ちしてきた意地として、司会者でも独り立ち出来る日は来るのでしょうか。

最後に余談ですが、ウィキペディアでは結婚・離婚に関する記載がほとんどで、海外公演の成功に関する記載はごく僅かです。相手が大物だっただけにそうなるのも分かるんですが、本業の芸に関してはもっと高く評価してあげましょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。