矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ブログ版・ほんとにあったこわい話 「呪われた名前」

「名前の法則ろうそく」の世界へようこそ。

「ん?」

ここでは有名ゆうれい人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「ちょっと!いつもの挨拶をなに1文字ずつ変えてるんですか!」

『最近「お名前死んだん」で死んだ人ばっかり扱ってるからだろ!』

「「お名前死んだん」じゃなくて「お名前診断」です!」

『そんなに死んだ人ばっかり扱ってたら、そのうち「知ってるつもり!?」みたいになるぞ!』

「今や「知ってるつもり!?」を知ってる人が少ないですけどね。」

『まぁいい、せっかく死んだ人ばっかり扱ってるこの機会に、俺が良い企画思いついたから。』

「良い企画?」

『そう、先々週の「オールスター感謝祭」風クイズに続くテレビ番組連動企画第2弾として、今回はブログ版「ほんとにあったこわい話」、略して“ほんたこ”をお送りします。』

「略し方間違ってます!それを言うなら“ほん怖(こわ)”でしょ!“ほんたこ”だと“本場のタコ”みたいになるから。」

『どう略そうと俺の自由だろ。』

「大体「ほんとにあったこわい話」の放送は先週だったでしょ?なんでテレビ番組連動企画って言いながらいつも1週遅れなんですか?」

『ほんとに放送当日にやったら「狙ってんな。」と思われるだろ!』

「って言うか勝手に“連動企画”って言ってるだけで、実際は何にも連動してないですからね。それに今日なんか他のブロガーはハロウィン特集みたいなのやって・・・」

『よそはよそ!うちはうち!』

「なんで母親みたいな怒られ方してんですか?」

『まぁいいから、とにかくお前が最近「お名前診断」で取り上げた人たちの名前を見てみろ。』

「えっ?最近取り上げたのは・・・

第271回 田村正和さん

第272回 津川雅彦さん

第273回 藤田まことさん

第274回 藤山寛美さん

第275回 渥美清さん

第276回 西城秀樹さん

第277回 尾崎豊さん

第278回 尾崎紀世彦さん

第279回 河島英五さん

第280回 やしきたかじんさん

第281回 北島三郎さん 

・・・ですけど。」

『お気づきだろうか〜?』

「いやそれ“ほん怖”じゃなくて、心霊が映ってるビデオとか扱う番組でしょ。」

『では読みがなを付けてもう一度ご覧頂こう。』

 

第271回 田村正和(たむらまさかず)

第272回 津川雅彦(つがわまさひこ)

第273回 藤田(ふじた)まこと

第274回 藤山寛美(ふじやまかんび)

第275回 渥美清(あつみきよし)

第276回 西城秀樹(さいじょうひでき)

第277回 尾崎豊(おざきゆたか)

第278回 尾崎紀世彦(おざききよひこ)

第279回 河島英五(かわしまえいご)

第280回 やしきたかじん

第281回 北島三郎(きたじまさぶろう)

 

『お分かりいただけただろうか〜?』

「だから番組のテイストが違うんですよ。」

『よ〜く見ると、ほら!』

「え?なんか共通点あります?」

藤田まこと以外は、全員「お」、「か」、「き」のどれかが入る“お・か・きネーム”なのだ!』

キャーッ!!(子供たちの悲鳴)

「いや無理矢理“ほん怖”っぽくしなくていいです!」

『そしてこの人たちはもう、全員この世にはいない!』

キャーッ!!

「そりゃここ何回か亡くなった人たちを集めて追悼特集やってましたから・・・いや北島三郎さんは生きてますよ!」

『そこで私は気づいたのです、「“お・か・きネーム”短命説」に!』

キャーッ!!

「キャーッ、もういいわ!津川雅彦さんは「か」に濁点が付いて「が」だから“お・か・きネーム”にならないでしょ?」

『本名は加藤(かとう)雅彦だから「か」が入るんだよ!』

「本名まで言います?それに短命って言っても、田村正和さんや津川雅彦さんは70代後半まで生きられましたし、天寿(てんじゅ)を全うされたと言える方もいらっしゃいますよ。」

西城秀樹は“新・御三家”の中で一番先に死んじゃったじゃないか!』

「まぁ(ごう)ひろみさんと野口五郎(のぐちごろう)さんは“お・か・きネーム”じゃないですねぇ。」

西城秀樹は本名の木本龍雄(もとたつ)にも「き」と「お」が入るんだぞ!』

「えーと本名は、郷ひろみさんは原武裕美(はらたけひろみ)で、野口五郎さんが佐藤 靖(さとうやすし)だから、どちらも「お・か・き」は入らないですねぇ。」

『それに、このリストを見ろ!』

不満有作が取り出した、恐怖のリストとは?・・・この後すぐ!

「え?CMいきました?」

「なんでCM挟んでるんですか?」

『お前も「オールスター感謝祭」風クイズの時にやってただろが!』

「あれは番組の雰囲気を出す為にですねぇ・・・」

『それに、このリストを見ろ!』

「CMの数秒前に戻ってる!」

『これは俺が以前書いた記事の中でも名前を挙げた、「自殺した芸能人」のリストだ!』

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「あぁ、このブログの黒歴史として封印してあったのに・・・」

 

沖雅也(おきまさや)

沖田浩之(おきたひろゆ)

古尾谷雅人(ふるやまさと)

田中実(たなみのる)

岡田有希子(おかだゆこ)

清水由貴子(しみずゆこ)

甲斐智枝美(いちえみ)

可愛(わい)ずみ

 

『ほ〜ら、俳優やアイドルだけでもみんな“お・か・きネーム”じゃないか。』

「否定する為に敢えて名前出しますけど、三浦春馬(みうらはるま)さんや竹内結子(たけうちゆうこ)さんは“お・か・きネーム”じゃないですよ。」

ウクレレ漫談の牧伸二(ましんじ)や、コントラッキー7ポール牧(ま)も“お・か・きネーム”だろ!』

パチン!

