矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

シブがき隊(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第93回)※2021.3.15改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第93回目の今日はシブがき隊の3人です。

 

それぞれのお名前は薬丸裕英さん、本木雅弘さん、布川敏和さん。

3人とも本名です。

ニックネームは“ヤックン” “モックン” “フックン”でした。

当時大人気だった“たのきんトリオ”に続けとばかりにデビューした3人組で、ドラマデビューはシブがき隊結成前の「2年B組仙八先生」(主演はさとう宗幸さん)でした。

不良生徒の役だったので最初は“悪ガキトリオ”と呼ばれ、一般公募で選ばれた“シブがきトリオ”を経て、最終的にジャニーさんが“シブがき隊”にしたそうです。

“トリオ”はたのきんでも使っていたので、あえてトリオではなく“隊”にしたそうですが、偶然にもその後続く光GENJI、SMAPTOKIO、V6らと同じ“リターンネーム”になったのです。

シブがき隊がデビューした1982年はアイドル豊作の年となり、中森明菜さんや小泉今日子さん、松本伊代さんや早見優さんなど、後に「花の82年組」と呼ばれる人気アイドルが出揃った年でした。

 

では個人名をみていきましょう。

まず“ヤックン” こと薬丸裕英さんのお名前をローマ字で書くと

YAKUMARU  HIROHIDEと、

、5つの母音が全て入る“ロイヤルネーム”になります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。 

blog.housoku.work

続いて“モックン” こと本木雅弘さんは

MOTOKI MASAHIROとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

そして“フックン” こと布川敏和さんも

FUKAWA TOSHIKAZUと、

最初と最後の母音が同じ「ウ」なので“リターンネーム”ですね。

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グループ名がリターンネームで、個人名がロイヤルネーム一人とリターンネーム二人という、名前の法則的には申し分の無いグループでした。

 

本木雅弘さんは端正な顔立ちで、女性人気も一番高かったのではないでしょうか。その証拠に薬丸裕英さんに代わって何曲かセンターに立った事もある程です。

リターンネームのアイドル性の高さが活かされたんですね。

 

もう一人の布川敏和さんは同じリターンネームでありながら三枚目路線というか、シブがき隊がメインの番組「レッツGOアイドル」内のコントでも、ボケ役に廻る事が多かったと思います。「アイドルなのに一重まぶた」と弄られる事もあり(ある時期からは開き直って自虐ネタにしていた)、ファンをよく笑わせていました。

リターンネームのバラエティー向きの特性のほうが活かされたのでしょう。

 

◉代表曲は「スシ食いねェ!」?

 

シブがき隊の曲のタイトルは準和風テイストが多く、

「Hey!Bep-pin(ベッピン)」「サムライ・ニッポン」「喝!」

「アッパレ!フジヤマ」「べらんめぇ!伊達男(ダンディ)など、

インパクト重視としか思えない古の日本語ばかりが用いられていました。

中でもNHKみんなのうた」にも起用された「スシ食いねェ!」が3人のキャラクターとも相まって大ヒットします。

どんな歌かは説明しなくても、今だにグルメ情報を扱う番組でお寿司が紹介される時には必ずと言っていい程使われていますよね。

「ヘイ・らっしゃい!」で始まるアレですよアレ。シブがき隊の他の歌は知らなくても、この歌は誰もが知っているでしょう(番組で使われる冒頭の部分だけかも知れませんが)。これはもう間違いなく代表曲です。

 

◉解散ではなく“解隊”

 

「スシ食いねェ!」のヒットから数ヶ月後、シブがき隊は突如“解隊”を宣言します。

原因は色々あったそうですが、歌とダンスのレッスンに時間を掛け、満を持してデビューした同じジャニーズの少年隊の登場が大きかったでしょう。

彼らの華麗なダンスや見事なバク転を見た時「俺達は終わった」と思ったそうです。

(ジャニーズなのにバク転が出来ない事も自虐ネタにしていましたが。)

解隊後本木さんと布川さんはジャニーズを退所し、一年後に薬丸さんも退所しました。

本木さんは俳優として第二のスタートをきり、「おくりびと」で数々の賞を受賞するなど、揺るぎない地位を築きました。プライベートでは内田裕也さん、樹木希林さんの娘である内田也哉子(うちだややこ)さんと結婚し、養子に入る形となった為現在の本名は内田雅弘となっています。

布川さんは「花の82年組」代表として当時のアイドルの裏話を暴露する光景をよく見かけました。やはりバラエティー寄りなんですね。つちやかおりさんとの離婚後はそういう機会も減ったようですが、今はお元気なのでしょうか?

母音ではなく文字で見ると(わとしず)と、「か」が2つも入る“お・か・きネーム”でもあるんですが、グループの中の一員で、しかも“フックン”と呼ばれ続けていたので作用しなかったんでしょうかねぇ。(斜体文字が加筆した部分です)

 

解隊以降はそれぞれ活動しながらも、一度も共演がないというこの3人。布川さんのメディア露出激減によりその可能性は益々低くなりましたが、待ち望んでいるファンもいると思いますよ。何と言っても元ジャニーズアイドルですから。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。