矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

Every Little Thing (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第126回)※2021.4.19改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第126回目の今日はEvery Little Thingのお二人です。

 

このエヴリ・リトル・シングという名前は“ドレミファソラシド”と同じく濁音「ヴ」の後にラ行「リ」が来る事から「名前の法則」の世界では“ドレミネーム”と呼びます。

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爆発的な人気を得る特性のある名前ですが、そのままでは長いのでファンの間では“ELT”という略称で呼ばれる事もあります。

デビュー当時はドリカムスタイル(女性1人と男性2人)の3人編成で注目され、シンセサイザーを駆使したサウンドと女性ボーカルが見事にマッチして次々とヒット曲を生み出し、90年代後半のJ-POPを代表するグループになりました。

 

初期メンバーのもうひと方については後ほど触れる事にして、

それぞれのお名前は持田香織さんと伊藤一朗さん、

お二人とも本名です。

 

まずボーカルの持田香織さんのお名前から見ていきましょう。

ローマ字で書くとMOCHIDA KAORIとなり、

苗字の最後と、下の名前の最初の母音が同じ「ア」という事がよく分かります。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くのでフルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

なめらかネームの女性歌手はロックなど男勝りの歌や、恋愛とは無縁の歌を唄ったほうがヒットに結びつく傾向があります。

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裏を返せば恋愛の歌(ラブソング)をヒットさせるのは難しいという事です。

実際Every Little Thingより以前に「ヤングマガジン」で公募された黒BUTAオールスターズの一員に選ばれ、後に“持田かおり”名義で一度ソロデビューしましたがその曲はほとんど売れませんでした。

しかし個人名が前面に出ないユニットなら、なめらかネームでもラブソングをヒットさせる事が出来るという、裏技があります。

ZARD坂井泉水(さかいいずみ)さんもそうでしたが、曲調はロックほど激しいものではなくポップ調でした。なのでそのままの名義ではヒットしていなかったかも知れませんが、ユニット名に隠れて個人名が前面に出なかったのでポップ調のラブソングでもヒットしたと考えられるのです。

ただ持田香織さんは本名につき、生まれついてのなめらかネームなので、内面的にも男勝りに育ったのではないかと思われます。

テレビの歌番組などでは猫をかぶった様に大人しくしていましたが、実はライブのMCではよくその片鱗を覗かせていました。

観客席に向かって「アホになる気はあんのか、お前ら!」などと男言葉でさんざん煽った後に「Dear My Friend」「出逢った頃のように」などの爽やかなラブソングを歌うのです。

もう同一人物とは思えません。なめらかネームなのにロックではなくポップな曲ばかり唄っている鬱憤がMCの時に溢れ出てしまっていたのでしょうか。それとも「お前ら!」と言っていたほうが本当の持田香織さんなのでしょうか?

母音ではなく文字で見ると(もちだかおり)と、「か」と「お」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。

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自分に厳しいからこそ観客にも厳しかったんでしょうか?

(斜体文字が加筆した部分です)

 

続いて伊藤一朗さんのお名前を診てみましょう。

ローマ字で書くと ITO ICHIRO となります。

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「い」、

フルネームの最初の文字「い」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

このままだと「不安定」になりがちな“ノーペアネーム”という事で終わってしまうのですが、文字で見ると(とうちろう)と「い」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

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この“ワンモアネーム”の方がバンドのボーカリストだった場合、バンドでも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、伊藤一朗さんはギタリストだった為かおかしな事が起こってしまいました。

歌番組に出演すると「HEY!HEY!HEY!」ではダウンタウンの2人に、「うたばん」では石橋貴明(いしばしたかあき)さんと中居正広(なかいまさひろ)さんに、おもちゃの様にイジり倒されてしまったのです。

お笑いタレントはグループのゲストが来た時、直感的に「誰をイジれば面白くなるか?」を見抜きます。ダウンタウンも石橋さんと中居さんも示し合わせた訳ではなかったのに、どちらも伊藤一朗さんにターゲットを絞ったのです。

そして「いっくん」という愛称で呼ばれるようになり、ソロではいつしかミュージシャンではなくバラエティータレントとして活動する様になってしまいました。

それもある意味“ワンモア”な活躍なのですが、ボーカリストでない方がワンモアネームだった場合こんな事になってしまうのかという、非常に興味深い例と言えます。

 

さて最後に初期メンバーでリーダーでもあった五十嵐充(いがらしみつる)さん。

ローマ字で書くとIGARASHI MITSURUとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」なので “なめらかネーム”です。

男性歌手向きの名前ですがこの方はキーボードと、作詞・作曲に専念していました。なめらかネームは自分の仕事に対して実直な方が多いという特徴もあります。脱退した理由もプロデュース業に専念する為だったそうですが、性別は違えど同じ“なめらかネーム”のボーカリスト持田香織さんが中心となった成功したので、自分はこのバンドに必要ないと感じたたからかも知れません。

 

リーダー不在となって早や21年、持田香織さんは今でも初期のヒット曲の数々を生み出してくれた五十嵐充さんに感謝している様です。

えっ?伊藤一朗さんの事はどう思ってるのかって?

