「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
早速ですがクイズです。
この3組の名前の共通点は何でしょう?
今大人気の人たちばかりですね。
『何か若いヤツらの気を引こうとしてんじゃねぇのか!?』
「そ、そんな事ないですよ!」
『ホントに共通点なんてあんのか?字面もひらがな・漢字・横文字で全部違うし。』
「まぁ今回は気楽に見てください。」
ヒント1:今回母音は関係ありません。
『こんばんは〜、あいみょんでーす。え〜、藤井フミヤさんからバトンがまわってきたので、私も唄いたいと思いまーす。「マリーゴールド」聴いてください。』
「あ!そう言えば先週あいみょんに繋げるって言ってたな!」
(分からない方はこちらをご覧ください。)
『🎵ふ〜じわらの〜坊主あた〜まが、ゆでタマゴの〜ように見〜える、』
「坊主頭の藤原さんて、もしかして・・・?」
『4月27日に71歳の誕生日を迎えた、藤原喜明組長に捧げる歌でした!』
「いや軽くディスってるじゃないですか!だいいち、あいみょん藤原組長知らないでしょ!?」
ヒント2:髭男とKing Gnuはこのままだと分かりにくいので、カタカナに変換してみましょう。
髭男 =ヒゲダン、
King Gnu=キングヌー ですね。
『ヒゲダンかぁ、思い出すなぁ加トちゃんと志村けんの名コンビ・・・』
「それは“ヒゲダンス”です!」
『そうか、もう見れないのか・・・やっぱり高木ブーが先に逝くべきだったよな?』
「怒られますよ。」
あいみょん・ヒゲダン・キングヌー。
これで分かりやすくなったと思います。それではお考えください!
『おっ!シンキングタイムだな?それでは聴いてください、「フリテンだー。」』
「「Pretender」です!麻雀の歌じゃないんですから。」
『🎵酸っぱい!キミの、梅干し弁当はもう食えない〜、』
「いま時“梅干し弁当”は愛されてない証拠でしょ?」
『🎵他〜にお〜かずもない〜、でもって、コ〜メ硬い〜のさ、』
「何か悪い事したんじゃないですか?」
『🎵その髪に、触れただけで嫌ーっ!イヤーっ!いやいや〜!嫌ーっ!イヤーっ!いやいや〜!』
「ただ単に嫌われてるんですよ!」
えークイズで紹介した3組以外で同じタイプを紹介しますと、
グループ名では
SMAP=スマップ、
SPEED=スピード、
スピッツなど。
個人名では
“イチロー”や“マツジュン”、“トシちゃん”なども該当します。
『“マッチ”は?』
「該当しません。」
ヒント3:文字ではなく音節で考えてください。
『またシンキングタイムか?仕方ない、あとはキングヌーだな。』
「唄えるんですか?」
『🎵マッサージにえらくハマって、人生 道から外れようが〜』
「嫌な予感するなぁ。」
『🎵へばりついて離れない、ローションの愛撫で〜イキてぇ〜んだ〜』
「後半1番と2番が混ざってる・・・いやそんな事より下ネタじゃないですか!」
『キングヌーで「白目(しろめ)」、聴いて頂きました〜。』
「いやイッちゃって白目むいてる、って歌じゃないんですよ!「白日(はくじつ)」です!“目”じゃなくて“日”!」
『え?ホントだ!一本足りないや。』
「足りないんじゃなくてあなたが勝手に足してるんですよ!」
えー皆さんもうお分かりですかね。では正解を発表しましょう。
正解は「3音節」という事です。
音節とは声に出して発音できる最小単位の事を言います。
例えば「ヒゲダン」をローマ字で書くと「HIGEDAN」になります。
この場合「HI・GE・DAN」と、3音節になります。
撥音(「ん」)や促音(小さい「っ」)、拗音(小さい「ゃ・ゅ・ょ」)や長音(「-」)などの単独で発音できない文字は前の文字と合わせて1音節となるので、音節には数えられません。
例えば「あいみょん」をローマ字で書くと「AIMYON」になり、これを発音できる最小単位で分けると「A・I・MYON」と3音節になります。小さい「ょ」も「ん」も「み」と合わせて1音節となるのです。
他の例を見ても
キングヌーはキン・グ・ヌー、
スマップはス・マッ・プ、
スピードはス・ピー・ド、
スピッツはス・ピッ・ツ、
イチローはイ・チ・ロー、
マツジュンはマ・ツ・ジュン、
トシちゃんはト・シ・ちゃん、
と、全て3音節になりますね。
『嵐やTOKIOも3音節だろ?』
「うーん、確かにそうなんですけど、文字で見た時に4文字以上あるほうが良いようですね。」
『うん?あ・ら・し、ト・キ・オ、3文字だなぁ。』
「つまり撥音や促音などの、単独で発音できない文字があるほうが良いみたいですね。」
『何だよさっきから“良いよう”とか“良いみたい”とか、無責任な言い方ばっかりだな!』
「だってコレ、私が発見したんじゃないんですもん。」
『何だって!?』
「随分前から言われてる『ヒット商品を生み出す法則』らしいですよ。」
『そんな他人が見つけた法則をこのブログで発表したのか!?』
「まぁたまには良いじゃないですか?」
『良かぁないよ!ある意味パクリじゃないか!?』
「パクリじゃなくてオマージュです!・・・あれ?どっかで聞いたようなセリフだなぁ。まぁ良いや。とにかく、あいみょんとかキングヌーとか、今流行ってる人達の名前が“母音”では法則に当てはまらないから、“音節”のほうかなと思っただけですよ。」
『仕方ない、今回だけだぞ。』
「任せてください“ヒゲダン”だけは当てはまる法則見つけたんで、明日発表します。」
この様に画数ではなく母音や音節に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
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『米津玄師(よねづけんし)も略して“ヨネケン”だから3音節だな。』
「そんな風に呼ぶ人いません!」
ではまた次回をお楽しみにー。