矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

TKO【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第234回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第234回目の今日はTKOのお二人です。

 

それぞれのお名前は木下隆行さんと木本武宏さん、お二人とも本名です。

 

まず木下隆行さんですが、

ローマ字で書くとKINOSHITA TAKAYUKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり木下隆行さんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

一方の木本武宏さんは、KIMOTO TAKEHIROとなります。

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

TKOというコンビ名は、2人ともイニシャルがT.Kになる事から“O”を加えてTKOとしました。

ボクシングや格闘技に詳しくない方の為に一応説明しておきますと、選手の力の差が大きすぎる場合や、負傷の為試合続行が不可能とレフェリーが判断した時に適用されるテクニカルノックアウト(Technical Knock Out)というルールの略です。

横文字でカッコいい名前に見えますが、お笑いコンビとしては決して良い名前ではありません。

母音で見ても「エ」で始まり、「オ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

2人は1971年と72年生まれでビートたけしさんや明石家さんまさん、とんねるずダウンタウンなど、お笑いタレントがカッコいいとされる様になった時代を見てきた世代なので、モテたい一心でそんなカッコいい名前を付けてしまったんでしょう。

松竹芸能でほぼ同期のよゐこや、後輩のオセロますだおかだなどリターンネームのコンビがどんどん売れていく中、大阪に取り残されて苦渋を味わう事となってしまいます。

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京進出のチャンスを何度もふいにして、もう駄目かと諦めかけた頃のある日、木下さんが眼鏡を掛けて鏡を見た所、笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんに似ている事に気づいて木本さんに連絡し、「これで行ける」とモノマネのネタにして引っ下げ、2006年に最後のチャンスと称して東京進出。他にもせんとくんのマネなどで人気を集め、2009年頃からようやく全国的な知名度を獲得する事が出来ました。

母体のTKOが良い名前でなかった分、ツーペアネームの木下さんが引っ張ったのです。

ただコンビでは「キングオブコント」に何度も出場するも高評価は得られず、実力の割には人気が伴わない状態が続き、全国ネットのレギュラー番組などにはほとんど恵まれなかったのです。

 

では木下隆行さんから見ていきましょう。

俳優業に強いなめらかネームに加え、下の名前に「ゆ」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。 

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このタイプは俳優業で大成功する可能性を秘めています。

木下さんはここ数年、たくさんの映画やドラマに出演していました。もうバラエティーよりドラマのほうが多いのではないかと思う程でした。

その為に勘が鈍っていたのか、「さんまのお笑い向上委員会」のスペシャルに出演した時もほとんど発言出来ず、あるタレントから指摘されてしまいます。

後日その事を同じ事務所の後輩からイジられ、カッとなった木下さんはペットボトルを投げつけ、暴行及びパワハラ問題となってしまいました。

下の名前に「たか」という音も入っているのでプライドが高く、後輩から馬鹿にされる事が許せなかったんでしょうね。

松竹芸能のアットホームな雰囲気を損ない、居づらくなってしまったからと3月15日付で事務所を退所しました。

俳優としての地位まで一瞬で失ってしまった様で、勿体ない事をしたと思います。

 

さてもう一人の木本武宏さんですが、ノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。

リターンネームの様な話術もないときています。

最近は相方に負けじと俳優業にも取り組んでいますが、ドラマなどでも1話だけのゲスト出演が多く、これと言って話題になる事もありません。

雨上がり決死隊の様にコンビでやっていたレギュラー番組もなく、ネタを作っていたのも木下さんだったので1人になるとほぼ何もない状態です。これからが正念場ですね。

 

木下さんはフリーとなってYou Tubeでの活動を始めました。俳優として活動していた間も、どこかにリターンネームの喋り好きの部分が残っていたのかも知れません。今のところチャンネル登録者数は伸び悩んでいる様ですが、よく考えてみると不祥事ではないのでテレビ復帰も早いかもしれませんね。

木下さんの名前をひらがなで書くと“きのしたたかゆき”と「き」と「た」が2文字ずつ入る(ダブル)“ワンモアネーム”でもあるので、再起に期待しましょう。 

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木本さんは事務所に残っているのでバラバラになりましたが、TKOは解散していない様です。

とは言えもともと木下さんのモノマネで何とか東京進出を果たした様なコンビですから、次々と若手が台頭してくるお笑い界で、2人並んで座れる様な席があるとは思い難いですけど。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