ビジネスパートナー、ぐらいにしか思ってないんじゃないでしょうかね?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

世良公則&ツイスト(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第125回)※2021.4.18改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第125回目の今日はツイスト(世良公則&ツイスト)です。

 

ツイストというバンド名の由来はダンスのツイストではなく、twist=ひねる、ねじれるなどの意味がある事から“ひねくれ者”を表す言葉として名付けられました。

まだ日本のテレビにロックバンドがほとんど登場していなかった頃、颯爽と現れたのが世良公則&ツイストでした。

それまで沢田研二(さわだけんじ)さんや(ごう)ひろみさん、西城秀樹(さいじょうひでき)さんや野口五郎(のぐちごろう)さんなど、アイドル的な男性歌手しかいなかった所へ、ワイルドにロックを唄う世良公則さんが登場して女性人気をかっさらっていったのです。

デビュー曲「あんたのバラード」から「宿無し」「銃爪(ひきがね)」「性(サガ)」「燃えろいい女」と、立て続けにヒットを飛ばしました。

彼らの後に甲斐バンドゴダイゴサザンオールスターズなどがテレビにも出演して知名度を上げていった事を思うと、日本の歌謡界にロックを浸透させた最初のバンドと言っても過言ではありません。

デビュー当時は世良公則&ツイストという名義でしたが、メンバー交替の際に名義もツイストに変更しました。どちらにせよ、息の(バンド継続期間の)長くなる“リターンネーム”(最初と最後の文字の母音が同じ)ではなかった為か、メンバーの個人活動が目立つようになり解散してしまいます。

 

主なメンバーはボーカル・世良公則さん、

ドラムス・ふとがね金太さん、

ベース・鮫島秀樹さんの3人でした。

(ギター担当は何名か入れ替わり、解散時にはキーボード担当の方もいたそうですが、私自身顔もお名前も思い出せない為割愛させて頂きます。ええ、“解散したバンドのボーカル以外のメンバー”なんてそんなものですよ。)

 

まずボーカルの世良公則さん、このお名前は本名です。

ローマ字で書くとSERA MASANORIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

なめらかネームは男性歌手向きの名前です。特に演歌やロックなどの「男らしい歌」を唄うのに適しています。 

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初期のバンド名からも分かるように、世良公則さんは単なるボーカルではなくバンドの顔でした。楽器を持たずに唄う事で身振り手振りを使ったアクション(ダンスではない)を取り入れた唄いっぷりは、女性ファンを引きつけるだけでなく男性も真似したくなるカッコいいものでした。

歌詞の中でも一人称は「俺」か「オイラ」、相手の女性に対しては「お前」と呼ぶ曲がほとんどでした。リズムが早いだけの曲という器(うつわ)に「ボク」「キミ」「あなた」などと甘ったるい言葉を並べた、昨今のJ-POP界でロックと呼ばれているものとは違い、詞の内容もロックだったのです。

「あんたのバラード」や「性(サガ)」など女性目線の曲でも一人称は「あたい」、相手の男性に対しては「あんた」と、男勝りな女性像が描かれていました。

世良公則さんはそんな「男らしい歌」が似合う方だったので、女性人気も急加速していったのでしょう。ある意味、真のロックシンガーと言えます。

解散後は「太陽にほえろ!」のボギー刑事役など、俳優としても大成した事は言うまでもありませんね。なめらかネームは俳優運も強い名前なのです。 

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その一方で現在もミュージシャンとしての活動も続けています。この“続けています”の意味は昔のヒット曲ばかりいつまでも唄い続けているのではなく、新しい音楽を作り続けているという意味です。(何故か今回は他の人の批判ばかりしている気がしますが。)

ただバンドでも成功してソロでも成功する“ワンモアネーム”ではない為か、ソロではまだ誰もが知る様なヒット曲を出せていません。

(斜体文字が加筆した部分です)

また色んなアーティストとコラボしている為ユニット名もコロコロ変わり、なかなか世良公則という名前が前に出ないのが惜しいところです。

 

続いてドラム・ふとがね金太さん、

ローマ字で書くと=FUTOGANE  KINTAとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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ロイヤルネームの方がグループ内にいた場合はリーダーになる確率が高く、世良公則&ツイストという名前に関わらず、リーダーはこのふとがね金太さんでした。

このお名前は漢字で書くと「太金金太」と、上から読んでも下から読んでも同じになるので覚えてもらいやすいと思って付けたそうです。あくまで漢字で書くとですが。

この方も解散後は俳優業に進出しましたが、世良さんほど大成したとは言えません。ソロでの音楽活動以外に司会やナレーターなど、手当たり次第に挑戦しているという感じです。

