矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

杉田かおるさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第108回)※2021.3.30改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第108回目の今日は杉田かおるさんです。

このお名前は芸名で、結婚前の本名は橋本薫といいます。

(一般の方と結婚されたので現在の本名は非公表となっています。)  

 

ローマ字で書くとSUGITA KAORUとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ウ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

つまり杉田かおるさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

何故この方を取り上げるかと言うと、あまりにも名前の適性通りに生きてこられた方だからなのです。

まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

blog.housoku.work

 

杉田かおるさんは子役でデビューして間もない7歳の頃、石立鉄男(いしだててつお)さん主演のドラマ「パパと呼ばないで」に娘(チー坊)役で出演すると、愛らしい笑顔を振りまいて注目を集め、天才子役と呼ばれました。

石立鉄男さんの「チィ〜坊!」という独特の言い回しもウケてドラマもヒットしたので、チー坊役は当たり役だったと言えるでしょう。

これがまず1つ目です。

 

15歳の頃には「3年B組金八先生」の第1シリーズで最も重要な回と言える「十五歳の母」で妊娠・出産する女子生徒を演じて話題になります。「金八先生」はその後シリーズ化された事からも、ヒットドラマに恵まれたと言えるでしょう。

これが2つ目ですね。

 

金八先生」で卒業した直後のクールには西田敏行(にしだとしゆき)さん主演の「池中玄太80キロ」に出演、3人娘の長女を演じてまたまたドラマもヒットします。

これで3つ目のヒット作ですので、「ヒット作に恵まれる」という意味がお分かり頂けたでしょう。

おまけに挿入歌として唄った鳥の詩(とりのうた)という曲までヒットします。

こちらはリターンネームの女性歌手運が作用したのでしょうか。 

blog.housoku.work

正に順風満帆、名前の運を活かしきっていると言えます。ここまでは・・・。

 

◉大女優になる筈が・・・

 

映画では「青春の門」、続く「青春の門 自立篇」でヒロインを演じ、ヌードも披露して子役・清純派のイメージを脱却します。

映画は興行的にも成功したので、これが4つ目のヒット作と言ってもいいでしょう。

そのまま大女優への階段を駆け上がるかと思われましたが、若くして運を使い過ぎたのか、

その後しばらくはこれといった作品に恵まれなくなります。

 

しかし低迷状態が続いていた中、リターンネームのもう1つの性質、バラエティー向きの特性が彼女を救いました。

blog.housoku.work

30代後半になって、それまでほとんど出る事のなかったバラエティー番組に出演すると、歯に衣着せぬ発言で注目を浴びタレントとしての活動が中心になります。

何しろ子役時代から芸能界入りしていたので、そんじょそこらのタレントよりもキャリアは長く、慣れない筈のテレビ界でも怖いものなしでした。

むしろ慣れていないのが良かったのか、テレビで言っていい事といけない事の境目もよく分かっていなかったようで、普通は聞かれても言わないようなSEXの話を聞かれてもいないのに自分から喋り出したり、交際していた男性の会社に乗り込んで職場で暴れ回った(モラハラというか犯罪)話をカミングアウトしたりと、節度の無い発言を連発しました。

共演者(特に若い女性タレント)にも厳しく当たり暴言を吐くなど、いつしか毒舌キャラが身についていきます。

母音ではなく文字で見ると(すぎたかおる)と、「か」と「お」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

blog.housoku.work

自分に厳しいだけでなく、男性(交際相手)にも女性(若いタレント)にも分け隔てなく厳しいのです。(斜体文字が加筆した部分です)

「ロンドンハーツ」や「愛のエプロン」などでは一時期レギュラーの様にほぼ毎回出演してタレントとしても確固たる地位を築き上げていきました。

普通の女優さんならバラエティーに進出してもこうは行かないでしょう。ツーペアネームだからこそ出来る業なのです。

 

そんな杉田かおるさんですがここ数年はテレビ出演が極端に減っています。

実は母親の介護の為に芸能活動を抑えていたそうで、再婚した旦那さんとも協力して介護にあたっていたのです。しかし2018年1月には母親が他界し、現在は旦那さんと農作物を育てながら暮らしているそうです。

 

・・・そうして平穏な生活を続けているのかと思いきや、なんと昨年からYou Tuberとしての活動を始めていました。オーガニック(有機栽培)で育てた野菜の魅力や健康的な生活について語っているようですが、やはりメディアに出ない生活は長くは続かず、じっとしてはいられなかったのでしょう。

その内またテレビの世界に戻ってくるかも知れません。ほら、もうそこまで足音が聴こえてきていますよ・・・。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。