矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

柴田恭兵さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第151回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第151回目の今日は柴田恭兵さんです。
このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとSHIBATA KYOHEI となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

柴田恭兵さんは大学を卒業後、サラリーマン経験を経て東京キッドブラザーズという劇団に所属して俳優活動を始めました。
小劇場での公演を中心としていた劇団で、念のため誤解の無い様に言っておきますが、東京乾電池とか、東京ヴォードヴィルショーの様な、いわゆる笑えるお芝居とは違い、それはそれはシリアスな「和製ロックミュージカル」を掲げた劇団でした。

そこで松田優作さんの作品を多く手掛けていた映画監督の村川透さんに演技を認められ、1977年に「大都会 PARTII」でテレビ初出演を果たします。
その後「大追跡」「俺たちは天使だ!」「赤い嵐」などのドラマに出演して人気を集めると、すっかりテレビ・映画俳優へとシフトしていったのです。

 

リターンネームは基本前に出たがらないシャイな方が多く、柴田恭兵さんもドラマ以外ではほとんどテレビに出演しません。もし俳優の仕事が少なくなった場合は(石原良純さんの様に)バラエティーに進出していたかも知れませんが、柴田恭兵さんは売れっ子俳優だったのでその必要もなかったのです。

数多くのドラマ・映画に出演してきた柴田恭兵さんですが、やはり代表作となると「あぶない刑事」になるのでしょう。
(たち)ひろしさんとの豪華共演による作品は劇場版まで展開され、足掛け30年に及ぶ人気シリーズとなりました。
挿入歌の「ランニング・ショット(RUNNING SHOT)」もヒットしましたね。

ここで私が気になるのが、舘ひろしさんとのW主演という点です。
舘ひろしさんは“なめらかネーム”なので、なめらかネームとリターンネームのコンビという事になるのですが、このケースは他の例を見ても相性が良いと思えるコンビが多いのです。

例えば伝説の漫才コンビやすきよ”の
横山やすしさんと西川きよしさんを始め、
ビートたけしさんと明石家さんまさん(フォーカード)
       又は所ジョージさん、
叶姉妹叶恭子さんと叶美香さん(実の姉妹ではない)
 など仕事上のコンビから
夫婦では中尾彬さんと池波志乃さん、
山下達郎さんと竹内まりやさんなど、

同じ仕事をしているライバル関係でもありながら、どちらかが前に出てどちらかが一歩引くといった具合に、上手く関係を保っていると見られるのです。
    
特に仕事上のコンビは名コンビと呼ばれ、2人並んだ時の絵面も良くなる気がします。
舘ひろしさんと柴田恭兵さんも並ぶと絵になりますし、番組の人気が高くなる効果もある様ですね。 

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以前、リターンネームのお笑いタレントが司会をする時は共同司会になるケースが多いとお伝えしましたが、その効果も多少あったでしょう。
1人でも充分務まるのに、何故か共演者が横にいる。(テレビ関係者が共演者をつけたがる)それがリターンネームの醸し出す雰囲気なのかも知れません。

 

他にも「はみだし刑事情熱系」などシリーズ化された人気ドラマがあり、68歳を迎えた今も現役で“二枚目”俳優を続けています。普通なら太ったり頭が薄くなったりして劣化してもおかしくない年齢ですが、まだその傾向は見られません。
それでもドラマ以外ではテレビにほとんど出ない、奥ゆかしいシャイな方なのですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。