矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

石原良純さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第153回)※2020年6月9日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第153回目の今日は石原良純さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとISHIHARA  YOSHIZUMI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。

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作家であり元政治家(元東京都知事)でもある石原慎太郎(いしはらしんたろう)さんの次男として生まれた石原良純さんは、慶應義塾大学在学中の20歳の頃、叔父にあたる名優・石原裕次郎(いしはらゆうじろう)さんが社長を務めていた石原プロに入社します。

プロフィール上の何処を見ても、特に演技の勉強をした経緯は見当たりませんが、1982年公開の映画「凶弾」でいきなり主演デビューを果たしました。

石原裕次郎さんの甥として優遇された事は言うまでもありません。)

そんな「お坊っちゃまの道楽」感がありありと見えた為か世間の反応も冷たく、映画は全く当たらず2週間で公開打ち切りになりました。

その翌年には「西部警察 PART-III」、さらにその翌年には「太陽にほえろ!」と、2大刑事ドラマに立て続けに出演します。

(優遇されていた事は言うまでもありません。)

名門・石原家の血を引く正統派二枚目俳優、になるはずでしたが、「太陽にほえろ!」終了後しばらくして石原プロを退社します。

それ以降俳優を続けるものの大きな仕事に恵まれる事もなく、地道な活動が長く続いた為か、なぜか気象予報士になるという不可解な行動をとるのです。

先日紹介した柴田恭兵(しばたきょうへい)さんの様に、売れっ子俳優になっていたらおそらくそんな事は考えなかったと思いますが、俳優の仕事が少なくて時間が余っていた為にそんな事を思い立ってしまったのでしょう。

それからはドラマではなく天気予報のコーナーでテレビに出演するようになります。

しかしそれが大きな転機となったのか、バラエティー番組への出演機会が増えていきます。高学歴を活かしてクイズ番組などでも活躍しましたが、濃すぎる眉毛とすぐキレる直情型の性格が災いし、バラエティーでは完全なイジられキャラになってしまいました。

 

父である石原慎太郎さんを始め、

長男・石原伸晃(のぶてる)さん(自由民主党衆議院議員

三男・石原宏高(ひろたか)さん(自由民主党衆議院議員

四男・石原延啓(のぶひろ)さん(画家)

そして叔父の石原裕次郎さんと、

著名人だらけの石原家の中でもリターンネームはこの方だけなのですが、これも名前のせいだとしたら怖すぎます。「法則」というより「呪われている」レベルです。

 

母音ではなく文字で見ると(いはらよずみ)と、「し」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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“ワンモアネーム”はグループやコンビで成功した後、1人でも成功する“ワンモア”な活躍をされる方が多い名前です。

石原良純さんも“石原軍団”の一員として俳優で成功した後(え?)、1人でバラエティータレントとして成功しましたね。(斜体文字が加筆した部分です)

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この記事で紹介した松重豊(まつしげゆたか)さんや小日向文世(こひなたふみよ)さんの様に、純粋なリターンネームなら地道にでも俳優一筋で続けていけたのでしょうが、“ワンモアネーム”だった為に気象予報士もやろうとか、バラエティーにも出ようとか思ってしまったのなら、それもワンモアネームの呪いなのかも知れません。

 

リターンネームの男性俳優では他に石田純一(いしだじゅんいち)さんや東幹久(あずまみきひさ)さんの様に、本人は面白い事を言っているつもりは無いのに、何故か面白く映る方もいます。

石原良純さんもそのタイプですね。本人が怒っている時でも何故か面白く、周りが笑いに包まれます。お笑い芸人でもカンニング竹山(たけやま)さんなど「キレ芸」と言われる方がいますが、元祖はこの方だったかも知れません。とにかく怒れば笑いが起きる、非常に恵まれたキャラクターの持ち主です。

バラエティーに向いているかどうかは、本人の意思とはおおよそ関係ないものなのです。

 

最近は長嶋一茂さんとのコンビ(?)で出演する事が多くなりました。

長嶋一茂さんは“なめらかネーム”なので、舘ひろしさんと柴田恭兵さんの様になめらかネームとリターンネームのコンビという事になります。

そして長嶋一茂(ながまかずげ)さんも「し」が2つ入るワンモアネームなのです。

現役時代はヤクルト→巨人の一員として野球選手で成功した後(え?)、1人でバラエティータレントとして成功しましたね。

お坊っちゃま育ちでわがままなところも似ています。

これからも相性ピッタリの名コンビとして、バラエティーで活躍し続けて欲しいと思います。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。