“アルファベットネーム”とは?
今年、当ブログの記事に新しく登場した“アルファベットネーム”という名前タイプ。
今後も度々登場する事になると思いますので、どういう名前か一目で分かる様ここで改めて解説しておきたいと思います。
◉なぜ“アルファベットネーム”なの?
ではアルファベットネームとはどんな名前なのか、
歌手の矢沢永吉さんを例に挙げて説明させて頂きます。
ひらがなで書くと やざわ えいきち となり、
アルファベットのA(エイ)という音が入っている事が分かります。
ビートたけしさんはB(ビー)、
椎名林檎さんはC(シー)、がそれぞれ入っていますね。
この様なお名前を“アルファベットネーム”と呼びます。
◉その特性(適性)は?
文字を学ぶ時に最初に覚える言葉“あいうえお”や、音楽で最初に覚える言葉“ドレミファソラシド”と同等に、英語で最初に覚える言葉がA・B・Cから始まるアルファベットです。
今や日本の文化に英語は浸透し、昔よりも幼い頃から英語に触れる様になった事でしょう。子供の頃に覚えたアルファベットと同じ音を持つ名前にも、どこか親しみを感じるのではないでしょうか。
他にAが入る方は奥田瑛二(おくだえいじ)さんや吉田栄作(よしだえいさく)さん、
狩野英孝(かのえいこう)さんや小池栄子(こいけえいこ)さんなどが。
Bが入る方は佐藤B作(さとうビーさく)さん、
Cが入る方は椎名桔平(しいなきっぺい)さん、THE YELLOW MONKEYの吉井和哉(よしいかずや)さんなどがいらっしゃいます。
Bはさすがに個人名では少ないですが、グループ名では
B'zやAKB48も“B”が付きますし、
お笑いでは80年代の漫才ブームを牽引したB&Bやツービートも入ります。
それに何と言ってもビートルズも「ビー」が入る名前ですから。
A・B・Cより後のD以降になると、
Dはディーン・フジオカさん、
Eは飯島直子(いいじまなおこ)さんなど、
Fは?・・・、と極端に減ってしまいます。
それでも愛=“I”や優=“U”など日本語にもある音だと、
“I”は哀川翔(あいかわしょう)さんを始め、
相川七瀬(あいかわななせ)さん、AIさん、aikoさん、あいみょんさんなど女性アーティストに多く見られます。
五十音でも“あい”は最初にくるのでカラオケの歌本でも調べやすいというメリットがありました。(『デンモク』などタッチパネル式リモコンが浸透する前の話です。)
“U”は“ゆうゆうネーム”と重複するのでこちらをご覧ください。
あと“K”は今大人気の俳優田中圭(たなかけい)さんや、
“エアーK”の異名を持つ錦織圭(にしこりけい)さんなどがいらっしゃいます。
“O”も日本語の“大(おお)”と同じ音なのでたくさんいそうですね。
まぁ名前に関する“よもやま話”として、皆さんも探してみたら
「あっ!こんな人もいる!」なんて楽しんで頂けるんじゃないかと思います。
注:この内容は随時、追記・修正する事があります。
この様に画数ではなく母音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。