勝手にお名前診断 (第52回)※2020.12.22改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第52回目の今日は松田聖子さんです。
本名は蒲池法子(かまちのりこ)といいます。
(苗字は神田(かんだ)、波多野(はたの)と変わり、現在は河奈(かわな)になりました。)
「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、分かりやすくする為にローマ字にしてみましょう。
ローマ字で書くと MATSUDA SEIKO となります。
苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「せ」、
フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「こ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
しかし全体を見るとA、I、U、E、O、5つの母音が全て入っています。
このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。
このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。
昨日紹介した山口百恵(やまぐちももえ)さんや安室奈美恵(あむろなみえ)さんもそうですね。
◉夢を生きた少女
ある少女がこんな事を言いました。
「私、大きくなったら芸能界に入って歌手になるの。
それも出す曲全てオリコン1位になる程の人気アイドルよ。
そして憧れの先輩歌手と出会って恋に落ちるの。
でもそれは禁断の恋と言われ、2人は別れてしまう。
だけどね、その後映画で共演した俳優さんと結婚するのよ。
その旦那さんとの間に赤ちゃんを授かるの。可愛い女の子よ。
私は出産と育児の為に一時休業するんだけど、ファンの復帰を望む声が高まって、ママになってもアイドルを続けるの。
そして娘も歌手になって、一緒にコンサートを開くのよ。素敵でしょ?」
もしあなたが小学生の頃、クラスメイトにこんな事を言う子がいたとしたら、あなたはどう思ったでしょう。
きっと「そんなの夢だよ。」「出来っこないよ。」と諭したのではないでしょうか?
いやひょっとしたら、ここまで具体的ではなくとも、子供の頃に似たような事を考えていた方がいらっしゃるかも知れません。
一口に語ると妄想と取られても仕方がない、嘲笑されても仕方がない、そんな夢物語を現実に生きた方がいました。それが松田聖子さんだったのです。
郷(ごう)ひろみさんの大ファンだった蒲池法子という少女は上京して歌手になり、松田聖子という芸名を与えられます。
デビューして3枚目のシングルで早くもオリコン1位を獲得すると、その後も24作連続で1位を記録し続けました。(2010年に浜崎(はまさき)あゆみさんに破られるまでは女性ソロ歌手トップ)
郷ひろみさんとの交際が世間を賑わせましたが破局が報じられ、間もなく映画で共演した俳優神田正輝(かんだまさき)さんと結婚し、一時休業します。
そしてその間に産まれた一人娘の沙也加さんが成長して芸能界に入り、ママドルとして復帰した聖子さんとコンサートで共演します。
それが現在の神田沙也加(かんださやか)さんなのです。
かなり簡略的にまとめましたが、これは全て現実です。こんな夢物語の様な出来事が本当に起こったのです。しかもその物語は40年経った今も続いているのです。
◉もう1つの1位記録
松田聖子さんはオリコン1位を連続で獲得していた一方で、常に女性週刊誌に名前が載り続けていました。
その仕草や立ち振る舞いは“ぶりっ子”(元祖)と言われ、ヘアースタイルを真似する女性が街に溢れ、当時のアイドルも皆同じ髪型をしていました。
(俗に言う「聖子ちゃんカット」)
前述の郷ひろみさんとの交際の噂に始まり、神田正輝さんとの結婚・離婚、歯科医・波多野さんとの「ビビビ婚」などスキャンダル も数知れず、良くも悪くも聖子さんの知名度は上がっていきました。聖子さんの一挙手一投足に世間が大騒ぎしていた時代があったのです。正にスーパーアイドルの証しですね。
2020年10月時点での人名索引総合ランキング(雑誌に名前が載った件数の累計)では見事1位に輝いています。
2位以下は小沢一郎(おざわいちろう)さんや田中角栄(たなかかくえい)さんなどの政治家や、長嶋茂雄(ながしましげお)さんなどですので芸能人ではダントツのトップです。そんなスキャンダルさえ味方にする力が聖子さんの魅力でもあったのです。
もちろん歌手としての魅力もありました。
松任谷由実(まつとうやゆみ)さんが手掛けた「赤いスイートピー」ではその歌唱力が評価され、彼女の代表曲の1つとなりました。
英語の歌詞に挑戦した「SWEET MEMORIES 」はCMソングに起用され、当時シングルのB面であったにも関わらず、その後多くのアーティストにカバーされています。
また「天使のウインク」や「時間の国のアリス」など、メルヘンの世界をそのまま歌にした様な楽曲も、透明感と艶のある歌声で見事に表現しました。
ただヒット曲に恵まれた訳ではなく、唄いこなす実力を持っていたのです。
そしてデビュー40周年を迎えた今年、初のライブ配信を行うなど今もなお精力的に活動されています。(斜体文字が加筆した部分です)
正しく「永遠のアイドル」と呼ぶに相応しいでしょう。
ロイヤルネームだけでも充分という感じですが、文字で見ると名前に「松(まつ)」という音が入っています。
この様なお名前を“まつ入りネーム”といい、松任谷由実さんやダウンタウンの松本人志(まつもとひとし)さん、B’zの松本孝弘(まつもとたかひろ)さんなどの様にカリスマ的存在になる方が多いのです。
松田聖子さんも今やアイドル界のカリスマ的存在となり、“神様”とすら呼ばれて崇められていますよね。
もしあなたの周りに「歌手になりたい」とか「アイドルになりたい」という人がいても、決して「無理だよ」なんて言わないであげて下さい。
こんな夢物語を実現した、生きた見本がいるんですから。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。