キングコング【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第233回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第233回目の今日はキングコングのお二人です。

 

それぞれのお名前は西野亮廣さんと梶原雄太さん、お二人とも本名です。

 

まず西野亮廣さんですが、

ローマ字で書くとNISHINO  AKIHIRO となり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の梶原雄太さんは、KAJIWARA YUTAとなります。

フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。

 

まずこのキングコングというコンビ名、

母音で見ると「イ」で始まり「ウ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

しかし、「ダウンタウン」や「ナインティナイン」の様に漫才コンビでは昔から良い名前とされてきた「ング・ング」と同じ音が繰り返される“反復型”に属するタイプでもあった為か、コンビ結成後すぐに漫才の新人賞を総ナメにして人気を集めました。

デビュー2年目の2001年にはフジテレビのコントバラエティーはねるのトびら」(開始当初は深夜枠)の中心メンバーに選ばれて東京進出を果たし、同期のダイアン山里亮太(やまさとりょうた)さんが嫉妬する程の漫才エリートコンビだったのです。

 

では西野亮廣さんから見ていきましょう。

ノーペアネームは司会者運の弱い名前です。

はねるのトびら」では番組のリーダーとして進行役を務めていましたが、これはロバートインパルスドランクドラゴンなど他のメンバーの中にリーダー向きの“ロイヤルネーム”が1人もいなかった事が関係しています。 

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めちゃイケ」はナイナイの矢部浩之(やべひろゆき)さんがロイヤルネームなのでリーダー役を務めていましたからね。

西野さん単独での司会は関西ローカルの深夜番組「ガリゲル」(すでに終了)以外はほとんどないのが現状です。

漫才やバラエティーで誰かがボケた時のツッコミは上手くても、リターンネームではないので喋りたがりでもボケたがりでもなく、自分から話を面白くする事は苦手なタイプです。

また俳優運も弱いので、ドラマなどの出演も僅かしかありません。

 

で、結局本業以外に活路を見出してしまうんです。

笑っていいとも!」にレギュラー出演していた頃、タモリさんに絵の才能を認められてから絵本作家を志し、約5年かけて処女作となる「Dr.インクの星空キネマ」を制作しました。その後も定期的に作品を発表し、2016年には「えんとつ街のプペル」が絵本としては異例の40万部を売り上げ大ヒットしました。

絵本以外にも小説・エッセイ・ビジネス書なども出版し、画家としても個展を開いたり、クラウドファンディングで資金を募って町を作ったりと、多岐に渡って活動しています。

ピースの又吉直樹さんや麒麟の田村裕さんなど、ノーペアネームは本業以外で成功する傾向があるんですねぇ。 

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なかでも西野亮廣さんは常に新しいことに挑戦しているイメージがあります。まぁそういった挑戦が非難を受ける事も多く、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれる方ではあります。

 

さてもう一人の梶原雄太さんですが、

“リターンネーム”なので基本喋りたがりのボケたがりです。(センスがあるかどうかは別にして)バラエティーに強い名前ですが、「はねるのトびら」が10年以上(ゴールデンに昇格してからも7年)続いた為安心している感がありました。

2012年に終了して気付いてみるとコンビのレギュラー番組は1〜2本、相方は絵本作家など他のジャンルに手を出して成功していた為に焦り始めます。

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、個人での活動が少なかった為かその特性は発揮されなかった様です。

14年には「キングコングのあるコトないコト」も終了、16年には西野さんが芸人引退を発表といよいよ追い詰められた時、梶原さんの選んだ道はYou Tubeでした。

カジサックという別名義までつけて本格的にYou Tuberとしての活動を始めたのです。

西野さんと違って喋りたがりなので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tubeを選んだという事でしょう。2019年末までに登録者数100万人達成出来なかった場合は芸人引退というペナルティを自ら掲げ、見事その目標をクリアーしました。

まぁ他の芸人さんの力を借りている感はありますけど。

 

今やコンビでの活動はYou Tubeで週に1度配信している「毎週キングコング」のみになってしまいました。一応漫才も劇場では続けていくそうですが、コンビ名がノーリターンネームなので、テレビとの相性はあまり良くないという事の様です。 

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この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

チュートリアル【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第232回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第232回目の今日はチュートリアルのお二人です。

 

それぞれのお名前は徳井義実さんと福田充徳さん、お二人とも本名です。

 

