矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

第8回“空想”紅白歌合戦〜帰ってきたケン・コウコツ〜

第8回“空想”紅白歌合戦

〜帰ってきたケン・コウコツ〜

 

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「さぁて、名前タイプのまとめも終わった事だし、週末恒例のクイズといきますか。」

『ちょっと待ったー!!』

「どうしたんですか?有作さん。」

『名前タイプのまとめの後は、“空想”紅白歌合戦だろ!』

「あぁ、そう言えば“下ネタ紅白”を最後にやってなかったですね・・・。」

『あんな汚点を残したままじゃ終われないだろ!』

「汚点を残したのはあなたですけどね。でも“空想”紅白もなんだかんだで7回もやったから、もう残ってる人少ないでしょ?」

『バカやろー、今までは“なめらかネーム”“リターンネーム”の歌手だけとか縛りがあったから、“ノーペアネーム”の歌手がまだ出てないだろ!』

「あー、確かにノーペアネームの方々も良い歌を唄ってる人いっぱいいるのに、ちゃんと紹介出来てないのは勿体無いですね。」

『そこで今回はまだ出場出来ていないノーペアネームの歌手を集めて、あの紅白料理歌合戦を復活させるんだよ!』

「また料理に戻るんですか?料理は過去2回とも大失敗やらかして、散々痛い目に遭ったでしょ?」

『今回は簡単なメニュー選んだから大丈夫だって!』

「本当ですかぁ?」

『じゃあ俺が料理作るから、お前はアシスタントな。』

「いや紅組の司会とか白組の司会とか・・・」

『今年は本家の紅白も無観客で開催されるって時に、紅も白も関係ないだろ!?』

「言ってる意味がよく分からないですけど、結局全部自分で唄いたいだけでしょ?」

『いいから、ルール説明しろ!』

 

えー過去に出場したなめらかネームやリターンネームの歌手の方は出場出来ません。

どちらにも該当しないノーペアネームの方のみ参加して頂きます。

バンドやグループの場合はボーカリストがノーペアネームなら特別に参加出来る事とします。

詳しくは「各名前タイプの説明」をご覧下さい。

 

「これでいいですか有作さん。」

『有作さん、じゃなく先生と呼びなさい。』

「先生・・・?」

『Oh〜、自己紹介遅れましたー。私、料理研究家のケン・コウコツでーす。』

ケン・コウコツとは?

「いや昨日までやってた“名前タイプの説明”みたいなの要らないです!ケン先生どこに行ってたんですか?」

『Oh〜、私フランスにパティシエの修行に行ってましたー。』

「へぇ〜、フランスに?それで少し訛りが残ってるんですね。」

『フランスで、陳 健汁(ちん けんじゅう)先生にスイーツを教わりましたー。』

「フランスで中国人にスイーツをねぇ。なんかだいぶ意味の無い事してるように思いますけど・・・。それに陳 健汁先生って第5回に出てきた人ですよね。大丈夫かなぁ?まぁいいや、それじゃあ第8回“空想”紅白(スイーツ)歌合戦、始めましょうか。」

 

 

「ケン先生、まずスイーツの基本は何ですか?」

篠原涼子(しのはらりょうこ)「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと」

『🎵1に砂糖〜2にも砂糖〜どこにでも砂糖〜、』

「なるほど、とにかく砂糖が大事だと。カロリー大丈夫かなぁ?」

 

山崎(やまざき)まさよ「One more time one more chance」

『🎵いつでも〜、探しているよ〜、』

「あれ?先生?」

『🎵こんなとこにある筈もないのに〜、』

「何を探してるんですか?」

 

桜田淳子(さくらだじゅんこ)「私の青い鳥」

『🎵クックパッド〜、クックパッド〜、』

クックパッド見ながら作るんですか?料理の修行してきたんですよね?何か不安だなぁ・・・。ところで先生、材料は?」

 

星野源(ほしのげん)「恋」

『🎵カゴの中〜にあるもの〜、』

「あっ、このカゴですね?フルーツがいっぱい・・・何があるのかな?」

 

中原(なかはら)めいこ「君たちキウイー・パパイヤ・マンゴーだね」

『🎵キウイ〜、パパイヤ、マンゴーだね〜、』

「南国系のフルーツばっかりですね。フランスで中国人に南国系のフルーツ、ややこしいな。・・・で、これをどう料理するんですか?」

 

西川(現:仁支川峰子(にしかわみねこ)「あなたにあげる」

『油で〜揚げる、やさしく揚げる〜、』

「はぁ〜、ドーナツみたいにするって事ですかね?さすがフランスで修行してきただけの事あって、独創的ですねぇ。じゃあフルーツをカットしていきましょうか?」

 

