矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

B'z (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第163回)※2020年6月23日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第163回目の今日はB'zのお二人です。

 

B'zという名前はカタカナにすると「ビーズ」となり、「名前の法則」的に見ると最初と最後の母音が違うのでグループ存続期間が長くなる“リターンネーム”にはなりません。

とは言え1988年から30年以上活動を続けているユニットですので、法則の例外と認めざるを得ないでしょう。

由来については諸説あり、「AからZまでの全てをカバーする」という意味でA 'z(アズ)にしようとしたところ、A 'z(エイズ)と読まれてしまう恐れがあるのでAの次のBにしたとか、ビートルズThe Beatles)の“B”と、レッド・ツェッペリンLed Zeppelin)の“Z”を合わせてB'zにしたとか、まわり回って「深い意味は無い」と答える時もあります。

まぁ“B”が付く名前は何となくカッコ良く聞こえますね。

(法則の例外に対しての負け惜しみです。)

 

それぞれのお名前は稲葉浩志(いなばこうし)さんと松本孝弘(まつもとたかひろ)さん、お二人とも本名です。

 

TM NETWORKなどのサポートミュージシャンとして活動していた松本孝弘さんが、自分達の音楽をやりたいとバンド結成を思い立った頃に稲葉浩志さんと出逢い、B'zが誕生しました。「自分が曲を書いて彼が詩を書けば充分音楽が出来る」と、それ以上メンバーを探さなかったそうです。

当初から3年以内にブレイクするという構想があり、何せ急造の(出逢ったばかりの2人で組んだ)ユニットだった為1年目は音源制作を優先し、アルバムを2枚出すまではツアーも行わないなど、綿密なプランが打ち立てられました。

アルバムが着々と売り上げを伸ばしていく中、デビューから3年目に発売した5枚目のシングル太陽のKomachi Angelが初のオリコン1位を獲得。

以降「LADY NAVIGATION」「BLOWIN’」「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけないなど出す曲出す曲全てが1位となり、連続1位獲得数は現在まで49作でなお継続中です。

・・・とまぁ、B'zの記録について語り出すとキリがないですし、B'zを称賛する記事は他にもあるでしょう。

当ブログはあくまでも名前についての研究結果を発表するもので、人気に応じて媚びる様な事は致しません。

よってファンの方からすると不愉快な内容になるかも知れませんが「名前の法則」で診断するとこうなる、という話ですので予めご了承下さい。

 

まず稲葉浩志さんのお名前から見ていきましょう。

ローマ字で書くとINABA KOSHIとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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ロック歌手に向いているのは“なめらかネーム”で、リターンネームの男性歌手はアイドル的な人気を得られるものの、ロックなどの男らしい歌にはやや弱い傾向があります。

 

B'zの歌、つまり稲葉さんが書く詞の世界で用いられる一人称は「僕」です。

また、相手の女性に対してはほとんど「君」です。

すなわち「僕」と「君」なのです。

これは単なる世代の違いによる見解の相違かも知れませんが、ロックと言えば「俺」と「お前」じゃないでしょうか?

B'zの曲は確かにロックですが、載っている詞がロックのそれとは違うのです。

その一例として、何年か前に自動車のCMソングに起用された「DIVE」という曲の歌詞を一部抜粋してみましょう。

「ランラララン、君と手をつないで、ランラララン、アケスケにDIVE、こんなんじゃいやだもん・・・」

これがロックの歌詞と言えるでしょうか?

ツービート時代のビートたけしさんだったら「ロンパールームか!」とツッコまれていたでしょう。(分かる人には分かる)

これだけだと「この1曲だけだろう?」と思う人がいるでしょうから、他にも例を挙げていきましょう。(斜体文字が加筆した部分です)

アルバムの中の1曲からクリスマスソングの定番となったいつかのメリークリスマスでは「い〜つまでも手をつないで、いられる様な気がしていた〜」と、

ドラマ主題歌として大ヒットした今夜月の見える丘にでも

手をつ〜ないだら、行ってみよう〜」と、やたら女性と手をつなごうとするのです。

これも偏見だと思われても仕方ないですが、手をつなぎたがるのは女性のほうじゃないでしょうか?

稲葉浩志さんが書く詞の主人公の男性は、女性と手をつないでいないと不安でしょうがない、頼りない男性と思えてならないのです。もっと言うと、子供がお母さんと手をつなぎたがる様にマザコンの・・・(これ以上はやめておきましょう。)

要するに私が言いたいのはB'zの曲はロックでも、詞はロックじゃない。稲葉浩志さんは声質こそロック向きですが、リターンネームなので本来は(マインドも含め)ロック歌手向きではないという事です。

 

一方の松本孝弘さん。

ローマ字で書くとMATSUMOTO TAKAHIROとなります。

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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ノーペアネームはなめらかネームやリターンネームに比べると、歌手向きの名前ではありません。ボーカルを稲葉さんに任せてギターに専念しているのも、自分の声や歌唱力には自信がないからでしょう。

それでもギターの腕前は超一流です。若いミュージシャンの中には彼に憧れてギターを始めた人も多いでしょう。多くのギタリストにとって彼はカリスマなのです。

母音ではなく文字で見ると(まつもとたかひろ)となり、

「まつ」という音が入る“まつ入りネーム”と、 

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「たか」という音が入る“たかたかネーム”を併せ持っています。 

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実はこれ、どちらもカリスマ性が高くなる要素があるんです。

名前に「まつ」が入る有名人は、松田優作(まつだゆうさく)さんや松山千春(まつやまちはる)さんや松本人志(まつもとひとし)さん、

松任谷由実(まつとうやゆみ)さんや松田聖子(まつだせいこ)さんや松嶋菜々子(まつしまななこ)さんなど・・・

名前に「たか」が入る有名人は、

高倉健(たかくらけん)さんや水谷豊(みずたにゆたか)さんや尾崎豊(おざきゆたか)さん、

高島礼子(たかしまれいこ)さんや髙橋真梨子(たかはしまりこ)さんなど、

芸能人の中でも特にリスペクトされる方が多いのです。

(まつ)たか子さんなんて5文字の短い名前の中に両方入っていますね。

 

