矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

稲垣潤一さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第144回)※2021.5.8改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第144回目の今日は稲垣潤一さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとINAGAKI JUNICHI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

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中学時代から本格的なバンド活動を始め、ドラムを叩きながら唄うというスタイルで、仙台のライブハウスや横須賀の米軍キャンプ等で演奏を続けていた稲垣潤一さんは、29歳の時に遅咲きの芸能界デビューを果たします。

リターンネームの男性歌手(特に若い方)がいくらアイドル運が強いと言っても、29歳でアイドルとして売り出すのは無理がありますので、大人の歌手として「スーパーポップボーカル」というキャッチコピーでデビューしました。

そして3枚目のシングル「ドラマティック・レイン」がCMソングに起用されてヒットし、その後も「夏のクラクション」「1ダースの言い訳」など、タイアップでのヒットが続きました。

曲調はあまり激しいロックではなく、ジャンルで言うと“シティ・ポップ”や“AOR”になるそうです。

AOR”とは何ぞやとお思いの方の為に(私もそうでした)簡単に説明しますと、Adult-Oriented Rock=アダルト・オリエンテッド・ロックの略で、平たく言うと「大人向けのロック」という事です。大滝詠一(おおたきえいいち)さんの音楽みたいな感じと言えば分かりやすいですかね。

1986年から89年にかけてオリジナルアルバムが4作連続1位を獲得し、92年に発売したシングルクリスマスキャロルの頃にはがドラマ主題歌として170万枚を売り上げる大ヒットとなりました。

 

◉シンガーソングライターと呼ばれない訳

 

お名前を母音ではなく文字で見ると(ながきじゅんち)と、「い」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

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“ワンモアネーム”はシンガーソングライターとして、自作の歌を唄うのはもちろん、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いという特徴がありますが、稲垣潤一さんはシンガーソングライターと呼ばれる事は滅多にありません。

何故なら上記のヒット曲を含め、シングル曲のほとんどが他の作詞家・作曲家に書いてもらった曲だからです。

ここで振り返って欲しいのが、ドラムを叩きながら唄うという点です。

 

そう、稲垣潤一さんは元々ドラマーなのです。

 

シンガーソングライターと呼ばれる方はギターやピアノを弾く方が多く、バンドでも「ドラマーが曲作ってます。」というのはあまり聞かないですよね。

ドラムはビートを刻む楽器なので、メロディーを奏でるギターやピアノ奏者と違い、曲を作る能力には長けていないのです。(ドラマーに対する偏見かも知れませんが)

なのでドラマーである稲垣潤一さんにとって、ドラムを叩きながら「歌も唄える」だけでもう“ワンモア”なのです。

何か「法則」に該当していない事への“言い訳”に聞こえるかも知れませんが、1ダースとは言いません、1つだけ言い訳させて貰えれば充分です。

かと言って全く作れない訳ではなく、アルバムの中には自作の曲もあります。

もう一度文字で見ると(いながじゅんいち)と、「き」の字が入る“お・か・きネーム”でもあるので、自作の曲に対する自己評価が厳しいんじゃないでしょうか。 

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だからシングル曲は作詞家・作曲家の方々に書いてもらったほうがいい、となるのでしょう。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

リターンネームの前に出たがらない奥ゆかしさからなのか、あまりテレビにバンバン出ているというイメージはありませんね。ドラム無しで唄う時もマイクを小刻みに左右に動かす程度で、ロック歌手の様な派手なアクションもしません。

また“なめらかネーム”ではないので俳優活動もほとんどしていません。

基本は歌手だからそれでいいんです。あとしつこいようですが歌手でドラマー、それだけで“ワンモア”なんです。「法則」の例外ではありませんよ。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。