「私の眼の前で“指パッチン”しないでください!そのお二人はまあまあ長生きされたじゃないですか。」

『そんな事言うんなら、自殺じゃないけど“謎の死”を遂げたZARD坂井泉水(さいいずみ)はまだ若かっただろ!』

「あぁ、坂井泉水という名前は芸名で、本名は蒲池幸子(まちさちこ)と・・・本名にも「か」が入るなぁ。」

『どうだ?この“お・か・きネーム”短命説、真実味を増してきただろ?』

「いや名前に「お・か・き」のどれかが入る人なんていっぱいいるんで、たまたまだと思いますよ。」

『じゃあこれでトドメだ、このもう一つのリストを見ろ!

不満有作が取り出した、もう一つのリストとは?・・・この後すぐ!

「いやCMいいですわ!」

「どうでもいいけど、なんで眠ってるCMばっかりなんですか?」

『眠ってるみたいだろ?死んでるんだぜ、それ。』

「やめなさい!広告主さんから怒られるわ!」

『このもう一つのリストを見ろ!』

「また数秒前に戻ってる!」

『これは俺が別の機会に書いた記事の中でも名前を挙げた、「覚醒剤で捕まった芸能人」のリストだ!』

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「また黒歴史を引っ張り出す・・・」

 

勝新太郎(つしんたろう)

清原和博(よはらずひろ)

ASKA=宮﨑重明(みやざしげあ)

槇原敬之(まはらのりゆ)

赤坂晃(あら) ※元光GENJI

ピエール瀧(た)

酒井法子(さいのりこ)

小向美奈子(こむいみなこ)

沢尻(さわじり)エリ

 

『見ろ!みんな“お・か・きネーム”だろ。』

勝新太郎さん以外は亡くなってないから“短命”ではないでしょ?」

覚醒剤なんて身を滅ぼす危険なクスリなんだから、命を粗末にするという意味では同じだろ!』

「そんな強引な・・・」

樹木希林(きききりん)なんて「き」が3つも入るんだぞ!』

樹木希林さんは旧芸名が悠木千帆(ゆうちほ)で・・・「き」が入るなぁ。本名(旧姓)は中谷啓子(なたにけいこ)で・・・「か」が入るなぁ。いやクスリはやってませんでしたし、天寿を全うされたと言えるでしょ。」

『そんな事言うんならクスリはやってなかったけど、「お笑いマンガ道場」の川島なお美(わしまなみ) もまだ若いうちに死んじゃっただろ!』

「確かに川島なお美さんは癌に侵されながらも舞台に上がり続けたという意味では、命を粗末にするじゃないですけど、死をも顧みなかったと言えるんじゃないですかね。・・・て言うか、川島なお美さんの名前出すのに“お笑いマンガ道場の”ってやめてもらえますか?歳がバレますよ。」

『「アイ・アイゲーム」のほうが良かったかな?』

「大して変わんないです。・・・もう、有作さんがこうやって“お・か・きネーム”を不吉な“呪われた名前”みたいにするから、私が「自分に厳しいタイプです」ってフォローしないといけないんですよ。」

『お前が最近、田村正和から北島三郎まで死んだ人ばっかり扱うからこんな事になったんだろうが。』

「だから北島三郎さんは生きてますって!今もお元気で・・・なんか自身なくなってきたなぁ。とにかく、ハロウィンてもっと楽しい日なんじゃないんですか?なんでそんな日にまたこんな不吉な話を・・・?」

『「ハロウィン」は俺たちにとっちゃホラー映画なんだよ!』

「・・・この意味がわかるあなたは“アラフィフ”です。」

キャーッ!!

『以上、ブログ版「ほんとにあったこわい話」、略して“ほんアッコ”をお送りしました。』

「いや“本物の和田アキ子”さんみたいになってる!(それが一番こわいかも?)」

 

・・・という訳で名前に「お・か・き」のどれかが入る方、お気を悪くされたかも知れませんが、どうぞ気になさらず忘れてくださいね。

ただ「自分に厳しいタイプ」ですので、くれぐれも自分を追い込み過ぎないようご注意ください。

あと、こちらの本もよろしくお願いします。

(今回の様な「こわい話」は載っていません。)

『次回はテレビ番組連動企画第3弾、ブログ版「アッコにおまかせ!」をお送りします。』

「ウソです!やりませんよ!次回からの「お名前診断」は、ちゃんと生きてる人やります!」

北島三郎さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第281回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第281回目の今日は北島三郎さんです。

このお名前は芸名です。

 

ローマ字で書くとKITAJIMA SABUROとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は男性歌手運が強く、ヒット曲に恵まれやすいという特性があります。

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本名は大野穣(おおのみのる)といいます。

ローマ字で書くとONO MINORUとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「み」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「る」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

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北海道出身の大野穣少年は、高校生の時に函館で催された「NHKのど自慢」に出演し、鐘は2つしか鳴らなかったものの司会者から声を褒められた事で気を良くして歌手の道を目指し始めます。