それもそのはず本名は占部隆一というお名前で、

ローマ字で書くと=URABE  RYUICHIとなり、

苗字の最後の文字「べ」と、下の名前の最初の文字「りゅ」、

フルネームの最初の文字「う」と、最後の文字「ち」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

やはり本名がノーペアネームなので「不安定」さが出てしまっているのでしょう。

この点が布袋寅泰さんの様な本名がロイヤルネームの方との違いと言えます。

 

最後になりましたがベース・鮫島秀樹さん、

ローマ字で書くと=SAMEJIMA  HIDEKIとなり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「き」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

ただ苗字と下の名前で分けて考えると SAMEJIMA  HIDEKIと、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、音楽通の方はこのお名前とこの字面、どこか他でも見た記憶がありませんか?

実はこの方ツイスト解散後に、ベーシストが脱退していたHOUND DOGのサポートメンバーを務め、その後正式に加入しました。

そう、ツイストとHOUND DOG、2大人気ロックバンドを渡り歩いた特殊な経歴の持ち主なのです。

ちなみにこのお名前、芸名みたいにカッコいい名前ですが本名です。だから同じベースとは言え、バンドからバンドへ大きな転向を成し遂げるスライドネームの性質が活きたのでしょう。

 

今回はバンドメンバーの個人名でも名前の性質が(本名か芸名かによっても)生きる道を左右するのではないかというお話でした。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

爆風スランプ(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第124回)※2021.4.17改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第124回目の今日は爆風スランプです。

 

ヤマハ主催のバンドコンテストで最優秀グランプリを受賞した『爆風銃』(バップガン)というバンドと、優秀グループ賞を受賞した『スーパースランプ』というバンドから2人ずつ選出された4人で結成されました。よって2組の名前を合わせて爆風スランプとなったのです。

日本語と英語が組み合わさって出来た造語が名前になっている場合、本来繋がるはずのない単語を無理矢理くっ付けているので言いにくい言葉になるはずなのですが、繋がりの部分の母音が同じだと言いやすくなります。

KinKi Kidsモーニング娘。三代目J Soul Brothersなどがそれです。 

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これらは非常に珍しい“なめらかネーム”のグループという訳ですが、いずれも“超”がつくほどの人気グループになりましたよね。なめらかネームはグループ名でも通用することの証明だと言えます。

 

80年代終盤に現れたバンドの多くは、昔のプロレスラーのリングネームの様に、横文字と苗字を組み合わせた名義がよく見られました。

米米CLUBのカールスモーキー石井さんや聖飢魔Ⅱデーモン小暮さんなど)

爆風スランプのメンバーも類に違わず、そんなふざけた様な名前を付けていました。 

初期のメンバーはボーカル・サンプラザ中野さん、

ギター・パッパラー河合さん、

ドラム・ファンキー末吉さん

ベース・江川ほーじんさんの4人でした。

 

まずサンプラザ中野さんのお名前を、母音を分かりやすくする為無理矢理ローマ字で書くと、SANPURAZA NAKANOとなり、英語部分の最後と苗字の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

なめらかネームは男性歌手向きの名前です。特に演歌やロックなどの男らしい歌を唄うのに適しています。   

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スキンヘッドにサングラスという独特な風貌で、デビュー当時はライブで客席に向けて消火器を放射したり、着ぐるみを着て唄ったり、歌詞も「無理だ!ワニの腕立て〜」などというふざけたものが多かった為、色物(コミックバンド)的な扱いを受けていましたが「RUNNER」「大きな玉ネギの下で」などのヒットでメジャーバンドとしての地位を築きました。

この方、本名は中野裕貴(ひろたか)といいます。

このお名前もローマ字にしてみましょう。

NAKANO  HIROTAKAとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じである事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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本名がリターンネームなので、ひょっとしたらシャイで控え目な性格かも知れません。だから派手なパフォーマンスでロックバンドのボーカルを務めるには、サングラスを掛けて名前も(なめらかネームに)変える必要があったのでしょう。

現在は改名(?)して“サンプラザ中野くん”になっていますが、私に言わせればこの改名は意味がないと思います。むしろ(いい年して)“くん”はおかしいですし、敬称を付けると“中野くんさん”になってしまいややこしいだけです。元に戻す事をお奨めします。

 

続いてパッパラー河合さんのお名前も無理矢理ローマ字で書くと、

PAPPARA KAWAIとなり、前半部分の最後と苗字の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。こちらも一応“なめらかネーム”ですね。

この方、本名は河合靖夫(かわいやすお)といいます。

ローマ字で書くと=KAWAI  YASUOとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「や」、

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「お」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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本名が“ノーペアネーム”のせいか色んな事に手を出してきました。

