矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

高島忠夫さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第90回)※2021.3.12改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第90回目の今日は高島忠夫さんです。

本名は“島”の字が“嶋”です。

 

ローマ字で書くとTAKASHIMA  TADAOとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

 

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”の特徴は、まず俳優業に強いという事です。 

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高島忠夫さんは21歳で芸能界入りし、1950年代から60年代のまだ映画が娯楽の王道だった時代に俳優として大活躍しました。「坊ちゃんシリーズ」と呼ばれた一連の作品は好評を博し、「キングコング対ゴジラ」などのゴジラシリーズに代表される東宝特撮映画にも出演して注目を集めました。

70年代に入りカラーテレビが普及し始めると今度はテレビを中心に、特に司会業に力を入れる様になります。

なめらかネームは司会者運も強い名前なのです。

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女優の寿美花代(すみはなよ)さんとの夫婦で司会を務めた料理番組「ごちそうさま」や、「クイズ・ドレミファドン!」などで持ち前の明るいキャラクターを活かし、アットホームな雰囲気を作り上げていました。

そして80年代後半になると次男の髙嶋政宏(まさひろ)さんに続いて三男の高嶋政伸(まさのぶ)さんも俳優としてデビュー、2人ともなめらかネームだったせいかたちまち大人気となり、一家4人で出演した番組が高視聴率を獲得するなど、芸能人一家の代表的存在になりました。

 

母音ではなく文字で見ると“たか”が入る“たかたかネーム”なのでリスペクトされる性質があり、また(かしまただお)と3文字目に濁点がつくものの、「た」が3つ入る“3文字ネーム”なので非常に覚えやすいという性質もあるのです。

(斜体文字が加筆した部分です)

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◉「イエーッ!」を広めた?人

 

いつからだったでしょう?こんなに日本人がイエーイエー言うようになったのは。

若い人だけかと思っていたら、最近はオジさんオバさんまで言うようになりました。

(イエーイエー言い出した世代がオジさんオバさんになったのか・・・)

私の記憶が正しければ、それは丁度元号が平成に代わった頃からで、少なくとも昭和の内は

下手に「イエーッ!」などと言おうものなら「アメリカ人じゃあるまいし。」みたいな冷ややかな目で見られていたのです。だから日本人でイエーイエー言う人はほとんどいませんでした。

ただ1人を除いては・・・。

 

高島忠夫さんは「クイズ・ドレミファドン!」のオープニングで、いつからか毎週の様に「イエーッ!」と言う様になりました。

しかしはっきり言って“浮いていた”のです。

あまりに浮いていたので面白くなり、関根勤(せきねつとむ)さんがモノマネで

「イエーッ!高島忠夫です。」と取り入れる程でした。

浮いていたのは何故かと言うと、まだ昭和だったので日本人でイエーイエー言う人がほとんどいなかったからなのです。

それでも高島忠夫さんは言い続けました。例えモノマネされて笑い者にされようとも、いつか日本でも広まるだろうと信じて。

その結果(かどうか厳密には分かりませんが)今や老若男女を問わず、日本人の誰もが臆面もなく「イエーッ」と言う様になったのです。

皆さん、特にそこの普段からイエーイエー言っているお調子者のあなた!あと「イエーッ!」をギャグにしている芸人さん!今そうやってイエーイエー言えるのは高島忠夫さんのお陰なのですよ。天国に向かって感謝しなさい。

 

1998年に重度のうつ病と診断されてテレビの一線からは遠ざかり、療養・復帰を繰り返していましたが、2019年、老衰により88歳でこの世を去りました。

しかしその血筋は息子の政宏さん(最近おかしな発言が多いので心配ですが)や政伸さん、更には姪にあたる高嶋ちさ子さん(この方は元々発言が心配ですが)などに受け継がれています。

あなたの笑顔は忘れません、どうか安らかに眠って下さい。

天国に向かって合掌。(イエーッ!)

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。