だから松本孝弘さんもギター1本で(もちろん作曲センスもですが)神様のように崇められているんですね。

ちなみにソロ活動時はTak Matsumoto(タック・マツモト)という名義になります。「たか」は消えますが「まつ」は残っています。

 

言い忘れていましたが、稲葉浩志さんもソロでもシングル・アルバムを出すなど活動してきましたが、バンドのメインボーカルがソロ歌手としても成功する“ワンモアネーム”(同じ文字が2つ入る名前)ではない為か、誰もが知っていると言える程のヒット曲はありません。

(“ワンモアネーム”の藤井(ふじい)フミヤさんの「TRUE LOVE」の様に、誰もが知っている様なヒット曲がないという意味です。)

※このブログはかなり高いレベルの話をしています。ファンの間では有名な曲、は該当しませんのでご了承下さい。

 

以上、B'zのお二人の名前について検証してみました。

ファンの方にとっては納得のいかない内容になったと思われますが、あくまで「名前の法則」に基づいて検証した結果ですので、何卒ご理解頂きたいと思います。

B'zは他で散々褒められているので、ちょっとぐらい批判されてもどうって事ないですよね。ただ稲葉さんのファンに怒られる事だけは覚悟しておきます。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

TM NETWORK (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第162回)※2020年6月22日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第162回目の今日はTM NETWORKです。

 

この名前はカタカナにするとティ(I)ーエ(E)(U)・ネット(O)(A)ークと 、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

人名なら5〜8文字程度の中に5つの母音が入るという希少価値もあるのですが、グループ名は長い名前になればなるほど確率が高くなるので、人名のロイヤルネームほどの希少価値はありません。

グループ名で大事になるのは最初と最後の文字です。この2箇所の母音が同じだとグループ存続期間が長くなる“リターンネーム”になるのですが、残念ながら最初の「ティ」と最後の「ク」の母音が違います。

活動期間後期はTMNと名義変更しましたが、これも最後が「ヌ」なのでリターンネームにはなりません。

そのせいかシンセサイザーを駆使した当時最先端のテクノポップユニットとして活躍したものの、大ヒットしたと言えるのはGet Wildだけで、活動終了後に小室サウンドブームが訪ずれた事からも「早過ぎたバンド」と呼ばれました。

 

以下紹介する各メンバーの名前は全て本名です。

 

まずボーカルの宇都宮隆(うつのみやたかし)さん。

お名前をローマ字で書くと UTSUNOMIYA TAKASHIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

なめらかネームは男性歌手向きの名前です。特にロックなどの激しい歌を唄うのに適しています。 

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宇都宮隆さんは楽器を持たずに唄うスタイルの分、バンドのボーカルとしては珍しいくらいダンスをしながら唄っていました。なめらかネームのバンドのボーカリストは昔から世良公則(せらまさのり)さんの様に派手なアクションで唄う方が多かったのです。その系統が80年代後半にはダンスに変わっていったという事でしょう。セクシーなダンスと歌声は多くのファンを惹きつけました。

TMN活動期間中にソロとしても活動しましたが、その時の名義はT.UTUティー・ウツ)だったんですねぇ。後に宇都宮隆名義に戻すのですが、それなら最初からそうしておいたほうがまだ良かったのではないか、と思えます。どちらにせよバンドのボーカリストがソロでも成功する“ワンモアネーム”ではないので、芳しい成果は上げられませんでした。

 

続いてはリーダーの小室哲哉(こむろてつや)さん。

この方がTM NETWORKの核であり、作曲だけでなく楽器もほぼ全てを担当、プロデュースまで担当していました。

ローマ字で書くと KOMURO TETSUYAとなり、

苗字の最後の文字「ろ」と、下の名前の最初の文字「て」

フルネームの最初の文字「こ」と、最後の文字「や」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は一言で言うと「安定しない」名前です。 

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また歌手向きの名前ではないので、ボーカルは宇都宮隆さんに任せてコーラスで参加する程度でした。

ソロとして自分で唄った曲もありましたが、残念ながらこの方の声はお世辞にも良い声とは言えません。おそらくその事はご自身でも自覚はあったでしょう。

だからTM NETWORK時代から小室サウンドブームの時代まで、ほぼ一貫して「他の人に唄わせていた」と思われるのです。

日本の音楽史に名を残す程の一大ムーブメントを起こした数年後には、著作権譲渡に関する詐欺事件で逮捕されるなど、極端過ぎるくらい安定していません。

(斜体文字が加筆した部分です)

この方についてはまだまだ語り尽くせないのですが、今回はあくまでもTM NETWORKについての話なのでこの辺にしておきましょう。

 

続いて、主にギターを担当していた木根尚登(きねなおと)さん。

ローマ字で書くとKINE NAOTOとなり、

苗字の最後の文字「ね」と、下の名前の最初の文字「な」

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「と」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

やはり歌手向きの名前ではないので、ボーカルはコーラスで参加する程度でした。

TMN活動期間中にソロとしても活動しましたが、大きなヒットは残せていません。

またこの方が1番小説家やラジオDJNHK教育テレビへの出演など、本業以外にあれこれ手を出している気がします。ノーペアネームはやはり安定しないのです。

挙げ句の果てにはTMN活動休止から20年の時を経て衝撃の告白をしました。

何と「Get Wild」がヒットしていた時、エレキギターを弾けなくて「弾いているフリ」をしていたと言うのです。

そもそも小室さんから「アコースティックギターが弾けるならエレキギターも弾けるだろう」と安易に言われてしまった為で、実際には(木根さん曰く)全然違うので弾けなかったそうです。

