矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

美川憲一さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第142回)※2021.5.6改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第142回目の今日は美川憲一さんです。

 

ローマ字で書くとMIKAWA KENICHI となり、苗字の最初と下の名前の最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の男性歌手は、曲調もルックスも「男らしい」と言うよりやや中性的な方が多いのが特徴です。 

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本名は百瀬 由一といいます。

ローマ字で書くとMOMOSE YOSHIKAZUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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“ロイヤルネーム”は芸能界においては「何をやっても上手くいく」のではないかと思えるほど良い名前です。また「も」という字が2つ続いているので“連チャンネーム”でもあり、覚えてもらいやすいという性質もありますが、どちらも芸名で隠れてしまった本名ではその効果は薄いでしょう。

今回は芸名・本名とも「か」という字が入る事を頭に入れてご覧ください。

 

複雑な生い立ちゆえに生みの親と育ての親がいる美川憲一さんは、2人の母親を経済面で支える為に芸能界へ入り歌手を目指します。

 

◉若い頃はヒット曲を連発

 

美川憲一さんの代表曲と言えばさそり座の女になるでしょう。

しかしそれ以前にセールスで上回っていたヒット曲がいくつかあったのです。

デビュー当時(まだ化粧をしていなかった頃)に唄った「柳ヶ瀬ブルース」は120万枚を売り上げる大ヒットを記録し、「釧路の夜」では45万枚を売り上げ紅白歌合戦にも出場、「おんなの朝」は30万枚と次々にヒットを飛ばしました。

それに対し「さそり座の女」はヒットしたとは言え、当時10万枚にも満たないセールスでした。ただインパクトのある曲だったので、後述する「ある効果」には持ってこいだったのです。

 

◉転落からの復活

 

さそり座の女」以降目立ったヒットがないまま紅白連続出場も途絶え、人気が落ちかけた頃さらに大麻取締法違反で逮捕され、世間の信用まで失ってしまいます。その7年後にはまたも大麻取締法違反で2度目の逮捕となり芸能界の、いや社会のどん底まで転落しました。

ここで思い出して欲しいのが、芸名・本名とも「か」が入る“お・か・きネーム”である事です。

このタイプは自分に厳しい方が多い反面、追い込み方を間違えると誤った方向に進んでしまう事もあるようです。(斜体文字が加筆した部分です) 

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この記事をご覧頂くと分かる通り、今まで覚醒剤大麻取締法違反で逮捕された芸能人は、名前に「か」や「き」が入る方が多いのです。

「名前の法則」は良い法則ばかりではなく、悪いほうの法則もあります。

名前に「か」や「き」が入る方は社会の罠に落ち入りやすい性質かも知れませんのでくれぐれもご注意ください。

 

さて、そんなどん底まで転落した美川憲一さんを救った方がいました。

ものまねタレントのコロッケさんです。

80年代の後半にものまねブームが起こり、その中心にいたコロッケさんが、美川憲一さんのものまねを「さそり座の女」に乗せて披露したのです。

そして“ご本人登場”で共演を果たし(その頃はすっかりオネエキャラになっていた)美川さんはタレントとしてテレビの出演が一気に増えていきました。

ご意見番的役割で毒舌も冴え渡り、CMでのセリフ「もっと端っこ歩きなさいよ」が流行語になるなどのブレイクを果たします。

遂には17年振りに紅白歌合戦に返り咲き、「さそり座の女」をコロッケさんと一緒に歌いました。美川さんも「全てコロッケのお陰」と感謝していたそうですが、もともと美川さんのほうからものまねを依頼したんだそうです。「私こんなんじゃないわよ!」と嫌がる振りをしながらも、そんな根回しをしていたんですね。

それにしても歌がヒットして紅白に返り咲いた方は他にもいましたが、喋りとキャラで返り咲いた方は他にいないんじゃないでしょうか。

“リターンネーム”は話術が上手くなったり、本人が面白い事を言っているつもりがなくてもなぜかウケる、喋りで得をする名前です。

例え本名がリターンネームでなくても、芸名“美川憲一”を名乗っているうちにお喋りが上手くなる事もあるのです。ええ。

 

デビュー当時は演歌やムード歌謡路線でしたが、最近ではシャンソンに力を入れているようです。とは言ってもバラエティーで見掛けるイメージが強くなりましたね。まぁ男性側からの意見も女性側からの意見も言えるという点では希少な存在かも知れません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。