ソロ活動としては、ディープ・パープルの歌詞を直訳して人気になった王様にあやかり、クイーンの歌詞を和訳して女王様(じょおうさま)という名義でリリースしましたが、バレバレの二番煎じだった為か売れずじまい。

映画『バトルヒーター』で主演するも興業的には大コケ。

90年代後半にはポケットビスケッツの楽曲を作曲、プロデュースして(番組の力で)ヒットしました。

波に乗るかと思われた2002年、当時まだ広島限定のローカルアイドルだったぱふゅ〜む(後のPerfume)のデビュー曲をプロデュースするもこれまた売れず。

やはりノーペアネームは安定しないのですね。

 

お次はドラム・ファンキー末吉さん、

ローマ字で書くと=FANKI  SUEYOSHIとなり、

全体を見るとA・I・U・E・O、5つの母音が全て入っている事がわかります。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

ちなみに本名も末吉覚(すえよしさとる)というロイヤルネームです。 

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爆風スランプは特にリーダーを決めていなかったようですが、このロイヤルネームの方がグループ内にいた場合は目立つ存在になるか、グループから独立・脱退する傾向があります。

ファンキー末吉さんはそこそこ目立ってはいましたが脱退はしていません。それはもう1人の“隠れロイヤルネーム”に先を越されてしまったからなのです。

爆風スランプが「RUNNER」を発表した直後にベーシストの江川ほーじんさんが脱退しました。

この方の別名は“はひふへほーじん”という“ロイヤルネーム”だったのです!

そもそも本名の江川芳仁(ほうじん)という名前が「江川こうじ」と聞き間違われてしまう事が多かった為、自己紹介の際に「江川、はひふへほのほーじんです」と名乗る癖がついていた事が由来だったそうですが、そんな冗談で付けたような名前でもロイヤルネームだと独立を考えてしまうんでしょうかねぇ。

当時の歌番組を見ていた方は、ベース不在の爆風スランプの応援に、毎回他のバンドのベーシストが参加していたのを覚えておいででしょう。

サザンオールスターズ関口和之さんやTHE ALFEE桜井賢さん、

プリンセス・プリンセス渡辺敦子さんや男闘呼組高橋一也さん、

そして「月曜から夜更かし」でもお馴染みのジャガーさんなど、

名だたるベーシストの方々が代役を務めていたのです。

「RUNNER」が今も残るような良い曲だったから皆さん快く引き受けてくれたのでしょう。

 

そしてようやく新ベーシストとして

バーベQ和佐田(わさだ)さんという方が加入します。

無理矢理ローマ字で書くと=BABEKYU  WASADAとなり、

最初の母音に戻る“リターンネーム”です。

本名は和佐田達彦(わさだたつひこ)といいます。

苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」なので “なめらかネーム”ですね。

なぜ“バーベQ”なんて名付けられたかというと、色黒の南国系の顔立ちで焼肉のたれの匂いがしそうだったからだそうです。まぁサンプラザ中野パッパラー河合となめらかネームが2人もいたので違うテイストが欲しかったのでしょう。というのは今だから言える私の勝手な見解です。

そして1999年にこの方を連れてファンキー末吉さんが爆風スランプから独立する形でX.Y.Z.→Aというバンドを結成して再始動しました。

サンプラザ中野さんとパッパラー河合さんは元いたスーパースランプを名乗って再始動します。

爆風スランプという名前が息の(バンド継続期間の)長くなる“リターンネーム”ではなかった為、バラバラになってしまったのでしょうか。

考えてみれば最初に挙げたなめらかネームのグループも、KinKi Kidsはたった2人ですし、モーニング娘。なんて名前が残っているだけですもんね。

 

結局爆風スランプを離れての個人活動が一番目立っていたのはサンプラザ中野さんという事になるでしょう。

本名の中野裕貴(なひろた)というお名前を文字で見ると「か」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。“ワンモアネーム”はグループで成功して個人でも成功する名前なのです。(斜体文字が加筆した部分です) 

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とは言っても表に出ない本名のせいか、特に何で成功したかと聞かれると困るんですけど・・・。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

BOØWY (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第123回)※2021.4.16改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第123回目の今日はBOØWYです。

 

結成当時「ガール」というイギリスのロックバンドがいたことに対抗し、「ボーイ」という名前に漢字を当て、『暴威』となりました。そこから転じてBOØWYとなります。

BOØWY(ボウイ)というバンド名は最初と最後の文字の母音が違うので“ノーリターンネーム”と呼びます。

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ドリカムやポルノグラフィティの様な“ドレミネーム”でもない“ノーリターンネーム”のバンドはテレビに出ない傾向が強く、BOØWYもテレビ出演はほとんどありませんでした。(斜体文字が加筆した部分です)

それでも当時の若い世代から圧倒的な支持を集め、「ONLY YOU」「MARIONETTE」はヒットチャートを席巻しました。つまりテレビに出ずライブ中心の活動でも客を集め、ヒット曲を生み出す人気バンドになったのです。

