矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

三浦大知さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第252回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第252回目の今日は三浦大知さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとMIURA  DAICHIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

更に、フルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を最初の文字に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

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マイケル・ジャクソンに憧れて6歳の頃から沖縄アクターズスクールに通っていた三浦大知さんは、9歳の時に同じスクールの生徒7人で結成されたダンス&ボーカルユニットFolder(フォルダ)のメンバーDAICHIとして1997年にデビューしました。

アイドルグループという位置付けではありませんでしたが、何せ小学生の少年少女たちですから可愛く見られ、アイドル的扱いを受けます。

特にDAICHIこと三浦大知さんはハイトーンのボーイソプラノで“天使の歌声”とも称され、最年少ながらセンターでメインボーカルを務める、グループの中心的存在でした。

ジャニーズの男性アイドルの多くがそうであるように、リターンネームのアイドル向きの一面が出たのでしょう。

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しかしフォルダという名前が最初と最後の母音が違う“ノーリターンネーム”だったせいか安定せず、まだ大きなヒットも出せない内に三浦大知さんが変声期に入ってしまい、止むを得ず脱退する事となってしまいます。

DAICHIともう1人の男子メンバーが抜け、残った女子メンバー5人(後の満島(みつしま)ひかりさんもいた)でFolder5(フォルダーファイブ)として再始動しましたが、またも“ノーリターンネーム”だったせいか2年ほどしか活動は続かず、事実上の解散となりました。

戻るグループもなくなってスターになるチャンスを失ったかに見えた三浦大知さんでしたが、その間は喉に負担をかけない様ボイス・トレーニングを抑えてダンス・レッスンに励み、ニューヨークに渡って本場のダンス・パフォーマンスを学ぶなど、再起の時に備えていました。

 

そして2004年に本名の三浦大知名義で再デビューします。

そこには過去を捨てて新たなスタートを切るという思いが込められていたでしょう。

実際FolderのDAICHIの頃から5年も経っていた為に雰囲気も変わり(成長期の5年の差は大きい)、ファンだった人達も5年も経てば忘れかけていたか(世間なんてそんな冷たいものです)、覚えていたとしてもすぐには一致しなかったでしょう。

大きな魅力の1つだったハイトーンボイスも失われていた為、正に新人アーティスト三浦大知としてゼロからのスタートだったのです。

当然すぐに曲が売れる筈もなく、何年かは不毛な時代を過ごしました。

いくら名前が良くても世間に知られていなくてはその効果も発揮されません。

 

それでも鍛え上げたダンスと歌唱力のレベルの高さは徐々に注目され、実力で評価される様になっていきます。

そして2016年に発売した19枚目のシングル「Cry&Fight」と、続く20枚目のシングル「(RE)PLAY」のPVで披露した、バックダンサーとの見事なシンクロダンスが話題を呼び、You Tubeなどの動画再生回数が飛躍的にアップしました。

今度はなめらかネームの「身体で稼ぐ」性質が活かされたのです。

更に2017年、次のシングル「EXCITE」が「仮面ライダーエグゼイド」の主題歌に起用されて初のオリコン1位を獲得、年末には紅白歌合戦にも初出場を果たしました。

実はダンサーとして成功している方は元EXILEHIRO(本名:五十嵐浩之(いがらしひろゆき)さんやTRFSAM(本名:丸山正温(まるやままさはる)さんなど、本名を調べてみるとなめらかネームの方が多いのです。

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三浦大知さんも歌唱力もさる事ながら、ダンサーとして評価されたのが大きかったと言えるでしょう。

 

2019年に行われた「天皇陛下御在位三十年記念式典」では日本を代表する歌手として記念演奏を行い、天皇陛下の前でその歌声を披露しました。名実ともに一流のアーティストとして認められたのです。

 

最初はグループ名に隠れていた為に効力を発揮しませんでしたが、“ツーペアネーム”の本名で活動を続ける内にようやく認められた三浦大知さん。実力を伴った評価だけに簡単に揺るぐ事はなさそうです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。