私に言わせれば音楽センスが高くなる“リターンネーム”じゃなかったから、という事になるのですが、後になって「あの場(バラエティー番組)ではそう言ったほうが面白いと思ったから」と釈明していました。

しかし演出だとしたら20年以上も経ってからそんな事言いますかね?どこまでちゃんと演奏していたのか怪しい限りです。

 

さてこれでTM NETWORKのメンバー全員の分析は終わり、と言いたいところですが、実はまだ1人大事な方が残っていました。

それはほとんどの曲の作詞を担当した小室(こむろ)みつ子さんです。

小室哲哉さんと同姓の為、よく姉か妹と誤解されましたが血縁関係はありません。

ローマ字で書くとKOMURO MITSUKOとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

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“リターンネーム”は女性歌手(特に作詞・作曲もするシンガーソングライター)向きの名前で、音楽センスが高くなる性質があります。

ただリターンネームの奥ゆかしさからか、自身で歌手としても活動していながらほとんどメディアに登場する事はありませんでした。

これをご覧になっている方も、今そのお顔が浮かんでいない方がほとんどではないでしょうか?それぐらいリターンネームは奥ゆかしい方が多いという事なのです。

 

実際の活動期間は10年程度だったTM NETWORK

“TM”の由来はTime Machineの略とされていましたが、活動終了間際になって本当は東京の多摩地区のTaMaから取ったものだと明かされました。

これも木根尚登さんのエアギター疑惑と同じくらい「知らないほうが良かった」かもしれません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

TUBE (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第161回)※2020年6月21日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第161回目の今日はTUBEです。

 

デビュー当初は“The”が付いてThe TUBEという名前でしたが、姓名判断で「画数が悪い」と指摘され、TUBEに変更しました。

1985年のデビュー曲「ベストセラー・サマー」はCMソングにも起用されいきなりのヒットとなりましたが、2ndシングルでは大きく順位を落としてしまいます。姓名判断は正しかったのかも知れません。

「名前の法則」的に見てもThe TUBEのままだと最初と最後の母音が違いますが、“The”を取ってチューブになった事で“リターンネーム”(母音が「ウ」だけなので“ストレートネーム”)になり、長く愛されるバンドになったのではないかと思われます。

TUBEとなって最初のシングルシーズン・イン・ザ・サンは作詞:亜蘭知子(あらんともこ)さん・作曲:織田哲郎(おだてつろう)さんのコンビによる楽曲で、以降も「SUMMER DREAM」「Beach Time」と“夏ウタ”のヒットが続き、夏と言えばTUBEと言われるほどバンドのイメージを定着させました。

“リターンネーム”のバンドやグループはテレビの歌番組に積極的に出演して新曲のPR(プロモーション)を行う傾向があります。特に「ミュージック・ステーション」出演時の“ヤシの木セット”は番組名物にもなりました。(斜体文字が加筆した部分です)

 

以下紹介する各メンバーの名前は全て本名です。

まずはボーカルの前田亘輝(まえだのぶてる)さん。

“夏ウタ”にピッタリの伸びやかなボーカルはTUBEの代名詞ですが、下の名前が読みにくい事もあり、以外とフルネームで認識している方は少ないのではないでしょうか。

ローマ字で書くと=MAEDA NOBUTERUとなり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「の」

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

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ロック歌手向きのなめらかネームではないので、唄い方は比較的おとなし目(大友康平さんの様にマイクスタンドを振り回したりはしないという意味)です。

ソロでもシングル・アルバムを出すなど活動してきましたが、バンドのメインボーカルがソロ歌手としても成功する“ワンモアネーム”(同じ文字が2つ入る名前)ではない為か、誰もが知っていると言える程のヒット曲はありません。

(“ワンモアネーム”の鈴木雅之さんの様に「ガラス越しに消えた夏」「もう涙はいらない」「恋人」などの誰もが知っている様なヒット曲がないという意味です。)

※このブログはかなり高いレベルの話をしています。ファンの間では有名な曲、は該当しませんのでご了承下さい。

やはりリターンネームのTUBEという名義で発表した曲に、前田亘輝というノーペアネームで発表した曲では勝てないという事でしょうか。同じボーカルでもこういう事があるんですね。

 

続いてギターの春畑道哉(はるはたみちや)さん、

ローマ字で書くと HARUHATA MICHIYAとなり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の男性は音楽センスが高くなる性質があります。 

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1989年以降は作詞・作曲家に頼らず、メンバー内で作った歌で勝負する様になるのですが、主に作曲を担当したのは春畑道哉さんでした。

90年代前半に3作連続オリコン1位を獲得した夏を待ちきれなくて」「だって夏じゃない」「夏を抱きしめても春畑さんの作曲によるものです。(作詞は前田亘輝さん)

TUBEとしての活動ではリターンネームの奥ゆかしさからか、前に出てきて目立つ様な事はほとんどありません。(布袋寅泰さんの様に前に出てきたりはしないという意味)

ただ母音ではなく文字で見ると(たみちや)と、「は」が2つ入る “ワンモアネーム”でもあるので、ギタリストとしては珍しいソロ活動もしているのです。

フジテレビの野球中継で流れる「Jaguar」は何度かアレンジを加えながら20年近くも使用され定番曲となっています。

ソロアルバムの枚数も10枚と、前田亘輝さんの7枚を今のところ上回っているんですねぇ。こちらもリターンネームのほうが上、という感じです。

 

ドラムの松本玲二(まつもとりょうじ)さんは

ローマ字で書くとMATSUMOTO RYOJIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

blog.housoku.work“なめらかネーム” は運動能力が発達しやすい性質があります。

ドラマーというだけでも体力が必要な仕事ですが、音楽以外にレーシングドライバーとしても活動していました。何度かレースでの優勝経験もある程かなりの腕前の様です。

ドラマーとレーサーの両立、なめらかネームの成せる業ですよ。

 