ただ、息の(バンド継続期間の)長くなる“リターンネーム”ではなかった為か人気絶頂期を迎えた途端、もう満足いくまでやり尽くしたかの様に解散してしまいました。

 

メンバー(解散時)はボーカル・氷室京介さん、

ギター・布袋寅泰さん、

ベース・松井恒松(現:常松)さん

ドラムス・高橋まことさんの4人でした。

 

まずボーカル氷室京介さんのお名前をローマ字で書くと、

HIMURO KYOSUKEとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男性歌手向きの名前です。特に演歌やロックなどの男らしい歌を唄うのに適しています。 

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何と言ってもBOØWY氷室京介さんのボーカルあってのものだったでしょう。そのハスキーな歌声は多くのファンを魅了しました。

解散後はソロ歌手としても氷室京介名義で活動し、「ANGEL」「KISS ME」「VIRGIN BEAT」などのヒット曲を生み出しました。

 

続いてギター・布袋寅泰さん、

ローマ字で書くと=HOTEI  TOMOYASUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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このロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような活躍をされている方が非常に多いのです。

またグループ内にいた場合でもメインボーカルに負けない程の非常に目立つ存在になります。

X JAPANのhide(本名:松本秀人(まつもとひでと))さん、

米米CLUBジェームス小野田(本名:小野田安秀(おのだやすひで))さん、

HY仲宗根泉(なかそねいずみ)さんなどです。

BOØWY時代の布袋寅泰さんも氷室さんに負けない程の非常に目立つ存在でしたね。ギターの腕はもちろん、ヘアースタイルでも存在感を放っていました。

何よりこの方は解散後、ソロアーティストとして更なる活躍を遂げます。

アルバム「GUITARHYTHM」でのデビューに始まり、

吉川晃司(きっかわこうじ)さんとのユニットCOMPLEX「BE MY BABY」のヒット、

今井美樹(いまいみき)さんの「PRIDE」など多くのアーティストへの楽曲提供、

映画音楽(「KILL BILL」のメインテーマなど)や、

俳優としても出演(「新・仁義なき戦い」など)

そしてソロ歌手としてさらば青春の光」「サレンダー」「POISON」「スリル」などのヒット曲を生み出しました。

正に「何をやっても上手くいく」という感じですね。

 

ベース・松井恒松(現:常松)さん

ローマ字で書くと=MATSUI  TSUNEMATSUとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「つ」、

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「つ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

なお、この恒松というお名前は芸名で、本名は恒二(こうじ)といいます。

本名のほうも同じ母音のペアが出来ないノーペアネームです。

 

ドラムス・高橋まことさん(本名は漢字で“信”と書きます)

ローマ字で書くと=TAKAHASHI  MAKOTOとなり、

苗字の最後の文字「し」と、下の名前の最初の文字「ま」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「と」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

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このお二人もBOØWY解散後、それぞれミュージシャンとして活動を続けておられます。

とは言ってもベースとドラムですから、それほど目立った活動は出来ませんよね。

ノーペアネームだからという訳ではなく、解散したバンドのボーカル以外のメンバーなんてそんなものですよ。布袋寅泰さんが売れ過ぎ、目立ち過ぎなんです。

 

さて話は戻って再びBOØWYについてなんですが、リーダーは氷室京介さんでした。

私は以前にロイヤルネームの方がグループ内にいた場合、リーダーになる事が多いと申しましたが、ロイヤルネームの布袋寅泰さんではなくなめらかネームの氷室京介さんがリーダーだったのです。

しかしよくよく調べてみると、氷室京介というお名前は完全な芸名で、本名は寺西修という名前だそうです。

このお名前もローマ字にしてみましょう。

TERANISHI  OSAMUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

そうです、氷室京介さんは本名が “ロイヤルネーム”だったのです。

だからリーダーだったんですよ!本名のリーダー向きの特性でメンバーを集め、そのバンドでボーカルを務める為にロック歌手向きのなめらかネームを名乗ったのです。

この氷室という苗字は漫画の主人公から取ったという説が有力で、まぁ寺西よりは響きもカッコいいですね。なめらかネームになったのは偶然だったでしょうが、「名前の法則」を推奨する私としては文句の付けようがない、もう「お見事!」というしかありません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

ポルノグラフィティ(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第122回)※2021.4.15改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第122回目の今日はポルノグラフィティのお二人です。

 

それぞれのお名前は岡野昭仁さんと新藤晴一さん、

お二人とも本名です。

 

ローマ字で書くとOKANO AKIHITO、SHINDO HARUICHIとなり、お二人ともフルネームの最初と最後の母音が同じである事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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バンド名のポルノグラフィティという名前はまず半濁音「ポ」の後にラ行「ル」が来て、濁音「グ」の後にラ行「ラ」が来る事から“ドレミネーム”と呼びます。 

