矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

織田裕二さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第208回)※2020年9月8日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第208回目の今日は織田裕二さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとODA  YUJIとなり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「ゆ」

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事からノーペアネームと呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちな名前です。

しかし、下の名前に「ゆう」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。

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名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は俳優業で成功する方が多いのです。

「ゆう」は俳優の“優”と同じ音だからでしょうか。

 

中学から高校1年まで続けていたテニスを、膝を壊した為に断念した織田裕二さんは、高校時代にバンド活動もしていました。その時のバンド名「Deps」がファンクラブの名称になっているそうです。

卒業後は大学に進学しながらも俳優の道を目指し始めます。スポーツ、音楽、俳優と安定こそないものの、ここまでで既に後々の基礎となる要素は揃っていますね。

 

20歳の頃に映画「湘南爆走族」のオーディションに参加し、数万人の参加者の中から望んでいた役に選ばれ、主役の江口洋介(えぐちようすけ)さんと同時にデビューしました。

2年後の1989年、「彼女が水着にきがえたら」で原田知世(はらだともよ)さんの相手役を演じて注目されるようになりました。

ドラマでは「ママハハ・ブギ」や「予備校ブギ」に出演して知名度を上げていきます。

そして91年「東京ラブストーリー」で鈴木保奈美(すずきほなみ)さんの相手(カンチ)役を演じてドラマは大ヒットしました。

また学生時代の音楽活動も活きたのか、この年CMソングとして発表した「歌えなかったラブ・ソング」も50万枚を越えるヒットとなり、一気にブレイクしたのです。

更に「キターッ!」のセリフで有名な目薬のCMが流れ出したのもこの頃からで、後にモノマネや2ちゃんねるなどでも乱用される程の流行語になりました。

“ノーペアネーム”は俳優運・歌手運は弱くともCM運は強い名前なのです。 

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93年にも「振り返れば奴がいる」で石黒賢(いしぐろけん)さんとのW主演で大ヒットしましたが、ここまではまだ単独主演でのヒット作というのはないですね。これでは安定したとは言えません。

97年「踊る大捜査線」に主演しましたが開始当初は視聴率が奮わず、10%代を推移していました(テレビ全体の視聴率が低迷している現在なら10%代は万々歳ですが、当時のフジテレビ系のドラマでは低調の部類だったのです。)最終回でようやく20%を越えた事で劇場版の制作が決定し、公開までにレンタルビデオや再放送で評判が高まり、更にスペシャルドラマなども放送され、満を持しての公開により劇場版が大ヒットしました。

ドラマ主題歌だったLove Somebody織田裕二withマキシ・プリースト名義)もじわじわとヒットし、劇中のセリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」も流行語となり、2003年には劇場版第2弾の「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」が公開され、実写邦画歴代興行収入第1位に輝く大ヒットとなりました。これはもう代表作と言っていいでしょう。

ただこの頃からなぜか「世界陸上」中継のメインキャスターも担当し、「地球に生まれて良かったー!」などの名言?を発して違う意味でも注目されました。

おそらく中学時代にスポーツ(テニス)をやっていた血が騒ぎ出してしまったのでしょう。これもある意味経験が活きたと言えます。

 

俳優としては映画の大ヒットで株が上がり過ぎた感もあり、期待値が上がってしまったせいか、少々の成功ではなかなか評価されにくくなってしまいました。

やはりノーペアネームは不安定になりがちなんですね。

また看板が大きくなった(ギャラも高くなった)為にテレビ局や映画会社も安々とは使いづらくなり、ヒットが約束された様な作品でないとなかなか起用出来ないのでしょう。

2018年放送の月9ドラマ「SUITS/スーツ」にも高視聴率を期待されて起用されました。今の時代に10%前後を推移し、シーズン2まで制作されたのは面目躍如といったところでしょう。(斜体文字が加筆した部分です)

一時期あまりにも華々しい活躍だっただけに最近は人気が下降した感は否めませんが、まだ53歳ですので終わった訳ではありません。これからの活躍に期待しましょう。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。