矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

神木隆之介さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第77回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第77回目の今日は神木隆之介さんです。

このお名前は本名だそうです。

 

「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、

分かりやすくする為にローマ字にしてみましょう。

 

           か み き りゅうのすけ

ローマ字で書くとKAMIKI  RYUNOSUKEとなります。

 

苗字の最後の文字「き」と、下の名前の最初の文字「りゅ」、

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「け」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。

 

神木隆之介さんもその名前の力を存分に発揮しています。

 

子役としてCMなどに出演していた神木隆之介さんは6歳の頃、中居正広(なかいまさひろ)さん主演の「グッドニュース」でドラマデビューを果たします。

その後も大河ドラマなどに出演して名子役との評判が高まると、実写の邦画では歴代興行収入第1位の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」にも出演します。

更に12歳の頃には「妖怪大戦争」に主演、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞するなど、子役時代すでに輝かしい経歴を手に入れていました。

 

◉子役がぶつかる壁

 

昔から芸能界では「子役は大成しない」というジンクスがあり、子供時代に有名になった人ほど、大人になるにつれて魅力が薄れ、次第に芸能界からも消えていくというケースが多かったのです。

ここでお名前を挙げるのは失礼かとも思いますが、

古くは「ケンちゃんシリーズ」の

宮脇康之(みやわきやすゆき)(現:宮脇健)さんや

おしん」で有名になった小林綾子(こばやしあやこ)さん、

“ガンバレ!玄さん”の間下(ました)このみさんや

崖の上のポニョ」の主題歌でも知られる大橋(おおはし)のぞみさん、

そして“子供店長”の加藤清史郎(かとうせいしろう)さんなどといった方々が、ジンクス通り活躍の場を失っていきました。

(5人の内2人がリターンネーム、残り3人はノーペアネームです。)

その大きな要因は、中学生から高校生へと成長期を迎えて顔だちや雰囲気も変わってしまい、世間が抱いているイメージとのズレが生じるからでしょう。

神木隆之介さんも中学生から高校生へと正念場を迎えるのですが、ジンクス何処吹く風とばかりにコンスタンスに映画やドラマに出演します。

何より大きかったのは主演した映画「桐島、部活やめるってよ」が、口コミで面白いと評判になりロングラン上映された事だったでしょう。“俳優”神木隆之介の地位を揺るぎないものとしたのです。

(他にジンクスを破ったと言える方はツーペアネームの杉田(すぎた)かおるさんやフォーカードネームの芦田愛菜(あしだまな)さんなどですが、やはりこのジンクスを破るには“役”の強い名前が必要かと思われます。)

 

◉声優としても・・・

 

俳優デビューから間もない頃にスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」で声優としてもデビューしていました。その後もジブリ作品には「ハウルの動く城」や「借りぐらしのアリエッティ」にも出演しています。

また細田守(ほそだまもる)監督の「サマーウォーズ」では声優で初の主演を務めました。

そして新海誠(しんかいまこと)監督の「君の名は。」でも主演に抜擢されて映画は大ヒットします。

これで歴代邦画興行収入ランキングTOP3の「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「ハウルの動く城」に全て出演した事になり、声優としても確固たる地位を築くのです。

 

最近ではauの「意識高すぎ!高杉くん」シリーズや、宝くじ「BINGO5」など、CMでも活躍しています。

もう26歳になる彼ですが、なめらかネームの俳優がどちらかと言うとアクの強い(藤原竜也(ふじわらたつや)さんや山田孝之(やまだたかゆき)さん、綾野剛(あやのごう)さんなど)タイプが多いのに対し、まだ学生役を演じても違和感の無い爽やかさを保っています。

そう考えると子役時代の延長がまだ続いているようにも思えてきますが、彼の本当の正念場はもっと大人になって、渋い演技が求められる様になってからという事になるのでしょうか?

いずれにせよ子役から俳優、声優、CMと、やはりロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」んですねぇ。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。