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爆発的な人気を得る特性のある名前ですが、そのままでは長いので“ポルノ”という略称で呼ばれる事もあります。ただそうなると元々存在していた意味のある言葉になってしまい、またあまり良い意味の言葉ではない為に浸透はしませんでした。

そもそもインパクトのあるバンド名にする為、ポルノグラフィティ(直訳するとエッチな落書き)という名前を付けた結果でもあるので致し方ない所です。

 

2人が出会ったのは高校時代、新藤晴一さんがボーカルを務めるバンドにコーラス要員として誘った岡野昭仁さんのほうが歌が上手いことに気付き、新藤さんがボーカルを譲ったそうです。ツインボーカルという手立てもあったと思いますが、ギターに徹した所に“リターンネーム”の一歩下がる謙虚さが感じられます。

特にギターが弾けるなど、楽器で自分を表現出来る方は躊躇なくバックへまわる事が出来るようです。(野村義男さんの様に。)

はい。もちろん忘れた訳ではなく、デビュー当時は3人編成でしたよね。

もうひと方については後ほど触れる事にしましょう。

 

メジャーデビュー曲「アポロ」はレコード会社の予想を上回る程のヒットとなりました。バンドのデビュー曲が売れ過ぎると、得てして「一発屋」になりがちです。実際「アポロ」の印象が強過ぎて「アポログラフィティ」と間違われた事もあったそうですが、そんな懸念を払拭していきます。

特にサウダージ「アゲハ蝶」など、女性目線の曲がヒットして大人気バンドとなりました。

これはボーカル岡野昭仁さんが“リターンネーム”だった事に関係しています。

男性歌手においては“なめらかネーム”の方がやや強い傾向にあり、特に演歌やロックなどの男らしい歌には圧倒的に有利です。

それに比べると“リターンネーム”はルックスを含め、歌詞や曲調でもあまり「男らしい」アピールをしない方が多いのが特徴です。

美川憲一さんは極端な例ですが、野口五郎さん、井上陽水さん、稲垣潤一さん、氷川きよしさんなども「男らしい」アピールはしませんよね。)

なのでリターンネームの岡野さんに女性目線の歌詞がマッチしたのでしょう。曲調も他の曲とは一線を画したラテン調の曲で、ロックバンドには珍しいテイストを醸し出した事でポルノグラフィティの代表曲に数えられています。

 

さて最後になりましたが初期メンバーの白玉雅己(しらたままさみ)さん。

ローマ字で書くとSHIRATAMA MASAMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」なので “なめらかネーム”です。

更にフルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」なので“リターンネーム”でもあります。

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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実は脱退したメンバーが1番良い名前だったんですねぇ。しかしポルノグラフィティはデビュー当時、アキヒト、ハルイチシラタマの名義で活動していて、他の2人が本名に戻した後もこの方だけは“Tama”という名義を名乗っていました。なのでせっかくツーペアの良い名前なのに知られる事がなかったんですねぇ。

脱退理由は「自身の追求」の為だったそうですが、“なめらかネーム”なので本当は目立ちたがりなのに、バンドの中にいては目立てない事に気付いたからかも知れません。

(これを読んでいるなめらかネームの方、2日連続で“目立ちたがり”扱いしてすいません。)

 

主だったソロ活動の少ないポルノグラフィティでしたが、デビューから20年を過ぎた今年ようやく岡野昭仁さんがソロデビューし、先日初のソロ配信ライブを行いました。

ユニットとして一線を走り続けて20年、40代後半になってからのソロデビューはもはや挑戦です。(斜体文字が加筆した部分です)

母音ではなく文字で見ると(おかのあひと)と、見事に「お・か・き」の3文字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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自分への厳しさを正しい方向へ向け、新しい事へチャレンジしたのですね。そこで吸収したものをポルノグラフィティに還元するための期間限定プロジェクトだそうですが、是非とも成功させて欲しいものです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

DREAMS COME TRUE (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第121回)※2021.4.14改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第121回目の今日はDREAMS COME TRUEのお二人です。

 

それぞれのお名前は中村正人さんと吉田美和さん、

お二人とも本名です。

 

バンド名のドリームズ・カム・トゥルーという名前は濁音「ド」の後にラ行「リ」が来る事から「名前の法則」の世界では“ドレミネーム”と呼びます。

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爆発的な人気を得る特性のある名前ですが、そのままでは長いので“ドリカム”という略称で呼ばれる様になり、更に勢いを増していきました。

ここでも以下“ドリカム”と呼ばせて頂きます。

 

