矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

芦田愛菜さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第82回)※2021.3.4改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第82回目の今日は芦田愛菜さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとASHIDA  MANAとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「ア」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり芦田愛菜さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、

このタイプのお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。 

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芦田愛菜さんは3歳の頃お母さんに勧められて芸能界に入り、6歳になった2010年にドラマ「Mother」に出演します。母親から虐待される少女を演じて注目を集めると、翌年には大河ドラマの出演を経て、「マルモのおきて」で連続ドラマ初主演を果たします。

ここまででも子役として好調過ぎる程の滑り出しですが、それだけでは留まらずそのドラマの主題歌マル・マル・モリ・モリ!」鈴木福(すずきふく)さんと一緒に歌って大ヒットしました。更にはソロでもデビューして紅白にも出場と、7歳にして女優と歌手の名誉を早くも手に入れてしまうのです。

なめらかネームの女優運、リターンネームの歌手運が両方発揮されたのでしょう。

 

まだまだ止まりません。翌年にはブルーリボン新人女優賞を史上最年少で受賞、その翌年には映画「パシフィック・リム」でハリウッド・デビュー、そのまた翌年には連続ドラマと映画に単独での主演と、スター街道を突き進みます。

これだけ芸能活動が忙しいと、さぞかしお勉強のほうがおろそかになっているかと思いきや、たった半年ほど受験勉強に専念しただけで名門私立中学に複数合格、その中から芸能活動に理解のある慶應義塾中等部に入学したのです。こればっかりは運ではどうにもなりませんから、芝居が出来る頭の良さと勉強が出来る頭の良さを兼ね備えていたんですねぇ。

只々感心させられるばかりです。

 

◉モノマネされる強み

 

昨日と同じ小見出しになってしまいますが、芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。

芦田愛菜さんも、芸能人でモノマネをする方が現れました。

やしろ優(ゆう)さんです。

歌マネではなく声マネなので曲の宣伝効果はありませんが、「芦田愛菜だよ。」と名前を毎回言うので知名度が上がる効果はあるでしょう。しかも一般の方でも出来る初級編のモノマネなので巷にも浸透し、芦田愛菜さんのマネではなく、芦田愛菜さんのマネをしているやしろ優さんのモノマネが世間で横行する様になりました。もう似てる似てないに関係無く「芦田愛菜だよ。」と言うだけで何となく成立するレベルまで来たのです。

そうなると芦田愛菜さんの名前が何度も重ね塗りされ、絶対忘れないものになります。芸能人の名前、特にフルネームをはっきり覚えて貰える様になるまでには相当活躍しないと難しいですが、芦田愛菜さんは本人の活躍+モノマネの効果で、今や誰もがフルネームをはっきりと言えるのではないでしょうか。芸能人にとってこれ程有り難い事はない、と思います。

 

◉“A”のフォーカード

 

まだ16歳の芦田愛菜さんですが、女優・歌手として既に欲しい物を手に入れ、「えんとつ町のプペル」など声優の仕事(洋画の吹き替えやナレーションも)やCM、番組の司会に至るまで、その活躍は留まる所を知りません。

神木隆之介(かみきりゅうのすけ)さんを紹介した時に“ロイヤルネーム”だから「子役は大成しない」というジンクスを破ったという話をしましたが、トランプ(ポーカー)の役で言えばロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュに次いで3番目に強いのがフォーカードです。

しかも芦田愛菜さんは上記のローマ字の綴りでも分かる通り、ポイントとなる文字の母音が全て「ア」、つまり“A”(エース)のフォーカードなのです。

昨日紹介した松浦亜弥(まつうらあや)さんに加え、片平(かたひら)なぎささん高島彩(たかしまあや)さんに朝比奈彩(あさひなあや)さん、男性では明石家(あかしや)さんまさんに匹敵する強い名前です。

自分で名前を言う時にも口を大きく開ける「ア」の音が多いせいか、明るい方が多い気がしますね。(斜体文字が加筆した部分です)

だから「子役は大成しない」というジンクスも打ち破りつつあるのでしょう。

 

去年、主演映画「星の子」の舞台あいさつでの発言がまだ16歳とは思えない程しっかりしていると話題になりました。その一部を抜粋しますと、

 

「人を信じる」という事はその人自身を信じているのではなく、自分が理想としているその人の人物像に期待してしまっているのかなと。

「裏切られた」というのもその人が裏切ったのではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。それもその人なんだと受けとめられる揺るがない自分がいる事が、信じられる事なのではないかと。

そして揺るがない自分の軸を持つのが難しいからこそ「信じてる」と口に出して、成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかと。

 

これはもう瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)さんばりの悟りの域に達しています。

皆さんも何かに迷った時は芦田愛菜さんから「信じるとは何か」を学びましょう。

 

普通はこれから芸能界に入るという年齢で、既に10年以上のキャリアと輝かしい経歴を手にしている芦田愛菜さん、言葉は良くないかも知れませんが、末恐ろしい存在です。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。