まず徳井義実さんですが、

ローマ字で書くとTOKUI YOSHIMIとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「よ」、

フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「み」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の福田充徳さんは、FUKUDA MITSUNORIとなります。

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「み」、

フルネームの最初の文字「ふ」と、最後の文字「り」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

最近まで「例の件」で扱いにくい状態が続いていたコンビなので、この「お名前診断」でも“保留”にしていたのですが、もう復活と見なして良いようなので今回取り上げさせて頂きます。

 

まずこのチュートリアルというコンビ名、

母音で見ると「ウ」で始まり、「ウ」で終わっているので“リターンネーム”です。

昨今のバラエティーで活躍しているコンビはほとんどがこの“リターンネーム”で、非常に重宝される上にコンビ仲も良くなるので継続期間も長くなります。

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また「チュー」という音が入る名前はネプチューンくりぃむしちゅーチュートリアルと、「しゃべくり007」のレギュラー3組にいずれも当てはまる事からも「良い音」を持っている名前と言えるでしょう。

女性では森山中(もりさんちゅう)も「チュー」が入りますね。

 

京都出身の幼なじみで幼稚園から高校まで同じところに通っていた(大学を一浪して通った予備校まで同じだった)2人は、徳井さんが吉本のNSCを卒業後に一旦芸人を辞めた後、福田さんの誘いでコンビを結成して1998年に再スタートしました。

関西のお笑い賞レースなどではほとんど表彰される事もなく、徳井さんの顔だけで持っていた様な(2003〜5年の吉本男前ランキングで3年連続1位となり殿堂入り)コンビでしたが、2006年の「M−1グランプリ」で優勝して一気に全国的な知名度が上がり、人気コンビの仲間入りを果たしました。

 

では徳井義実さんから見ていきましょう。

 

“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。

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その為かあれだけのイケメンでありながらドラマや映画ではこれと言った出演作もなく、俳優としては成功したとは言えません。

また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、「M−1」優勝後から個人で司会者の座につくまでにはかなり時間が掛かりました。

2012年から始まった「今夜くらべてみました」の司会を後藤輝基(ごとうてるもと)

さんとSHELLYさんの3人で担当してから司会の腕を認められ、徐々にレギュラーも増えていきます。

そうして昨年までは週に13本ものレギュラー番組を抱える程の超売れっ子になりましたが、10月に“税金未払い問題”が発覚して活動自粛を強いられ、レギュラーはゼロとなってしまいました。

最初にノーペアネームは芸能活動が安定しないと申しましたが、せっかく掴んだ地位がまさかここまで急落するとは思いませんでした。

 

さてもう一人の福田充徳さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。リターンネーム程のトーク力もないので、「しゃべくり007」でも1番カメラで抜かれる回数が少ない目立たない存在です。

それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て趣味であるバイクに興じるようになります。

2013年にはオートバイのレースに参戦し、なぜか優勝までしてしまいました。お笑いもそれぐらい頑張って欲しいものです。

チュートリアルのネタを作っていたのも徳井さんだったので、NON STYLE石田明さんの様に相方が自粛中に1人で舞台に立つ事も出来ず、只々レギュラー番組をこなすのみでした。

この方に関してはこれぐらいですかね。あまり皆さんも興味無いでしょう。

私個人的にはノーペアネームの芸人はギャガータイプが多いので、持ちギャグの1つでもあればもう少し何とかなるんじゃないかと思います。

 

活動自粛が解けた徳井さんは先週14日放送の「今夜くらべてみました」で約1年ぶりに地上波でのレギュラー番組復帰を果たしました。「衝撃のアノ人に会ってみた!」など自粛期間中に終了した番組もありますが、徐々に他の番組にも復帰してチュートリアルも復活するのではないでしょうか。

今回の騒動(自粛から復帰まで)が相方の福田さんにあまり影響がなかった様な気もしますけど。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

雨上がり決死隊【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第231回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第231回目の今日は雨上がり決死隊のお二人です。

 

それぞれのお名前は宮迫博之さんと蛍原徹さん、お二人とも本名です。

 

まず宮迫博之さんですが、

ローマ字で書くとMIYASAKO HIROYUKI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。

 

一方の蛍原徹さんは、HOTOHARA TORUとなります。

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「と」、

フルネームの最初の文字「ほ」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

最近まで“例の件”で扱いにくい状態が続いていたコンビなので、この「お名前診断」でも“保留”にしていたのですが、もう復活と見なして良いようなので今回取り上げさせて頂きます。

