矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

斉藤由貴さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第173回)※2020年7月7日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第173回目の今日は斉藤由貴さんです。

このお名前は本名ですが、現在は再婚して苗字が小井(いさらい)になっています。

 

ローマ字で書くとSAITO  YUKIとなり、

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「ゆ」

フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネーム”と呼びます。

(平仮名で書くと“さいとう”となるので苗字の最後の文字が「う」だと思われがちですが「と」を伸ばしている音ですので、苗字の最後の文字は「と」、最後の母音は「オ」という事になります。)

 

芸能界に入る前は非常に内向的だった斉藤由貴さんを、何か変わるきっかけになればと家族が応募した「ミスマガジンコンテスト」でグランプリを受賞したのがきっかけでした。

最初はカップラーメンのCMに出演して注目されます。“ノーペアネーム”はCMに強い名前なのです。 

blog.housoku.work

特に若い女性タレントはCM出演をきっかけにブレイクする方が多く、宮沢(みやざわ)りえさんや広末涼子(ひろすえりょうこ)さんもそうでした。

 

その後発売された「卒業」も同じカップラーメンのCMソングだった事もあり、新人アイドルのデビュー曲としては異例の30万枚を越えるヒットとなったのです。

ただし生放送の歌番組などに出演して歌唱する際、内向的だった斉藤由貴さんがド緊張していた事は言うまでもありません。

 

CM、歌の次はドラマ「スケバン刑事」の主役に抜擢されました。女優に憧れていた訳ではなかったので演技する事自体ほぼ初めてでしたが、刑事で元スケバンという特異な役と、大映ドラマの異次元的世界観が演技力云々を忘れさせる力があり、パート2(南野陽子さん主演)も制作される程のヒットとなったのです。

翌年にはNHK連続テレビ小説「はね駒(こんま)」に主演、こちらも平均視聴率40%を越えるヒットとなり、全国的な知名度を獲得しました。

母音ではなく文字で見ると(さいとうき)と、下の名前に「ゆ」が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。

名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は俳優業で成功する方が多いのです。 

blog.housoku.work

歌手としても「初戀(はつこい)」「情熱」「悲しみよこんにちはなどが相次いでヒットし、紅白歌合戦にも出場します。ただ歌手向きの“リターンネーム”ではなかった為か女優業中心となり、曲のセールスが下降し始めました。

そんな時、井上陽水(いのうえようすい)さんの「夢の中へ」をカヴァーして、デビュー曲の「卒業」を越える40万枚と、自身最大のヒットとなります。

これは井上陽水さんの曲の力も大きかったでしょう。「夢の中へ」は陽水さん自身も唄ってヒットした曲ですが、売り上げは約20万枚でした。“リターンネーム”は1歩下がると成功する名前なので、自身で唄うより他の人が唄ったほうがヒットするという事がある訳です。世代によって、井上陽水さんの歌だろうと言う方もいらっしゃるでしょうけどね。

 

「夢の中へ」のヒットの後はまたセールスが落ち着き、女優業に専念する様になります。

文字で見るともう1つ(さいとうゆ)と、「き」の字も入るので自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。(斜体文字が加筆した部分です)

blog.housoku.work

家族が勝手にコンテストに応募した事がきっかけで入った芸能界でも、やると決めたからには出来る限り続けていこうという思いがあったのでしょう。

ただバラエティー向きのリターンネームではない為か、中山美穂さんや菊池桃子さん同様バラエティーにはほとんど出演がありません。まぁ女優としてあれだけ成功していればバラエティーで喋り倒す必要もないでしょう(井森美幸さんみたいに)。

 

余談ですが弟の斉藤隆治(さいとうりゅうじ)さんも芸能界デビューしていた事はご存知でしょうか?お姉さんの活躍を見て自分もとばかりに芸能界入りし、俳優・歌手としても活動しましたが思いのほか人気は得られず、実質5年程で引退した様です。

お名前を見る限りお姉さんと同じくノーペアネームですが、こちらは“ゆうゆうネーム”でも“お・か・きネーム”でもありません。

ちなみに歌手デビュー曲のタイトルは「ノーブレイク」でした。言い得て妙な気がします。

 

おっとりとした見た目とは裏腹に“恋多き女”として度々スキャンダルでも話題になる斉藤由貴さん。それでも時が経てば忘れられ、許されてしまう感があります。女優としての独特の存在感が必要とされ続けているからでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。