「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
「あぁ、そう言えばもう金曜日ですね。」
『もう“半休載ボケ”で忘れたとは言わさねぇぞ。』
「もう大丈夫ですよ。先週ちらっと言いましたけど、今回は新垣結衣さんが当てはまる法則をクイズにしてみました。」
それでは早速ですがクイズです。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
『おっ!今回は女優特集か。』
「最初の3人は、ですけどね。」
『天海祐希と言えばあのドラマだな。「いい加減目覚めなさい・・・
「あぁ、例の名ゼリフですねぇ。」
もうお昼ですよ。』
「いやその“目覚める”じゃないんですよ。寝起きが悪い亭主を起こそうって話じゃないですから。」
『タイトルが「女王の氷結」だったかな?』
「うーん、ドラマとCMがごっちゃになってます。それに天海祐希さん“氷結”じゃなくて“ストロングゼロ”ですから。」
『「アナと雪の女王」だったっけ?』
「“氷”と“女王”に引っ張られてるじゃないですか。」
『皆さん、パート2でオラフの声が何で代わったか知ってますか?』
「その話ここでします?」
『電気ストーブのヒエール瀧っていう人がですね・・・』
「電気グルーヴね。電気ストーブでヒエールはどっか故障してるみたいだから。」
『大麻(タイマー)を使い過ぎてこわれちゃったんですよ。』
「え?どっちの話してます?」
ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。
天海祐希=AMAMI YU−KI(“ゆき”ではなく“ゆうき”)
安達祐実=ADACHI YUMI
『同情するなら金をくれ!』
「これは安達祐実さんの名ゼリフですねぇ。」
『同情するだけでお金を貰おうなんて、アマ〜い!』
「それは元旦那さんのやつでしょ。」
ヒント2:苗字の最後と、下の名前の最初の部分に注目して下さい。
『“ガッキー”もドラマが流行りましたね。「逃げるは恥だがヤクに勝つ」っていう・・・。』
「まだヒエール残ってんな!“役に立つ”でしょ!」
『エンディングのダンスもブームになりまして、こいこいダンスっていう・・・。』
「“こい”1個多いんですよ、それだと花札みたいになっちゃうんで。・・・て言うか有作さん、前こんなにボケ倒してましたっけ?」
『いやこのブログに出てなかった2ヶ月間、You Tubeでナイツの漫才ばっかり見てたから。』
「それで先週も堀北真希さんの事を“ホリッキターマキ”って言ってたんですか。影響受け過ぎでしょ?」
ヒント3:今回はひらがなのほうが分かりやすいかな。
天海祐希 = あまみ ゆうき
安達祐実 = あだち ゆみ
新垣結衣 = あらがき ゆい
『“なめらかネーム”じゃねぇな?』
「第2弾にも載せていない初出しの法則ですよ。」
『そんな事よりよぉ、世間じゃ新型アルファードのせいでまた緊急事態だっつって大変らしいぜ。』
「新型コロナね。TOYOTAの車種違いです。・・・このパターンいつまでやるんですか!」
『コロナが収束するのが先か?俺がTOYOTAの車種言い尽くすのが先か?皆さんはどっちだと思いますか?』
「私のクイズの途中で変なクイズ出さないでください!」
はい、シンキングタイム終わりですよ〜。
皆さんもう分かりましたか?
では正解を発表しましょう。
正解は苗字の最後と、下の名前の最初の文字がくっ付きやすいという点です。
『くっ付きやすいって何だよ!?』
「苗字の最後が「イ」の段の文字(いきしちに ひみいりい)で終わっているので、「ゆ」を小さくするとくっ付いて拗音(ようおん)になるんです。」
『もっと分かりやすく説明しろ!』
では天海祐希さんのひらがな表記をもう一度見て頂きましょう。
あまみ ゆうき となっていますね。
「いいですか?いきますよ。」
あまみ ゆうき
「“ゆ”を小さくしてみましょう。」
あまみ ゅうき
「すると・・・あら不思議!」
あまみ ゅうき
「だんだん近づいて・・・」
あまみゅうき
「ほーら、くっついたー!」
『何だこれ?』
「こうして磁石の様にくっつくんですねぇ。」
『いやお前のさじ加減だろ!』
新垣結衣さんでもやってみましょうかー?