鈴木雅之(すずきまさゆき)「違う、そうじゃない」

『🎵違う、違う!そうじゃ、そうじゃない〜、』

「えっ?カットしないんですか?」

 

西野(にしの)カナ「君って」

『🎵ちぎって〜、ちぎって〜、』

「手でちぎるんですか?そのほうが風味が失われないって事かな?」

※ケン・コウコツ先生は独自の調理法を研究されています。あまり参考になさらないで下さい。

「あっ!ドーナツの生地を作らないといけませんね。ボウルありますか?」

 

(まつ)たか子明日、春が来たら

『🎵白いボウル〜、きらきら〜、』

松たか子さんでボウルって聞くと、“パン祭り”思い浮かべちゃいますけど。えーっと、ホットケーキミックスと、卵黄を混ぜる・・・あっ!黄身と白身分けないといけないんだ。」

 

平井堅(ひらいけん)「瞳を閉じて」

『🎵白身〜落として〜黄身を〜残すよ〜、それだけで良い〜、』

「この替え歌、やっと本当の使い所が来ましたね。・・・あの、混ぜる道具・・・泡立て器っていうんですかね、あれあります?」

 

柏原芳恵(かしわばらよしえ)「ハロー・グッバイ」

『🎵あなたは銀のスプーンで〜、お菓子の衣(ころも)をクルクル回す〜、』

「あっ、泡立て器無いからスプーンで混ぜろって事ですか?」

 

アン・ルイス「ラ・セゾン」

『🎵卵と砂糖と〜生地をからめて〜、』

「いや分かるんですけど、スプーンじゃ混ぜにくいんですよ。・・・はぁ、何とか混ざりました。これにまだ何か入れるんですか?」

 

榊原郁恵(さかきばらいくえ)「夏のお嬢さん」

『🎵アイスクリーム!』

「えぇっ!?アイスクリームの天ぷらみたいにするって事ですか?上手くいきますかね?」

 

坂本 九(さかもと きゅう)見上げてごらん夜の星を

『🎵実、揚〜げて〜ごらん〜、』

(坂本 九さんもう亡くなられてますけど、“空想”紅白なんでご了承下さい。)

「うわーっ!アイスがどろどろに溶けましたよ!・・・あ、クックパッドよく見たら、アルミホイルに包んで2〜3時間冷凍してから揚げてくださいって書いてるじゃないですか!」

 

大黒摩季(おおぐろまき)「チョット」

『🎵チョット待ってよ、失敗?』

「明らかに失敗でしょう?レシピちゃんと見てなかったんですから。」

 

 

『分かったよ!スイーツやめだ!』

「自分がミスしたのに何でキレてるんですか?」

『スイーツやめて、カレーにしよう!』

「今からカレーに切り替えるんですか?そんな真逆の方向転換あります?」

 

広末涼子(ひろすえりょうこ)「MajiでKoiする5秒前」

『🎵ずっと前から〜カレーの事〜好きだった〜誰よりも〜、』

「そんなに好きだったんですか。まぁカレー好きアピールする人よくいますけどね。でも余ったフルーツとかどうするんですか?」

 

桜井和寿(さくらいかずとし) (Mr.Children)名もなき詩(うた) 

『🎵ちょっとくらいの余り物ならば〜、残さずに全部食べてやる〜、』

「ちゃんと残さず食べて下さいよ。それにボウルとか洗い物もいっぱいでシンクがあふれかえってますし。」

 

藤井(ふじい)フミヤ「TRUE LOVE」 

『🎵あふれ返る〜と、いつも君〜が、洗ってくれた〜、』

「分かりましたよ、私が洗えば良いんでしょう?・・・それは良いとして、カレーの材料は?」

 

斉藤由貴(さいとうゆき)「土曜日のタマネギ」

『🎵さよならニンジン、ポテト〜、お鍋の底にお入り〜、』

「ニンジンとじゃがいも用意してたんですね。歌が少々マニアックなのが気になるけど。」

 

三木道三(みきどうざん)「Lifetime Respect」

『🎵山椒(さんしょう)一緒に煮てくれや!甘ったるいだけのカレーなら要らない〜、』

「山椒も一緒に煮るんですか?辛くなり過ぎないですかねぇ?」

 

倖田來未(こうだくみ)「キューティー・ハニー」

『🎵イヤよ、イヤよ、イヤよ煮詰めちゃイヤ〜、カリーフラッシュ!』

森三中の黒沢さんみたいになってますけど。それより味見しなくていいんですか?」

 

