矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

爆笑問題【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第235回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第235回目の今日は爆笑問題のお二人です。

 

それぞれのお名前は太田光さんと田中裕二さん、お二人とも本名です。

 

まず太田光さんですが、

ローマ字で書くとOTA HIKARIとなり、

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

 

一方の田中裕二さんは、TANAKA YUJIとなります。

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「ゆ」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

爆笑問題というコンビ名は、母音で見ると「ア」で始まり、「イ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

ただ「爆笑」と「問題」という、本来繋がるはずのない熟語を無理矢理くっ付けているので言いにくい言葉になるはずなのですが、繋がりの部分の母音が同じだと言いやすくなります。

ローマ字で書くとBAKUSYO MONDAIと、繋がりの部分の母音が同じ「オ」になっていますね。

アイドルグループでは日本語と英語を組み合わせた造語が名前になっている、

KinKi Kidsモーニング娘。なども繋がりの部分の母音が同じです。

これらは非常に珍しい“なめらかネーム”のグループという訳ですが、なめらかネームはグループ名でも通用することの証明だと言えます。

 

同じ大学の演劇学科に通っていた2人は、揃って中退した後の1988年3月にコンビを結成しました。

コント赤信号のリーダー・渡辺正行(わたなべまさゆき)さんが主催する「ラ・ママ新人コント大会」でデビューするとその場で太田プロにスカウトされ、同年7月にはフジテレビの深夜番組でテレビデビュー、若手芸人のホープとなりました。

しかし90年に太田プロから一方的に独立を決めた事が反感を買い、一時的に仕事が無くなってテレビから姿を消してしまいます。

アルバイトをしながら何とか生計を立て、93年に自分達の事務所“タイタン”を設立。社長には太田光さんの妻、光代(みつよ)さんが就任しました。

実はこの光代さんがタレント活動をしていた経験もあって、芸能界の事もある程度分かっていたので仕事をバンバン取ってくるやり手(敏腕)社長だったのです。

ボキャブラ天国」のレギュラーとして再ブレイクのきっかけを掴むと、98年4月にはNHKの「ポップジャム」のMCや「号外!!爆笑大問題」などの冠番組がスタートして一気にレギュラーが増え、否が応でも世間に「売れた!」という印象を与えました。

光代さんはタレント時代、本名の松永光代(まつながみつよ)で活動していましたが、結婚して姓が“太田”になった事で、人を前面に出して自分が一歩下がると成功する“リターンネーム”になったんですね。

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では太田光さんから見ていきましょう。

“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。なのでドラマや映画で太田さんを見たと言う人は少ないでしょう。

また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、意外と単独(ピン)での仕事は少ないのが現状です。 

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元々明るい性格ではなかった為、田中さんと出会う前の高校時代は3年間で1言も喋らず、友達もいなかったそうです。

その為か毒舌で知られている割には“リターンネーム”の様なトーク力はなく、たまに空気の読めない発言をして周囲を困らせます。ベテランながら1人で司会の仕事が来ないのもそういった所が原因でしょう。

ボケやギャグも思い付きで雑な物が多い為、相方の田中さんの様に“取説”を把握している人でないと処理出来ない場合がほとんどです。

結局、コンビでの仕事や漫才(横に田中さんがいる状況)がメインになるんですね。

 

さてもう一人の田中裕二さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。基本自分からはボケない典型的なツッコミ型人間なので、誰かがボケてくれないと力を発揮出来ません。なので結局こちらも、コンビでの仕事や漫才(横に太田さんがいる状況)がメインになるんですね。

スポーツ番組「S☆1」の司会を務めていた時も隣に小島瑠璃子(こじまるりこ)さんがいましたし、みのもんたさんの後を受けた「秘密のケンミンSHOW」も久本雅美(ひさもとまさみ)さんが隣にいます。こちらもベテランながら1人で司会の仕事は少ない様です。

 

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、何せ小柄な事もあって配役も制限される為か、太田さんよりはドラマ出演が多いかなという程度です。

キングコング梶原雄太さんもそうですが、男性の場合“ゆうゆうネーム”の特性を活かすにはある程度の身長が必要と思われます。

一般女性と10年連れ添った後に離婚し、2015年にはタレントの山口(やまぐち)もえさんと結婚しました。極度の天然ボケなのでツッコミ甲斐もあって、相性も良いんじゃないでしょうか。

ちなみに山口もえさんは“ロイヤルネーム”なので結婚運が強く、玉の輿に乗るタイプです。 

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こちらも2度目の結婚で1人目はIT社長、2人目が田中さんですから納得(?)ですよね。

 

MCクラスで活動を続けているベテランコンビの中では珍しく漫才もずっと続けていて、東西対抗形式のネタ番組では必ずと言っていい程東軍のトリを務めています。

意外なのはあれだけ世相を斬る様な漫才をやっていながら、2人ともSNSなどはやっていないんですね。太田さんに至っては携帯電話も所持していないというから驚きです。

 

今週は何かとお騒がせコンビ特集となり、最後に爆笑問題となってしまいましたが、このお二人は別に問題は起こしてはいません。起こしていそうですけど起こしていないんで、皆さん勘違いなさらない様に。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。