 

まずこの雨上がり決死隊というコンビ名、“死”という文字が入る事からも分かる通り、決して良い名前ではありません。

母音で見ても「ア」で始まり、「イ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

漫才コンビで、やすし・きよしダウンタウンなどの同じ音が繰り返される“反復型”にも属さない“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

 

実際のところ、雨上がり決死隊は“吉本印天然素材”の中の1組として関西では早くから知られていましたが、全国的な知名度を獲得するまでにはかなり時間が掛かりました。

同じ天然素材のナインティナインに先を越され、一時期は仕事もほとんど無くなり、2人とも“自殺”までよぎった事もある程でしたから。

“雨上がり”の部分はRCサクセションの「雨上がりの夜空に」という歌を2人とも好きだった事から名付けたそうですが、どう考えても“決死隊”は良くないですね。

1999年「ガキの使いやあらへんで!」に出演した時、一か八か先輩のダウンタウンに“お前呼ばわり”して暴れまくると、それが「面白い」となって注目され始めました。

同時期にジミー大西(おおにし)さんが画家に転身する為芸能界を引退、関西の人気番組「痛快!明石家電視台」の枠が空いた所へ後任のレギュラーとして選ばれた辺りから仕事が増え始めたのです。

 

では宮迫博之さんから見ていきましょう。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前と先程申しましたが、司会者運はやや弱い名前です。

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今田耕司(いまだこうじ)さんや後藤輝基(ごとうてるもと)さんなどの様に、隣にアシスタント役の局アナではなく、タレントやフリーアナウンサーがいる共同司会の形が多くなるのが、リターンネームのお笑いタレントが司会を担当する時の特徴です。

宮迫さんの場合、当然と言えば当然ですが、隣にいつも蛍原さんがいました。

行列のできる法律相談所」の司会は隣に日本テレビ女子アナウンサーがアシスタント役でいる形でしたが、東野幸治(ひがしのこうじ)さんと後藤輝基さんの3人で、毎週交代制のローテーションで回していましたね。

単独でも司会をする技術はあったと思いますが、何故かそのオファーは少なかった様です。

 

リターンネームの“歌が上手くなる”という特性も発揮されたのか、芸人の中でも抜群に歌が上手い事でも知られていましたが、ヒット曲の「ムーンライト」「全てが僕の力になる!」山口智充(やまぐちともみつ)さんとのユニット、くずとして発表したものでした。

 

ただ、名前に「ゆ」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。 

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このタイプは俳優業で大成功する可能性を秘めています。

宮迫さんは一時期(特に2000年代)は、たくさんの映画やドラマに出演していました。「アメトーク!」が30分番組としてスタートしたのが2003年、1時間番組になって「アメトーーク!」となったのが2006年ですから、宮迫さんの俳優業での成功がなければ、雨上がり決死隊もどうなっていたか分からなかったでしょう。

 

さてその宮迫さんに引っ張ってもらってここまで来た(失礼に聞こえますが本人が仰っていた事です)もう一人の蛍原徹さんですが、ノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。(映画出演は宮迫さんのバーターで出た「妖怪大戦争」の“豆腐小僧”役のみ)

それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て、趣味であるゴルフに興じるようになります。 

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宮迫さんも俳優業より本来のバラエティーに力を入れる様になり、コンビでの仕事も順調で安定して来たかに見えた頃、去年の“闇営業”問題で直接関わってはいなかったものの、相方が出演できなくなって事実上1人となる大ピンチに陥りました。

 

しかし、蛍原さんのお名前をもう1度よく見てください。

ひらがなで書くと「ほとはらとおる」と、

「と」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあったのです。 

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この“ワンモアネーム”は歌手の方の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功する“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、お笑いタレントの場合もそうなのでしょうか。

“闇営業”問題で宮迫さんが出演出来なくなったのが去年の6月頃でしたから、もう1年半近くコンビでやっていた仕事を1人でこなしています。(「アメトーーク!」などゲストMCに助けてもらったりはしていますが)

ロンドンブーツの場合はほぼ淳さんが仕切っていたので亮さんが抜けても心配ありませんでしたが、蛍原さんがここまでやるとは正直思いませんでした。ノーペアネームの、いや蛍原さんの底力を見た様な気がします。

 

“闇営業”の件に関しては宮迫さん以外の芸人とも関わる話なので一概に名前のせいとは言えませんが、それにしても半年以上表舞台に出られないという、重いペナルティをくらったものです。