最後になりましたがベースの角野秀行(かくのひでゆき)さん。

ローマ字で書くと=KAKUNO HIDEYUKIとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「ひ」

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「き」の母音が違います。

同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですが、

全体を見るとKAKUNO HIDEYUKIと 、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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ロイヤルネームの方がグループにいた場合はリーダーになるか、非常に目立つ存在になる確率が高いのですが、バンド人気が絶頂となりかけた1988年、プライベートで交通事故を起こしてしまい、TUBEは一旦活動休止に追い込まれました。

もしあの事故が無ければもっと目立つ存在になっていただろう、というのは私の推測に過ぎません。

 

こうしてメンバー4人の名前を見ると、なめらかネーム、リターンネーム、ノーペアネーム、ロイヤルネームと、「名前の法則」の主要4タイプが揃っているんですねぇ。バンド名が存続期間が長くなるリターン(ストレート)ネーム以外に、メンバーの個性も上手い具合に散らばっているのでチームワークがとれ、長続きする要因となっているのかも知れません。

 

もう活動期間が36年以上となるTUBE。

かつて夏の定番と言われた時代も、今から30年近く前の話です。

若い世代は最早TUBEという存在さえ知らない人も多いそうですが、40代・50代の方にとってはまだまだ「夏と言えばTUBE」ですよね。

6月30日には3年ぶりとなる新曲「BLUE WINGS」が発売される予定なので、“夏の王者”健在を示して欲しいと思います。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

ヒロミさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第160回)※2020年6月18日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第160回目の今日はヒロミさんです。

 

ローマ字で書くとHIROMIとなり、最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

また、苗字か下の名前のどちらかだけを芸名にしている場合は“ショートネーム”と区分しますので、ヒロミさんは“ショートネーム”の“リターンネーム”という事になります。 

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リターンネームは長さ(文字数の多さ)に関係なくバラエティー運の強い名前です。

 

大工職人の父のもとに生まれたヒロミさんは高校時代暴走族に入り、車で大事故を起こしたものの一命を取り留めた事で「好きな事をやろう」と、芸能界へ入ってお笑いタレントを目指そうと決意します。

アルバイト先のホストクラブで出会ったデビット伊東(いとう)さんとミスターちんさんに声を掛け、コントグループを結成しました。

新宿のショーパブのお客さんから紹介を受けた星セント・ルイスセントさんに弟子入りし、B21スペシャという名前を貰います。

第二次大戦中のアメリカの爆撃機「B-29」と、ヒロミさんが21歳直前の時期に結成した事から名付けられたものでした。

新宿のショーパブからテレビに進出したB21スペシャルはダウンタウンウッチャンナンチャンらと共に、1998年頃から巻き起こったお笑い第三世代ブームに乗り、一躍人気グループとなりました。

ここでお笑いコンビ・グループ名についての検証をしておきましょう。

ダウンタウンウッチャンナンチャンは現在もコンビ揃って活躍中ですよね。

ところがB21スペシャルはヒロミさんだけが孤軍奮闘状態です。

ダウンタウンウッチャンナンチャンは同じ音が繰り返される“反復型”なので、漫才コンビでもやすし・きよしやオール阪神・巨人など、昔から良い名前とされてきました。

そこへいくとB21スペシャルは“反復型”でもなければ、ココリコやくりぃむしちゅーの様な“リターンネーム”でもありません。

なので同時期に人気者になった3組の中で、B21スペシャルだけが早々とヒロミさんの一人勝ち状態になったのではないかと考えられるのです。

 

ある番組の企画で大量の火薬を使った際に事故が発生し、ヒロミさんは重度の火傷を負いました。その時看病に駆けつけたのが松本伊代(まつもといよ)さんだった事から2人の交際が発覚し、(当時はまだお笑いタレントがアイドルと付き合うなどご法度とされていた時代でした。)結婚してしまえば周りがどれだけ騒ごうとも、2人の仲を裂くことは出来ないと判断したヒロミさんはハワイで極秘の結婚式を挙げました。

思えば松本伊代さんと結婚した事も運命だったと言えるでしょう。いや馴れ初めが運命的だったとかいう意味ではなく、結婚後に家庭でのエピソードを話しただけで笑いが取れる奥さんをもらったという意味で。

 

結婚後は「発掘!あるある大辞典」や「モグモグGONBO」などMCを担当する番組が多くなり、ピーク時にはレギュラー番組が週10本を数え、月収は6000万を超える時もあったのではないかと言われています。

しかしある時期から急激にレギュラー番組が減り始め、週10本あった筈がゼロになったのです。

この原因については諸説あり、売れて天狗になっていたからテレビ局のスタッフに嫌われたからだとか、一緒にライブや番組をやっていた放送作家が病気で亡くなった為に気力を失ったからだとか、「発掘!あるある大辞典」のスタッフに「もっと違う番組のスタイルにしたい」と提案したところ猛反発に合い降板させられたとか(この説のせいで「堺正章(さかいまさあき)さんに干された」という誤った認識まである)など色々な説があり、ヒロミさん自身も番組で聞かれる度に違う理由を答える事もあるので、どれが真相なのかはよくわかりません。まぁどれも原因の一つなのでしょう。

 

当ブログではそこは重要ではないのです。重要なのはヒロミさんの本名です。

本名は小園浩己といいます。

ローマ字で書くと=KOZONO  HIROMIとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「こ」と、最後の文字「み」の母音が違います。

この様な名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は仕事や生活が不安定になりがちです。

あれだけテレビで活躍していたのに、突然消えたのですから不安定と言えるでしょう。

しかし苗字と下の名前で分けて考えるとKOZONO  HIROMIと、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあるのです。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、芸能界での仕事が無くなった後のヒロミさんはトレーニングジムの経営に着手し、実業家に転向しました。

更には溶岩浴のサロンも経営するなど、年収はタレント時代のピークを超えていたとも言われています。

 

