矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

勝俣州和さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第167回)※2020年6月29日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第167回目の今日は勝俣州和さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKATSUMATA  KUNIKAZUとなり、

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「く」

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「ず」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネームと呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

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大学を中退後、一世風靡セピアの母体であった劇男一世風靡(げきだんいっせいふうび)に入団してストリートパフォーマンスを行なっていた勝俣州和さんは、萩本欽一(はぎもときんいち)さんの番組「欽きらリン530!!」のオーディションを受け、アイドルグループCHA−CHAの一員に選ばれます。

その母体であった茶々隊(ちゃちゃたい)のメンバーには木村拓哉(きむらたくや)さんや草彅剛(くさなぎつよし)さんもいましたが、欽ちゃんこと萩本欽一さんが「彼らはもっとスター街道を歩いていくべきで、バラエティーの道に進む人間ではない」と判断し、CHA−CHAには入れなかったそうです。やはり欽ちゃんには先見の明があったのですね。

CHA−CHAはデビューから5曲連続でオリコン10位以内にランクインするなど人気を博しました(勝俣さん曰くSMAP並みに人気があった)が、メンバーの脱退などもあり徐々に人気が低下し、3年半ほどで解散してしまいます。

 

と、ここまではノーペアネームの不安定さが如実に表れているという感じですが、勝俣州和さんはただのノーペアネームではありません。

苗字と下の名前で分けて考えるとKATSUMATA  KUNIKAZUと、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまるスライドネームでもあるのです。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多く、勝俣州和さんはCHA−CHAの解散後、当時お笑いタレントだった堀部圭亮(ほりべけいすけ)さんと2人でK2(ケーツー)というコンビを組みました。アイドルからお笑いタレントに転向したのです。

K2は「笑っていいとも!」にレギュラー出演していた事もありましたが、名前が“リターンネーム”でなかった為か長くは続かず、勝俣さん単独での仕事も増えた事から自然消滅の様な形で解散となりました。

そして勝俣さんはピン(1人)での活動を始めるのです。アイドルからお笑いとしては1回のスライドですが、グループからコンビ、そして1人と2度スライドしていたんですね。

堀部圭亮さんはなめらかネームなので現在は俳優の道に進んでいます。)

 

1人になっていよいよ勝俣州和という名前が前面に出る様になりましたが、ノーペアネームは不安定になりがちなだけでなく、MC運やレギュラー運が弱いという特徴があります。

そのせいか勝俣さんはこれまでゴールデンタイムの番組でMCを務めた事がほとんどありません。何故かいつもパネラーやゲスト出演ばかりです。

これは昨日紹介した高田純次さんや、以前紹介した関根勤さんとも似ていますね。

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元々芸人を目指していた訳では無いのにトーク力は高く、「すべらない話」ではMVSに輝いた事もある程です。(ごきげんよう大賞も2度受賞した事がある)

なのでMCやレギュラー番組がもっとあってもおかしくないのですが、何故かそのオファーは少ないようです。

ノーペアネームは実力が評価されにくいのでしょうか。

しかも俳優運も弱いので、ドラマの出演も極端に少ない気がします。

 

それでも母音ではなく文字で見ると(つまたくにず)と、「か」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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このタイプはグループで成功して個人でも成功する方が多いのです。

(斜体文字が加筆した部分です)

「シャアァーッ!」という掛け声や、半ズボンキャラ(ORANGE RANGEの歌の歌詞にもなった)などが定着しているのですから、立派なものでしょう。

しかも2文字入るのが「か」なので、自分に厳しくなる“お・か・きネーム”にも該当するではありませんか。

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おそらく「シャアァーッ!」という掛け声で自分に気合いを入れ、寒いはずの冬場でもキャラを守る為に半ズボンを貫いているんでしょう。

ノーペアネームはパネラーやゲスト出演の不安定なポジションばかりでも力を発揮し、キャラクターを確立する事が出来る名前でもあるのです。(出川哲朗さんの様に)

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元気一杯のワンパク少年の様なイメージの勝俣州和さんも、もう56歳となりました。普通ならどっしりと落ち着いたポジションについてもおかしくない年齢ですが、まだまだその気配は無いようです。

今のままのキャラを貫いて欲しいと思う反面、60近いオジサンの半ズボン姿は少々きついかとも・・・。一体いつまで続けるんでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。