高校を中退して上京し、流しをしながら作曲家の船村徹 (ふなむらとおる)さんに弟子入りして修行を積みました。

その間に下宿先のアパートの大家さんの娘と結婚したり、漫才コンビとしてステージに立つなど紆余曲折がありながら1962年、25歳の時に北海道(北の島)生まれの意味を込めて北島三郎という芸名をもらいデビューしました。

デビュー曲の「ブンガチャ節」は諸事情により放送禁止となりますが、2曲目の「なみだ船」のヒットにより一躍有名になります。

やはりなめらかネームの芸名をもらったのが良かったのでしょう。なめらかネームは男性歌手運が強く、ヒット曲に恵まれやすいのです。

63年に「紅白歌合戦」に初出場、65年には兄弟仁義」「帰ろかな」「函館の人」がたて続けにヒットして、演歌歌手としての地位を確立しました。

兄弟仁義」は映画化もされて自身も出演し、続編も制作されるなど一時は俳優としても活躍しました。なめらかネームは俳優運の強い名前でもあるのです。

歌手としては「紅白歌合戦」に連続出場を続けるものの新曲がなかなか大きなヒットにつながらない時期がありましたが、78年には「与作」がヒットして面目躍如を果たします。

この「与作」はなぜかゲーム化(「きこりの与作」)されるなどしてニ次的なヒットを生み、新しいファン層を獲得して更に知名度が上がっていきました。

またこの頃から原譲二(はらじょうじ)というペンネームを使い、自分の歌の作詞・作曲だけでなく弟子の山本譲二(やまもとじょうじ)さんや小金沢昇司(こがねざわしょうじ)さんたちに楽曲提供するという、シンガーソングライターの様な活動も始めました。

紅白歌合戦」で何度も歌唱した「まつり」もご自身の作曲によるものです。

 

ここで本名の大野穣(おおのみのる)というお名前を母音ではなく文字で見ると(おおる)と、「の」が2つ入る“ワンモアネーム”になります。

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この“ワンモアネーム”はだまさんや井上陽水(のうえようす)さん、松山千春(つやちはる)さんなど、シンガーソングライターとして成功した方に多い名前なのです。自分で唄って作詞・作曲も出来るのですから“ワンモア”な活躍と言えますね。

 

しかしこの方の最たる“ワンモア”な活動と言えば馬主としての一面ではないでしょうか。

きっかけは先輩歌手の春日八郎(かすがはちろう)さんに薦められたからだったそうですが、63年に始めたという事は2曲目の「なみだ船」がヒットした直後と考えると驚きです。

出場50回を機に「紅白」勇退をした後の2015年にキタサンブラックがG1で初優勝を果たし、50年以上にも及ぶ馬主生活が報われました。

当時「もうすぐ80歳になりますが、こんなに感動した事はない」と語ったそうで、「紅白」を勇退した分、歌手活動に使ってきた運がキタサンブラックに乗り移ったんでしょうかね。

 

つい先日、「岸壁の母」のヒットで知られる元歌手の二葉百合子(ふたばゆりこ)さんとのデュエット曲「栄枯盛衰」が発売されました。

今年85歳にして現役の歌手であり続ける姿勢は、本名の大野穣(おのみのる)に「お」が入り、60年名乗ってきた芸名の北島三郎(たじまさぶろう)にも「き」が入る“お・か・きネーム”故の、自分に対する厳しさの表れでしょう。

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ちなみに二葉百合子さんは御年90歳だそうで、合計175歳の奇跡のデュエットと言えます。

これからも高齢化社会の希望の星となって欲しいですね。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな有名人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

やしきたかじんさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第280回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第280回目の今日はやしきたかじんさんです。

このお名前は芸名です。

本名は漢字で家鋪隆仁と書きますが、読み方は(やしきたかじ)です。

 

ローマ字で書くとYASHIKI TAKAJINとなります。

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「じ(ん)」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

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大阪出身のやしきたかじんさんは大学生の頃に新聞記者か音楽家を志すも、会社を手伝わせようとしていた父に勘当され、京都に移り住む事となりました。

大学を中退し、アルバイトがてら祇園のクラブやスナックでギターの弾き語りをしていましたが、女性とお酒を飲みに来ているクラブやスナックの客が自分の歌をまともに聴いていない事に腹を立て、客に生卵をぶつけたりタバスコをかけたりする暴挙に出てしまう事がしばしばあったそうです。当然、店を次々とクビになっていきました。

そんな自暴自棄になっていたある時、客の1人から名刺を渡されます。その客とはキング・レコードの社員で、素行の悪さは別として歌の才能を見出されたのでした。

そして1976年にシングル「ゆめいらんかね」とアルバム「TAKAJIN」でデビューします。しかしすぐに売れる訳もなく、2年程続けて結果が出なかった為に一度は歌手を辞めようとしました。

丁度その頃に大阪のフェスティバルホールで開かれた音楽祭に、周囲の人たちに薦められて渋々出演し、「どうせならフェスティバルホールの舞台に少しでも長く立ちたいから」と、10分近くもある「ながばなし」という歌で参加するとこれが見事にグランプリを獲得し、歌手を続けるきっかけとなったのです。

ただ世間からは歌よりも“しゃべり”の才能を認められ、「ヤングタウン」などのラジオ番組に出演してファンを増やしていきました。

81年には空前の“ガンプラ”ブームに乗って制作された「機動戦士ガンダム」劇場版第1作の主題歌で谷村新司(たにむらしんじ)さん作詞・作曲による「砂の十字架」の歌手に選ばれ、これが初めての全国的なヒットとなりました。

