勝手にお名前診断 (第180回)※2020年7月16日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第180回目の今日はFUJIWARAのお二人です。
コンビ名は藤本さんの“藤”と原西さんの“原”を組み合わせて藤原=FUJIWARAとなりました。
最初と最後の母音が違うので“リターンネーム”にはならず、レギュラー運の弱い名前です。
デビューして間もない頃、吉本興業が若手漫才師たちをアイドルの様に売り出そうと企画した吉本印天然素材のメンバーに選ばれ、雨上がり決死隊やナインティナインらと共に人気を博しました。
しかしナインティナインが全国的な人気者となってブレイクした頃から足並が乱れ、天然素材は解散となった為FUJIWARAの人気も下降していきました。
それからはレギュラー番組もほとんど無く、後輩芸人にもどんどん追い越される苦しい日々が続きます。
ようやく「クイズ!ヘキサゴンⅡ」に準レギュラーとして出演するうち、藤本さんが島田紳助(しまだしんすけ)さんから“フジモン”という愛称で呼ばれた事で人気が上昇していきました。芸能人にとってしっくりくる愛称があるというのは名前が2つある様なものですから有利ですね。
それぞれのお名前は藤本敏史さんと原西孝幸さん、お二人とも本名です。
まず藤本敏史さんのお名前から見ていきましょう。
ローマ字で書くとFUJIMOTO TOSHIFUMIとなり、
苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
なめらかネームは司会者向きの名前なので、有吉弘行さんの様に司会者で活躍されている方もいますが、稀にワードセンスやボキャブラリーに乏しい、見たまま思ったままの事を大声で口にするだけのタイプも何人か存在します。
さまぁ〜ずの三村(みむら)マサカズさん、
平成ノブシコブシの吉村崇(よしむらたかし)さん、
パンサーの尾形貴弘(おがたたかひろ)さんなどですね。
そしてその代表格と言えるのが藤本敏史さんです。
ひな壇で出演する時はガヤ芸人と呼ばれる程、大声で何のひねりも無い普通の事を言っています。たまにギャグを言ったかと思うと、他の芸人が流行らせたギャグを堂々とパクリます。これはナイナイの岡村隆史(おかむらたかし)さんにもよく見られた傾向ですが、なめらかネームは創作力が乏しいのでしょうか。
パクる事に慣れ過ぎて罪悪感も薄れ、終いには「自分がギャグをパクる事でその芸人の名前と写真が画面に出るので喜ばれる」と、パクリ行為を正当化する様な事まで言い出しました。
そしてとうとう「アメトーーク!」では「P−1(パクリたい1)グランプリ」という企画まで生まれ、その主役となりました。ここまでくると大したものですね。思えばその企画でパートナーとして一緒にパクリまくっているザキヤマさんも、本名は山崎弘也(やまざきひろなり)というなめらかネームです。
一方の原西孝幸さんのお名前は、
ローマ字で書くとHARANISHI TAKAYUKIとなり、
苗字の最後の文字「し」と、下の名前の最初の文字「た」、
フルネームの最初の文字「は」と、最後の文字「き」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームは芸能活動が安定しない名前です。
お笑い芸人ではギャグメーカー(ギャガー)と呼ばれるタイプが多く、
サバンナの八木真澄(やぎますみ)さん、
波居るギャガーはノーペアネームばかりです。
“リターンネーム”の様にトークセンスで勝負するタイプではない分、短いワードで勝負するほうが合っているのですね。
原西さんも1兆個のギャグを持つと自負する程のギャガーであり、
「なるほどな、なるほどな、なるほどなるほどなるほどな!」
「ジャンガジャンガジャンガジャンガ、乳首の席替え・・・」
「背骨を引っこ抜いたら立ってられへ〜ん!」
「大豆の中からイソフラボ〜ン!」などのギャグをたくさん持っています。
ただ「なるほどな・・・」の様に意外と高度なテクニックを要するものや、「乳首の席替え」の様に恥ずかしいもの、「背骨を引っこ抜いたら・・・」の様にいつ使えばいいのか分からないものなどが多い事、そしてご覧の通り活字にすると伝わりにくいギャグが多いせいか、なかなか世間では流行りません。
結局他人のギャグをパクってばかりの藤本さんのほうが人気があり、たくさんテレビに出演するというおかしな現象が起こってしまうのです。
藤本さんのお名前を母音ではなく文字で見ると、(ふじもと としふみ)と「と」の字が2つ入る“ワンモアネーム”です。(同じ文字が連続しているので“連チャンネーム”でもあります。)
“ワンモアネーム”はコンビで成功してピンでも成功する運を持っているので、その点も影響しているかも知れません。(斜体文字が加筆した部分です)
木下優樹菜(きのしたゆきな)さんと結婚していた頃は夫婦でのCM出演もあった藤本さんでしたが、離婚してからはCMで見かける事はなくなりました。
心なしか最近はガヤでも昔ほどの元気がなくなった気がします。
皆さん、藤本さんを応援してあげましょう。
あと、人気運が弱いながらもオリジナルのギャグを開発し続ける原西さんをもっと応援してあげましょう。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。