そんなテレビから離れた生活が10年ほど続いた後、しれーっと芸能界に復帰します。

一旦実業家にスライドし、またスライドして芸能界に復帰したという事でしょうか。

この復帰の理由についても諸説あり、中居正広(なかいまさひろ)さんに薦められたからだとか、有吉弘行(ありよしひろいき)さんと坂上忍(さかがみしのぶ)さんが司会者として活躍し出したのを見て“元祖毒舌家”として黙っていられなくなったからだとか、東京オリンピックのチケットを手に入れるのに、芸能人だと根回しが効くんじゃないかと思ったからだとか、これもヒロミさん自身が色々言っているので、どれが真相かはわかりません。まぁどれも原因の一つなのでしょう。

 

当ブログではそこは重要ではないのです。

重要なのは一度芸能界から遠ざかって、世間からも忘れられかけた頃に舞い戻ってきても、あっさりと一線に復帰出来るほど、リターンネームはバラエティー運の強い名前だという事です。

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おそらく10年もブランクがあれば、共演者の顔ぶれも代わっていたでしょうし、自身も勘が鈍って若い世代と話が合わないなんて事もあったでしょう。

しかしそんな心配をよそに見事にカムバックし、トークだけでなく大工職人だった父から受け継いだ技術でリフォームの達人としても注目を集めました。

 

遂には第1期黄金時代同様、司会業にも進出します。

しかしリターンネームは司会者運がやや弱く、単独で司会を任される事が少ないのです。

「ウチのガヤがすみません!」では後藤輝基(ごとうてるもと)さん、

「東大王」では山里亮太(やまさとりょうた)さんとの共同司会で、

有吉ゼミ」ではコーナーレギュラー、

「バイキング」では曜日レギュラーと、

まだ単独司会と言える番組はありません。

火曜サプライズ」では留学に行っていたウエンツ瑛士(えいじ)さんに代わってメインの座につき、単独司会に見えましたが山瀬(やませ)まみさんがいたので共同司会でした。

後続番組の「オモウマい店」でもバイきんぐ小峠英二(ことうげえいじ)さんが進行役として隣にいます。(斜体文字が加筆した部分です)

やはりリターンネームはショートネームでも司会者運が弱いのでしょうか。

(思えば第1期黄金時代も発掘!あるある大辞典」では堺正章さん、「モグモグGONBO」では林家こぶ平(現:正蔵)さんが隣にいて、単独での司会は「小園総研」など深夜の30分番組が主だった気がします。)

それでもこれだけレギュラーがあれば充分ですよね。

 

松本伊代さんの“天然ボケ”を笑って許せる寛大さも人気の要因となり、今や理想の夫婦とも言われています。

息子の小園凌央(こぞのりょお)さんも俳優として芸能界入りし、読みは難しいですが母音で見る限りはリターンネームになる良い名前です。

えっ?元相方のデビット伊東はともかく、ミスターちんもリターンネームになるんじゃないかって?

うーん、最後に「ん」が付きますし、ミスターがカタカナなので母音で見ても「イ」から「い」になる気がしてリターンネームとは認めづらいですね。

まぁこれもリターンネームに入るか入らないか、諸説ありという事で。

 

ヒロミさんもYou Tubeチャンネルを開設して動画を配信しています。

やはりYou Tubeを始める芸人(けっこうベテラン、けっこう大物)はリターンネームの方が多いので、ショートネームでも始めたくなっちゃうんでしょうかね。 

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そう言えばキャンプ動画で再ブレイク(?)したヒロシさんも“ショートネーム”の“リターンネーム”でした。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

有吉弘行さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第159回)※2020年6月17日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第159回目の今日は有吉弘行さんです。

このお名前は本名で、「ひろゆき」ではなく「ひろいき」です。

 

ローマ字で書くとARIYOSH HIROIKIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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高校生の頃、番組の企画でオール巨人(きょじん)さんの下へ弟子入りした有吉弘行さんは、兄弟弟子と喧嘩して怪我をさせ巨人師匠から謹慎を言い渡されます。

そのまま地元・広島で同級生だった森脇和成(もりわきかずなり)さんを誘って上京し、猿岩石というコンビを結成しました。

この奇妙なコンビ名は、2人の中学時代の同じクラスにいた女子のあだ名“猿女房”と“ほくろ岩石”の“猿”と“岩石”をくっつけて出来たものです。

猿岩石は「進め!電波少年」のユーラシア大陸ヒッチハイクで横断するという企画にだまされて参加し、過酷な旅に挑戦させられます。

しかしその模様が放送される度に反響を呼び、人気と知名度はぐんぐん上昇していきました。

そしてゴール直後は大人気となり、テレビを含む各メディアで引っ張りだこになります。

藤井(ふじい)フミヤ・尚之(なおゆき)兄弟に「白い雲のように」という歌まで提供してもらい大ヒットするなど、時代の寵児となりました。

 

しかし所詮は一時的な世間の盛り上がりに過ぎず、ほとぼりが冷めた頃には人気もどんどん低下していきました。

全国的な人気が嵐の様に過ぎ去ってからは地元・広島のローカルタレントとして活動を続けましたが、収入が激減した為に先輩芸人の上島竜兵(うえしまりゅうへい)さんらの世話になるなどして不遇の時代を耐え凌ぎます。やがて芸人を続けたい有吉さんと役者・実業家志向の森脇さんとの間に溝ができ、2004年に猿岩石は解散しました。

由来はともかく、猿岩石というコンビ名がせめて最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”だったらもう少し長く続いたのに・・・というのは私の独り言です。

 

解散後ピン芸人となった有吉さんは「内村プロデュース」で久しぶりの全国ネットのバラエティーに出演します。大ヒットした(?)DVD「リアクションの殿堂」ではダチョウ倶楽部出川哲郎(でがわてつろう)さんを相手に司会進行(イジり役)を務めるなど、徐々に仕事も増えていきました。