しかし本人は気に入っておらず、「こんなもん、誰が唄っても売れる」と否定的でした。

全部ひらがな表記なのでそのまま文字で見ると、(やしじん)と、「か」と「き」の字が入るので自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。

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自分の実力が評価された訳ではなかった(レコードジャケットにも自分の写真ではなく、主人公アムロ・レイのイラストが使われていた)事が不満だったのです。

本人の予想通り次の曲からは通常のセールスに戻り、結局歌手よりも関西のラジオDJとして有名になっていきました。普通は芸人が選ばれるはずの「日本放送演芸大賞」のホープ賞も受賞した程ですから。

その後レコード会社をビクターに移籍し、86年に発売した「やっぱ好きやねん」が関西でじわじわとヒットしてようやく軌道に乗り始めます。

「ICHIZU」「なめとんか」などが相次いでヒットし、関西でのコンサートやディナーショーは常に満員(前売り即完売)状態になっていきました。もちろん歌だけではなく、お客さんの半分以上は“しゃべり”を楽しみに来ていたでしょう。

歌も上手くて“しゃべり”も面白いとなると、当然東京キー局のテレビ・ラジオからも声が掛かる訳ですが、本人が根っからの関西人気質(東京の人間はつめたい、気取っているなどの思い込みが強い)である事と、番組制作に対する姿勢の違い(放送上のタブーも辞さないフリートークを基調としていた為、東京流の台本通りの進行にそぐわなかった)などから、関東および全国ネットの番組にはほとんど出演しませんでした。いわゆる“水が合わない”とはこの事でしょう。

93年に「東京」というタイトルの曲が60万枚を売り上げ自身最大のヒットとなりますが、この歌もやしきたかじんさんの“東京嫌い”を作詞家の及川眠子(おいかわねこ)さんが、「好きな人を追いかけて東京まで来たけれど、良かった事はその人に逢えた事だけ」という大阪の女性の心情にあてがえた様な内容でした。

東京の水に合わない分、逆に“どぎつい”のが好きな大阪では歯に衣着せぬ発言が受け、90年代は関西ローカルのテレビで「たかじんnoばぁ〜」「たかじん胸いっぱい」「たかじんWAN MAN」など冠番組が次々とスタートして軒並み高視聴率を獲得しました。

特に「たかじんnoばぁ〜」は深夜枠ながら最高25%を記録し、関西の視聴率男と呼ばれるまでになったのです。

ではやしきたかじんさんのローマ字表記をもう一度見て頂きましょう。

YASHIKI TAKAJINと、母音がア➖イ、ア➖イとジグザグになっていますね。

線で表すとダブルスラッシュ(//)の様に苗字と下の名前が斜めの平行線になるんです。

歴史上の人物では織田信長(ODA NOBUNAGA)も該当する事から、この様なお名前を“ノブナガネーム”と呼びます。

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この“ノブナガネーム”は浜崎あゆみさんや大谷翔平選手など桁違いの活躍をする可能性を秘めているので、やしきたかじんさんも(関西では)天下を獲ったという事でしょう。

テレビだけでなく普段から裏表のない性格の為に他人から好かれる存在で、笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんや藤山直美(ふじやまなおみ)さんなど、同じ関西の芸能人と親交が深かった事でも知られています。

また下の名前に(たかじん)と、「たか」という音が入る“たかたかネーム”でもあります。

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この“たかたかネーム”は芸能人の中でもリスペクトされる方が多いので、生前言いたい放題で暴言連発(放送出来ない為“ピー”が入る事が多々あった)にも関わらず、2014年に心不全により64歳で亡くなった後も冠番組はしばらくタイトルそのままで続けられたのです。

はっきり言って関東の方には馴染みがないかも知れませんが、関西では多くの人々に愛された歌手でありタレントでした。

今も生きていれば代わりに言いたい事を言ってくれるのではないかと思う反面、昨今のコンプライアンスでがんじがらめのテレビ界では魅力が半減してしまうのかとも思います。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな有名人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

河島英五さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第279回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第279回目の今日は河島英五さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKAWASHIMA EIGOとなります。

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「え」、

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「ご」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

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高校生の頃にフォークソングブームの影響を受けた河島英五さんは、高校卒業後にホモ・サピエンスというグループを結成し、1973年に自主レーベルながらレコードデビューを果たしました。

ジャンル的にはあまりメッセージ性のない曲を唄う“支離滅裂フォーク”と呼ばれていたそうで、あのねのねらと共に活動していた事からもその方向性が伺い知れます。

75年に河島英五ホモ・サピエンスとしてメジャーデビューするものの、大きな成果を上げられないまま解散し、河島英五さんはソロ歌手として活動を始めます。

その第1弾に選ばれたのは河島英五ホモ・サピエンスのデビューアルバム「人類」に収録されていた酒と泪と男と女でした。

この歌は河島英五さんが18歳の時、法事で100人以上集まった親戚が飲み食いする様子を見て作詞したもので、自身は未成年だった為に想像で「酒を呑むのでしょう」「静かに眠るのでしょう」となっていたのです。

当時萩原健一(はぎわらけんいち)さんもカヴァーしていましたが、清酒「黄桜」のCMソングに使われた事でロング・ヒットとなり、後々河島英五さんの代表曲となっていきました。

