矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

【特別企画】第5回“空想”紅白(料理)歌合戦(替え歌あり)

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「さぁて、週末恒例のクイズといきますか。」
『ちょっと待ったー!!』
「どうしたんですか?有作さん。」
『先週のリベンジをさせてくれ!』
「また紅白“料理”歌合戦ですか?」
『このブログの読者の主婦も、料理の参考にしたいって心待ちにしているからな!』
「前回のは参考にならないでしょ?」
『それに前回はお前がよく言ってるこの説の・・・

“なめらかネーム“の女性歌手は
 恋愛とは無縁のスケールの大きな歌を唄う、男勝りな方が多い
“リターンネーム“の男性歌手は
 優しい歌を唄う、やや中性的な方が多い

なめらかネームの女性歌手の女性らしい一面を引き出す事に集中し過ぎて、リターンネームの男性歌手の男らしい部分を引き出せていなかった!』
「女性らしい一面も引き出せてなかったですけどね。」
『それはホラ、前回の平均年齢が高かったから。』
「出演者のせいみたいに言わないでください!」
『そこで今回はグッと年齢層下げて、前回出場出来なかったフレッシュなメンバーを揃えたから。』
「まぁ条件に合う方で、まだ出てない方たくさんいますからね。」
『それに前回はまだ緊急事態宣言が解除されてなかったから買い物にも行けず、満足のいく材料を揃えられなかった!』
「材料の問題じゃなかったと思うんですけどねぇ。」
『もう関東1都3県と北海道以外は解除されたから、買い出しに行って思う存分材料を揃えられる!』
「それにしても我々がいるココってどこの設定なんですかね?」
『そんな事はどうでもいいから、早速買い出しに行くぞ!』
「えー?そこから始めるんですかー?」
『料理は材料選びからだろ!?』
「言ってる事はまともなんだけどなぁ・・・。」
『いいから、買い物行く道中でルール説明しろ!』

 

えー前回に引き続き男性はリターンネーム、女性はなめらかネームである事が出場条件です。
両方の要素を兼ね備えているツーペアやフォーカードの場合、男性は白組、女性は紅組に参加して頂きます。
詳しくは「各名前タイプの説明」をご覧下さい。
あと、前回出場した方は基本出ませんが、出る場合は前回と違う曲で参加して頂きます。

前回の出場者はこちらでご確認ください。 

blog.housoku.work

「これでいいですか?ケン・コウコツ先生。」
『おう、ケン・コウコツではありません。』
「え?違うんですか?」
『私、中国から来た陳 健汁(ちん けんじゅう)です。』
「“いち”じゃなくて“じゅう”?私の知ってる“鉄人”と違うなぁ。」
『日本人の友達からはけんちん汁(じる)と呼ばれてます。』
「でしょうね!いや結構バカにされてますよそれ。・・・大丈夫かなぁ?・・・まぁいいや、それじゃあ第5回“空想”紅白(料理)歌合戦、始めましょうか。」

「では陳先生、今日の献立は?」
木村(きむら)カエラ「Butterfly」
『🎵サバフライ、今日は〜今までの〜、どんな〜料理より素晴らしい、』
「素晴らしいサバフライですか?これは楽しみですねぇ。他には?」
島谷(しまたに)ひとみ亜麻色の髪の乙女
『🎵甘エビと〜生のカニを〜、皮でや〜さしく包む〜、』
「海鮮餃子みたいな感じなのかな?中華料理にありそうですよね。」
笠置(かさぎ)シヅ子「買い物ブギ」
『🎵何はともあれ買物はじめに魚屋さんへと飛び込んだ、カニに平目にかつおにまぐろにエビにサバ・・・
「え?そんなに買うんですか?・・・て言うか、フレッシュなメンバーって言いながら笠置シヅ子さん出てますけど・・・。」
笠置シヅ子さんもう亡くなられてますけど、“空想”紅白なんでご了承下さい。)
・・・ちょうど隣は八百屋さん、トマトにセロリにパクチーに、キューリに白瓜(しろうり)ボケなすかぼちゃに・・・何がなんだかさっぱり判らず、わしそんなによう買わんわ〜、』
「必要なものだけで良いんですよ!」
野口五郎(のぐちごろう)「コーラス・ライン」
『🎵コールスロー、無い〜?』
コールスローって、出来合えのサラダですよね?楽しようとしてません?」