そして「アメトーーク!」で品川庄司品川祐(しながわひろし)さんを「おしゃべりクソ野郎」と揶揄した瞬間大爆笑が起こり、再ブレイクのきっかけを掴みます。

毒を交えながらも、言われた本人さえ思わず笑ってしまうようなあだ名を付けるネーミングセンスが、猿岩石を知らない若い世代にも受け入れられたのです。

 

そこからまた急激に仕事が増え、出演オファーが殺到します。その頃はひな壇からパネラー、司会に至るまで八面六臂の活躍を見せました。

普通は司会者のポジションまでつくと、パネラーなどの仕事は受けなくなるものですが、この方はこれ以上身体が持たないという限界まで出演し続けました。

それは一度地獄を味わっているからなのです。仕事が無くなる苦痛を味わっているから、「仕事があるだけでありがたい」と思えたからなのです。

(この点が一昨日紹介した東野幸治さんと大きく違うところですね。)

あと母音ではなく文字で見ると(ありよしひろい)と、「き」の字が入る“お・か・きネーム”でもあるので、自分に対する厳しさを持っていたのでしょう。(斜体文字が加筆した部分です) 

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なめらかネームは司会者向きの名前です。

再ブレイク後は並居る中堅芸人を追い抜き、一気に司会者のポジションに就きました。

現在、民放各局とNHKでも冠番組を持つなど、あまりにもMC担当の番組が多い為、中にはマツコ・デラックスさんや櫻井翔(さくらいしょう)さんと共同で司会をしている番組もありますが、「有吉反省会」や「有吉ゼミ」など1人で司会をしている番組も多いので、単独司会者向きのなめらかネームの面目を保っていると言えます。

(この点がリターンネームの今田耕司さんとは違うところです。)

※「有吉ゼミ」は水卜麻美(みうらあさみ)さんが隣にいますが、日本テレビのアナウンサーですのでこの場合はアシスタントとなり、共同司会には含まれません。

 

一応元相方の森脇和成さんの名前も見てみましょう。

ローマ字で書くとMORIWAKI  KAZUNARIと、

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「か」

フルネームの最初の文字「も」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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“ノーペアネーム”は生活が不安定になりがちです。

猿岩石解散後はサラリーマンになったり、経営者になったり、ホストになったりと安定しない生活を送り、現在も一応フリーでYou Tubeなどの活動はしているそうです。

また、コンビのどちらかがなめらかネームの場合は、なめらかネームの方が本業(お笑い)を貫いて芸能界で生き残るというデータがあります。

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その辺も2人の名前にちゃんと表れているんですよ。

 

今年4月1日にフリーアナウンサー夏目三久(なつめみく)さんとの電撃結婚を発表して大きな話題となりました。

交際については芸能人の中でBTS松本人志(まつもとひとし)さんに次ぐフォロワー数を誇るTwitterでも一切触れていなかった様です。

余談ですがなめらかネームは、台本に書かれている事以外はあまり喋りたがらない無口な方が多いのです。だから有吉さんも情報発信手段が、写真を上げたり文字を打つだけで喋らなくて済むTwitterなのですね。

(この点もYou Tubeで喋りたがるリターンネームの芸人さんとは違うところです。)

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この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

陣内智則さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第158回)※2020年6月16日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第158回目の今日は陣内智則さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとJINNAI TOMONORI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

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高校の同級生と共にNSC大阪校の11期生として入学した陣内智則さんは、2人でリミテッドというコンビを結成しました。

「リミテッド(Limited)」という言葉の意味は「有限」や「わずかの」など、コンビ名としてはよろしくない意味ばかりです。なぜそんな名前を付けてしまったかというと、陣内さんが「限界」という意味の「リミット(Limit)」と間違って付けてしまったからなのです。

リミテッドは劇場公演のお客様アンケートにもはっきりと「リミテッドおもんない」と書かれる程評判が悪く、名前の通りわずか3年で解散しました。

面白さはともかく、せめて最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”のコンビ名だったらもう少し長く続いたのに・・・というのは私の独り言です。

 

解散後に相方は芸能界を引退し、陣内智則さんはピン芸人として再スタートします。

陣内智則という個人名が前に出る事となったのですが、既に俳優の陣内孝則(じんないたかのり)さんが有名になっていたので間違われる事も多く(いまだに間違える人もいる)ネームバリューのある方と似た名前というのは、ある意味覚えてもらいやすいメリットはあるでしょう。しかし先人を越えるには相当な努力が必要です。

相方を失った陣内さんは方向性を見失い、しばらく迷走期間が続きました。

先輩芸人からも「ネタが作れない芸人は出るな」と厳しい言葉を受け、気落ちしていた時に偶然乗った電車の車内アナウンスが妙だった事にツッコミを入れると、周囲の乗客から笑いが起こり、その後のネタの原型を閃くきっかけとなったのです。

そして相方の代わりに、用意された映像にツッコミを入れるという新しいスタイルがウケて、徐々にテレビ番組への出演も増えていきました。

 

リターンネームはバラエティー運の強い名前です。

その頃出演した関西ローカルの深夜番組で、若手芸人が毎週交代で与えられた指令をクリアするという番組があり、陣内さんは「レシートすごろく」という回に当たりました。

街を歩く人からレシートを貰い、そのレシートの店に行くという単純なルールで、大阪の中心地難波にある高島屋に着いたらゴール、だったのです。

しかし偶然にも東京の店のレシートを貰ってしまい、1週では終われなくなってしまいました。その後も日本中を転々とし、毎週の様に陣内さんの「レシートすごろく」が放送されたのです。番組も他の回より圧倒的に「レシートすごろく」が注目され、陣内さんの知名度も上がっていきました。最終的には20回にも及ぶ壮大な企画となり、最後は高島屋に詰めかけた大勢の番組ファンに迎えられ感動のゴールとなりました。

