矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

小泉今日子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第54回)※2020.12.24改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第54回目の今日は小泉今日子さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKOIZUMI  KYOKO となり、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

小泉今日子さんも類に違わず、

なんてったってアイドル秋元康作詞)

木枯しに抱かれて高見沢俊彦作詞・作曲)

「GOOD MORNING-CALL」小室哲哉作曲)

「学園天国」フィンガー5のカバー)など、

話題性にも事欠かないヒット曲を連発していました。

 

また女優としても数々のドラマや映画に出演しましたが、

「クライマックスご一緒に」(ドラマ『あんみつ姫』主題歌)

「The Stardust Memory」(映画『生徒諸君!』主題歌)

「あなたに会えてよかった」(ドラマ『パパとなっちゃん』主題歌)

潮騒のメモリー(ドラマ『あまちゃん』挿入歌)

更にCMでも、

「見逃してくれよ!」クノールカップスープCMソング)

と、ことごとく曲のヒットに結びつけていました。

これこそリターンネームの成せる業なのです。

 

小泉今日子さんはアイドル豊作の年と言われた1982年デビューの、いわゆる“花の82年組”の1人です。とは言うものの、昨日紹介した中森明菜(なかもりあきな)さん同様、人気の上では一歩抜きん出ていた感があります。

松本伊代(まつもといよ)さん、早見優(はやみゆう)さん、(ほり)ちえみさん、石川秀美(いしかわひでみ)さんなど、同期の人気女性アイドルは一時期元シブがき隊の布川敏和(ふかわとしかず)さんがテレビで語っていた「当時のアイドルの暴露話」によく名前が登場しましたが、中森明菜さんと小泉今日子さんの名前がほぼ出なかったのは、やはり1クラス上の次元にいたからなのです。

 

◉誰からも好かれる存在

 

私は「小泉今日子さんが嫌いだ」という人に会った事がありません。

具体的にどういう事かと言うと、昨日の記事でも触れたように80年代のアイドルブームの頃、世間は聖子派と明菜派のほぼ真っ二つに分かれていました。

当然お互いのアンチ派になる訳で、松田聖子(まつだせいこ)さんのファンの前で中森明菜さんの話をすると嫌な顔をされましたし、明菜さんファンの前で聖子さんの話は「禁区」だったのです。

しかし、双方のファンの前で小泉今日子さんの話をすると、「小泉今日子は良い。」との返事が返ってきました。聖子さんと明菜さんは明と暗、陽と陰と言っていい程対照的なアイドルでしたが、小泉今日子さんは両方のファンから好かれていたのです。

 

また当時他のアイドルがこぞって真似をしていた「聖子ちゃんカット」から、事務所に無断でショートカット(しかも裾を刈り上げ)にするなど、大胆な生き様は女性からも支持され、

万人に好かれるアイドルとなっていきました。

そして「KYON2」(キョンキョン)という愛称も人気を後押しした事は、当ブログとしてはどうしても付け加えておかなければいけません。芸能人にとって、浸透しやすい愛称がある事は名前が2つある様なものですので、絶対に有利なのです。

 

小泉今日子さんは芸能人との交友関係も広く、正に誰からも好かれる存在です。

今やアイドルという言葉は乱用され、何十人といるグループの末端(3軍だか4軍だかの、1度もテレビに出た事の無い方)でもアイドルと呼ばれたり、地下アイドルなどという「言ったもん勝ち」の“自称”アイドルが増え続けていますが、

なんてったってアイドル」という歌をヒットさせた小泉今日子さんは伊達ではありません。そんな歌詞に説得力を持たせるどころか、誰も文句の付けようのない、“真のアイドル”と言える存在だったのです。

 

更に文字で見ると「いずみきょう」と、「こ」という文字が2つ入っています。

この様なお名前を“ワンモアネーム”といいます。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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女性で“ワンモアネーム”の方は松嶋菜々子(つしななこ)さんや小池栄子(いけえい)さんの様に結婚後も人気が持続する傾向があります。

小泉今日子さんは結婚、離婚後も人気がほぼ衰える事なく、常に一線で活躍し続けている印象がありますね。

一時的に人気者になっても2〜3年で消えていく芸能人もたくさんいる中で、“真の人気”とは何かを教えてくれている様な気がします。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。