勝手にお名前診断 (第13回)※2020.11.13改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第13回目の今日は倖田來未さんです。
このお名前は芸名で、本名は神田來未子(こうだくみこ)といいます。
(結婚後は姓が“栗山”になりましたが、芸名は変えずに活動しています。)
ローマ字で書くとKODA KUMIとなり、
苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「く」、
フルネームの最初の文字「こ」と、最後の文字「み」の母音が違います。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。
これまでも再三お伝えして参りましたが、
苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ “なめらかネーム”が俳優業に強く、
女性の場合、フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”が歌手業に強い。
・・・という事は、それ以外の名前の方はこれらのジャンルで苦戦する、という事です。
よほど並外れた才能があるか、他人の何倍も努力するか、もしくは誰もやっていないような事をしないとなかなか注目されません。
倖田來未さんは才能や努力もさる事ながら、「キューティーハニー」のカヴァーで誰もやっていなかったセクシー路線に挑戦して注目を集めました。
(厳密に言うと、デビュー当時の杉本彩(すぎもとあや)さんなども挑戦していましたが、「エロかっこいい」という新語を生み出す程の成功を成し得た方はいなかった、という事です。)
その後になって並外れた歌唱力が認められ大ブレイクとなったのですが、ここで改めて注目して頂きたいのが、本名の神田來未子というお名前です。
そう、フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”ですね。
リターンネームの女性が歌手業に強いのは、歌が上手い方が多い裏付けでもあります。
倖田來未さんは芸名がリターンネームでなかった為、歌唱力が認められるまで時間が掛かりましたが、生まれ持った本名には歌が上手くなる素質があったのです。
そしてもう1つ、この本名に隠された素質がありました。
それは・・・よく喋る事!です。
歌手としてブレイクした事で歌番組にも出演するようになるのですが、トークの時間はまあよく喋る事。当時歌番組のMCを務めていたダウンタウンの2人を黙らせるぐらいの勢いで喋っていました。きっとリターンネームで生きてきた方は内面から滲み出てくる「喋りたい欲求」みたいなものがあるのでしょう。
そのよく喋るという素質は、リターンネームの女性がバラエティーに強いという裏付けでもあります。
ここで妹さんもご紹介しましょう、misonoさんです。
本名は神田美苑(こうだみその)。はい、リターンネームですね。お姉さんと同じく、歌が上手くてよく喋るという素質を持った名前です。
突然ですがクイズです。misonoさんはバンドのボーカルでデビューしましたが、そのバンド名は何という名前だったでしょう?
ヒントは、明後日(あさって)です。
ちょっと難しかったかな?
正解は・・・day after tomorrowでした。
デビューしてすぐにヒットを連発して、お姉さんより先にメジャーになりましたが、バンド名が持続性の高いリターンネームでなかったせいか、4年ほどで活動を休止してしまいます。
その後misonoさんはソロで再スタートしましたが、misono名義だったせいか苦戦します。
結局「クイズ!ヘキサゴンⅡ」や「ロンドンハーツ」などのバラエティーに出演し、よく喋るほうの素質を発揮する事になるのですが、そこでもmisono名義で活動していたせいか、「ヘキサゴン」終了後は「ロンドンハーツ」でしか見かけない人になってしまった印象で、バラエティーで成功したとも言い切れません。
いっそ“misono”はアーティスト名義として、バラエティーでは本名の“神田美苑”名義で活動していたらリターンネームになっていたので、他の番組からもオファーが殺到していたんじゃないかと・・・まあそんな事を思うのは私だけでしょうけど。
この姉妹は本名がリターンネームだったので、歌が上手くよく喋るという素質を持って生まれたのですが、芸名が歌手やバラエティー向きの名前ではなかった為に、浮き沈みの激しい芸能生活を送ってきたと考えられます。
お姉さんもブレイク直後の人気に比べると落ち着いた感はありますが、歌唱力は衰えを知らず、すっかり大人の歌手になったという印象です。
あと、偶然ですが今日(11月13日)は倖田來未さんの誕生日で、38歳になられたそうです。(決して狙った訳ではなく、「お名前診断」の13回目が丁度倖田來未さんだったという本当に偶然です。)
という訳で、こんなメッセージが御本人に見て頂ける事はないとは思いますが、お誕生日おめでとう御座います。
J−POPを聴いて育った世代は40代、50代になっても演歌になかなか移行しないと聞きます。居酒屋で流れる有線や、長距離トラックのドライバーが聴く歌が“八代亜紀”から“倖田來未”に変わる可能性もあると思いますよ。
(斜体文字が加筆した部分です)
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。