勝手にお名前診断 (第15回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第15回目の今日は明石家さんまさんです。
ローマ字で書くとAKASHIYA SANMAとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
また、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「ア」である事もよくわかります。
この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
つまり明石家さんまさんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。
更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、
このタイプのお名前を、トランプの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。
芸能界でも極めてまれなタイプですが、長く活動されている方が多いんです。
(歌手では五木(いつき)ひろしさんや
岩崎宏美(いわさきひろみ)さん、
俳優では宝田明(たからだあきら)さん、
そして樹木希林(きききりん)さんもそうでした。
おまけに井森美幸(いもりみゆき)さんも“まだ、誰のものでもありません”)
まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強いという事です。
さんまさんはかつて主演したドラマ「男女7人夏物語」が高視聴率を記録し、続編「男女7人秋物語」まで制作されました。当たり役やヒット作に恵まれる名前なのです。
なめらかネームのもう一つの特徴に、昨日の記事でも触れましたが、男性は司会者に向いているという傾向があります。
「さんま御殿」や「お笑い向上委員会」のように10人も20人ものタレントを相手に、ほぼフリートークで進行出来る人は他になかなかいないでしょう。
そしてリターンネームの特徴は、話しが上手い(面白い)のでバラエティーに強い事です。
何せこの方はよく喋ります。ラジオのDJは普通、合間に曲をかけますが、さんまさんは曲をかける間も惜しんで喋り続けています。
テレビの収録も1時間番組なのに2時間も3時間も喋るそうです。誰に頼まれた訳でもなく・・・。
明石家さんまというお名前はもちろん芸名で、本名は杉本高文(すぎもとたかふみ)さんだそうです。
本名はなめらかネームでもリターンネームでもありませんが「たか」という音が入っています。
この、名前に「たか」が入るお笑い芸人の方は
石橋貴明(いしばしたかあき)さんや
岡村隆史(おかむらたかし)さん、
藤井隆(ふじいたかし)さんなど、他の人と同じようにバカバカしいことをやっていてもなぜかリスペクトされてしまうという傾向があります。
特に藤井隆さんは吉本新喜劇の一座員からスタートし、ほぼ下ネタに近いギャグでブレイクしたのに歌を出すとヒットするなど、いつのまにか全国区のタレントになりました。
そんな効果がある「たか」のお陰か、さんまさんも学生時代からクラスメートを笑わせる為にバカな事ばかりやっていましたが、クラスの、いや学校中の人気者だったようで、バレンタインには女子から大量のチョコレートを貰っていたそうです。
ちなみにタモリさんの本名である森田一義というお名前も「たか」が入ります。
もりたかずよし・・・ホラ、「たか」が入っているでしょ。
まあ芸能界に入って45年、「明石家さんま」として生きてきた人生のほうが遥かに長いという事で、もう一度芸名の話に戻しますと「さんま」という名前が非常に良かったんじゃないかと思います。
何故なら後輩タレントが呼ぶ時に「さんまさん」と、短い中に“さん”が二度も入るので非常に呼びやすくなるからです。
リズム的にも「タンタタン」という感じになり、後輩やファン(かなり年下の世代)からも呼びやすいので、今も高い人気を維持しているのだと思われます。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。

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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。