母音ではなく文字で見ると河島英五(わしまえいご)と、「か」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。

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グループが解散しても1人で活動を続けたところは自分に対する厳しさの表れでしょう。ただ前回の「お名前診断」で紹介した尾崎紀世彦(おざききよひこ) さんと違い、同じ文字が2つ入る“ワンモアネーム”ではありません。

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だからグループ時代は大きな成果が得られなかったという事でしょうね。

 

その後、山本寛(やまもとひろゆき)さんの曲をカヴァーした「野風増〜お前が20才になったら」や、阿久 悠(あく ゆう)さん作詞・森田公一(もりたこういち)さん作曲による「時代おくれ」などがヒットしましたが、自作の曲ではなかったのでおそらく歌唱印税しか入らず、シンガーソングライターとしてはやや不本意だったでしょう。

でも生前の河島英五さんがテレビの歌番組に出ていたのをご記憶の方は少ないのではないでしょうか。私に言わせればノーペアネームの為目立ちたがりではなかったという事になるのですが、「時代おくれ」の歌詞にもある「目立たぬように、はしゃがぬように」は河島英五さんの心情を見事に表していたのかも知れません。

河島英五さんは2001年、長女・河島あみるさんの結婚式に参列した後、肝臓疾患により48歳の若さで亡くなられています。

それでも河島英五さんの曲は昭和世代のカラオケソングの定番として、これからも末長く愛されていくでしょう。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな有名人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

改編期恒例「オールスター感謝祭」風スペシャルクイズ・パート5

「さぁ、今日からまた【お名前診断】を・・・」

『🎵セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、』

「あっ!これは尾崎紀世彦(おざききよひこ)さんの回でも紹介したウルトラセブンの歌」だ!」

『🎵全部足して777!よっしゃラッキー!』

「いや1個足りないって言うか、ボケ方が違うんですよ。錦鯉(にしきごい)のボケをやりたいなら“全部足して21”って言った後に「28だよ!」って・・・」

『そんな事ぁどうでもいいんだよ!この時期は改編期恒例の「オールスター感謝祭」風クイズやらんといかんだろ!』

「別にやらなきゃいけないものでもないですけどね。」

『先週の土曜日に本家の放送があったから、てっきりまたやるもんだって楽しみにしてたんだぞ!』

「私も本当はやりたかったんですけど、先週の土曜日は歯医者の定期検診に行かなきゃいけなかったんで。」

『お前の個人的な話は知らんわ!って言うか、お前が最近サボり過ぎだから今週にずれ込んだんだろが!』

「でもまだ1週間しか経ってないし(「名前の法則」の第2弾も発売された事だし)、本家見た人は記憶に新しいから(宣伝するためにも)やりましょうか!」

『なんか心の声が漏れてるぞ。』

「じゃあ始めますよ。全員スタンダップ

『いや全員って俺しかいないし、立たなくていいだろ!?(前も言ったな?)』

「雰囲気ですよ、雰囲気。それでは「有名人 名前の法則」第2弾発売記念、感謝祭風スペシャルクイズパート5、スタートです!」

『なんか余計なタイトル入ってるぞ!』

 

ジャージャン、では早速第1問、

【お名前診断】第271回の田村正和(たむらまさかず)さんにまつわるクイズです。

Q1.田村正和さんの代表作は次のうちのどれ?

『そんなの簡単だろ?』

「レディーGO!」

古畑任三郎  ②風の又三郎

③時 任三郎     ④柴田錬三郎   

 

『③は時任三郎(ときとうさぶろう)だろ?』

「いえ、時 任三郎(とき にんざぶろう)です。」

『無理矢理“にんざぶろう”にしてもひっかからんぞ!』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『あーっ!タイムリミットがあるんだった!じゃあこれだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、①古畑任三郎

 

「正解は・・・CMのあと!」

『いやCMまたぐ程の問題じゃねぇだろ!』

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『前にも言ったけど、ジャーだけで伝わってんのかコレ?』

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『ブログでCMまたぐ意味あんのか?』

「雰囲気ですから、雰囲気。」

 

正解は、①番の「古畑任三郎」でしたー。

 

『わかってたわ!』

「ちなみに④の柴田錬三郎(しばたれんざぶろう)さんは田村正和さんの時代劇の代表作と言える「眠狂四郎」の原作者でもあるので、勘違いされた方もいらしたんじゃないでしょうか。」

『そこまで知ってないと引っかからんだろ!?そんな雑学はいいから早く次の問題いけ!』

「それでは次の問題!」

 

ジャージャン、第2問・人名クイズ!

『人名クイズか、俺もなんだかんだでこのブログ読んでるから有名人の名前には詳しくなってるぞ。』

Q2.次のうち、韓国の俳優で本当にいるのはどれでしょう。

『韓国の俳優?』

「レディーGO!」

①パン・シロン  ②イ・ソジン

③バファ・リン  ④ ベン・ザブロー

 

『薬の名前ばっかりじゃねぇか!てか④は薬の名前っぽいけど、1問目に引っ張られてるだろ!』

「こういう名前の人がいるかも知れませんよ。」

『ホントにいんのかこのなかに?』

カコナール?」

『言ってねぇわ!頭のなか薬の名前だらけになってんのか!』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『アーッ!時間がない!じゃあ“リン”っていそうだから③番だ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、③バファ・リン

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

ジャーン、②番のイ・ソジン でしたー。

 

『あーっ!はずしたーっ!』

「韓流ドラマをよく見ている方には簡単な問題だったかも知れませんね。」

『てか、このブログで韓国の俳優扱った事ないだろ?』

「これで10万円のチャンスは無くなりました〜!」

『えっ!賞金10万円懸かってたのか?それを早く言えよ!』

 

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『またCMいった!』

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『お前の本の宣伝じゃねぇか!』

「さっきの問題不正解でしたので、今日もう終わりだから私の本の宣伝入れとかないと。」

『もう終わりだなんてオフコースみたいな事言わずにもう1回チャンスくれよ〜。』

「仕方ないですねぇ。もう1回だけですよ。」

『チャ〜ンス!』

「いや“セシタマン”みたいになってる。」

 

ジャージャン、第3問・回文人名クイズ!