学生時代から歌手になる事を夢見ていた吉田美和さんが、既にミュージシャン(ベーシスト)として活動していた中村正人さんと出会った事から“ドリカム”は始まりました。

吉田美和さん自作の曲「うれしはずかし朝帰り」などを歌って聴かせた所、曲作りのセンスとボーカルとしての高い才能を評価され、バンド結成を持ちかけられたそうです。

結成当初はCHA-CHA & AUDREY's Project(チャチャ・アンド・オードリーズ・プロジェクト)というグループ名だったそうですが、数ヶ月後に“夢はかなう”を意味するDREAMS COME TRUEに改名しました。最初の名前にも“ドリー”という音が入っていたんですね。

そして笑顔の行方」「決戦は金曜日」「WINTER SONG」「サンキュ.」「LOVE LOVE LOVE」など、次々とヒット曲を生み出す大人気バンドとなりました。

 

はい。もちろん忘れた訳ではなく、デビュー当時は3人編成でしたよね。

もうひと方については後ほど触れる事にして、個人名を見ていきましょう。

 

まずはリーダーの中村正人さんから。

ローマ字で書くとNAKAMURA MASATOとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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なめらかネームの方は基本、目立ちたがりです。

自身でも歌手を目指していたそうですが、吉田美和さんに「歌はやめたほうがいいね。」と言われて、サポートに徹する事を決意しました。まぁ吉田美和さんに言われたら納得するしかないでしょうね。

しかしベーシストの割りには、コンサートでもやたら前に出てくる印象があります。やはり目立ちたがり精神がそうさせるのでしょう。

グラミー賞を獲ること」を一生の夢としていて、アメリカでアルバムデビューもしたものの結果は芳しくなかった様です。

“リターンネーム”ではないので海外進出運はよくなかったからでしょう。

ただなめらかネームの司会者運が働いたのか、ミュージシャン(いちバンドメンバー)としては珍しく、単独で音楽番組「LIVE MONSTER」の司会を担当した事もありました。

期間は1年半ほどでしたが、そつなくこなす所に名前の特性が活きていたと言えます。

 

そしてボーカルの吉田美和さん。

ローマ字で書くと YOSHIDA MIWA となります。

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「み」、

フルネームの最初の文字「よ」と、最後の文字「わ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

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ボーカルなのにノーペアネームのせいか目立ちたがりではありません。むしろシャイな恥ずかしがり屋というほうが近いでしょう。

かつての歌番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」などに出演していた時も、トークコーナーでは素の自分を見られるのが恥ずかしいのか、まともな会話が出来ない程照れまくり支離滅裂になっていました。

しかし歌になると一転して堂々と立ち振る舞い、圧倒的な歌唱力で唄い上げます。

これは推測ですが、そもそもこれだけ歌が上手く、自分で作詞・作曲も出来た人がソロアーティストではなくバンドを選んだ理由も、1人では恥ずかしかったからではないでしょうか?バンドなら歌番組のトークコーナーでも他のメンバーが喋ってくれますしね。

あ、でも作曲が出来ると言っても楽譜は読めないそうで、その点はサポートして貰わないといけないという裏の理由があったかもしれません。

“ドリカム”で成功してからソロでも活動はしましたが、あまり広くは知られていない気がします。“吉田美和”名義だと“リターンネーム”にならないので認知されにくかったのでしょうか。まぁ音楽性が高くなるリターンネームだったら楽譜も読めたでしょうし、話し上手になっていたでしょうけど・・・。

 

さて最後になりましたが初期メンバーの西川隆宏さん。

ローマ字で書くとNISHIKAWA TAKAHIROとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」なので “なめらかネーム”です。

しかしこの方は“ドリカム”人気絶頂の最中、交通事故を起こしてしまい活動自粛を余儀なくされます。そこから復帰したものの結局はグループを脱退したのですが、脱退直後に暴力事件を起こし、覚醒剤を使用していた事も判明しました。事件は脱退した後だったとは言え、グループ在籍時から使用していた為に脱退させられたのではないかという憶測も飛び交います。

更にその4年後にも覚醒剤所持の容疑で再逮捕されました。

母音ではなく文字で見ると(にしわたひろ)と、「か」が2つも入る“お・か・きネーム”でもあります。(斜体文字が加筆した部分です)

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私は以前に半分シャレでこんな記事を書きました。内容はこれまで薬物関係で逮捕された芸能人は名前に「か」や「き」という文字が入っている人が多いという、安直なものです。

しかしASKAこと宮崎重明(みやざきしげあき)さんや槇原敬之(まきはらのりゆき)さん、元光GENJI赤坂晃(あかさかあきら)さんなど、「か」や「き」が2つ以上入っている方がこれだけ多いと、まんざら間違いでもない気がしてきます。

中村正人(なかむらまさと)さんも「か」が入りますが1文字だけです。)

こればっかりは無実の方に失礼なので外れであって欲しいのですが、名前に「か」や「き」が入る方は落ち入りやすいかも知れないのでくれぐれもお気を付け下さい。

 

