矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

嵐(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第205回)※2020年9月3日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第205回目の今日はです。

 

この5日間で紹介してきたジャニーズグループの中で、唯一“リターンネーム” (最初と最後の文字の母音が同じ)ではありません。

しかしその名前には世界中に嵐を巻き起こすという意味と、あらし(ARASHI)の頭文字が五十音で最初の「あ」、アルファベットでも最初の「A」となる事から頂点に立つグループになる様にという、ジャニー喜多川(きたがわ)さんの願いが込められていました。

そのお陰か国民的人気を誇っていた先輩グループSMAPを脅かし、取って代わる程の大人気グループになりましたね。

 

メンバーそれぞれのお名前は

二宮和也さん、松本潤さん、相葉雅紀さん、

櫻井翔さん、そしてリーダーの大野智さん。

ジャニーズ事務所は基本芸名を付けないので全て本名です。

 

1999年、ハワイホノルル沖のクルーズ客船で記者会見を行い、グループ名と同タイトルのA・RA・SHI」で 華々しくCDデビューしました。

しかしSMAPTOKIO、V6など先輩グループが隆盛を極めていた為なかなか浮かび上がる事が出来ず、深夜番組「C(クレーム)の嵐!」でクレーム処理に奮闘するなど、アイドルらしからぬ仕事もこなしていました。

本当に人気や知名度が上昇してきたのは2007〜8年頃からだったでしょうか。

「Love so sweet」「Happiness」「One Love」など、メンバー主演のドラマ・映画主題歌という相乗効果もあり、現在も代表曲と言われるヒットが次々生まれます。

バラエティー番組ではメンバー同士の仲の良さがクローズアップされ、好感度がグングン上がっていきました。

紅白歌合戦」には2009年、デビュー10年目にして初出場し、翌年からは白組の司会も担当するなど正に国民的人気グループとなっていったのです。

 

それでは個人名を見ていきましょう。

まず二宮和也さんは

ローマ字で書くとNINOMIYA KAZUNARIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味でリターンネームと呼びます。

つまり二宮和也さんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、同じ母音のペアが2つ出来る事からツーペアネームと呼びます。

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まだグループの知名度が低かった頃に、なめらかネームの俳優運でハリウッド映画「硫黄島からの手紙」に大抜擢されました。

リターンネームは海外進出運も強い名前なので、海外から声が掛かったというのも納得です。

その後も前・後編に及ぶ大作「GANTZ」の主演にも選ばれました。

自他共に認めるゲーム好きであり、V6の岡田准一さんの様に俳優業で精進する為身体を鍛えている訳でもなく、休日には一日中ゲームをする程自堕落な生活を送っていてもそういうオファーが来るのは名前の運のお陰でしょう。

リターンネームのバラエティー運で「ニノさん」という単独の冠番組を持つなど、その名前の特性をいかんなく発揮しています。

 

続いて松本潤さんはMATSUMOTO JUNとなり、

苗字の最後の文字「と」と、下の名前のひと文字「じゅ」、

フルネームの最初の文字「ま」と、最後のひと文字「じゅ」の母音が違います。

(最後が「ん」で終わる名前の場合、一つ前の文字で判断します。)

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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ノーペアネームは“安定しない”名前なので、そのままでは良い名前とは言えません。

しかし彼は“マツジュン”という愛称で呼ばれています。

これは「マ・ツ・ジュン」と3音節の良い呼び名ですので、その人気も活躍も頷けるというものです。

花より男子」で嵐人気の火付け役になりましたが、このドラマの主演は井上真央(いのうえまお)さんで、松本潤さんの役は「F4」と呼ばれるとりまきの1人でした。その点がなめらかネーム程の俳優運はないといった所でしょう。

 

続いて相葉雅紀さんはAIBA MASAKIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

二宮和也さんと同じく“なめらかネーム”ですね。 

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俳優業に強いなめらかネームですが、この方の場合俳優運より人気運を活かしている気がします。「天才!志村どうぶつ園」から続く「I LOVEみんなの動物園」でも、子供からも好かれるそのキャラクターを発揮していると言えるでしょう。

ただリターンネームほどトークの上手さはないので、「相葉マナブ」では澤部 佑(さわべゆう)さんや小峠英二(ことうげえいじ)さんに進行を任せ、天然っぷりにツッコまれる事もしばしばです。

そういった面も憎めない愛されキャラで、ファンからは“相葉ちゃん”という愛称で親しまれています。

ちなみに“相葉ちゃん”を母音で見ると最初の「あ」と最後の「ちゃ(ん)」の母音が同じ「ア」なので、バラエティー運の強いリターンネームになります。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

櫻井翔さんはSAKURAI SYOとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前のひと文字「しょ」、

フルネームの最初の文字「さ」と、最後のひと文字「しょ」の母音が違います。

(最後が「う(長音)」で終わる名前の場合、一つ前の文字で判断します。)

こちらも同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですね。

ノーペアネームは“安定しない”名前ですが、新しいジャンルを切り開くタイプでもあります。

嵐の曲ではラップを担当する事が多く、ファンからは名前とかけて“サクラップ”とも呼ばれていました。

また司会やキャスターとしても高い評価を受けています。しかもニュース番組「ZERO」のキャスターという、お固いポジションを掴みました。新ジャンルを切り開くノーペアネームの力が開花したのでしょう。

 

最後になってしまいました、大野智さん。

ローマ字で書くとONO SATOSHIとなり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「さ」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「し」の母音が違います。

こちらも同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”です。

グループの中にロイヤルネームの方がいない場合は、たいてい年長者がリーダーになります。大野智さんも最年長なのでリーダーに任命されたのでしょう。

しかしノーペアネームのせいかリーダーらしさというものが全くと言っていいくらい感じられません。

それもその筈、まだJrの時代から「辞めたい」と意思表示をしていたのに「レコーディングを手伝って欲しい」と言われてハワイに行ったら嵐の一員になっていたそうです。

元々やる気がなかったんですね。そりゃいい加減「休みたい」と思いますわな。

 

嵐というグループ名がリターンネームじゃなかったからなのか、ロイヤルネームじゃない人がリーダーだったからなのかわかりませんが、2020年まででグループとしての活動は一旦(?)休止となりました。

それでも20年もアイドルとして突っ走ってきた訳ですから、充分じゃないでしょうか。

大野智さんは唯一個人での活動も休止となって早や半年が経ちましたが、プライベートを謳歌して趣味の釣りを楽しんでるんでしょうかね?

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。