『回文人名クイズ?』

Q3. 次の上から読んでも下から読んでも同じ文になる回文のうち、本当にいる女優さんの名前はどれでしょう?

『またホントにいる人クイズかよ!』

「文句言うならやめましょうか?」

『あ〜っ!うそうそ、回文チャ〜ンス!』

「レディーGO!」

①やまだまや  ②はまだまは

③ほしだしほ  ④ かわだわか

 

『ひらがなばっかりでわかりにくいな!てかどれもいそうだろ!』

「女優さんはこの中に1人だけです。」

『他は何やってる人?』

「You Tuberとか作家さんとか・・・。」

『You Tuberとか作家なんていっぱいいるから、消去法も使えねぇだろ!』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『アーッ!こうなったら勘でいくしかない!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、②はまだまは

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

ジャーン、②番の濱田万葉(はまだまは)さんでしたー。

 

「お見事!正解です!」

『やったー!勘でいったら当たったよー!・・・いや①番かとも思ったんだけど、“やまだまや”って誰?』

「絵本のキャラクターですね。」

『絵本のキャラクターの名前混ぜんなよ!』

「あと、Twitterとかやってる人でもやまだまやさんているみたいです。」

『だからそういうんじゃなくて、せめてこのブログで扱った事ある人の問題をだなぁ・・・』

「わかりましたよ、それじゃあ第4問!」

 

ジャージャン、【お名前診断】第276回の西城秀樹(さいじょうひでき)さんにまつわるクイズです。

Q4.西城秀樹さんの代表曲と言えば「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」ですが・・・

『そうそう、そういうやつだよ。』

Y.M.C.A とは何の略でしょう?

『難しくねぇか?』

①Young.Men’s.Christian.Association   

②Young.Music.Creative.Association

③Yankeyni.Moteru.Cabin.Attendant

④Yoku.Miruto.CAwaiinatyan

 

『うわっ!全部横文字じゃねえか!』

「仕方ない、ヒントを差し上げましょう。この中に正解があります。」

『いや4択クイズってそういうもんだろ!・・・ん?待てよ。③番よく見たら「ヤンキーにモテるC.A」ってなってるじゃないか!』

「ヤンキーにモテるC.Aは素晴らしいっていう歌だったかも知れませんよ。」

『んな訳あるか!それに④番も「よく見るとかわいいねぇちゃん」になってるだろ!』

チッチッチッチッ・・・

『くっそー!バカにしやがって!こんなの①か②のどっちかじゃないか!』

5、4、3、・・・

『ええい、こうなったら・・・』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、②Young.Music.Creative.Association

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

ジャーン、①番のYoung.Men’s.Christian.Association でしたー。

 

『あーっ!はずしたーっ!』

「このブログをよく見ている方には簡単な問題だったかも知れませんね。」

『いや西城秀樹の回でY.M.C.Aの正式名称なんて書いてなかっただろ?』

「これで50万円のチャンスは無くなりました〜!」

『えっ!賞金50万円に上がってたのか?それを早く言えよ!』

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『CM多くねぇか?』

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『また本の宣伝じゃねぇか!』

「今度こそもう終わりだから私の本の宣伝入れとかないと。」

『そんな事言わずにもう1回チャンスくれよ〜。』

「いやもうこれ書いてる時間てっぺん(0時)過ぎてるんで、日付け変わっちゃったから無理ですよ。」

『そこをなんとか!延長戦って事で。』

「仕方ないなぁ、本当にこれが最後ですよ。」

『ラストチャ〜ンス!』

 

ジャージャン、最終問題!

Q5. 次の4つのヒット曲の内、歌詞に「干した芋」が出てくるのはどれ?

『本家の「オールスター感謝祭」でもこんな問題あったな!でも歌詞に「干した芋」が出てくる歌なんてあるか!?』

「レディーGO!」

ZARD「負けないで」

THE ALFEE「星空のDistance」

SPEED「Body&Soul」

Official髭男dism「Pretender」

 

『うーん、どれも古い歌ばっかりなのに、“ヒゲダン”だけ最近なのが怪しいなぁ。』

チッチッチッチッ・・・

『いや待てよ!“干し”と“星”をかけてんのか!?』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、②THE ALFEE「星空のDistance」

 

『これだろ?』

「正解はこちら!」

 

③番、SPEEDの「Body&Soul」でした〜。

 

『あー!はずしちまったーっ!』

「残念でしたねぇ。」

『待てよ!「Body&Soul」のどこに「干した芋」出てくんだよ!?』

「唄い出してすぐに出てくるじゃないですか。」

『唄い出してすぐ?・・・🎵ほしいものはいつも、溢れているから〜、』

「ほら、ほしいもって。」

『何だよ!、「干した芋」じゃなくて「干し芋」かよ!』

「「干し芋」は「干した芋」でしょ。」

『チックショ〜!』(←小梅太夫(こうめだゆう)風に)

「残念ながら優勝者はいなかった為、50万円はおあずけでーす!」

『最初から優勝させる気なかっただろ?』

 

それでは今日はこの辺でお別れです。

皆さん長時間お付き合い頂きありがとうございましたー。

また春の改編期になったら、「感謝祭」風クイズやるかも知れません。

 

「ちなみに、「Body&Soul」以外の3曲はこの「名前の法則2」に替え歌が載っているのでこちらもよろしくお願いします。」

『また宣伝かい!』

 

ではまた次回をお楽しみにー。

ついに出ました!

