矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

德永英明さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第186回)※2020年8月2日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第186回目の今日は德永英明さんです。

このお名前は本名ですが、“英”のくさかんむりは正しくは「艹」と書く4画の旧字体です。

 

ローマ字で書くとTOKUNAGA  HIDEAKI となり、

苗字の最後の文字「が」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

しかし全体を見るとTOKUNAGA  HIDEAKI と、O 5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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ロイヤルネームは芸能界でのジャンルに関係なく、「何をやっても上手くいく」のではないかと思えるほど運の強い名前です。

 

中学3年生の時にラジオで聴いた井上陽水(いのうえようすい)さんの 「氷の世界」に衝撃を受け、音楽で自分を表現したいと思うようになった德永英明さんは、19歳の時に大阪で通っていた専門学校を中退して上京し、ミュージシャンを目指し始めました。

父親からは「25歳までにデビュー出来なかったら普通の社会人として働け」と言われていたそうです。

21歳の頃には「スター誕生!」の決勝大会に出場するもスカウトの手は上がらず、24歳でミニFM局主催のミュージカルのオーデイションに参加、主演に選ばれてようやくきっかけを掴み、父親との約束ギリギリの24歳10ヶ月でアルバムとシングルの同時デビューを果たします。

そのデビューシングルが「Rainy Blue」でした。当初は無名の新人が唄う曲という事であまり注目されませんでしたが、彼の活躍と共に後々評価されて多くのアーティストにカヴァーされています。

デビュー2年目、4枚目のシングル「輝きながら・・・」がCMソングに起用されてヒットし、「ザ・ベストテン」などの歌番組にも出演して一気に知名度が上がっていきました。

続く「風のエオリア」もCMソングとしてヒット、武道館でのコンサートも成功させるなど、一流アーティストの仲間入りを果たしました。

1990年には個人事務所を設立し、その第一弾となった「夢を信じて」がアニメ「ドラゴンクエスト」の主題歌に、続く「壊れかけのRadio」がドラマ「都会の森」の主題歌に起用されてどちらも大ヒットとなります。

何もかも順風満帆かに見えましたが、その頃にはヒット曲を生み出すプレッシャーに苛まれる様になっていました。

 

◉病気との闘いと再起

 

そんなプレッシャーの影響からか、93年には声帯ポリープの手術でツアーを延期するという事態が起きてしまい、以降テレビ出演も控えるようになります。

90年代後半からは小室哲哉(こむろてつや)さんのブームに押されてCDの売り上げも伸び悩み、それまで味わった事のない低迷期を迎えました。

そして2001年にはもやもや病(脳血管障害の一種)を発症して、しばらくの活動休止を余儀なくされました。

およそ1年半掛けて何とか克服したもののそのブランクは大きく、もはや“過去の人”になりかけていたのです。

この辺りにノーペアネームの不安定さが表れていると言えるでしょう。

 

しかし、この方には小室哲哉さんがあのブームの最中、「日本の男性歌手で1番良い声の持ち主」と羨む程の美声が残されていました。

2005年に女性ボーカリストのカヴァーを集めたアルバム「VOCALIST」を発表するとこれが大ヒットして再評価が高まり、翌年には「VOCALIST2」を発売すると共に「紅白歌合戦」にも初出場を果たしました。その後も「VOCALIST」シリーズは第6弾まで及び、「紅白」にも10年連続で出場するなど、歌手としての命を吹き返したのです。

さすが何をやっても上手くいくロイヤルネーム、シンガーソングライターとして作詞・作曲した「壊れかけのRadio」、歌手として楽曲提供してもらった「輝きながら・・・」、そして

カヴァーアルバム「VOCALIST」と、何をやってもヒットするんですねぇ。

 

ただ2016年には急性咽頭喉頭炎の為にツアーの一部を延期、18年には軽度の脳梗塞を発症して入院するなど、病気との闘いは続いている様です。こればっかりはロイヤルネームの力でも避けられないでしょう。

しかし母音ではなく文字で見ると(とくながひであ)、「き」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。

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自分に厳しいタイプなので、還暦を過ぎた今も病気と闘いながら活動を続けているのです。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。