早見優(はやみゆう)夏色のナンシー

『🎵濃いかな〜?濃いんじゃな〜い?まぁいいかな〜?まぁいいんじゃな〜い?』

「味見適当だなぁ。あっ!まだメインの具材入れてないですもんね。そうそう、メインの具材何入れるかで味も変わりますよ。で、メインは何を?」

 

森友嵐士(もりともあらし) (T−BOLAN)「離したくはない」

『🎵こんな良い〜エビで〜す、エビだ〜、』

「うわぁー大きい!伊勢エビですか?これは楽しみだなぁ。早速調理しましょうよ。」

『🎵さわり〜たくはない〜、』

「触れないんですか?甲殻類アレルギーとかじゃないでしょうね?・・・仕方ない、じゃあ代わりに私が・・・うわっ!このエビ、生きてますよ!」

 

玉置浩二(たまきこうじ)「田園」

『🎵生きているんだ〜、それで良いんだ〜、』

「生きたままのエビ、カレーに入れます?・・・あぁっ!掴もうとすると暴れるんですけど。」

『🎵それでもその手を離さ〜ないで、』

「自分は触れもしないくせに・・・。あっ、しまった!暴れるからエビの触角にコンロの火が着いて、油に燃え移っちゃった!」

 

BoA aaa―ッ!!

「いやBoAさんの名前、効果音みたいに使わないでください!」

 

(ごう)ひろみ「GOLDFINGER’99」

『🎵アッチッチ〜、アッチ〜!燃えてるんだろうか〜?』

「聞かなくても燃えてるの分かるでしょ!何とかして火を止めてください!」

 

浜崎(はまさき)あゆみ「Boys & Girls」 

『🎵火がつき出した〜油を誰〜が、止める事など〜出来る〜だ〜ろっ!

「いやライブバージョンのノリで唄ってる場合じゃないです!何で料理の時って毎回火事になるんだろう?・・・あっ!エビが逃げて行きますよ!追いかけなくて良いんですか?」

 

沢田研二(さわだけんじ)勝手にしやがれ

『🎵行ったきりなら幸せになるが良い〜、戻る気になりゃいつでもおいでよ〜、』

「エビは戻る気にはならないでしょうね・・・。」

   ・

   ・

   ・

 (10分後)

「あぁ、何とか火を消せて良かったー。・・・エビには逃げられましたけど、カレー残ってますよ。あっ、でも急にカレーに切り替えたからご飯も炊いてないなぁ。」

工藤静香(くどうしずか)「抱いてくれたらいいのに」

『🎵炊いてくれたら〜いいのに〜、』

「いや今から炊いてたら間に合わないでしょ?何か代わりに入れる物無いんですか?」

 

秦 基博(はた もとひろ)ひまわりの約束

『🎵そば、入れ〜たいよ〜、シメの鍋に出来る物が〜、そこにあるか〜ら〜、』

「なるほど、カレーそばにするんですね。」

   ・

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   ・

  実食!

「あれ?なんかこのカレー甘ったるいですよ。やっぱり味見適当だったからなぁ。カレー粉って何使ったんですか?」

西城秀樹(さいじょうひでき)

『🎵ハウス・バーモントカレーだよ〜、』

「そりゃ甘くなるわ!」

西城秀樹さんもう亡くなられてますけど、“空想”紅白なんでご了承下さい。)

 

いやひどいなぁ、これじゃあ読者の方々も参考にならないじゃないですか!?

 

槇原敬之(まきはらのりゆき)「もう恋なんてしない」

『🎵もう料理作りたいなんて〜、言わないよ絶対〜、』

 

「本当にもう二度と言わないで下さいね!」

『でもノーペアネームの歌手も良い歌いっぱい唄ってるっていうのは伝わっただろ?』

「多分それも伝わってないと思いますよ、ほとんど替え歌だったし・・・。」

『よし!これが本当の最後だ。ちゃんとしたカレー作ろう!』

「えっ?どんなカレー作るんですか?」

 

m.c. A・T「Bomb A Head!」

『🎵ボンカレー〜!ボンカレー〜!』

『いや3分間待つだけやん!』

 

えーという訳で第8回“空想”紅白(スイーツ)歌合戦、もうスイーツでもなくなりましたが、16人対15人で白組のほうがわずかに多かったので、白組の勝利という事にしたいと思います。(BoAさんはカウントされていません。)

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

 

『おせちも良いけど、カレーもね!』

「まだ終わってなかった!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。