矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ロバート(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第65回)※2021.1.4改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第65回目の今日はロバートの3人です。

今回もトリオにつき、3人まとめての紹介となります。

それぞれのお名前は秋山竜次さん、馬場裕之さん、山本博さん。

3人とも本名です。

 

3人のお名前をローマ字にしてみましょう。

 

秋山竜次=AKIYAMA  RYUJI

馬場裕之=BABA  HIROYUKI

山本博 =YAMAMOTO  HIROSHI

 

3人とも苗字の最後の文字と下の名前の最初の文字、

フルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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そして3人ともアイウエオに母音が足りないので“ロイヤルネーム”でもありません。ただの“ノーペアネーム”です。

個人名で見ると一昨日紹介したダチョウ倶楽部と同じです。

しかしトリオ名が“リターンネーム”(しかもスピード出世の「オ」)ですので、結成間もない内に「はねるのトびら」のレギュラーになりました。 

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もともと秋山さんと馬場さんが組んでいたコンビにツッコミとして

板倉俊之(いたくらとしゆき)さん(現:インパルス)が加入しゼナイルというトリオで活動していた時期があったそうですが、板倉さんがボケをやりたいと脱退した所へ、山本さんが取り入ってロバートになったそうです。

 

各々の紹介の前に“ノーペアネーム”の特性を簡単に紹介しておきましょう。

①本業以外に走りがち。

②不安定になりがち。

③俳優業・司会業には向いていない。

トークは上手くない。

⑤新ジャンルを開拓する。

 

この5つを頭に入れておいて頂ければこの記事は3分で読めます。

 

ではまず馬場裕之さんから。

この方は正に①の本業以外に走っています。

自他共に認める料理好きで、その腕前もプロ級。野菜も栽培して調味料も自分で作り、レシピ本を出版するなど、今や仕事はほぼ料理関係です。

あと③、④は言わずもがなでしょう。

 

続いて山本博さん。

先述の通り後から加入した山本さんですが、それまでにも相方を取っ替え引っ替えし、コンビを組んでは解散を繰り返していたそうです。②の不安定に該当しますね。

この方も③、④については言わずもがなでしたが、ある番組の企画でプロボクサーのライセンスを取得すると、本格的にボクシングに打ち込む様になり、挙句の果てにロバート山本というリングネームを名乗り、見事デビュー戦に勝利しました。

①の特性も発揮されたという訳です。

 

うーん、ここまでお笑いの“お”の字も出ていませんね。このままだと何の記事かも分からないので、最後はこの方に締めて頂きましょう。

 

秋山竜次さんです。

こんな2人を相方に持ってしまった為、何とかしてお笑いの道を進もうと孤軍奮闘しています。

しかしノーペアネームの性質上、モノマネとは名が付くものの従来の型にはまらない芸を編み出します。

それが梅宮辰夫(うめみやたつお)さんの顔写真を使った“体モノマネ”で、ピンでの活動の起爆剤となりました。⑤の特性が発揮されたのです。

他にもYou Tube“クリエイターズ・ファイル”なるものを展開し、様々な職種の(架空の)キャラクターになりきり、展覧会を開いたり書籍を出版するなど完全に独自の道を歩んでいます。

実は③、④についても他の2人よりはましという程度で、ピンでのレギュラー出演番組もないのが現状です。俳優業のオファーが少ないのはヘアスタイルが原因とも考えられますが、“体モノマネ”をやる時に顔写真から髪がはみ出さない様にする為、長髪にしているそうです。

お笑い優先の姿勢が仇となっているなら致し方ないでしょう。

 

以上、3人とも同じ名前タイプという事でまとめて紹介しましたが、本当にお笑い芸人らしい事をやっているのは秋山さんだけですね。馬場さんと山本さんは最早副業でコントをやっているという感じです。それでも秋山さんが2人に見切りを付けず、ロバートとしての活動を続けているのは、やはりトリオ名が結束力の高いリターンネームだからでしょうか。

 

・・・と、前回はここまでだったんですが、2回目という事で文字でも見てみましょう。

秋山竜次(あやまりゅうじ)さんと馬場裕之(ばばひろゆ)さんは「き」が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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秋山さんは“自分への厳しさ”で、たった1人でもお笑いの道を進む覚悟で頑張っていますね。馬場さんは料理に対しては厳しいかも知れませんが、自分に厳しいとは言えないので“お・か・きネーム”の特性が他の名前タイプの特性にかき消されている気がします。

苗字が「ばば」と同じ文字が続くので“連チャンネーム”でもあり、覚えてもらいやすいので人気が出やすい名前でもあります。

ロバートがテレビに出始めた頃は緑色に染めた髪がインパクトを与え、「馬場ちゃん」という愛称も相まってなんだかんだで1番人気があったんじゃないでしょうかね。

でも何か腑に落ちない、何でしょう?

・・・分かりました。

もう一度ローマ字で見てみるとBABA  HIROYUKIと、

苗字の最初と最後、下の名前の最初と最後が同じになる“スライドネーム”でもあったんです。

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いんですねぇ。その特性が先に立って、お笑いタレントから料理人に転向したのでしょう。これで納得です。

 

以上、文字で見る事で記事に深みが増しました。ちゃんと名前に現れているんですねぇ。

え?山本さん?・・・文字で見ても特に変わりはありませんでした。

それが証拠にボクサーデビューも36歳だったので長続きはせず、一時的なものだったので路線変更とは言えませんでしたから。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。