その回に当たった運と東京のレシートを貰った運、ダブルでバラエティー運が発動したのですね。

もちろんネタの面白さも評価され、「爆笑オンエアバトル」や「エンタの神様!」にも出演して全国的な知名度も上昇していきました。

関西では有名タレントのなるみさんと2人で帯番組「なるトモ!」の司会に就くなどレギュラー番組も増え、多忙を極めるようになります。

 

◉運命の?出逢い

 

そんな中ドラマ出演の話が舞い込み、人気女優・藤原紀香(ふじわらのりか)さんと共演します。

最初は友人としての付き合いでしたが、同期芸人のケンドーコバヤシさんからデートに誘えとうながされ(どうせ失敗するだろうから笑い者にしてやろうと考えていた)、まさかの交際に発展して結婚にまで至ったのです。

藤原紀香さんは“超”が付く程有名だった上に、陣内さんも人気が上昇してきた矢先だったのでビッグカップルと称され、結婚式の模様はテレビ中継されて高視聴率を獲得しました。

 

多くの祝福を受け、幸せの骨頂に達したかと思われたのも束の間、陣内さんの浮気が発覚して2年と持たない内に離婚してしまいます。

慣れないピアノを一生懸命練習し、披露宴で弾き語りで唄ったコブクロ永遠にともにも縁起の悪い曲とされ、結婚式で唄われなくなりました。

陣内さんの好感度は一気に急降下し、嫌いな芸人ランキングの上位にもノミネートされる程になったのです。

 

しかしそこから人気を取り戻す為ネタ作りに励み、映像を駆使したネタは言葉の壁を越え、You Tubeを通して海外でも注目され始めます。

そして2011年には韓国で初の海外公演を開き、世界進出の足掛かりとします。

更に2014年にはラスベガスでも公演を行い、大成功を収めました。

リターンネームは海外進出運が強く、日本の芸能人でも海外で成功した方や移住までした方が多いのです。

英語が喋れなかった陣内さんに英語の指導をしたと思われる、帰国子女の松村未央(まつむらみお)アナウンサーと2017年に再婚し、翌年には第一子も誕生しました。

 

家庭を支える大黒柱となって仕事にも精を出し、司会業にも進出します。

しかしリターンネームは司会者運がやや弱く、単独で司会を任される事が少ないのです。

「ネタパレ」では南原清隆(なんばらきよたか)さんとの共同司会で、

「スカッとジャパン」では内村光良(うちむらてるよし)さん、

「所ジャパン」では所ジョージさんのアシスタント的ポジションです。

ヒルナンデス!」や「ノンストップ!」でも曜日レギュラーと、まだまだメインMCへの道は遠い様です。

思えば結婚前に出演していた「なるトモ!」も共同司会でしたね。

 

また俳優運も弱い名前なのでドラマなどの出演は極めて少なく、主演もほとんどありません。藤原紀香さんとの出会いのきっかけもドラマでの共演だったので、結婚生活が続いていたら運が良かったと言えるのですが・・・。

 

それでも自身のネタで培った“ツッコミ”には磨きがかかり、バラエティーでは先輩タレントにもどんどん鋭いツッコミを入れ、笑いを広げています。

コンビ解散、離婚と2度も独り立ちしてきた意地として、司会者でも独り立ち出来る日は来るのでしょうか。

最後に余談ですが、ウィキペディアでは結婚・離婚に関する記載がほとんどで、海外公演の成功に関する記載はごく僅かです。相手が大物だっただけにそうなるのも分かるんですが、本業の芸に関してもっと高く評価してあげましょう。

更に余談ですが、最近この方もYou Tubeチャンネルを開設しました。

やはりYou Tubeを始める芸人(けっこうベテラン、けっこう大物)はリターンネームの方が多い様です。 (斜体文字が加筆した部分です)

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英語版や韓国語版も配信しているそうで、ここでも海外進出運が開花するといいですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

東野幸治さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第157回)※2020年6月15日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第157回目の今日は東野幸治さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとHIGASHINO  KOJIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

更に、フルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を最初の文字に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。 

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名前だけで見ると、昨日紹介した今田耕司(いまだこうじ)さんより運が強い名前です。

実際東野幸治さんの経歴を振り返ると、ほぼ運の良さだけで現在のポジションにまで登りつめたのではないかと思える要素がたくさんあるのです。

 

まずこの方は今や芸人の登竜門となっている養成所(吉本で言えばNSC)に入学していません。高校3年生だった1985年に吉本興業ダウンタウンを中心に新たなムーブメントを起こそうとして新人オーディションを開催し、何をやったかまでの詳細は分かりませんがそのオーディションに合格してそのまま芸人になったそうです。

つまり一昔前の芸人の様な弟子修行もせず、養成所に通ってもいないのです。

元々本気で芸人になりたいという熱意もなかったので、友人に大学受験を勧められた時には芸人を休業して受験しました。しかし不合格となり芸人を続ける事となります。

そしてダウンタウンの番組「4時ですよ〜だ」に出演するのですが、相方がいなかった事と今田耕司さんと同じく下の名前が“こうじ”だった事で“Wコウジ”とコンビの様な扱いを受け、いつしか一緒に司会進行まで担当する様になりました。

 

ダウンタウンが東京へ進出した後には吉本新喜劇行きを命ぜられますが、新喜劇へ行くのが嫌で一度は芸人を辞めようとしました。しかし今田さんらに説得されて踏みとどまります。

新喜劇には1年程度出演したものの結局東京へ進出、「ダウンタウンのごっつええ感じ」のレギュラーに参加させて貰えました。

“リターンネーム”はバラエティー運の強い名前です。東京のスタッフや全国の視聴者にはほとんど知られていなくても、全国ネットのバラエティーにレギュラー出演出来たのですから。

ここまでダウンタウン今田耕司さんがいたお陰で、下積みもなく何か芸を磨く事もしていません。東野さんがよく「心が無い」と言われますが、こうやってほとんど努力も苦労もせず、何となく人気者のそばにいただけで売れてしまった影響もあると思われます。

