矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

稲葉浩志・甲本ヒロト・トータス松本の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。
稲葉浩志甲本ヒロトトータス松本
この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回は男性ボーカリスト編です。

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

稲葉浩志  =INABA KOSHI
甲本ヒロト =KOMOTO HIROTO
トータス松本=TOTASU MATSUMOTO

 (英語表記ではTortoise

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『いやあー、また替え歌疲れだわぁ。』
「あー、“空想“紅白お疲れ様でした。」

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『また27曲も唄わされたよ。「🎵広東風かに玉!」入れたら28曲だぞ。』
「唄わされたんじゃなくて、好きで勝手に唄ってるだけでしょ?」
『あー今日はもう唄えそうにないなぁ。・・・で、今日なに?』
「いや最近気づいたんですけど・・・。」
『🎵気〜づいちゃった、気〜づいちゃった、ワ〜イワイ。』

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。
言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、
この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

『ボクみたいに太ってる人は〜・・・』
「まだ続いてた!」
『そんな事より正解出すの早過ぎるだろ!』
「正直言うと今回クイズはどうでも良いんですよ。この3人は“空想”紅白で登場したから、最近読んでくれてる読者の方はもう“リターンネーム”だってすぐ分かったでしょうし。」
『で、気づいたって、何に気づいたんだよ?』
「そこなんですけど、最近お名前診断や“空想”紅白で登場したバンド(ユニット)の男性ボーカリストは、“リターンネーム”が多い事に気づいたんです。」

ざっと紹介しますと、

稲葉浩志(いなばこうし) (B’z)
甲本(こうもと)ヒロト (THE BLUE HEARTS 現:ザ・クロマニヨンズ)
トータス松本(まつもと)(ウルフルズ
岡野昭仁(おかのあきひと)(ポルノグラフィティ
宮本浩次(みやもとひろじ)(エレファントカシマシ
山村隆太(やまむらりゅうた) (flumpool)
清水依与吏(しみずいより)(back number)

 

『ほら見ろ!リターンネームもロック唄って成功してるじゃないか!』
「確かにそう見えますが、なめらかネームの男性ボーカリストに比べると、本当に男らしい歌を唄って成功している人は少ないかなと。」
B’zなんて男らしいロックだろ?』

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「ツイストのお名前診断した時にも言いましたけど、ロックに定義づけをするとしたら、やっぱり一人称は“俺”で、相手の女性に対しては“お前”だと思うんですよ。B’zは“僕”と“君”じゃないですか。だから曲はロックでも詞がロックじゃないと言うか。」
『そんなの個人的偏見だろ?』
「そう言われても仕方ないですけどね。まぁ百歩譲ってB’zは男らしいロックだとしても、ポルノグラフィティは女性目線の歌が多いし、flumpoolは優しい歌が多いし、back numberは女々しい歌が多いし・・・て考えると、本当に男らしい歌を唄ってる人が少ないんですよね。」
THE BLUE HEARTSは?』
「ジャンルで言うとパンクロックっていう特に激しい曲調なんですけど、「TRAIN-TRAIN」では相手(おそらく女性)の事を「あなた」って呼んでましたし。」
『🎵あなたが生きている今日は〜・・・ホントだ。』
ウルフルズ「ガッツだぜ!」は男らしい歌ですけど、代表曲となると結局「バンザイ〜好きでよかった〜」になるんですよね。」
『🎵バンザ〜イ、君を〜好きで良かった〜、・・・「君」って言ってる!』
「つまりこういう事だと思うんですよ。」

女性だとなめらかネームの坂井泉水さんや持田香織さんが、ユニット名の陰に隠れて恋愛の歌を唄っていた様に、この男性ボーカリストの方々もバンド(ユニット)名に隠れて個人名が前に出ないから、ロックを唄って成功したのではないか、という事です。

『ヘぇ〜そんなもんかねぇ。』
「あともう一つ気づいた事なんですが・・・。」

この方々はソロでは活動していないか、活動していても“誰もが知っている”ようなヒット曲がありません。
なめらかネームの男性ボーカリストが、
BOØWY氷室京介(ひむろきょうすけ)さん、
ユニコーン奥田民生(おくだたみお)さん、
オフコース小田和正(おだかずまさ)さん、
グレープのさだまさしさんなど、
バンド(デュオ)でもソロでも“誰もが知っている”ようなヒット曲がある事を思うとその差は歴然です。
結論として、男性歌手運はリターンネームよりなめらかネームのほうが上、だと言えるのです。
『ちょ、待てよ!』
「何ですか?」
甲本ヒロトトータス松本“ワンモアネーム”だから、ソロでも成功しないとおかしいだろ!?』 

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「その2人は“ワンモアネーム”じゃないですよ。」
『2人とも“と”が2つ入ってるじゃないか!』
「よく見てください!」

甲本(こうも)ヒロ
ータス松本(まつも)

「片方はひらがなで、片方はカタカナじゃないですか!」
『どっちも“と”にかわりないだろ!』
「“と”と“ト”じゃ形が違います!」
『お前、谷村新司(たにむらしんじ)は片方濁点付いてるのにワンモアネームだって言ってたよな?』
「“し”と“じ”は形が同じですからね!」
『ズルくないかそれ?・・・て言うか、何だこの子供のケンカみたいな感じは?』
「とにかく、リターンネームは本当に男らしいロックを唄ってる人が少ないっていう事です!」

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『では最後に、昨日の紅白でボツになった替え歌を。』
井上陽水(いのうえようすい)「人生が二度あれば」
『🎵この燻製(くんせい)が〜二個あれば〜、』
「そりゃボツになるでしょ。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。