矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

さだまさしさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第131回)※2021.4.25改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第131回目の今日はさだまさしさんです。

本名は漢字で佐田雅志と書きます。

 

ローマ字で書くとSAD MASASHIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また母音ではなく文字で見ると「さ」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。

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さだまさしさんはソロ歌手になる前にグレープというフォークデュオで活動していた時期があり、精霊流し」「無縁坂」などの大ヒット曲でも知られています。

ただ、どちらも悲しい歌だった為に「グレープは暗い」というイメージが付いてしまい、このままでは自分たちがやりたい音楽が出来ないと感じ、僅か3年程で解散しました。

グレープ・・・“ドレミネーム”なので大ヒットを飛ばし、“リターンネーム”でもあるので存続期間が長くなる名前でもありますが、自分達で解散の道を選んだのなら仕方ないですね。

 

ちなみにデュオの相方は吉田正美(現:政美)さんという方で、こちらもなめらかネームですね。この方もグレープ解散後、音楽活動を続けていたようですが、成功とは言い難いものだったようです。

まぁグレープはさだまさしさんがメインで唄っていた事もありますし、茶坊主(ちゃぼうず)というバンドを組んでその一員になったという理由もあったでしょう。

しかし「名前の法則」で判断すると、さだまさしさんの様なワンモアネームじゃなかったから、という事になります。

 

一方のさだまさしさんはソロ歌手として大成功を収めます。

なめらかネームの男性歌手は演歌やロックなどの「男らしい」歌を唄うのに適しています。 

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今もさださんの代表曲として知られる「関白宣言」は、文字通り結婚前に相手の女性に対して、いかに自分が亭主関白になるかを宣言するという、現代では考えられない内容の歌詞ですが、非常に「男らしい」ですよね。こんな「男らしい」歌を唄ってヒットさせる事が出来たのは、なめらかネームならではなのです。当時からさださんは眼鏡をかけた文学青年の様な風貌でしたので、こんな「男らしい」歌はイメージに合わなかったのですが、それでも大ヒットしたのは名前の効力があったからでしょう。例えが極端過ぎるかもしれませんが、もしリターンネームの美川憲一さんが「関白宣言」を唄っていたとしてもヒットしなかったでしょうからね。

その他にも「案山子(かかし)「親父の一番長い日」「道化師のソネットなど多くのヒット曲を生み出しました。

ワンモアネームはシンガーソングライターとして、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いのも特徴です。

山口百恵(やまぐちももえ)さんに提供した秋桜(コスモス)は大ヒットし、百恵さんの代表曲の1つにもなっています。

ヒットしたのは百恵さんの人気のお陰である事は間違いありませんが、当時の百恵さんから曲のオファーが来たという事は、それだけ世間からも認められていたという事でしょう。

有名な「北の国から」のテーマも、北国出身じゃないのにオファーが来たぐらいですから。

 

◉唯一の失敗?映画監督

 

上記の通り「関白宣言」などのヒットで多額の印税収入を手にしていたさださんは「映画を撮りたい」と思ってしまいます。

中国での大ロケーションを敢行したドキュメンタリー映画「長江(ちょうこう)」の撮影に挑み、自らメガホンを取りました。

興行的には決して悪くない結果だったのですが、何しろ制作費が掛かり過ぎた為に印税収入でもまかないきれず、さださんは莫大な借金を背負うハメになってしまいます。

(これはさださんが映画業界における資金調達の仕組みを理解していなかった為、制作費の大半を自己負担で賄おうとしたからだそうです。)

そしてその借金を返済する為、年間100回以上ものコンサートを毎年行なうようになります。いや行なわざるを得なくなります。コンサートのMCでトークに力を入れるようになったのもこの頃からで、歌以外の魅力も磨かなければという強迫観念からくるものでした。話し上手なリターンネームではないさださんがあれだけお喋りになったのもそんな理由があったんですね。2013年7月には日本武道館でソロ・コンサート通算4000回という記録を達成し、ようやく映画で抱えた借金を30年近くかけて完済したそうです。

文学青年の様な風貌でもさすがはなめらかネーム、年間100回以上ものコンサートを30年も続ける体力があったんですねぇ。

 

今年69歳になったさだまさしさんですが、歌手活動以外にもインスタグラムやYou Tubeなど精力的に取り組んでいます。

NHKで定期的に(月に1回)放送されている「今夜も生でさだまさし」も10年以上続く長寿番組となりました。月に1度とは言え日付けが変わる0時前後から(普通の60代のおじさんなら眠くなる時間から)の生放送を続けているのですから、やはり体力のある方なのですね。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。