勝手にお名前診断 (第150回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第150回目の今日は綾瀬はるかさんです。
このお名前は芸名です。
ローマ字で書くとAYASE HARUKA となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
ローマ字で見るとAからAに戻っているので綺麗なリターンネームですね。
プロフィール上本名は非公開となっていますが、ネット社会の現代ではすぐに本名はバレてしまいます。
本名は蓼丸綾(たでまるあや)という名前が有力なようです。珍しい苗字ですが広島地方に多いそうで、綾瀬はるかさんは広島県出身なので納得ですね。
本名も最初と最後の母音が同じリターンネームという事になります。
女性の場合リターンネームは歌手業に強い名前だったのですが、ここ数年は
米倉涼子(よねくらりょうこ)さん
吉高由里子(よしたかゆりこ)さん、
沢尻・・・川口春奈(かわぐちはるな)さん、
二階堂(にかいどう)ふみさん、
吉岡里帆(よしおかりほ)さんなど、
女優業で活躍される方が増えてきました。
理由としてはグループアイドル主流の昨今、ソロの歌手としてデビューするのが難しい時代になったからと考えられます。
80年代までのソロアイドル主流の時代なら、綾瀬はるかさんは間違いなくアイドル歌手としてデビューしていたでしょうし、
あなたがもし綾瀬はるかさんを抱える芸能プロダクションの社長だとしたら、48だ何とか坂だの大所帯グループの中に埋もれさせてしまうのは勿体ないと思うでしょう。
だから女優なんです。
2000年、ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞した綾瀬はるかさんは、女優兼グラビアアイドルとしてデビューします。
グラビアアイドルに1番向いているのは"なめらかネーム"です。
釈由美子(しゃくゆみこ)さんや小池栄子(こいけえいこ)さんはグラビアで有名になってから女優に転身しましたが、綾瀬はるかさんのグラビア時代は当時ほとんど知られていませんでした。グラビアアイドルとしては大成しなかったという事です。
しかしそれが逆に爽やかなイメージのまま女優一本に絞れる要因になったのかも知れません。綾瀬はるかさんは女優業でどんどん開花していきました。
「世界の中心で、愛をさけぶ」のテレビ版で、長澤(ながさわ)まさみさんに負けじと剃髪して難役に挑むと注目を浴び、「ホタルノヒカリ」で連続ドラマ初主演の座を射止めます。
2008年から09年にかけては「僕の彼女はサイボーグ」「ICHI」「おっぱいバレー」など主演映画が続々公開され、女優としての人気を不動のものにしました。
◉バラエティーの素質
リターンネームは男女問わずバラエティー向きの名前でもあります。
この方の場合ほぼ途切れる事なくドラマや映画に出演し続けているので、バラエティーには番宣の為に出演する程度なのですが、たまに出るととんでもない事になります。
「子供は何人欲しいですか?」と聞かれ、
「2人欲しいです。男、男、女で。」と答えたり、
収録中に「今カメラ回ってますか?」と聞いたりします。
ピースの又吉直樹(またよしなおき)さんと共演した時には
「芥川賞おめでとうございます、“花火”」と平然と言い放ちました。
この様な天然ボケで常に共演者を困惑させるのです。
もちろん本人は至って真剣で、面白い事を言うつもりもないのですが、無意識にこれだけの(ここに紹介したのはごく一部)発言が飛び出すのですから、バラエティー向きの素質は充分にあると思われます。
リターンネームの男性俳優では
石原良純(いしはらよしずみ)さんや石田純一(いしだじゅんいち)さんの様に、本人は面白い事を言っているつもりは無いのに、何故か面白く映る方もいます。
バラエティーに向いているかどうかは、本人の意思とはおおよそ関係ないものなのです。
◉CMでの好感度
私は著書の中やこのブログでも、CMに強いのは
上戸彩(うえとあや)さんや北川景子(きたがわけいこ)さんの様な“ノーペアネーム”の女性タレントだと主張してきました。
そこへいくと綾瀬はるかさんはノーペアネームではありません。
しかし彼女はCMで見ない日はない程、多くの企業(しかもパナソニックやコカ・コーラ、江崎グリコなどほとんど大手)のCMに出演しています。
こればっかりは私も負けと(法則の例外と)認めざるを得ません。
この「お名前診断」150回目の節目に負けを認めるのはいささか悔しい思いもありますが、彼女の好感度は「名前の法則」では割りきれないレベルまで達しているのです。
そして女優特集としてお送りしてきた今週、法則にはそぐわないと分かっていても、避けては通れない大きな存在になっていました。
そんな綾瀬はるかさんももう35歳、女優としてもCMタレントとしても若手との世代交代が危惧される年齢になってきました。
でも心配は要りません、バラエティー界はいつでもあなたを待っていますよ。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。