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「どうも!たたいて休んで、たたいて休んでのカスタネットブロガー、矢名樹ヒロタカです。

いやぁー、最近はすっかりサボりぐせがついて週に1回ぐらいのペースになっちゃって。まぁ正直カネにもならないし、もうブログなんてバカらしくてやってらんないっすよ。」

 

「ちょっと、何やってるんですか!この「」ノーマルカッコは私のセリフでしょ!有作さんのはこの『』白抜きカッコじゃないですか!」

『お前がなかなか書かないから代わりに書いてやろうと思ったんだよ。』

「“カネ”とか“バカ”とか、私のイメージが悪くなる様な言葉ばっかり使わないでください!」

『それに最近もう死んだ人ばっかりじゃねぇか!』

「“死んだ”もイメージが悪いんで、せめて“亡くなられた人”とかにしてください。笑福亭仁鶴(しょうふくていにかく)さんや千葉真一(ちばしんいち)さんもいつかお名前診断で紹介しようとしてたんですけど、間に合わなかったんですよ。それでなんか追悼特集みたいになっちゃってて・・・」

『でも“たたいて休んでのカスタネットブロガー”はホントだろ?』

「まぁ私も連続更新記録が途絶えてからは気が抜けちゃったと言うか、しばらく過去記事にちょい足しの“お名前診断2回目”に慣れてしまってたから、新しい記事書くペース配分が分からなくなって、20時30分頃から書き始めて気付いたらもう23時30分だ!なんて感じになる事が多くて・・・まぁ人に歴史ありって事ですね。」

『23時30分ならまだ間に合うだろ!』

「いやぁ〜、最後までまとまってない状態で23時30分はもう無理ですよ。」

『あきらめたらそこで試合終了だろ!』

「いや私の場合、記事が完成してからも有名人の名前を大きくしたり色を変えたりで結構時間かかっちゃうんで。それにストックの記事もないその日のぶっつけ本番でやってるんで、23時30分過ぎたら「あぁ、今日はもう無理かな」って。」

「いいわけ」ばっかりしやがって、シャ乱Qか!』

「あぁシャ乱Qのいいわけかぁ、今の読者が分かるか微妙なところですね。ピンク・レディーで言う「カメレオン・アーミー」ジパングぐらいの・・・」

『何を言ってるんだお前は?』

「いや私もスランプだったって事ですよ。(まる)選手だってスランプになるし、佐藤輝明(さとうてるあき)選手なんて60打席ノーヒットだったんですから。」

『今度は野球の話か!』

「野球と言えば阪神、ヤクルトと首位争いしてた頃はついブログを書く手が止まって見ちゃってたもんですから、それもなかなか記事が上げられなかった原因ですね。」

『ブログに集中せんかい!』

「あぁもう大丈夫ですよ、ここんところ連敗続きで今年のリーグ優勝はもうあきらめましたから。」

『あきらめましたって、(けん)ナオコか!』

「かもめはかもめ」・・・これも微妙なところですね。」

『そんな事より、この間からどうも怪しいと思ってたが、さてはお前巨人ファンだな?』

「いえいえ、私はプロ野球の全チームを応援しています。」

ティモンディ高岸(たかぎし)か!』

「でも阪神に6対0から追いつかれた試合が痛かったですねぇ。」

『やっぱり巨人ファンじゃねえか!』

「どうも(はら)監督が“わっしょいベースボール”とか言い出してから負けが多くなった様な気が・・・」

『はっきり原監督って言ったな?』

「いやもう野球の話は置いといて・・・」

『お前が野球の話し出したんだろが!』

「そんな事より大事な話があるんです。以前からお知らせしていた私の著書「有名人 名前の法則」の第2弾がついに発売になりました!」

ドーン!

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『えっ!えらくなんか、急じゃね?』

「私ちゃんと“10月発売予定です”って前から言ってましたよ。」

『そんな事言ってたか?』

「ええ、去年の今頃言ってました。」

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『忘れてるわそんなもん!』

「皆さん大変お待たせ致しました。最寄りの書店(大きめの)か、こちらからもお買い求めになれると思いますので、是非よろしくお願いします。」

『結局俺の“替え歌”はどうなったんだ?』

著作権の関係で替え歌を載せるのは難しいと出版社のほうからも言われ続けていたんですが、“空想紅白歌合戦”は何とか頑張って6回分は載せてもらえました。」

『おお!そうか!』

「でも企業名や商品名はNGなので『🎵永谷園の〜マーボーはるさめ!』が『🎵マー◯ーはる◯め!』と、一部伏せ字になってしまいました。」

『いや誰が見ても“マーボーはるさめ”って分かるだろ?プレゼント付きのクイズみたいになってるじゃないか!』

「もっとひどいのは『🎵ハウス・バーモント、カレーだよ〜』が『🎵◯◯◯・◯◯◯◯◯、カレーだよ〜』になってました。」

『なんそれ!』(←ZAZY風に)