私個人の意見としては、人前で芸をして笑わせてお金を貰うという、芸人としての本質の仕事をしただけなのでそんなに悪い事とは思わないんですけどね。

 

ようやく謹慎も解けた宮迫さんは今年に入ってYou Tubeでの活動を始めました。もともとリターンネームは喋るのが好きな人が多いので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tubeは性に合っていたのかも知れません。今やすっかり軌道に乗っている感があります。

もうテレビに戻ってくる可能性は低いんでしょうか。コンビ名がノーリターンネームだから、継続期間も短かかったという事でしょうか。

相方・蛍原さんは雨上がり決死隊という名前を残して、あなたが帰ってくるのを待っていますよ。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

石原さとみ・石川佳純・岩崎宏美の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

石原さとみ石川佳純岩崎宏美

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

石原さとみ=ISHIHARA SATOMI

石川佳純 =ISHIKAWA KASUMI

岩崎宏美 =IWASAKI HIROMI

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『あ〜、“さとみロス”だよ〜。』

「有作さん、ファンだったんですね?」

『そうなんだよ、ずっと応援してたのによ〜。』

「へぇ〜、いつ頃からですか?」

『「水戸黄門」の助さんの頃からだな。』

「え?助さん?」

『CSでやってた「半七捕物帳」が来週28日で終わっちゃうんだよ〜。』

「あれ?世間の“さとみロス”と違うな?誰の事言ってます?」

里見浩太朗(さとみこうたろう)だよ!』

「あっ!浩太朗さんのほうね。そっちの“さとみ”さんで“さとみロス”になる人いないと思うけどなぁ。」

『何言ってんだ!地上波のドラマも「やすらぎの刻〜道」以来出てないんだぞ!』

「いや知らないですよ。」

『まぁいいや、それよりクイズだクイズ!』

「“さとみ”違いでボケたかっただけでしょ?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

『え?それだけ?』

「何言ってるんですか?それだけで終わりな訳ないでしょ。」

 

実は“リターンネーム”以外にもう1つ共通点があります。

 

他にも該当する方を紹介しましょう。

いしだあゆみさん、

石川(いしかわ)ひとみさん、

石川秀美(いしかわひでみ)さん、

石井明美(いしいあけみ)さん、などです。

 

『名前に“いし”が入る歌手って事か?』

「まだまだいらっしゃいますよ。」

稲森(いなもり)いずみさん、

岩崎(いわさき)ひろみさん、

井上晴美(いのうえはるみ)さん、

伊藤歩(いとうあゆみ)さん、

板野友美(いたのともみ)さん、

稲村亜美(いなむらあみ)さん、などです。

 

『“いし”も入ってないし、ジャンルもバラバラじゃないか?』

「卓球選手の石川佳純さんが入ってるくらいですからね。」

『でも大事な人を忘れてないか?』

「えっ?まだ誰かいます?」

岩崎宏美が入るんなら、妹の岩崎良美(いわさきよしみ)も入るんじゃねぇのか!?』

「あぁ、そうです。岩崎良美さんも入ります。」

『🎵お〜ね〜が〜い、タッチ、タッチ、ここにタッチ!ワァオ!』

「実際の歌詞にワァオ!は入りませんよ。宴会のノリみたいなのヤメてください。」

 

えー皆さんお分かりですかね、もう1つの共通点。

今回は私もたまたま気付いただけなんで、気楽に考えてください。

『気楽に考えていいのか?・・・じゃあ全員“女”ってのどうだ?』

「あぁ、女性のほうが当てはまりやすいですねぇ。」

『えっ!?当たっちゃったの?』

「男性でもいない訳じゃないので当たってはいないですけどね。」

『男では誰がいるんだよ?』

「もうこれ言っちゃうと分かっちゃいますね。石原良純(いしはらよしずみ)さんです。」

『ハイこんちは!なんだよぉ!・・・俺の顔ムカつく?』

「それ神奈月(かんなづき)さんがやる石原良純さんのマネでしょ!」

 

・・・という訳で、もうお分かりですね。

 

正解は「い」で始まって「み」で終わるという点です。

 