結成から33年、2人になってからも19年続く老舗バンドとなったDREAMS COME TRUE。一時期より活動のペースは緩やかになりましたが、これからも活躍に期待したいですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

ロンドンブーツ1号2号(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第120回)※2021.4.13改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第120回目の今日はロンドンブーツ1号2号のお二人です。

 

それぞれのお名前は田村淳さんと田村亮さん、

お二人とも本名です。

 

当初は苗字が同じ「田村」だった事から「タムタム」という名前だったそうですが、初期のネタに「ハイヒールに憧れている設定のロンドンブーツというコンビがネタ終わりのポーズを考える」というコントがあり、「どちらが1号でどちらが2号ですか?」と聞かれることを狙って「1号2号」と付けたそうです。

 

このロンドンブーツ1号2号というコンビ名、平仮名にすると「ごう」と最後が“う”になりますが、カタカナでは“ゴー”になり、一つ前の文字を伸ばした音ということになります。

つまり母音が「オ」で始まり、「オ」で終わっているのです。

こういった「オ」の“リターンネーム”のコンビは他に

ココリコ、よゐこ、ロバート、オリエンタルラジオなど、下積みの期間が短いのが特徴で、どのコンビもまだ知名度が低いうちからゴールデンのバラエティーにレギュラーとして抜擢されたり、デビューして2~3年で冠番組を持ったりしているのです。

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最初と最後の文字の母音が同じという“リターンネーム”の条件を満たしていれば、名前の長さは関係ないという見本のようなコンビでもあります。

もう少し付け加えると、名前の後半で1と同じ音が繰り返されています。

これは「名前の法則」とは関係なく、漫才コンビでは昔から良いとされてきた名前の形式で、やすし・きよしオール阪神・巨人

ダウンタウンウッチャンナンチャンにも通ずる“反復型”でもあります。

これら新旧の良い名前の条件を兼ね備えたロンドンブーツ1号2号、名前の研究をしている私にとってはこれだけでメシが食えるくらいの(?)非常に良い名前なのです。

  

では田村淳さんから見ていきましょう。

ローマ字で書くとTAMURA ATSUSHIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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“なめらかネーム”は司会者運の強い名前なので、コンビで出演する番組でもMCはほぼ淳さんが務めています。単独でも広い年齢層に向けた番組は少ないものの、若者向けの番組のMCを多く担当していて、お笑い界の大御所MC陣(タモリさん、たけしさん、さんまさん、所ジョージさんなど)がどんどん高齢化していく中、その隙間を縫うようにポジションを掴んでいます。

歌手運もある名前なのでロックバンドのボーカルとしても活動していました。

(こう書くとカッコ良く見えますが、あまり売れていないお笑いタレントで結成されたなんちゃってロックバンドです。)ただバンド名がjealkb(ジュアルケービー)とリターンネームでなかった事もあり、ヒットはしませんでした。

また俳優運もある名前なので、かつてダウンタウンを中心としたドラマ仕立ての缶コーヒーのCMや、大河ドラマでも相方の亮さんより目立つ役を貰っていました。

デビュー当時の赤髪でチャラいイメージとは異なり、実は真面目で仕事熱心な所もあります。その点もなめらかネームの性質通りと言えます。

 

さてもう一人の田村亮さんはTAMURA RYOとなり、

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の一文字「りょ」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「りょ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

同じ「田村」という苗字でも下の名前でなめらかネームかノーペアネームに分かれるのです。

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ノーペアネームは司会者適性が弱い為、コンビで出演している番組でもMCはほぼ淳さんに任せっきりです。

それでも相方に負けじと頑張る訳ではなく、本業に対して真摯に取り組もうとしないノーペアネームの悪い面が出て趣味である釣りに興じるようになります。

そして不安定になりがちなノーペアネームのせいか、“闇営業”問題で一時全仕事を失いました。

この件に関しては宮迫博之(みやさこひろゆき)さんら他の芸人とも関わる話なので一概に名前のせいとは言えませんが、人前で芸を見せて笑わせてお金を貰うという、芸人としての本質の仕事をしただけなのでそんなに悪い事とは思わないんですが、それにしても半年以上表舞台に出られないという、重いペナルティをくらったものです。

ようやく謹慎も解けて契約問題も解決し、何とか芸能活動を再開する事が出来ました。

相方・淳さんの配慮があってこそですが、なめらかネームは情に熱いタイプでもあるんですね。

何かコンビ名と淳さんを褒めるだけの内容になってしまいましたが、亮さんもこれから褒められるような活躍をして欲しいです。

 

なんだかんだあってもコンビ名が継続性の高いリターンネームだったからか、解散もせず長く続くコンビとなりました。

実は“ロンドンブーツ複数号計画”というものがあり、現在6号ぐらいまで襲名されている様ですが、まだまだ認知度の低い方ばかりなので扱うのはまた次の機会にしましょう。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。