「という訳で次回からは写真も第2弾の表紙に変えたいと思います。」

『次回っていつだよ!?』

「まぁ週1ペースは流石に間隔あけ過ぎなんで、3日に1回ぐらいのペースにはしたいと思います。」

という訳で次回をお楽しみに。

「この本にはエロい下ネタがいっぱい載っています。」

 

「だからその「」は私のカッコですって!」

尾崎紀世彦さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第278回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第278回目の今日は尾崎紀世彦さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとOZAKI KIYOHIKOとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は男性歌手運が強く、ヒット曲に恵まれやすいという特性があります。

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また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「オ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”は声の質が良くなり、歌が上手くなるという特性があります。

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つまり尾崎紀世彦さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、同じ母音のペアが2つ出来る事から“ツーペアネーム”と呼びます。

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父方の祖父がイギリス人であった為、日英のクォーターだった尾崎紀世彦さんは、幼い頃からジャズやカントリー音楽に親しんでいました。

13歳の時に父親にウクレレを買ってもらった事がきっかけで、中学の同級生6人とハワイアンバンド「ヒロ・ハワイアンズ」を結成し、17歳でセミプロ(ホテルの専属バンド)として活動を始めます。

ヒロ・ハワイアンズはメンバーの学業優先の為解散しますが、尾崎紀世彦さんはジミー時田(ときた)さんがいた芸能プロダクションに所属してジミー時田とマウンテン・プレイボーイズの一員となり、セカンド・ヴォーカリスト権ギタリストとして参加していました。

そのグループを脱退した後の1967年に、今度は3人組のコーラスグループザ・ワンダースを結成、ジャズ喫茶や米軍キャンプでビートルズの曲などを唄っていたところをスカウトされ、同年8月にシングルとアルバムの同時発売で本格的にデビューを果たしました。

ちなみにザ・ワンダースの他のメンバーには日立グループのCMソング日立の樹を唄った朝 紘一(あさ こういち)さん(後に朝コータローに改名)もいました。

ただ尾崎紀世彦さんの歌唱力とパワフルな声量は3人の中でもズバ抜けていた為、3年後にソロデビューが決まります。ザ・ワンダースは解散となり、もう1人のメンバーだった栗敏夫(くりとしお)さん(本名:小栗俊雄さん)は歌手業を引退し、尾崎紀世彦さんのディレクターとしてスタッフ側にまわりました。

そうして1970年8月に「別れの夜明け」でデビューすると、翌年に発売した2枚目のまた逢う日までが大ヒットしました。それまでバンドやグループの名義に隠れていた為に発揮されなかったツーペアネームの特性がようやく発揮されたのです。

しかもこの「また逢う日まで」は作詞が阿久悠(あくゆう)さんで、作曲が筒美京平(つつみきょうへい)さんという、幾多の昭和歌謡の名曲を送り出したゴールデンコンビですから、ソロデビュー2曲目でこの2人に作って貰えるなんて正に“ヒット曲運が強い”と言えますね。

あと栗敏夫さんの本名が小栗俊雄(おぐりとしお)という最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”なので、自分は一歩下がると成功するというリターンネームの特性も発揮されたのかも知れません。

また逢う日まで」はミリオンヒットとなり、その年のレコード大賞日本歌謡大賞をダブル受賞するなど尾崎紀世彦さんの代表曲となりました。レコード大賞は近年その価値が低く見られがちですが、70〜80年代のレコード大賞といったら大変なものでしたよ。

歌手にとってこれ以上の名誉はないと言える程の栄えある賞だったんじゃないでしょうか。50年前の尾崎紀世彦さんの受賞シーンが今だにVTRで流れるくらいですからね。

 

母音ではなく文字で見ると(おざききよひこ)と、「き」が2つ入る“ワンモアネーム”になります。

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この“ワンモアネーム”はグループで成功して個人でも成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのでこの点も納得ですね。

えっ?グループ時代はヒット曲がなかったから成功してないんじゃないかって?

いえいえ、ちゃんと誰もが知っている歌を唄っていたんです。

実はザ・ワンダース時代にレコード会社との契約の関係上、やむを得ずジ・エコーズという名義を使いある番組の主題歌を担当していました。

それが「ウルトラセブン」だったのです。

あの有名な主題歌の冒頭で『🎵セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、セブ〜ン、』と繰り返される3番目の『🎵セブ〜ン、』が尾崎紀世彦さんの声です。

ね、誰もが知っている歌を唄っていたんですから成功と言えるでしょ。

 

また逢う日まで」の後も「雪が降る」などしばらくヒットが続きましたがなかなか大きなヒットとはならず、低迷しかけていた1987年に「サマー・ラブ」がビールのCMソングに起用されてスマッシュ・ヒットし、尾崎紀世彦さんの名を再び世間に知らしめました。

これも“ワンモアネーム”の効果と言えるでしょう。

 

尾崎紀世彦さんは2012年に肝臓癌により69歳で亡くなられていますが、ウルトラセブンの歌」と「また逢う日まで」はレコード大賞の受賞シーンのVTRも含めてこれからも流され続けるでしょう。そんな曲にめぐり逢えるのが名前の持つ“ヒット曲運”なのです。

 

それでは今日はこの辺で。皆さん「また逢う日まで」。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。