矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

松浦亜弥さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第81回)※2021.3.3改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第81回目の今日は松浦亜弥さんです。

このお名前は本名で、結婚後は姓が橘(たちばな)になりました。

 

ローマ字で書くとMATSUURA  AYAとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり松浦亜弥さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。 

blog.housoku.work

松浦亜弥さんは2001年にデビューしましたが、当時はモーニング娘。全盛時代で、グループのアイドルが主流になっていくだろうと言われていました。実際、モーニング娘。を排出したオーディションで優勝した平家(へいけ)みちよさんはソロ歌手としてデビューしたもののセールスが振るわず、ソロのアイドルはもう通用しないと思われていたのです。

ちなみに平家みちよさんは“ノーペアネーム”です。

blog.housoku.work

しかし松浦亜弥さんはそんな風潮を吹き飛ばし、瞬く間に人気アイドルとなりました。

その要因はもちろん松浦亜弥さんの魅力にあった訳ですが、このブログはあくまでも「名前の法則」で診断するものですので、名前で要因を検証しなければなりません。

なめらかネームはフルネームで呼ぶ時に言いやすいので、人気が出やすい名前です。

また下の名前が“あや”ですので、苗字の“まつうら”を伸ばすとそのまま続けて言えるので特に言いやすく、語感的には“まつうらーや”と言ってる様な感じになります。これはもうなめらかネームの中でも特上のなめらかさです。

 

母音ではなく文字で見ると名前に「まつ」が付く“まつ入りネーム”でもあります。

日本では古来、物の価値を松・竹・梅の3段階で評価していました。これは英語で言うGood・Better・Bestと同じで、その中で松はBest、最上級の物を表す言葉だったのです。

その影響か日本人は「松」という文字を見たり、「まつ」という音を聞いたりすると潜在的に高級感を感じてしまうようで、名前に松が付く有名人を集めてみると、単なる人気とか憧れという次元を超え「崇拝」されているといった感すらある、いわばカリスマ的存在の方々が多いのです。

blog.housoku.work

特上のなめらかネームにリターンネームがプラスされ、その上“松”のトッピングも載っているゴージャスな名前だからこそ、ソロでもモーニング娘。と渡り合えるアイドルになれたのでしょう。昨日まで紹介してきたロイヤルネームの方々にも負けないほど強い名前です。

 

そして“リターンネーム”の特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

blog.housoku.work

この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

松浦亜弥さんも類に違わず「LOVE涙色」「♡桃色片想い♡」「Yeah!めっちゃホリディ

「ね〜え?」など、ヒット曲を連発しました。

女優運の強いなめらかネームでもある松浦亜弥さんですが、女優業では特筆するほどの活躍はありません。それは歌手業で大成功したので、女優業にまで手を広げる必要も無かったからなのです。

 

更に松浦亜弥さんには“あやや”というニックネームがありました。この“あやや”も最初と最後の母音が同じなので“リターンネーム”(全て同じ母音なので“ストレートネーム”)です。

ニックネームまで良い名前とは恐れ入りました。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

◉モノマネされる強み

 

芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。

松浦亜弥さんは一般の方はもちろん、芸能人でもモノマネをする方が現れました。

まず前田健(まえだけん)さん、名前からも分かる通り男性で、見た目も本人とは似ても似つかない顔と体型でしたが、振りを完コピしていたのが面白く映り、CMでも共演を果たしました。

更に本人の新曲リリースが年に1曲ペースと落ち着きかけた頃、その代わりとばかりに当て振りをする方が現れました。はるな愛さんです。

この方も一応男性なのですがニューハーフの利点(?)を活かし、ショーパブで培った様なきわどいモノマネ“エアあやや”でブレイクしました。

芸能人がマネをする時は当然本人のヒット曲が流れる訳で、言わば本人がいない所で宣伝効果が上がるのです。増してやはるな愛さんはコンサートのMCの様子までマネしていましたので、本物見たさにライブのDVDなどを買った方もいらしたのではないでしょうか。

まぁそんな面白モノマネを許容する度量も人気の秘密だったと思われます。

 

2013年にw-inds橘慶太(たちばなけいた)さんと結婚し、同年末から芸能活動を休止しています。

苗字が橘になったので現在の本名は橘亜矢(たちばなあや)となり、依然フォーカードネームなのです。

現在3人のお子さんの子育てに奮闘中のようですが、公開中の松坂桃李(まつざかとおり)さん主演映画「あの頃。」に全盛期の映像が使用される事で、復帰を望む声が高まりそうです。

子育てが落ち着いたら本物の“あやや”がまた見られる日がくるでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。