勝手にお名前診断 (第44回)※2020.12.14改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第44回目の今日はバイきんぐのお二人です。
それぞれのお名前は小峠英二さんと西村瑞樹さん、お二人とも本名です。
まず小峠英二さんですが、
ローマ字で書くとKOTOGE EIJIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「エ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
続いて西村瑞樹さんはNISHIMURA MIZUKIとなり、
フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
個人名ではなめらかネームとリターンネームで良い組み合わせと思えるのですが、コンビ名のバイきんぐがリターンネームで無い為か、キングオブコントで優勝して間もなく2人は決裂します。
まず小峠英二さんから診ていきましょう。
なめらかネームが「身体で稼ぐ」タイプという事はこれまでに何度も説明させて頂きましたが、小峠さんの場合はドッキリを仕掛けられやすい芸人として有名になりなした。
もちろん本人が望んだ形ではありませんが、結果的には「身体で稼ぐ」事が出来ていた訳です。
ただドッキリのお陰でテレビでの露出が増えた事が功を奏したのか、比較的早い内にMCという次のステージへ進出するのです。
番組タイトルは「陸海空 地球征服するなんて」(土曜10時のゴールデン進出後)
おそらくですが“なんて”は小峠さんの代名詞的フレーズ(最早ギャグ)でもある「なんて日だ!」から取ったものでしょう。
この番組のスタートが2017年。キングオブコントで優勝したのが2012年で、それまでは全くの無名だった事を考えると、異例のスピード出世と言えます。
なめらかネームの司会者向きの特性が発揮されたのでしょう。
あと、なめらかネームのお笑いタレントは何百人、何千人とライバルがいる昨今の芸能界(芸人だけでなく俳優やアイドル、元アスリートまでバラエティーに進出してくる時代)においても、本業のお笑いに対して前向きに取り組む、仕事に実直な方が多いのです。
(斜体文字が加筆した部分です)
一方で相方の西村瑞樹さんはなめらかネームではなかった為か、芸人・タレント業に対して前向きではありませんでした。
小峠さんの活躍ぶりに対する嫉妬心もほぼ無かったと見られ、どんどんコンビ格差が開いていきます。
挙げ句の果てには暇な時間を利用してキャンプに出掛けるようになってしまいます。もう芸人である事を放棄するような行為です。
しかしそこでリターンネームのバラエティー運が発動します。
西村さんにキャンプ芸人としての仕事が舞い込むようになるのです。
この記事をご覧頂くとお分かりのように、リターンネームの俳優は自分で面白い事を言っているつもりは無くても、何故かバラエティー番組からオファーが来るという運があるのです。
芸人で他に思い浮かぶのは「はねるのトびら」に出演していた
北陽の伊藤(いとう)さおりさんです。
このお二方は自分では面白い事が浮かばない上に、トークが上手い訳でもありません。
それでも相方のお陰で「はねるのトびら」のレギュラーを10年以上続けられたのですから、これはもうバラエティー運が良かったというしかないでしょう。
西村さんはとうとうローカル放送ではあるものの、「西村キャンプ場」という冠番組を持つまでになりました。
コンビ格差で生まれた暇な時間を利用して興じた趣味で冠番組を持つなんて、
「なんて売れ方だ!」
ちなみにキャンプ芸人として再度注目されたヒロシさんも、下の名前だけの短い“ショートネーム”ではあるものの、最初と最後の母音が同じリターンネームです。
以上、今回はコンビ格差も悪い事ばかりではない、というお話でした。
あと、リターンネームはトーク力が無くても売れる場合もある、というお話でした。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。