 

さあ、帰ってきましたー。材料は全部揃いましたね?
氷川(ひかわ)きよし箱根八里の半次郎
『🎵まだねったら、まだね〜、』
「えっ?まだこの他にも何か用意してあるんですか?」
南野陽子(みなみのようこ)「話しかけたかった」
『🎵持ち寄って〜ナベにかけたかった〜、』
「何ですかこれ?動物のツノみたいですけど・・・?」
井上陽水(いのうえようすい)「リバーサイド・ホテル」
『🎵牛の角(かどつの)から素敵なダシが出る〜、』
「本当ですか!?先生それはレシピ本か何かで研究されたんですか?」
宮本浩次(みやもとひろじ)(エレファントカシマシ「悲しみの果て」
『🎵レシピ本の中に〜何があるかなんて〜、俺は知らない〜見た事もない〜、』
「さすが先生!レシピ本なんか見なくても料理出来るって事ですね。
(陳 健汁先生は独自の調理法を研究されています。あまり参考になさらないでください。)じゃあ水を張ったナベをコンロにかけましょう。』
土屋(つちや)アンナ「Switch On!」
『🎵スイッチオン!』
「うわぁー気合入ってますねぇ。あ、サバを揚げる前にダシで下味を付けるって事ですか?その一手間が美味しさの秘訣なんでしょうねぇ。・・・おや?こちらのフライパンは・・・?」
西田敏行(にしだとしゆき)「もしもピアノが弾けたなら」
『🎵もしも〜油が〜、ひけたなら〜、』
「え?油ひけないんですか?私やりますよ。・・・熱っつ!!・・・あ、このフライパン、取手部分がむき出しの古いタイプじゃないですか!」
鳥羽一郎(とばいちろう)「兄弟船」
『🎵型は〜古いが〜コゲには〜強い〜、』
「はぁ、先生が使い慣れたフライパンなんですね?なるほど、先生は持ち方を心得てるから熱くないんだ。で、何を炒めてるんですか?」
浜田麻里(はまだまり)Return to Myself〜しない、しない、ナツ。」
『🎵しんなり〜しんなり〜、ナス〜、』
「ほう、ナスですか。しんなりするまで炒めるんだ。で、次は何を?」
甲本(こうもと)ヒロト (THE BLUE HEARTS)「情熱の薔薇」
『🎵上ロースと、真っ赤なバラと〜むね肉、炒めよう〜、』
「上ロースが牛で、バラが豚で、むね肉が鶏だから・・・肉の三役揃い踏みじゃないですか?どれか1つでいいでしょ?(ケン先生にも言ったなぁこれ。)そうだ!バラ肉でナスを巻くってのはどうですか?」
山下智久(やましたともひさ)抱いてセニョリータ
『🎵巻いて、巻いて、巻いて、セロリ〜も、』
「あー、細く切ったセロリも一緒に巻くんですね?」
清水依与吏(しみずいより)(back number)「高嶺の花子さん」
『🎵巻きたいんだ、今すぐその〜缶から〜、海苔出して来てく〜れないか?』
「海苔も巻くんですか?あ、そうこうしてる内にフライ用の油が良い温度になってきましたよ。」
鈴木聖美(すずききよみ)「TAXI」
『🎵パクチ〜を素で揚げて〜、』
パクチーを油で揚げるんですか?何も付けずに?」
宮沢和史(みやざわかずふみ)(THE BOOM「風になりたい」
『🎵天ぷらじゃなくても〜、唐揚げじゃなくても〜、』
「確かに素揚げだからどっちでもないのか。じゃあサバも揚げて行きましょうかね?これで野菜の豚バラ巻きと、サバフライと・・・あと海鮮餃子か。カニはどうします?」
アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」
『🎵捌(さば)いて〜この毛ガニ〜、』
「え?料理人なのに、まさかの甲殻類アレルギーですか?まぁいいです、私捌きますよ。あと甘エビを皮で包むんでしたね。・・・おっ!今回はどれもちゃんとした料理になりそうですねぇ?」
江口洋介(えぐちようすけ)「恋をした夜は」
『🎵全てが上手くいきそうで〜、』
「いや本当ですよ。(前のケン先生ひどかったからなぁ)これは食べるのが楽しみになってきたなぁ。」

実食!

