「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
『さぁ!今週もクイズの時間だな。』
「いや今週は私が・・・」
『今晩は、滝川クリスタルです。』
「え?何で滝川さん?」
『まぁ見とけば分かるって。』
では早速クイズです。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
「3人ともアナウンサーじゃないですか。」
『だから滝川クリスタルキングなんだよ。』
今回は“人気女子アナ”編・・・
「いや女子アナをタレント扱いするのは、私あんまり好きじゃなくて・・・」
『あれだけテレビ出てるんだからタレントみたいなもんだろ?』
「確かにタレントよりよく出てる人もいますけど、でもやっぱり・・・。」
『それならまたAV女優にするか?七海ティナは元・・・』
「いやそれだけは止めて下さい!」
『じゃあ女子アナでいいよな?』
ヒント1:それぞれの名前をローマ字にしてみるぜ。
高島彩 =TAKASHIMA YA
水卜麻美=MIURA ASAMI
大橋未歩=OHASHI MIHO
「あれ?何かおかしくないですか?」
『何が?』
『何言ってんだよ、そんな事ある訳・・・あ、ホンマや!』
「ローマ字でもボケるか・・・。」
正しくはこうですね。
高島彩 =TAKASHIMA AYA
ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してくれ。
「ところで大橋未歩さんて?」
『知らないのか?元テレビ東京のアナウンサーで、「やりすぎコージー」とかに出てた・・・。』
「私テレビ東京あんまり見ないんで。」
『今「5時に夢中!」のアシスタントもやってるから見ろ。』
「「5時に夢中!」ってどこのチャンネルでやってます?」
「もっとマイナーなテレビ局じゃないですか!」
ヒント3:両端の文字にも注目してくれよ。
「本当に人気あるんですか?」
『前はあったんだよ。今は知らないけど。』
さぁもうみんな分かったよな。
では正解を発表するぜ。
正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じになっている点だ。
その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」んだな。
この様な名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼ぶんだぜ。
「まぁなめらかネームは人気運の強い名前ですからねぇ。」
『おっと!それだけじゃねぇぜ!』
苗字の最初と下の名前の最後の文字の母音も同じになっているんだな。
こういう名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼ぶんだ。
つまりこの3人は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当する。
このタイプの名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼ぶのさ。
高島彩に限っては4つのポイントが全て同じ母音の“フォーカードネーム”だな。
「フジテレビ時代は“アヤパン”なんて呼ばれてましたね。」
この3人は人気女子アナランキングでも長い間上位に入り、看板アナウンサーと呼ばれたんだ。
フリーになった高島彩は「サタデーステーション」のキャスター、
水卜麻美は「ヒルナンデス!」で人気を得て今は「スッキリ!」のキャスターに、
「どうも大橋未歩さんだけ格が下がる気がするんですけど。」
『テレビ東京出身というハンデを克服してここまで有名になったんだから大したもんだろう?ツーペアネームだったからこそだぞ。』
「そういうもんですかねぇ。」
他にも今人気の女子アナはやはり人気運の強いなめらかネームが多い。
テレビ朝日で今人気No.1と言われている弘中彩香(ひろなかあやか)や、
元テレビ朝日で「NEWS 23」キャスターの小川彩佳(おがわあやか)、
元TBSの吉田明世(よしだあきよ)や、
「「NEWS ZERO」の有働由美子(うどうゆみこ)さんはなめらかネームじゃないですよね?」
『あんなオバ、・・・うどう ゆみこで「う」と「ゆ」だから同じ母音て事でいいだろ?』
「この場合の「う」は「ど」を伸ばしてる音だから母音は「オ」になるって散々言ってきたんで今さら無理です。」
更に一昔前では女子アナブームの先駆けとなった
中井美穂(なかいみほ)や、
有賀(ありが)さつき、
木佐彩子(きさあやこ)、
永井美奈子(ながいみなこ)、
大神(おおがみ)いずみ、
なんかもなめらかネームだな。
「「グッディ」の安藤優子(あんどうゆうこ)さんはなめらかネームじゃないですよね?」
『あんなオバ、・・・あんどう ゆうこで「う」と「ゆ」だから同じ母音て事でいいだろ?』
「この場合の「う」は「ど」を伸ばしてる音・・・さっき言ったでしょこれ!それにまたオバさんて言いかけてたし。」
『お前もこの前いとうあさこの事オバさんて言ってたぞ!』
「え?そうでしたっけ?」
『ほら、この時だよ。』
「まぁこれだけアナウンサーが居ればなめらかネームも居るでしょう。」
『(話変えてごまかしやがった!)何だよ、えらく否定的だな。』
「さっきも言いましたけど、女子アナをタレント扱いする最近の風潮が好きじゃないんですよね。ちょっと人気が出たら調子に乗って、アイドルみたいに歌まで出したりして・・・。」
『誰の事言ってんだ?』
「ほら昔あったじゃないですか。Mi-Keの二番煎じでDORAとか、NORAとか。」
『DORAは分かるけど、NORAなんてのもあったのか?』
「あと“ミタパン”や“カトパン”も歌出してたでしょ?」
『何だかんだで俺より詳しいなお前。当たり前の様にミタパン、カトパンて呼んでるし。』
「小林麻耶(こばやしまや)さんもアイドルみたいな衣装着て唄ってたし、ああいうの見ると“やらされてる感”満載で見苦しいんですよね。」
『小林麻耶はやらされてるどころか本人ノリノリだったけど、確かに見苦しかった。』
「所詮、歌は素人のマネ事レベルだから、大した事ないんですよ。」
『でも“リターンネーム”の高橋真麻(たかはしまあさ)は歌ウマいぞ。』
「当然ですよ、リターンネームは歌が上手くなる名前ですからね。」
『急に変わった!』
他にもフジテレビアナウンサーの石本沙織(いしもとさおり)さんも歌の上手さはプロ級です。
女性歌手に圧倒的に多いリターンネーム、歌が上手くなる特性があると思われます。
『いや俺の話だったんだけど・・・。』
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
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『まだ滝川クリスタルキング&プリンスっていうボケが残ってたんだけど・・・。』
ではまた次回をお楽しみにー。