この様に・・・

『待て待て!この様に・・・じゃねぇだろ!』

「はい?何でしょう?」

『散々引っ張っといて、正解出たらもう終わりかよ?いつもならもっと解説みたいなのあるだろ!』

「あ、今日はないです。」

『なに!?ホントにこれで終わりか?』

「いやぁー、石原さとみさんの結婚発表を知っておめでたいなぁって思って、このブログでも何かお祝いしようかと思って色々考えてたら、「い」で始まって「み」で終わる人多いなぁって気付いちゃって・・・。」

『こんなのお祝いになってねぇだろ!』

「だってしょうがないじゃないですか。(えなりかずき風に)このブログ、名前にまつわる話しか出来ないんですから。」

『なに開き直ってんだよ!』

「まぁたまにはこういう“話のネタ”程度の回があっても良いじゃないですか。」

『「い」で始まって「み」で終わる人多いですね、っていつ使うんだよ!?何かこの人達の共通点みたいなのないのかよ?』

「私も最初の2〜3人に気付いた時は、もっと濃くて面白い内容になるかと思ったんですけど、実際集めてみたらジャンルもバラバラだし、それに・・・。」

『それに、何だよ?』

「よく考えたら女性で「〇〇美」っていう名前多いから、あとは苗字の頭文字が「い」だったらみんな該当するなって。ハッハッハッハッ!」

『笑ってごまかすな!』

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『それでは皆さん、お別れにこの曲を聴いて下さい。

井上(いのうえ)あずみ「さんぽ」。』

「あー!「さんぽ」って「となりのトトロ」の・・・。」

『🎵アルコール、アルコール、私は〜元気〜!』

「いや“アル中”の歌みたいになってる!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

片岡愛之助・堤真一・上川隆也の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

片岡愛之助堤真一上川隆也

この3人の名前の共通点は何でしょう?

『あれ?この3人って・・・。』

 

今回は男性俳優編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

片岡愛之助=KATAOKA AINOSUKE

堤真一  =TSUTSUMI SHINICHI

上川隆也 =KAMIKAWA TAKAYA

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。

『今週【お名前診断】で出てた3人だよな?』

「そんな事ないでしょう、気のせいじゃないですか?」

 

ヒント3:母音とは別に、文字にも注目してくださいね。

『共通点はあれだろ?なめ・・・』

「シーッ!静かにしてください!」

 

ヒント4:古田新太(ふるたあらた)さんや昨日の市村正親(いちむらまさちか)さんも該当します。

『“昨日の”って言った!今週見てたら簡単じゃん!』

「今日初めてこのブログを見た人だっているかも知れないでしょ?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。

 

では正解を発表しましょう。

 

正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じという点です。

その為本来は一瞬途切れがちな、性と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

『やっぱりなめらかネームじゃないか!』

「それだけじゃありませんよ。」

 

文字で見ると、同じ文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

つまりこの3人は、なめらかネームとワンモアネームの両方に該当します。

 

“ワンモアネーム”は歌手の方の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、今週の記事を見て頂いた方は分かる通り、俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様ですね。

『ほら〜、やっぱり今週出てた3人じゃないか〜!』

「今週ずっと見て頂いた方にはすぐ分かる簡単な問題でしたね。」

『簡単って言うか、これでクイズにする意味あるか?』

「テレビの視聴者プレゼント付きのクイズでも、番組途中の随所で『キーワード』が発表されて、番組をずっと見てれば誰でも分かる様なクイズあるじゃないですか。あんな感じだと思ってください。」

『・・・て言ってもプレゼントは無いんだよな?』

「ハッハッハッハッ・・・。」

『笑ってごまかした!』

 

なめらかネームとワンモアネーム以外に、

片岡愛之助さんはロイヤルネーム 

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堤真一さんは“連チャンネーム”

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上川隆也は“フォーカードネーム” 

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と、付加価値的な要素もあったので惑わされた方もいらしたんじゃないでしょうか。

『惑わされねぇよ!』

「まぁ今回は正直クイズはどうでも良かったんです。」

『とうとうどうでも良いって言ったな。』

「今週のおさらいと言うかまとめとして、なめらかネームでワンモアネームでもある俳優さんは舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功する方が多いという事を改めてお伝えしたかったんです。」

 

片岡愛之助さんは歌舞伎の世界で、

堤真一さんは野田秀樹さんや蜷川幸雄さん演出の舞台で、

上川隆也さんは『劇団キャラメルボックス』で、

古田新太さんは『劇団☆新幹線』で、

市村正親さんは『劇団四季』で、

それぞれ成功してから俳優としても成功しました。

 

