矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

レスラー・格闘家の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「さぁ、今週も“空想”紅白歌合戦の・・・」

『元気ですか!?』

「あーびっくりした〜、何ですかいきなり。」

『元気があっても何も出来ない!そんな今だから紅白も延期しよう!』

「いやそんな今だからこそ歌で気分を上げて・・・」

『だから、紅白も無観客だと盛り上がらないから先送りにして、今日のところはこっちのクイズやっとこう。』

「何ですかコレ?」

 

えー早速ですがクイズです。

大仁田厚小川直也棚橋弘至

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はレスラー・格闘家編です?

「いや私格闘技とか詳しくないんですけど・・・」

『いいから、とにかく続けて。』

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

大仁田厚=ONITA ATSUSHI

小川直也=OGAWA NAOYA

棚橋弘至=TANAHASHI HIROSHI

 

ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。

 

『1、2、3、ダーッ!』

「猪木さん、関係ないですよね?」

『いいからいいから、今日はもう勢いで誤魔化そう。』

「勢いで誤魔化す?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じという点です。

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

 

“なめらかネーム”は身体の発育を促進する特性があると思われ、野球選手でも4番を任されるパワーヒッターや、40歳近くまで現役を続けられる身体の丈夫な選手が多いことから、格闘家でも強い選手がいるのではないかと調べたところ、この3人の名前が浮かび上がったのです。

「へぇ〜、ちゃんとしたレポートになってるじゃないですか。」

『だろ?俺だってやれば出来るんだよ。』

えー国会議員にもなった大仁田厚(おおにたあつし)さんを始め、

小川直也(おがわなおや)さん、

『ハッスル、ハッスルー!』

「何ですかそれ?」

『知らないのかお前、小川直也が試合前にやってた・・・』

「ハッスルーって、なんかダサくないですか?」

『コラ!思ってても言っちゃいかん!』

えー現役では棚橋弘至(たなはしひろし)選手と、クイズで紹介した3人の他にも・・・

「まえだにちあきさん?」

『あきら!それであきらって読むんだよ!』

あー!前田日明(まえだあきら)さんや

桜庭和志(さくらばかずし)さんといった伝説のレスラーに加え、

オカダカズチカ選手など、格闘技に詳しくない人でも知っている有名選手が軒並みなめらかネームなのです。

「いや私知らないですけど・・・」

『お前が知らなさ過ぎなんだよ!』

あと初代タイガーマスク佐山聡(さやまさとる)さんや

3代目の金本浩二(かねもとこうじ)さん?

「2代目は?」

『2代目はなめらかネームじゃないからいいんだよ!』

他にも神取忍(かんどりしのぶ)さんなどがなめらかネームです。

『色が違う!神取忍は女だ!』

「えっ!?あの金髪ショートヘアーの人、女性なんですか!?」

『今日イチ驚いてるだろお前、ああ見えて女だ。限りなく男に近いけど女だ。』

「へぇ〜、勉強になりました。」

 

えーっと、格闘家と言えば柔道も格闘技ですよね?

「柔道って格闘技に入るんですか?」

『いいから、細かい事気にすんなって!』

道家でも有名な方はなめらかネームが多いんです。

ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得し、今や日本オリンピック協会会長となった

山下泰裕(やましたやすひろ)さん、

アトランタシドニーアテネと、オリンピック3連覇を達成した

野村忠宏(のむらただひろ)さん、

現役ではリオデジャネイロで金メダルを獲得した

大野将平(おおのしょうへい)選手、

ベイカー茉秋(ましゅう)選手などです。

ベイカー茉秋選手もなめらかネームに入れるんですね。」

カールスモーキー石井みたいなもんだろ?』

「いやよく分かんないですけど・・・。」

『いいから次いけ!次!』

 

ついでに元ボクサーの赤井英和(あかいひでかず)さんや、

「ついでにって何ですか!?」

『なめらかネームは俳優運もある名前なので、引退後は俳優としても活躍されましたよね。とか言っときゃいいから。』

ラグビー選手の大畑大介(おおはただいすけ)さん、

「流石にラグビーは球技だから入れちゃ駄目でしょ!?」

『去年のワールドカップで盛り上がってた時、「まるで格闘技ですね。」って誰か言ってたぞ。それに身体デカいからいいだろ?』

「そういう事じゃないと思うんだけどなぁ。」

あと女子レスリングでは“霊長類最強”と言われた

吉田沙保里(よしださおり)さんもなめらかネームです。

 

『よーし、これだけ名前出しときゃ充分だろ?』

「なんか名前の羅列みたいになってませんか?もっと選手ごとの詳しいデータとかあったほうが・・・」

『格闘技に詳しい人が見たら「おぉ!この人もそうか!」ってなるから名前だけで良いんだよ。それに・・・』

「それに、何ですか?」

『実は俺も格闘技あんまり詳しくないんだよ。』

「えーっ!じゃあ何でこんな記事持ち込んだんですか!?」

『つなぎだよ、繋ぎ。』

「つなぎ?」

『ホラ、2週連続で紅白やっただろ?だから替え歌がネタ切れになっちゃって・・・』

「ハア!?それで詳しくもないのに格闘家特集なんてやったんですか?」

『1回で10曲も20曲も出したら、そりゃネタ切れもするだろ!?』

「だから替え歌はあなたが勝手にやってる事だから、無けりゃ無いでいいんですよ!」

『そんな事ないって、今やこのブログに替え歌は欠かせないんだって。・・・だから紅白は来週まで待ってくれ。』

「何で替え歌待ちみたいになってるんですか!?」

『という訳で、また来週“第3回紅白歌合戦”でお会いしましょう!』

「勝手に締めないでください!」

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

「紅白は来週で良いとして、明日どうするんですか?」

『2、3曲適当に見繕っとくよ。』

「だから無くても良いんですって!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。