矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ダチョウ倶楽部(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第63回)※2021.1.2改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第63回目の今日はダチョウ倶楽部の3人です。

 

この「勝手にお名前診断」は1人ずつか、コンビの場合2人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき3人まとめての紹介となります。

 

それぞれのお名前は

肥後克広さん、寺門ジモンさん、上島竜兵さん。

寺門さん以外は本名(上島さんの「竜」の字は本名では「龍」で、読みは同じ)です。

 

3人まとめてローマ字にしてみましょう。

 

肥後克広 =HIGO  KATSUHIRO

寺門ジモン=TERAKADO  JIMON 

上島竜兵 =UESHIMA  RYUHEI

 

3人とも苗字の最後の文字と下の名前の最初の文字、フルネームの最初の文字と最後の文字の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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そして3人ともアイウエオに母音が1つずつ足りないので“ロイヤルネーム”でもありません。ただの“ノーペアネーム”です。いや3人いてこのケースは珍しい。

 

またトリオ名も“リターンネーム”ではないのでレギュラー運が弱く、ここ数年地上波で毎週放送のレギュラー番組は皆無です。

 

ではまずリーダーの肥後克広さんから。

もともとダチョウ倶楽部は4人でスタートしたのですが、リーダーだった南部虎弾(なんぶとらた)さん(現:電撃ネットワーク)が脱退した為3人になりました。

そこで年齢的には1番若いながらも身長が高く、真ん中に立つと何となく見映えが良いからという程度の理由だと思われますが、二代目リーダーに選ばれてしまいました。

まずリーダー向きのロイヤルネームでない為、リーダーらしさはありません。

司会者、俳優向きの“なめらかネーム”でもないのでMCはもちろん、俳優業もほとんどオファーがありません。

話し上手なリターンネームでもないのでフリートークも下手な上に天然ボケもひどく、親交の深い有吉弘行(ありよしひろいき)さん曰く、「実は上島竜兵よりポンコツ。」と言われる程です。

それでもリーダーを任されたのはお仕着せ以外の何物でもありません。

 

続いて寺門ジモンさん。

この方だけが芸名を名乗っていますが、何故「ジモン」なのか分かりますよね。

苗字の「寺門」を音読みすると「ジモン」になるからです。

(余談ですが、最近バラエティーで活躍中のファーストサマーウイカさんが名前の由来を聞かれて「初夏(ういか)という本名を英語にして繋げました。寺門ジモンさん方式です。」と言ったところ、周りのタレントがキョトンとしていました。ジモンさんてそんなに関心持たれていないんでしょうか?)

 

本名は寺門義人(てらかどよしひと)という“なめらかネーム”です。

だから身体鍛えるの好きなんですね。なめらかネームは「身体で稼ぐ」タイプですから。

でもノーペアネームの芸名が邪魔しているせいか、本業のお笑い以外の道に走りがちです。

いやこの方は走りがちと言うよりガチで走っています。

グルメ(肉には特にうるさい)や、クワガタの採集、自然の中での生活やサバイバルにも造詣が深く、ネイチャージモンと異名を取るほどです。

あまりにも趣味嗜好に力を注ぐあまり、たまにバラエティーに出演すると空気が読めないという弊害が起こってしまいます。この方の本業って何なのでしょうか?

 

最後に上島竜兵さんですが、ある意味この方が一番名前の特性を有効に発揮している気がします。

ノーペアネームは「不安定」(ジモンさんの様に本業以外に走りがち)や、「レギュラー運が弱い」(関根勤さんや高田純次さんの様に)などマイナスの特徴もありますが、「新ジャンルを開拓する」や「ギャグを編み出す」などプラスの面もあります。

上島さんは出川哲朗(でがわてつろう)さんと並ぶ“リアクション芸”の開拓者です。まあ肥後さん、ジモンさんとの共同作業ではありますが、ダチョウ倶楽部のリアクション芸と言えば、上島さんがその代表でしょう。

 

文字で見ると うえしまりゅうへい と、「うえ」という音が入っているのがよく分かります。

この様なお名前を“うえうえネーム”といい、グループ出身で芸能界に生き残る(母体のグループが人気が下降したり解散した後でも)方が多いのです。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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そして3人での共同ギャグ「聞いてないよぉ」や「じゃあ俺がやるよ・・・どうぞどうぞ。」以外に個人でも「くるりんぱ」や「ポイントゲッター」、キス芸(?)やジャンプ芸(床を強く踏むと周りの人がジャンプする)などの多彩なギャグを開発しています。

 

ただそれらのギャグがあまりに使い勝手が良い為、本人が居ない所で(無許可で)使われてしまうのがたまに傷です。もし権利を取って使用料が支払われたなら相当な額になるのではないでしょうか。

まあそうやって他のタレント達に使われているお陰で、毎週のレギュラー番組が無くてもダチョウ倶楽部の存在感が保たれていると言えるでしょう。

 

以上、3人とも同じ名前タイプという事でまとめて紹介しましたが、改めて思うのはやはり個別で紹介する程ではなかったですね。記事のボリューム的にも丁度良かったと思います。

 

「ヤァーッ!」や「つかみはOK!」などのギャグが流行り、一番ノリに乗っていた頃には冠番組もありましたが、やはり喋れる人がいない為に番組はすぐ終了し、それ以降ほぼレギュラーの無い不定期出演です。最近では新商品や新作映画の紹介イベントに出演した模様が、ワイドショーなどで紹介された時しか見かけない様になってしまいました。

 

志村けんさんが亡くなって、不定期ながらもレギュラーだった「バカ殿様」や「だいじょうぶだぁ」も終わってしまい、今後がますます心配です。

 

それでも熱湯風呂やおでん芸などで強烈なインパクトを残すあたりは、「流石リアクション芸の開拓者だ。」という事で締めておきましょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。