勝手にお名前診断 (第201回)※2020年8月30日の記事を改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
グループ名はジャニー喜多川(きたがわ)さんの命名によるもので、「Sports Music Assemble People」の略であり、「スポーツと音楽の融合」、「スポーツと音楽をするために集められた人々」という意味が込められていました。
カタカナで書くとスマップとなり、最初と最後の文字の母音が同じ「ウ」の“リターンネーム”なので、活動が28年にも及んだ息の長いグループになったのではないかと思われます。
結成当初のメンバーそれぞれのお名前は
ジャニーズ事務所は基本芸名を付けないので全て本名です。
結成は1988年ですがCDデビューは91年で、当時は先輩グループ光GENJIの人気が衰退し、80年代のアイドルブームも終了していた為に歌番組も減少していたのでなかなか出処がありませんでしたが、6人いたメンバーがドラマ班とバラエティー班に別れて活動する内に個々の名前が知られ、徐々にグループ全体の人気を押し上げていきました。
歌も10枚目のシングル「$10(テンダラー)」辺りから広く認知される様になり、12枚目の「Hey Hey おおきに毎度あり」で初めてオリコンチャート1位に輝きます。
96年には看板番組とも言える「SMAP×SMAP」がスタートして、いよいよ活動が本格化してきた頃に森且行さんがオートレーサーに転向する為にグループを脱退します。
個人名を文字で見ると「か」の字が入る中居正広(なかいまさひろ)さんや香取慎吾(かとりしんご)さん、「き」の字が入る木村拓哉(きむらたくや)さんや稲垣吾郎(いながきごろう)さんなど、自分に厳しい“お・か・きネーム”の方が多いのですが、森且行(もりかつゆき)さんは「か」と「き」が両方入っています。
人一倍自分に厳しい方だったので、アイドルとして掴みかけた栄光を投げ捨ててでも、1人でもう一つの夢を追いかけるという決断が出来たのでしょう。
また2020年のオートレース日本選手権で優勝するまでに23年掛かり、実に年齢も46歳の時でした。一度やると決めたらどこまでもやり通す、本当に自分に厳しい方だと思われます。(斜体文字が加筆した部分です)
しかし1人が抜けた事で逆に団結力が強くなったのか、5人になったSMAPは破竹の勢いで人気を獲得していきました。
「青いイナズマ」「SHAKE」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」「世界に一つだけの花」など、数々のヒット曲を生み出した事は、ここで言うまでもなく皆さんご存知ですよね。
では個人名を見ていきましょう。
まずリーダーの中居正広さんは
NAKAI MASAHIROとなり、
苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「ま」
フルネームの最初の文字「な」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ただこの方はある有名な大先輩と共通する“音”を持っているんですね。詳しくはこちらをご覧ください。
続いて木村拓哉さん。
ローマ字で書くとKIMURA TAKUYAとなり、
苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。
木村拓哉さんは今や日本を代表する俳優の一人と言っていいでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
こちらも木村拓哉さんと同じ“なめらかネーム”です。
“なめらかネーム”には身体の発育を促進するという特徴もあります。
CDデビュー当時は14歳という事もあり一番身長が低かったですが、ぐんぐん成長していつの間にかメンバー1の高身長(182cm)になっていました。
俳優としても「西遊記」の孫悟空や「こち亀」の両さんなど、話題作に恵まれていた様に思います。
また司会者運もある名前なので「SmaSTATION!!」の司会も1人で16年にも渡って務め上げました。(「『ぷっ』すま」でユースケ・サンタマリアさんの力を借りながら司会をしていた草彅剛さんとは大きく違う所です。)
更に「慎吾ママのおはロック」ではメンバーの中でいち早くソロでの1位を獲得しました。
そこもなめらかネームの男性(?)歌手運が作用したのでしょう。
稲垣吾郎さんはINAGAKI GOROとなり、
苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「ご」
フルネームの最初の文字「い」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。
こちらは中居正広さんと同じ“ノーペアネーム”です。
草彅剛さんもKUSANAGI TSUYOSHIとなり、
苗字の最後の文字「ぎ」と、下の名前の最初の文字「つ」
フルネームの最初の文字「く」と、最後の文字「し」の母音が違います。
こちらも同じく“ノーペアネーム”ですね。
メンバーの中でも「頼りない」と感じさせる2人が揃ってノーペアネームというのも、妙に納得してしまいます。ファンの方が聞くと怒るかも知れませんが、SMAPのメンバーだったからここまでこれたのではないかという印象ですね。
ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちで、稲垣吾郎さんは道路交通法違反(駐車禁止)、草彅剛さんは公然わいせつ容疑で、それぞれ一時的ではありますが活動を休止せざるを得なくなりました。そんな2人が同じ名前タイプというのも出来すぎな気もしますが、活動再開出来たのもSMAPという母体があったからでしょう。
また2人ともあまりよく喋るタイプではなく、特に草彅さんは司会やバラエティーのフリートークでも噛み倒していました。そんな草彅さんが韓国語だけはペラペラ喋れていたのは名前では割り切れない不思議というしかありません。
2016年に惜しまれつつ解散後、香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草彅剛さんの3人はジャニーズ事務所を退社し、CULEN(カレン)という事務所を設立しました。
この3人のファンサイト並びに活動名義が“新しい地図”なのです。
サイトのロゴには東西南北を表す「North・East・West・South」の頭文字「N・E・W・S」が記され、そこに「地図」を意味するMAPを付け加えると「NEW SMAP」になるという憶測が飛び話題となりました。
この3人になると香取慎吾さんが中心となって引っ張っている感がありますね。ここでもやはり名前の違いが出ている様に思えます。
母音で見ても最初の「あ」と最後の「ず」の母音が違うので“リターンネーム”にはならないせいかSMAP時代程の団結力は感じられず、ここまでは個人の活動のほうが目立っている気がします。
中居正広さんも昨年の春にジャニーズ事務所を退社して“のんびりなかい”という事務所を設立して独立しました。
解散から3年余りでジャニーズ事務所に残ったのは木村拓哉さん1人となった訳で、もうグループ復活も難しいでしょうね。
これからもそれぞれの道を歩いていくんでしょう。新しい地図を広げて。
この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。