「それでは、いただきまーす!」
芦田愛菜(あしだまな)マル・マル・モリ・モリ!」
『🎵マルマル、モリモリ、みんな食べろよ!』
「じゃあこの野菜の豚バラ巻きから・・・ウン!美味しいですよコレ!」
一青窈(ひととよう)「もらい泣き」 
『🎵美味しいのは、タ〜レです〜、』
「いやいやご謙遜を。(まぁ良い肉使ってるしなぁ)じゃあ次、サバフライいきますね。・・・うん、これもなかなか・・・イタっ!・・・何か刺さりましたよ!」
山村隆太(やまむらりゅうた) (flumpool)君に届け 
『🎵小骨〜、いや小骨〜、君に言えずにいた〜、』
「ちゃんと小骨取ってなかったんですね?まぁでも牛の角のダシが効いてるせいか美味いなぁ。先生ももっと食べてくださいよ。」
岸田敏志(きしださとし)「重いつばさ」
『🎵要らない〜、もう要らない〜、』
「ひょっとしてパクチー苦手ですか?苦手な物多いなぁ。あ、でも満足そうですね?」
持田香織(もちだかおり) (Every Little Thing)For the moment
『🎵これほどに〜料理好きになる〜事、今まで〜無かったから、』
「いやー本当!私も正直ここまで出来る人だと思ってなかったですから。今この瞬間に立ち会えて良かったです。・・・あれ?そう言えば海鮮餃子がテーブルに並んでないですね。・・・うん?・・・何か、焦げ臭くないですか?・・・あーっ!!コンロの火、着きっぱなしじゃないですか!?」
ボワアァーーッ!!
「ウワァーっ!揚げ物用の油に引火したーっ!!」
五十嵐浩晃(いがらしひろあき)「ペガサスの朝」 
『🎵熱く〜燃える、まるで〜陽炎(かげろう)さ〜、』
「いや唄ってる場合じゃないでしょ!?早く消さないと!!消火剤か何か無いんですか?」
三浦大知(みうらだいち)「EXCITE」
『🎵液体、液体、か〜た〜ま〜る!』
「おぉ!油が一瞬で固まって、火が消えた!(この替え歌、使う時あったわ〜。)あーあ、餃子が黒コゲになって、フライパンにこびり付いちゃいましたよ。」
甲本ヒロト (THE BLUE HEARTS)「TRAIN-TRAIN」
『🎵取れん、取れん、箸で突く〜、取れん、取れん、底までも〜、』
「いや箸で突いても取れないでしょ?」
笠置シヅ子「買い物ブギ」
『🎵わてホンマによう言わんわ〜、』
「まさかのシヅ子さん2回目!」

 

いやひどいなぁ、結局最後台無しじゃないですか!?

 

『すまん、2、3品上手くいって、浮かれてたよ。』
「もう料理はこれで最後にしてくださいね。」
『でもリターンネームの男性歌手が、男らしい一面もあるっていうのは伝わっただろ?』
「多分それも伝わってないと思いますよ、油もひけないし・・・。結局まともに食べられるの、豚バラ巻きだけじゃないですか。」
『フッフッフ、こんな事もあろうかと、もう一品料理出来る様に玉子も買っといたんだよ。』
「えっ?何作るんですか?」
和田(わだ)アキ子
『🎵永谷園の〜広東風かに玉!』
『結局アッコさん頼り!いや永谷園頼り!』

 

えーという訳で第5回“空想”紅白(料理)歌合戦、もう勝敗どうでも良くなりましたが、最後にまた和田アキ子さんが出たので紅組の勝利という事にしておきたいと思います。
 
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『料理する時の火の始末は、気ぃつけなはれや!』
「燃えてまうやろ〜!」

ではまた次回をお楽しみにー。