矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

中島美嘉さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第246回)※2021年1月24日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第246回目の今日は中島美嘉さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNAKASHIMA MIKA となり、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の芸能界での特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出や転向をしなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

元々自分の声にコンプレックスを持っていた中島美嘉さんは、モデルになる為のオーディションを何度か受けていた頃、ミュージシャンの濱洋一(はまよういち)さんから「歌をやったほうが良いんじゃない?」と言われて歌手になる事を意識し始め、歌を録音したデモテープをそのミュージシャンがソニー・ミュージックに送った事がきっかけとなりました。

その声を聴いたソニー・ミュージックのスタッフが彼女にヴォーカル・オーディションを受けさせ、見事合格して2001年に歌手デビューが決まると同時にドラマ「傷だらけのラブ・ソング」のヒロインにも選ばれました。

ドラマの主題歌にもなった「STARS」レコード大賞の最優秀新人賞を受賞し、ファーストアルバム「TRUE」がミリオンセラーとなるなど、まさしく“STAR”が誕生した瞬間でした。

 

中島美嘉さんは声にコンプレックスもあった事から、自身ではよく「歌は決して上手いほうではない」と語っています。

母音ではなく文字で見ると(なしまみ)と、「か」の字が入っています。

この様な名前を“お・か・きネーム”といい、自分に厳しくなる方が多いのです。 

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だから自己採点も厳しいのでしょう。自身の無さ故に唄う時は全力で唄います。

デビューから約2年後に発売された10枚目のシングル、雪の華も難しい歌なのかとても苦しそうに唄っていました。熱唱というより“必死”という言葉が似合う程に。

しかしそれが寒さに凍えて苦しんでいるように見えて良かったのかこの歌はロングヒットを記録し、15年後に再発売されて映画化もされるなど中島美嘉さんの代表曲となりました。

 

アーティスト活動の傍らデビュー以来女優としての仕事も多くこなし、2005年には映画「NANA」に宮崎(みやざき)あおいさんとW主演しました。

ミュージシャンを目指す主人公“大崎ナナ”役はハマり役と言われて映画は大ヒットを記録し、主題歌の「GLAMOROUS SKY」も自身で唄ってヒットしました。

 

(なかしまみか)と苗字と下の名前の繋がりの部分が50音表のタテ列、ま行「まみむめも」の「ま み」になっているので、母音は違えど言い慣れている字並びである為、なめらかに言いやすいと感じられます。

この様なお名前を“タテなめネーム”と呼び、同じタイプではアイドルと女優業を両立させた中山美穂(なかやまみほ)さんがいらっしゃいます。

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特に「NANA」は音楽と関わりの深い物語なので、リターンネームの歌手である中島美嘉さんが選ばれたというのもあるでしょう。好評につき制作された「NANA2」でも引き続き主演を務めています。

(ちなみにパート2では宮崎あおいさんに代わって市川由衣(いちかわゆい)さんが“小松奈々”役を演じましたが、宮崎あおいさんも市川由衣さんもリターンネームです。音楽と関わりの深い物語なので、女優さんもリターンネームの方が選ばれたんですねぇ。)

 

中島美嘉さんは2010年にハリウッド映画の「バイオハザードⅣ アフターライフ」にも出演しました。

リターンネームは海外進出運の強い名前でもあるのです。

2年後に制作された「バイオハザードⅤ リトリビューション」にも、ミラ・ジョヴォヴィッチの熱い要望を受けて出演します。

中島美嘉(なしまみ)というお名前は、「か」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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ここまで見て頂いて分かるように

ヒット曲「雪の華」は15年後に再発売、

映画「NANA」はパート2でも主演を果たし、

バイオハザード」も再度出演と、

正に“ワンモア”な活躍をされていますね。

紅白歌合戦にも2002年から2009年まで8年連続で出場した後一旦途切れたものの、2012年に再出場を果たしました。デビューから時が経つに連れ人気も下降していくのは必然的なもので、一旦出なくなるともう二度と出なくなる人が多い中、やはりこの方は一度では終わらない運の強さがある様です。

(斜体文字が加筆した部分です)

名前に含まれた盛り沢山の良い要素をどれも活かしきっていると言えます。

もし歌手になる事を薦められていなければ全く違う人生を歩んでいたかも知れません。

自分の才能は自分ではなかなか見出せず、他人に決められた道が正解という事もあるのですね。

2014年にはバレーボールの清水邦広(しみずくにひろ)選手と結婚しましたが、現在は離婚してシングルに戻っています。

結婚運までは良くなかったのかも知れませんがまだ38歳、“ワンモア”もあるでしょう。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。