舞台の演劇というのは2週間〜3週間、好評でロングランともなれば何ヶ月も公演が続きます。それだけ舞台に立ち続けるというのは体力も必要になってきますよね。なめらかネームは身体が丈夫になって体力も強くなる要素があるので、舞台での演劇も続けている方が多いのだと思います。

市村正親さんなんて71歳ですよ。」

『普通はもうお爺ちゃんだわな。』

 

今までワンモアネームの歌手の方ばかりに注目していたので、ワンモアネームの俳優の方に対しての研究が進んでいなかったのですが、これはもう新しい法則と言って良いでしょう。

ワンモアネームの記事にこの一文を付け加えておきたいと思います。

 

俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様です。

 

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「これで良し、と。」

『これで良し、じゃねぇよ!どう考えても順番が逆だろ?』

「・・・と言いますと?」

『先にクイズでやっといてからのお名前診断だろ?今日のクイズ、答えバレバレだったじゃないか!』

「確かに今回は順番が逆になってしまいましたね。しかしそれもこれも、あなたが先週調子に乗って、感謝祭風クイズのパート3やったからなんですよ!」

『へっ?』

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「本当はこのクイズ、先週の土曜日にやる筈だったんです。それをあなたが『感謝祭風クイズ、俺にもやらせろ!』って割り込んできたから・・・。」

『えっ?俺のせいなの?』

「そうですよ、謝ってください。」

『ゴメンねゴメンね〜!』

「それこの前の反省会の時にもやった、U字工事のギャグでしょ!」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『あ〜〜い!!とぅいま〜、てぇ〜〜ん!!』

「それもこの前やった、ですよ。さんのギャグでしょ!」

『今回は最近の“全力バージョン”でやってみました。』

「いや文字だけでは伝わらんわ!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

市村正親さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第230回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第230回目の今日は市村正親さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとICHIMURA MASACHIKAとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。 

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“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

 

また「ち」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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この“ワンモアネーム”は歌手の方の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、今週の記事を見て頂いた方は分かる通り、俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様です。

 

子供の頃は毎日の様に映画館に通っていた市村正親さんは、高校卒業間際に『劇団民藝』の舞台「オットーと呼ばれる日本人」を見て感銘を受け、俳優の道を志す様になります。

舞台芸術学院を卒業後に西村晃(にしむらこう)さんの付き人を3年間務めた後、『劇団四季』の「ジーザス・クライスト=スーパースター」の端役のオーディションを受けて合格し、1973年に初舞台を踏みました。

 

15年の間に「ウエストサイド物語」や「コーラスライン」、「エクウス」や「キャッツ」など数々のミュージカルを演じ、88年に「オペラ座の怪人」の主役に選ばれました。

生みの親である演出家のハロルド・プリンスが来日して行われたオーディションで、市村さんの声を聞いて「ブラボー!君でいく」と決定したそうです。

しかし92年に日本での初演が決定していた「ミス・サイゴン」のオーディションを受ける為、劇団四季を退団する事となりました。団員のままではオーディションを受けられないというルールがあったのです。

そうして行われたオーディションで見事合格して射止めた「ミス・サイゴン」主役のエンジニア役は“世界一のエンジニア”と賞賛され、文化庁芸術祭賞を受賞するなど、市村さんの当たり役となりました。

 

その後は俳優として映画やドラマにも出演し、ミュージカル仕込みのテンションの高い演技で注目される様になります。

プライベートでは2001年のミュージカル「ハムレット」で共演した篠原涼子(しのはらりょうこ)さんと結婚(2度目)し、2008年には子供も産まれて59歳で父親となりました。

 

そして、2012年の映画「テルマエ・ロマエ」で阿部寛(あべひろし)さんや北村一輝(きたむらかずき)さんなど“濃い顔”の俳優が古代ローマ人役に選ばれる中、堂々と第14代ローマ皇帝役で出演し、映画は大ヒットして続編まで制作されました。

濃い顔に生まれた事、いや“なめらかネーム”の俳優運がヒット作に恵まれる要因となったのです。

 

もちろん本業はミュージカル俳優ですから「ミス・サイゴン」の再演や「屋根の上のバイオリン弾き」など、現在でも舞台を中心に活動を続けています。

もう71歳という年齢が信じられない程いつまでもお元気な方ですね。エネルギッシュという言葉はこの方の為にあるのではないかとさえ思ってしまいます。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。