(だから“感動の再会”の場面で1人だけ笑ってしまうという現象が起きるのです。)

しかし97年に松本人志(まつもとひとし)さんが「ごっつええ感じ」の放送をプロ野球中継に差し替えられた事に腹を立て、同番組を終了させる事となりました。(細かい事情については割愛させて頂きます。)

大きなレギュラー番組を失い迷走し掛かっていた所、今度は島田紳助(しまだしんすけ)さんに「行列のできる法律相談所」(以下「行列」)のレギュラーに推薦してもらい、日曜夜の全国ネットに返り咲く事が出来ました。

そこで彼は姑息な技を身に付けます。「面白い事を言っている人のそばへ行って一緒の画面に映れば、自分も面白く見える」というものです。

ギャグも無ければものまねも出来ない、自分では面白い事が思い浮かばない、の無い無い尽くしの結果、そんな処世術を編み出したのです。ギャグやものまねを編み出す前に。

紳助さんもこれには呆れながらも、「いやこれは案外深いぞ。」と感心していました。

そうなんです。東野さんの頭にあるのは「どうやって他人を笑わせるか」ではなく、「どうやったら自分が芸能界で生き残れるか」なのです。

芸人なら持っている筈の、お客さんを楽しませようとか喜んでもらおうという基本精神が欠如しているのです。増してやいざ1人で笑わせようとしても、披露する芸がありません。だからこの方は芸人ではなくタレントなのです。

 

そして紳助さんが“黒い交際”の発覚により事実上芸能界を引退する事となり、(細かい事情については割愛させて頂きます。)その穴を埋める為急遽後任司会者の内の1人となりました。労せずして司会者のポジションに就いたのですから、ここでも運がいいと言えますね。 

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“なめらかネーム”は司会者向きの名前です。特にアナウンサー出身の方が多い事からも分かる通り、アドリブ少なめで台本通りのきっちりとした進行に向いています。

東野さんのよく使う言い回しに「◯◯◯でございます〜。」というのがありますが、その言い回しからもきっちりと進行をしようとしている心理が伺えますね。

松本人志さんと共にMCを務める「ワイドナショー」でも進行役で、ボードやフリップに書かれている文字をほぼそのまま読んでいるだけです。(斜体文字が加筆した部分です)

「行列」は毎回何かの達人やアート作品、高級グルメなどが出てきますが、この方は何が出てきても「スゴい!」の一点張りです。

ゲストの紹介VTRが流れてる間も、

アカデミー賞の最優秀主演男優賞に輝いた。」・・・「スゴい!」

オリコンの連続1位記録を塗り替えた。」・・・「スゴい!」

「5大ドーム公演を成功させた。」・・・「スゴいねぇ!」

何を見ても「スゴい!」とさえ言っておけば進行できる、「スゴい!」は万能だと思っているのです。

それでもこの方は身長が178cmと、お笑いタレントとしては高身長なお陰で、司会者の位置に立つと何となく絵になるという効果もあると思われます。なめらかネームは身体の発育が促進される名前でもありますからね。

 

昨日今田耕司さんを紹介した時に、「リターンネームは共同司会になるケースが多い」と申しましたが、東野幸治さんは“ツーペアネーム”です。全国ネットの番組では「行列」の司会を後藤輝基(ごとうてるもと)さんと交代で務めたり、「1週回って知らない話」もフリーアナウンサー川田裕美(かわたひろみ)さんとの共同司会だったりしますが、関西ローカルの番組では単独で司会を務めるケースが多く、単独司会者向きのなめらかネームの面目を保っています。

 

俳優としてははっきり言って演技が下手な(心のこもった芝居が出来ない)為にほとんどオファーがありませんが、かつて缶コーヒーのCMでダウンタウンを中心に吉本の芸人が集められ、ドラマ仕立ての「明日があるさ」キャンペーンが展開された時、そのメンバーに東野さんは選ばれましたがリターンネームの今田さんは選ばれませんでした。当時の人気ももちろん今田さんのほうが上だったのですが、東野さんはなめらかネームでもある分、俳優“運”だけは持っていた様です。

 

今回はやけに辛口で批判的だなとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

では実際この方が世に出たきっかけは何だったかと聞かれて、即答出来る方がいるでしょうか。

大阪の芸人が東京へ進出するまでには、漫才や漫談、コントやものまねなど、何かしらの芸で大勢の人を笑わせて、賞を獲るなどして人気が出てから東京へ進出するものです。

しかしこの方は大阪時代、漫才コンビを組んでいた訳でもなく、大きな賞を獲った訳でもありません。特別話が上手い訳でも面白い訳でもなく、ものまねなども出来ません。

芸人という括りに入れてしまうのは他の芸人さんに申し訳ないほど芸が無いのです。

現在は不定期放送となっている「1週回って知らない話」の司会を務めていますが、東野幸治さんこそ若い世代はどうやって現在の地位に着いたか知らないでしょう。わざわざゲストを呼ばなくても、司会者が一番「1週回って知らない話」なのです。

 

母音ではなく文字で見ると(ひがのこう)と、2文字目に濁点は付くものの「し」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

“ワンモアネーム”の特性は何処に出ているのか?それは一度別れた奥さんと、もう一度(ワンモア)結婚したところじゃないですかね。余談ですがプライベートではほとんど喋らず、面白い事を言おうともしないそうです。プライベートでも人を楽しませようとか喜ばせようという気持ちは無いんでしょうか。

 

「行列」の司会をローテーションで回していた宮迫博之(みやさこひろゆき)さんが闇営業問題以降まだテレビ復帰の目処が立たず、その間を陰で支えていた渡部建(わたべけん)さんも復帰は難しそうです。

他力本願でここまで来た東野さん、これからはあなたが番組を引っ張っていかないといけませんよ。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。