あらがき ゆい
「“ゆ”を小さくしてみましょう。」
あらがき ゅい
↓
あらがき ゅい
↓
あらがきゅい
「ほーら、くっついたー!」
『何を見せられてるんだ?俺は!』
要するに下の名前の最初が「ゆ」なので、小さくすると「み」や「き」とくっ付いて「みゅ」や「きゅ」になるんです。
安達祐実(あだち ゆみ)さんも同じです。「ち」と「ゆ」がくっ付いて「ちゅ」になりますね。
『だから何?』
「なめらかネームは苗字の最後と下の名前の最初が同じ母音だから、繋がりやすくて言いやすかったでしょ?それと同じで繋がって1つの文字(音)になるくらい相性が良いからフルネームで呼ぶ時に言いやすいんですよ。」
天海祐希さんは宝塚のトップスターから通じて女優として一線で活躍し続けていますし、安達祐実さんは子役時代から「家なき子」の主役などで有名になって、結婚・離婚・再婚を乗り越えて今また女優業に復帰しています。
新垣結衣さんも若手女優がひしめく芸能界で、しっかりと人気を保ち続けているじゃないですか。
皆さん「ゆう」や「ゆ」が付くので女優業に強い“ゆうゆうネーム”でもありますが、なめらかネームではありません。
でも苗字と下の名前がくっ付きやすい事でなめらかネームと同等かそれ以上の効果があると思われるのです。
という訳で、この様なお名前をくっ付きやすい事から“ジョイントネーム”と呼ぶ事にします。
『“ジョイントネーム”はいいけどよぉ、先週の“ノブナガネーム”といい、何とかネーム増やし過ぎじゃねぇか?』
「そうですかねぇ?」
『その内、“エロ線”みたいに“エロネーム”とか言い出すんじゃねぇだろうな?』
「そんな、島田秀平(しまだしゅうへい)さんみたいな事しませんよ!」
他に俳優では水谷豊(みずたにゆたか)さんや竹野内豊(たけのうちゆたか)さん、
女優では新木優子(あらきゆうこ)さんや、懐かしい方では荒木由美子(あらきゆみこ)さんも該当します。
『燃えろ!アタック!』
「あぁ、そのドラマに出てた人です。」
『🎵ボールになって〜、飛んでくる〜、悲しみが、苦しみが〜、
知ってる人は一緒に歌ってね〜!』
「いやこれ知ってる人は少ないと思いますよ。」
※備考:ドラマ「燃えろアタック」は中国でも放送され視聴率80%を越える大ヒットを記録しました。
『俺も1人見つけたぞ。元体操選手の池谷幸雄(いけたにゆきお)だ。』
「あぁ、竹野内豊さんといい、池谷幸雄さんといい、“ロイヤルネーム”でもありますね。」
『あ!言い方間違えた、体操選手のー!だった。』
「そんなオラキオさんみたいに言わなくていいです。」
あとアイドルから女優になった人では高橋由美子(たかはしゆみこ)さんや大西結花(おおにしゆか)さん、早見優(はやみ ゆう)さんなどが該当します。
『何を言う!早見優!』
「とうとう村上ショージさんのギャグにまで手を出したか。あのぅ、せめて「夏色のナンシー」とか、歌にして貰えませんか。」
『🎵鯉(こい)かな〜?鯉じゃな〜い!鯛(たい)かな〜?鯛じゃな〜い!』
「鯉と鯛は見分けつくでしょう。」
まぁ今のところ見つかっている方だけでもこれだけの方がいらっしゃいますので、長く芸能界で成功し続ける可能性のある名前と(一部を除いては)言えるのではないでしょうか。
まだまだ他にもいらっしゃると思いますので、皆さんも探してみて下さい。
この人もそうだろっていう人(特に大物)がいたら教えて下さいね。
『ドゥーン!』
「あの人はまた発作が出たみたいなんで、ほっといて終わりにしましょう。」
『牛丼、おいどん、西郷ど〜ん!』
えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
(この本に今回の法則は載っていません。)
『それでは皆さん、村上ショージさんをよろしくお願いします。』
「いやナイツの漫才の終わり方!・・・いい加減にしろ。」
ではまた次回をお楽しみにー。