矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

さまぁ〜ず(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第178回)※2020年7月14日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第178回目の今日はさまぁ〜ずのお二人です。

 

元々はバカルディという名前で活動していましたが、番組の企画で海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)と対決して負けたほうが屈辱的な名前に改名させられる事になり、対決に負けて付けられた名前がさまぁ〜ずでした。バカルディさまぁ〜ずも最初と最後の母音が違うので“リターンネーム”ではありません。

一方の海砂利水魚も改名してくりぃむしちゅーとなり、こちらは偶然にも最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”になった事で、ゴールデンタイムの冠番組を何本も抱える売れっ子になりました。

それに比べるとさまぁ〜ずも改名効果で以前よりは売れっ子になったものの冠番組はほとんど深夜枠ですし、「モヤモヤさまぁ〜ず2」は日曜夜の一応ゴールデンタイムですがテレビ東京夜9時(裏番組は「行列のできる法律相談所」や「日曜劇場(現在は『ドラゴン桜』」)なので負けて元々の街ブラロケのゆる〜い番組です。

Qさま!」も一応テレビ朝日のゴールデンタイムですが、週によって放送があったりなかったりする(3時間スペシャルの後2〜3週休む事もある)かなりイレギュラーな状態です。(斜体文字が加筆した部分です)

やはりくりぃむしちゅーのほうが日本テレビNHKに次ぐ全国普及率)やテレビ朝日のゴールデンタイムで、ゲストも今話題の人が多く出演する華やかな番組が多いですね。

 

それぞれのお名前は三村マサカズさんと大竹一樹さん、お二人とも本名です。

(三村さんの下の名前は漢字では勝和と書きます。)

 

まず三村マサカズさんのお名前から見てみましょう。

ローマ字で書くとMIMURA MASAKAZUとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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三村さんと言えば「〇〇かよ!」というツッコミがウケて流行語の様になった事がありましたが、あれは見たままの物を言葉にしているだけなので厳密に言うとツッコミではなく、“描写”もしくは単なる“表現”ですね。

実はそれを面白くしてくれたのはタモリさんでした。「タモリ倶楽部」に三村さんがゲストで出演した時、何度も「〇〇かよ!」と見たままの表現をしていたのを聞いたタモリさんが「お前のツッコミはそのまんまだな。」と逆にツッコまれ、三村さんは癖になっていたので指摘されてもまだ直らず、「〇〇かよ!」と言う度に「またそのまんまだ。」「やっぱりそのまんまだ。」と段々面白くなっていったのです。

三村さんはなめらかネームの特性をコントに活かしてきました。コントと言えど台本があってセリフを覚えて喋るので、俳優業に近いものがあります。

なめらかネームの俳優さんは決められたセリフが無いと喋れない方が多く、三村さんも実は俳優気質なのでアドリブに弱いのです。

だから臨機応変に気の利いたコメントも言えず、喋ろうとすると噛んだり見たままを口にしてしまうんですね。

 

一方の大竹一樹さんはOTAKE KAZUKIとなり、

苗字の最後の文字「け」と、下の名前の最初の文字「か」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし全体を見るとOTAKE KAZUKIと 、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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個人名は“なめらかネーム”と“ロイヤルネーム”の非常に良い組み合わせなんですね。

この組み合わせのコンビは他にナインティナインなどがいます。 

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なめらかネームはお笑いタレントでも明石家さんまさんや所ジョージさんの様に司会業で活躍されている方が多いですし、ロイヤルネームも「何をやっても上手くいく」と思わせるくらいどのジャンルにも強いので、内村光良さんの様に司会者として成功されている方もいます。

しかしさまぁ〜ずは個人での仕事(バラ売り)が少ないので、せっかく良い名前でもあまり特性が発揮されていない様ですね。

コントのネタは主に大竹さんが作っているそうですが、バナナマン同様単独ライブを重視しているのでテレビではほとんど披露する機会が無く、視聴者にはその良さが伝わりません。

唯一大竹さんのロイヤルネームらしさが垣間見えるのは「Qさま!」の司会振りではないかと思われます。

この番組は一応さまぁ〜ず冠番組(「Qさま!」の“さま”はさまぁ〜ずの“さま”)ですが、さまぁ〜ずの2人はオープニングのタイトルコール以外ほとんど喋らず映らずなのです。

コーナー毎のタイトルコールは優香(ゆうか)さんと高山一実(たかやまかずみ)さんに任せ、進行はテレビ朝日清水俊輔(しみずしゅんすけ)アナウンサーに任せ、問題を読むのはナレーターの森本(もりもと)レオさんらに任せ、画面に映っているのはほぼ解答者ばかりと、さまぁ〜ずの2人はほとんど何もしていないと言っても過言ではありません。

特に大竹さんは1回の放送で発言するのが二言三言(ふたことみこと)で、はっきり言って居なくてもいいくらいです。

で、どこがロイヤルネームらしいかと言うと、ロイヤルネームの司会振りは「イッテQ!」の内村光良さんや「アウトデラックス」の矢部浩之さんの様に、番組のリーダー的ポジションに立って他のタレントに活躍の場を与えるんですね。大竹さんは何も言わずしてそれをやっているんですよ。相方の三村さんにまで喋るチャンスを譲ってますから。(三村さんはたまに喋ると噛んだり、誰もが分かっている様な事を言いますけど。)

それでも司会者なのでおそらく一番多くギャラを貰っているんでしょう。優香さんとどちらが多いかは分かりませんが、あの仕事量でMCクラスのギャラが貰えるなら楽なもんです。そりゃコンビで揉める事も無くなって、仲も良くなる筈ですよ。

さすが「何をやっても上手くいく」ロイヤルネーム、喋らなくても司会が成り立つんですね。

 

今やベテランの域に入ってきたさまぁ〜ずですが、仕事振りは若手の頃から変わっていない気がします。「Qさま!」の司会なんて中堅から若手の芸人が代わって欲しいと羨んでいるでしょう。三村さんのセクハラ癖が悪い様に取られて誰かに訴えられ、司会を降板させられないかが心配です。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。