矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

オアシズ(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第46回)※2020.12.16改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第46回目の今日はオアシズのお二人です。

 

それぞれのお名前は光浦靖子さんと大久保佳代子さん、お二人とも本名です。

 

まず光浦靖子さんですが、

ローマ字で書くと MITSUURA YASUKOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

続いて大久保佳代子さんはOKUBO KAYOKOとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

コンビ名は「東京オアシス」という先輩芸人から“オアシス”を拝借し、濁点を付けたそうです。なぜ濁点を付けたかは定かではありません。また、結成当初はオアCズと名乗っていたそうです。なぜ“シ”を“C”に替えたかも定かではありません。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

個人名では“なめらかネーム”と“リターンネーム”で良い組み合わせと思えるのですが、コンビ名のオアシズがリターンネームで無い為か、すぐにコンビ格差が生じます。

 

まず光浦靖子さんから見ていきましょう。

なめらかネームは女優運の強い名前です。 

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めちゃイケ!」で先に脚光を浴びたの光浦さんのほうでした。

コントにも台本があって、多少のアドリブはあるにせよ決められたセリフを喋るのですから、女優の仕事に近いものがあります。

 

普通は知的に見える筈のトレードマークの眼鏡が、彼女の場合は逆に不器用さを演出し、画面の中で動き回る姿が面白く映っていました。そしてたちまち人気者になります。

なめらかネームは人気運も強い為、女性芸人でも出世が早い方が多いのです。

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当時職場や学校で眼鏡をかけていた女性の何割かは「光浦靖子に似てる」と言われた事でしょう。眼鏡が光浦さんの代名詞になり、勝手に知名度が上がっていきます。

なめらかネームの女優運と人気運、更に「身体(顔)で稼ぐ」タイプという特性も発揮されていたのです。

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光浦さんがそうして活躍していた頃、世間ではよく

光浦靖子ってコンビ組んでるらしいけど、相方って誰?」と言われていました。

無理もありません。大久保佳代子さんは「めちゃイケ!」開始当初はレギュラーではなく、テレビにもほとんど出ていなかったのです。それどころか芸能活動も休止状態で、ほぼ普通のOLとして働いていました。 

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リターンネームはあまり前に出たがらない方が多いという事でしたが、あまりにも出なさ過ぎです。

母音ではなく文字で見た時に「お・か・き」の3文字のどれかが入る名前を“お・か・きネーム”といい、自分に厳しくなる方が多いのです。

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大久保佳代子(おくぼよこ)さんは「お」と「か」の2文字が入っています。「私の様な地味な女はテレビに出るべきではない」と思っていたのかも知れません。(筆者の勝手な想像です。)自分に対する厳しさも、OLの仕事のほうに向けてしまっていたのでしょう。

 

めちゃイケ!」開始から3年ほど経った1999年頃に、番組の企画で「オアシズ復活」が成され、ようやく不定期で出演する準レギュラーの様な形で番組に参加するようになりましたが、やっと光浦さんの相方として認識された程度で、なかなか知名度は上がりませんでした。大勢のタレントが出演するような賑やかな番組では、彼女の本領が発揮出来なかったのです。

しかし、他の番組にゲスト出演するようになってから彼女の運命が大きく変わり始めます。いざ1人で喋る機会を与えられると、リターンネームの特性であるトークの上手さ・面白さが発揮され、かなり遅咲きの大ブレイクとなったのです。 

そして2013年には最もブレイクした芸人に選ばれ、今やバラエティーに欠かせない存在になりました。

 

実は大久保さんと非常によく似たタイプが、ずん飯尾和樹(いいおかずき)さん(リターンネーム)です。

まだ無名だった頃に1度「笑っていいとも!」のレギュラーに大抜擢されたのですが、その時は活躍も出来ず注目もされないままいつの間にか降板し、世間からも忘れられてしまいました。しかし、それから数年後「現実逃避シリーズ」ネタやトークの面白さが受けて、実力を伴った確かなブレイクとなったのです。やはりリターンネームはなめらかネームに比べると人気運が弱いため、世間に実力が認められるのも時間がかかるようですね。

 

オアシズは一応コンビも継続していますが、圧倒的に個人での活動を目にする機会が多いのは、2人の名前による特性の違いからくるものだったのです。

大久保さんは最近、仕事でもプライベートでもいとうあさこさんと密に繋がっているようですが、真の「オアシズ復活」はあるのでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。