矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

アンジャッシュ【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第40回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第40回目の今日はアンジャッシュのお二人です。

 

それぞれのお名前は渡部 建さんと児嶋一哉さん、お二人とも本名です。

 

ローマ字で書くとWATABE KEN、KOJIMA KAZUYAとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じである事がよくわかります。

 

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

昨日のオリエンタルラジオと同じ二人ともなめらかネームのコンビなのですが、それぞれ名前の特性を活かすジャンルが違います。

 

まず渡部 建さんは司会業で活かしています。 

blog.housoku.work

この記事をご覧頂くと分かると思いますが、アナウンサーや俳優、お笑いタレントまで、なめらかネームの男性は司会者として大成している方が多いのです。

そして一度司会者の座に着いた方は、10年、20年と君臨し続ける場合が多く「大物司会者」と呼ばれるようになります。

そんな大物司会者がひしめき合う昨今のテレビ界で、新参者が席を確保するのは至難の技ですが、渡部さんはグルメ・高校野球・音楽など様々な分野の知識を蓄積して駆使し(早口言葉みたい)、残り少ない椅子を掴み取りました。

なめらかネームの方は性格的には真面目で勤勉、仕事熱心な方が多く、渡部さんも「こんなに大物司会者がいっぱいいるのに無理だよ」と諦めず、前向きに仕事(タレント業)に取り組んだ結果だと思います。

 

一方の児嶋一哉さんですが、何故か俳優としてのオファーが多いようです。

なめらかネームのもう一つの特性が活かされているのでしょう。

一時期他の出演者から名前を間違われ「大島さん」と呼ばれた後、

児嶋だよ!」とツッコミを入れるくだりがウケてプチブレイクしましたが、あれは厳密にいうとツッコミではなく“訂正”です。

それも誰かが名前を間違えるという“フリ”が無いと成立しないので、以前このブログでも紹介した

間寛平(はざまかんぺい)さんの

「あんた本気?」→「誰がモンキーやねん!?」や、

ジミー大西(おおにし)さんの

「頑張れよ!」→「お前も頑張れよ!」などの掛け合いのギャグに近い物で、自分発信では出せないという欠点があります。

同じなめらかネームでも司会者タイプと違い、俳優タイプの方は決められたセリフがないと喋れない方が多く、児嶋さんも「児嶋だよ!」でひと笑い取った後は口数が減り、番組後半はほとんど喋っていないなんていう事がよくありました。

挙げ句の果てには普通に「児嶋さん」と呼ばれても「間違えろよ!」なんて怒っていました。一つのネタで何とか粘ろうと頑張っていましたが、やはり飽きられると徐々にバラエティーでのオファーは少なくなっていったようです。

俳優運もあるなめらかネームで良かったですね、小島さん。

 

◉姓名判断とは違います

 

このブログを読んで頂いている方に改めてのお断りなんですが、

「名前の法則」は姓名判断の様に文字の画数で占うものではなく、母音で判断するものですのでパターンが限られています。

姓名判断だと総画数で何画というパターンだけでも何十通り、天格・地格・人格などの組み合わせまで考えると、何千、何万通りになるのではないかと思える程複雑なものですが、

これまで私がこのブログで紹介した名前のパターンは

なめらかネーム、リターンネーム、ツーペアネーム、ノーペアネーム

の精々4パターンです。

なので占いの類いで近いものを探すと、姓名判断よりも血液型占いに近いんじゃないかと思います。血液型も基本的にはA、B、O、ABの4タイプですからね。

そしてA型は几帳面な人が“多い”と言われているだけで、そうじゃない人もいる様に、なめらかネームも司会者向きの方が多いとは言え、そうじゃない方もいらっしゃる訳です。

またAB型は「二重人格」と言われる一方で「天才肌」と評される事もある様に、「名前の法則」の各ネームタイプも適性は1つずつではありません。

アンジャッシュのお二人の様に同じなめらかネームでも、全く違う適性が発揮される事もあるという訳です。

 

かつては綿密に創り込んだ「すれ違いコント」で、ネタ番組でも活躍していたアンジャッシュですが、コンビ名がリターンネームで無い為に二人の結束力が弱く、最近は個人での活動ばかりで、ジャンルもすれ違いになってしまいました。オリエンタルラジオと同じなめらかネーム同士のコンビでも、そこが大きく違うところですね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。