勝手にお名前診断 (第20回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第20回目の今日は笑福亭鶴瓶さんです。
ローマ字で書くと SHOFUKUTEI TSURUBE
ひらがなで書くと しょうふくてい つ る べ となります。
(まれに“つるべい”とか“つるびん”と読み間違える方がいるので念のため)
今回までのクイズやお名前診断に何度も登場した“なめらかネーム”でもなければ、“リターンネーム”でもありません。
「名前の法則」で重要なポイントとなる2箇所の母音が違うのです。
①苗字の最後の文字「い」と下の名前の最初の文字「つ」
②苗字の最初の文字「しょ」と下の名前の最後の文字「べ」
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から
“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームの特徴は「不安定」になるという事でした。
鶴瓶さんは若い頃(アフロヘアーだった頃)から関西では大人気のタレントでしたが、東京(全国区)への進出には何度も失敗した苦労人です。
ようやく全国的に知名度が上がってきたのは四十代に入ってからだったでしょうか。
もうここ何年かは、司会業はもとより俳優としての仕事もこなし、安定期に入っている感があります。
もはや「大物」と呼ばれる域に入ってきました。
しかし、何故か大物らしさ、風格のようなものが感じられないというか、オーラとかカリスマ性も薄いというか、高級感がないというか、見た目もハンサムでもなければスマートでもないし、頭も薄いし、(もうただの悪口になってきたのでこの辺で止めておきましょう。)
要するに世間の評価が低いんです。(後輩タレントからも)
そのせいで番組の共演者である
松嶋尚美(まつしまなほみ)さんからは友達感覚で喋り掛けられたり(同じ事務所の大先輩なのに)、
中居正広(なかいまさひろ)さんからは「つるべ」と呼び捨てにされたりしています。
もう何十年も頑張ってきて、ようやく全国的に有名なタレントになったと思ったら、後輩からも馬鹿にされる立場。これもノーペアネームのせいなのでしょうか?
それでも持ち前の、人の心を掴むような話術でNHKの「家族に乾杯」も好視聴率を記録するなど、高い年齢層からの好感度はどんどん上昇しています。
実はその秘密が、本名に隠されていました。
鶴瓶さんの本名は駿河学(するがまなぶ)といい、上記の2箇所の母音がそれぞれ同じ“ツーペアネーム”の、非常に良いお名前なのです。
だからリターンネームの話しの上手さと、なめらかネームの人気運を兼ね備えていて、学生時代はクラスの人気者だったそうです。(本人談)
俳優としての演技力も、持って生まれたなめらかネームの俳優向きの特性が活かされているのかも知れません。
ただほとんどがバイプレイヤー(脇役)なんですけどね。
まあ本職が落語家なので“笑福亭”は名乗らざるを得ないところですが、一度本名で活動されてみてはいかがでしょうか?世間の評価もグッと上がる、かも知れません。
・・・とは言ってもこの記事をご本人が目にする事はないでしょうし、もし目にしたら私は間違いなく怒られるでしょう。
ちなみに現在、長男の駿河太郎(するがたろう)さんが俳優として活動されています。
やはりなめらかネームなので、お父さんの後を継いで落語家やタレントになろうとはせず、俳優の道を選んだんですね。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。