勝手にお名前診断 (第37回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第37回目の今日はコブクロのお二人です。
それぞれのお名前は小渕健太郎さんと黒田俊介さん、お二人とも本名です。
(小渕さんの“コブ”と、黒田さんの“クロ”をとって“コブクロ”になりました。)
まず小渕健太郎さんのお名前から見ていきましょう。
ローマ字で書くとKOBUCHI KENTAROとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
(平仮名で書くと“けんたろう”となるので、最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ろ」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“ケンタロー”となり、最後の母音は「オ」になります。)
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
一方の黒田俊介さんですが、
ローマ字で書くと KURODA SYUNSUKEとなります。
苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「しゅ」、
フルネームの最初の文字「く」と、最後の文字「け」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
なぜ11月29日のクイズで紹介した3組を1組ずつお名前診断していくのに、
ゆず、CHAGEandASKA、いきものがかりを挟んでコブクロの順になったかと言うと、ここに理由があります。
上記の4組の男性メンバーの中で、黒田さんだけがリターンネームに該当しないのです。
そして偶然にも黒田さんだけがギターを持たずに唄います。
(ASKAさんは「SAY YES」や「YAH YAH YAH」などギターを持たずに唄う曲もありますが、「LOVE SONG」などギターを弾きながら唄う曲も多数ありました。)
リターンネームではないからギターが弾けないとはさすがに言いませんが、少なくとも2人が出会った頃、黒田さんのギター演奏を見た小渕さんは「あまりにもお粗末だ」と思ったそうです。
ただ歌唱力はその頃から抜群だったようで、小渕さんはある番組でこう語っていました。
「僕はとにかくこの黒田の声を、歌を、皆さんに聴いて欲しいと思ったんです。その為に曲を作ってるようなもんです。」と。
もう言ってる事はリターンネーム特有のプロデューサー目線、立ち位置も一歩下がった考え方ですよね。
実はいきものがかりを先に紹介した理由がもう1つ。
ゆず、CHAGEandASKA、吉岡聖恵(よしおかきよえ)さんが入る前のいきものがかりはいずれも2人からのスタートでしたが、コブクロだけはそれぞれ1人でストリートミュージシャン活動をしていました。言わば1+1で2人になったのです。
つまり最初のいきものがかりの所へ吉岡さんが入ったのと同じように、小渕さんの所へ黒田さんが入ったと考える事も出来る訳です。
そして吉岡さんも黒田さんもノーペアネームです。男女の違いこそあれど、基本楽器を持たず歌に専念する姿勢も同じです。
だから皆さんも、吉岡さんと黒田さんは同じだと思って下さい(無理か。)
コブクロも小渕さんの喉の病気や、黒田さんの体調不良などで一時的な休業はあったものの、結成20年にも及ぶ長寿グループになりました。
ゆずと同じでどちらかのソロデビューもなくやってこれたのは、やはりグループ名がリターンネームだったので、2人の結び付きが強くなったからではないでしょうか。
グループ名はファンの人気を左右するだけでなく、メンバー同士の団結力も左右するのではないかと思えます。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。